2017年1月5日木曜日

長期放浪で酷使するカバン・靴・ポケットを長持ちさせるには、100円グッズを併用するのだ



放浪が続く中で気付いたのだが、旅の間常に酷使されていて壊れてしまいやすいものがある。しかも毎日絶対に必要なので壊れると困る。

それがカバンと靴で、町歩きに持っていくデイパックは大きなカバンよりも休みなく使うし、靴も旅先に何足も持っていかないので基本的に同じものを履くはずだ。

また意外に定期的にダメになるものとして、ズボンのポケットがある。地味ながらこれも穴が開くと本当に困る。だってそこにはスマホとか財布が入ってるのだから!

自分はLCCで追加バゲージを買わずに済ませるため、軽量デイパックなどを使っているが、そういうのはやはり普通のものよりも壊れやすい。自分の使ってるやつではないが、軽量のデイパックとは例えばこういうの↓


これも200g台とものすごく軽く、旅向きなのだが、本来はメインのカバンが壊れたり足りなくなった時のバックアップのためのもの。耐久性はそこまで無いのであった。

だから本当に毎日使っていると、実感として3ヶ月くらいでヨレってくる感じがする。自分が買ったのは半年持たずにチャックが壊れました。

チャックが壊れた!ガーン!

安いものならLCCバゲージの節約分で買い替えてもお釣りが来るが、やはりもったいない。せっかく節約したのに、節約のために買った軽量カバンで相殺するんだと、なんだかなーという感じである(^_^;)

■普段使いに108円エコバッグ
そこで使えるのが100円グッズ!である。

カバンも靴も、毎日使うからすぐダメになるのであって、休み休み使えばずっと長持ちするのだ。すぐポケットに穴が開く東南アジアの安い服も、日々のダメージを減らせば長く使えるのである。

まずカバンに関しては、100円ショップで買えるエコバッグが使える。

長距離移動のときはやはり肩に掛けたり背負えてハンズフリーにできるデイパックがいいのだが、目的地に到着し、宿に荷物を置いたら、必要なものだけこれに入れて町歩きに出かけるのである。

最近は100円ショップでもこういうチャック付きのがあって、こういうもののほうがセキュリティ上良いと思われる。

チャック付きのが防犯によい

108円と侮ることなかれ、試しに中身の詰まったデイパックをそのまま丸ごと入れてみた↓のだが、


全部すっぽり入る収納力!普段使いには十分である。

ただそうは言っても所詮108円、作りはそう堅牢ではないので、あまり詰め込まず必要なものだけにするのがよい。自分はノートPCとノート、ペン、あとサイフくらいだろうか。

これを併用するだけで軽量デイパックの寿命は相当伸びるんでないかと思われる。またサイズ的にはLLで、それくらいでないと旅には小さ過ぎると思う。

■270円クロックスもどきがチョー使える
靴こそ毎日使い、酷使するもの。旅先でなければいくつかローテーションして休み休み使う人も多いんでないだろうか。しかし旅先では靴を2足なんて持ち歩いていられない。

かさばるし重いし、LCCの7kg制限を考えたらますます無理だ。そこで靴を長持ちさせるためにチョーおすすめなのがこれ。


100円ショップで買える250円税別のクロックスもどき。これは作りが簡素な分、非常に軽量でもあって、LCC手荷物7kg制限をクリアする上でもスグレモノなのである。

これを使うようになって靴が本当に長持ちするようになった。

ただこれも作りはヒジョーにちゃちいので、何かにつま先をぶつけると、素足と同じとは言わないもののかなり痛い。デコボコの東南アジアの道など特に気をつけていただきたい(^_^;)

ちなみに最近はこういう足先をカバーするタイプのスリッパが100円で売ってるのを発見し、こっちのが安いのでこれを使っている。


どちらを使うにせよ、数カ月も使うとどうしても底に穴が開く消耗品なので、どこかで室内で使うスリッパとなり、最終的に捨てることになる。

またビーサンでいい人はそれでもいいのだが、こういうのに比べるとビーサン、ペタペタして歩きにくいよ。

■ポケットを保護するカバーやキーホルダー
以前、バリのローカル服の記事で書いたけど、東南アジアの服は安い。そして脆い(^_^;)

