2016年7月21日木曜日

エージェント手数料も含めた、就労もできる永住権申請はいくらかかるのか比較してみる~フィリピン、パラグアイ、NZ~



富豪でなくても現実的に取れる海外永住権というのがある。しかし言語も違う中、自分でやるのは結構ツラい。また、コネ社会ではコネを使わないと実質的に取れない場合もある。

よって申請は役所に払う以外に、エージェントの費用も見ておいたほうがいい。

最近ちょこちょこエージェント関係の情報を得たので、フィリピン、パラグアイ、NZの永住権についてまとめておこうと思う。永住権というのはリタイアメントと違い、就労もできるもののことを言う。

ちなみに全てネットの伝聞である。必ず自分で確認をお願いしたい。

というか全てにおいてその自覚がないと、海外移住はおろか日本に住み続けるのも現実的ではない。そういう時代であると思う。

■フィリピン、仕事もできるクォータ・ビザ
フィリピンというと35歳から取れて、2万ドルの預託で取れるSRRV(Special Resident Retiree's Visa、つまりリタイアメント・ビザ)が有名なのだが、これはリタイアメントであるだけに働くということができない。

では就労は絶対ダメなのかというと、実は就労もできるビザというのも存在する。リタイアメントではなく移民のイメージだ。

それがクォータ・ビザと呼ばれるもので、年間50人だけが取れるという。面接してフィリピンに必要な人と認定されないと取れないのだが、面接で落ちるということはまずないらしい。

またお金的にもかなり有利で、SRRVだとビザを維持するために2万ドルをずーーっと預けとかないといけない。しかしクォータ・ビザだといったん5万ドルを見せ金として数ヶ月間預金しておくだけ。その後は引き出しても日本に送り返しても大丈夫なのである!

さらに年会費もいらない。SRRVだと毎年$360支払わねばならないのだ。

しかしフィリピンはコネ社会。こんな年間50人などという関所には、コネがないとアクセス自体できない。

そこでエージェントの出番となるわけだが、どこかで見たのは手数料なんと150万円(!)。なかなかのお値段だ。こういうエージェントではなく、お役所のキーマンにコネを作って手数料を払うという手もあるらしいが、その場合でも5~60万円程度はかかるようだ。

就労できて、年会費もなく年1度手続きするだけという、移民関係ではある意味最強のビザなのだが、金銭的ハードルは非常に高い。

安いコースを狙ってお役所にコネを作るにしても、フィリピンでしばらく住んでないと難しいわけで、なかなか考えこんでしまう。

誰か自分で手続きした人、いませんか?やりようがないのか聞いてみたいと思う。

ちなみにSRRVのほうは「自分で全然できる」と自分で取った知り合いが言っていた。でもフィリピンは金利も2%を切るくらいでそんなに高くないので、やはりお金を稼げないのはツラい。

フィリピンにおける銀行預金金利の比較

現地に長く住むなら仕事もしないと世界が広がらないだろうしなー。貧乏暇無しは実はいいことなのだな。

逆に貧乏暇有りが最悪ね。つい使ってどんどんカネなくなり、焦って現実逃避に夜の街に出かけたりしてまたカネなくなると思われる( ̄▽ ̄

ああ貧乏が前提( ̄▽ ̄

■パラグアイの永住権申請
最近ネットで、パラグアイで永住権取得支援をしてる人からいろいろ聞くことができた。

その人によると、永住権の申請自体に$500~600くらいかかるという。またそれ以外に銀行に3ヶ月間、$5,000の預金が必要。銀行に預ける見せ金がフィリピンと一桁違うのが目を引く。

自分でやれるかどうかは分からないのだが、何しろスペイン語圏なので役所で英語すら通じない可能性が高い。

そこでこの人にエージェントを頼むと、永住権支援の支援に$500でやってくれるという。これはすごく良心的な値段。だいたいこういうのって日本円にして最低20万とかかかるのが普通な気がするから。