何かというとどこかがほころびてくる。特に問題はポケット!ヒジョーに弱くて、3ヶ月もすれば穴が開いてしまう。

ポケットに大穴、それがローカル服の運命

東南アジアでは短パンを履くことが多いが、実際何べん買い直したかわからない。

東南アジアでは200~500円までくらいで安い短パンを買うことはできるから、金額的に痛くはない。ただその価格帯は古着屋が多いので、常にほしいサイズのが手に入るとは限らないのが困る。探すのが面倒なのである。

そのうちパッチワークもしてみたいが、それはそれで時間も手間もかかるわけで、やらずに済むに越したことはない。なのでポケットにダメージを与えないように工夫したくなる。

ポケットを保護するためには、服自体と言うより、ポケットに入れるモノのほうを対策するのが簡単だ。ポケットにダメージを与えるもの、それは鍵類と、スマホのようなカドのあるものだ。

まず鍵は毎日グサグサとポケットに刺さり、いずれ穴を開けてしまう。

これがザクザク刺さるのです
なのでキーホルダーはこういう、中に入れるタイプのものを使うとよい。

こういうやつ
一見ただのポーチのようだが、


ちゃんと中にキーホルダーがあるのだ!キーケースというらしい。

ちなみにシェムリアップのナイトマーケットでもそれらしいのが売っていた。お土産代わりに買うのもいいかもしれない。

値段交渉を忘れずに

またスマホのカドは穴の開き始めに要注意で、カドが小さい穴に入り込み、徐々に拡大していってしまう。
これくらい丸くても穴があると嵌ってしまう

最近のスマホは丸っこいのでまだマシだと思うが、それでもカドはあたる。なのでスマホカバーはスマホだけでなく、実はポケットを保護する上でも有用なのであった。

どう考えてもこっちのほうがカドはソフトタッチ

■ポケットに入れる重さを最低限にする
さらにポケットはなるたけ詰めすぎないよう中身を軽量化するのがいい。

鍵も上記のキーケースに入れるだけでなく、いらない鍵はカバンにしまって、持ち歩く必要のあるものだけにする。

そうするとポケットにかかる重さも減る。またいろいろポケットに入れてると小物は落としてしまいやすい(←何度も落としたひと(^_^;)

重さやデカさという意味では、カードや小銭がぎっしり詰まってイカ飯のようにパンパンの財布なども避けた方がいい。ぎっちり詰めるとやはりポケットにはダメージとなる。

そして代わりに必要なものだけ100円ショップの簡易な財布に入れて持ち歩くのだ。ポケットがスッキリ軽くなる。治安の悪いエリアではスリや強盗などの盗難リスクを下げる効果もある。

既にボロボロ(^_^;)

他にもいろいろ詰め込んでるなら、本当にポケットに入れねばならないか見直したほうがいい。細かいようだが、ポケットさんはマジで四六時中コツコツとダメージを食らわされているので、毎回のダメージが少し小さくなるだけで大きく違ってくるのである。

なんというか軽量化してポケットにかかるテンションが全然違うのを実感すると、ああポケットさんは今日も安泰だと安心するぞな(笑)

■実際どれくらい節約できるのか?
さて上に書いたように、カバンと靴と短パンが半年でダメになるとしたら、それぞれ安いやつで3,000円、3,000円、300円としても6,300円。年間12,600円かかることになる。

12,600円といったらバリで2ヶ月分の家賃が出るくらいの値段なのである!

それが

  • エコバッグ
  • クロックスもどき
  • スマホケース
  • キーケース
  • 財布

と、ほんの108円×4+270円=702円の投資で、そのコストがかからないのだから、これは大きい。100円グッズのほうを酷使して壊れたとしても、買い直すコストは格段に安い。

そのうえ全部安物だけにチョー軽量でかさばらないのも、実は旅人のために開発されたのではないかと思うほど。長期に旅する人には、ぜひ試していただきたいのである^^


関連リンク:

旅の100円グッズ総まくり!2017年秋・決定版



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