上に書いたフィリピンと比較するといかに良心的かわかると思う。ちなみに昔この手の代行業は$1,500だったという。

さらにパラグアイではセドラーという身分証明書があるらしく、これを常に携帯しなくてはいけないらしい。この取得支援も$70とのことであった。

この永住権とセドラーを両方取得すれば、就労も起業も可能らしい。パラグアイ、日本からの遠さが気にならない人にはかなり有力な選択肢であると言えるだろう。

これもなー、自分でやった人がいたら話を聞いてみたい。実際可能なのか、英語でもできないか、等々。。知ってる人いたらぜひご連絡下さいm(_ _)m

■NZ永住権は自分でできそう
最後に一つ、エージェントを入れないでできそうなケースも書いておく。

NZの永住権は、実際に取った知り合いに聞いた限り、自分で頑張れば手続きできそうである。英語圏なので、パラグアイに比べれば多くの日本人にとって言葉の問題が小さいだろう。

また手続き中、移民局から細かなチェックで電話がかかってくるらしいのだが、移民局の人はかなり親身に話を聞いてくれるという。どうやったら通してあげられるか考えてくれる、実にありがたいですね。

この手続きにかかるお金は、↓にも書いたが$500+$1,800で$2300(NZドル)かかる。しかしオフショア、つまり日本に居ながらにして申請すれば日本とは協定を結んでいるので無料である。

ニュージーランド永住権、最初の一歩を踏み出すための基礎知識――これからNZ移民の話をしよう(1)

ただ、この移民局への申請以前に、自分の学歴などを証明する必要がある。NZで認められている大学の、認められている学部であれば卒業証書だけで自動認定されるのだが、そうでない場合には個別に認定機関に認定してもらわなければならない。自分も大学自体は認定されてるのだが研究科が新設なので自動認定はしてもらえなそうだ。

認定機関についてはここに書いたが、

就職したくない人の、オフショア申請でポイントを積み増す方法――これからNZ移民の話をしよう(3)

NZQAという機関がそれにあたる。EOI(申請の第1段階)で$138、本申請時の審査で$746かかる。これがオフショアなら無料になるかは分からない。でも申請そのものではないので払うしかないのかな?と思っている。

先進国の技能移民はこういう学歴や職歴の証明がかなりめんどくさい。審査申請も面倒だが、それ以前に英文でこれまで取った学歴や資格の証明をかき集めねばならない。

そんなわけで総額だが、オフショアでやるとしたら$138+$746=$884、NZに既に住んでる人はさらに$2,300上乗せの$3,184かかることになる。

そう聞くとオフショアでやりたいところだが、今のところオフショアはNZで内定があるとかいう人でないと実質取れないとも聞く。居住実態がないのに永住権だけ保持しとく、というのが最近は嫌がられているようだ。まあそれだと経済効果なさすぎるもんね。

■各国の申請費用を比較してみよう
そんなわけで日本円で、エージェント代も含めた費用を比較してみると、
  • フィリピン  50万円~150万円
  • パラグアイ 12万円弱
  • NZ    7万円弱~24万円弱
    ※$1=110円、NZD1=75円くらいを想定

となる。先に書いた通り、それ以外に銀行預金とかも必要な場合があるので注意。

一番めんどくさくなく、値段もリーズナブルなのはやはりパラグアイに思える。実際に向こうに調査に行った人も、書類揃えればフリーパスみたいに言っていた。俺も一度行ってみて、ここに住んでみたいと思えるか確かめてみたいなあ。

また、申請にはそれ自体にかかるお金以外に渡航費、滞在費もかかる。何度も行き来しないといけないかもしれないので、お金と時間をちゃんと作れるよう、計算に入れておきたい。

ちなみにその意味ではパラグアイはかなりキツい(^_^;)何回も行き来してたら軽く死ねるので、ビザランしながら取れるまで周辺に居続けるしかないかな?(^_^;)
スポンサーリンク