2018年5月31日木曜日

ウクライナ国境で泊まって、ルーマニア・スチャバへ国際バスで脱出!



ルーマニアに出るべく、ウクライナから同国へ唯一の陸路国境の町、チェルノフツィにやってきた。

ちょいっと町を見てすぐ出る予定だったが、あるトラップに引っかかり3泊することになった。

まあ街自体はのんびりして、でも賑やかな通りはけっこうオサレで、意外によかったので別にいいのだが、急ぐひとには問題だろうと思うので記録しときます(^_^;)


そんなわけで

  • チェルノフツィのおすすめ安宿
  • そこに潜むトラップ
  • ルーマニアに出るバス

といった情報をまとめてみるの巻(・∀・)

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■ウクライナ国境の町・チェルノツフィで1択の安宿

辺境の町・チェルノフツィにはホステルの選択肢はそんなにない。
立地や安さでここしかない、と思うのはCITY CENTER HOSTELだ。

街なかから近く、そして1泊110グリブナと安い。

ちなみに(確か)3日以上泊まると3日目か4日目から100グリブナになる。
まあそんなにチェルノフツィに泊まらないとは思うが。。

ここはインターネットカフェの奥に部屋がある変わったホステルだ。


スタッフは昼間いるバイトの大学生以外英語を話せないが、みんないい人だった。
しかし言葉が通じないことでわたくし、ルーマニアに出る日にえらい目に遭うことになる(^_^;)

ちなみにこの辺、放し飼いの犬が多いので咬まれないようそれも気をつけて。

■ルーマニア行き早朝バスに乗りそこねる

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CITY CENTER HOSTELは便利でスタッフもフレンドリーな良い宿なのだが、ルーマニアに出る上で大きな問題がある。

チェルノツフィに来る目的などルーマニアに抜ける以外ないのだが、早朝1本しか無いルーマニア行き国際バスが出る時間にはレセプションにだれもいないのだ。

というか勝手に出ればそれでいいのだが、なんかドアが開かない!のである!

ルーマニア行きバスは朝の7時の1本だけ

チェルノフツィから出られる、ルーマニアの1番近い町はスチャバだ。
チェルノフツィの南にあるバスターミナルから国際バスが出ていて、3時間もあれば着く。


しかし問題は本数が少ないというか1日に1本しか無いことで、それも朝の7:10にしか出ていない。
それに乗り遅れたら次の日である。

ネットを見てると国境までバス?で行って、徒歩でルーマニアに入ってタクシーという人もいたが、なんぼかかんねんと思うとちょっと手が出ない。
ドライバーに飯おごらされとるし(笑)

ちゃんと早起きして首尾よく国際バスに乗れれば210グリブナでスチャバまで出られる。

ちなみにカウンターで買うとその値段だが、車内で買った人は200グリブナしか払ってなかった気もする。
ただ当日行って席なかったら最悪やからね。

朝が来た!しかし出れない!!

で、7時にターミナルに行くのにあわせてその日5時起きした僕様。
しかしそこで考えられないトラブルに遭うことになる。

なんとホステルが7時までクローズしていて、ドアが施錠されて開かないのだ!!
扉の向こう(ネットカフェ)で店番してる人はいるのだが、鍵を持ってないらしく開けられない。

結局ホステルのスタッフが出てくる7時まで閉じ込められ、その日はバスを逃したのであった。脱出ゲームか( ̄∇ ̄

ちなみに昼間出入りできるドアとは別に勝手口があり、実はそっちから出られたのだが、ラッチがチョー固くててっきりロックされてると思ってしまったのであった。


今後ルーマニアに出るため泊まる人のために書いておくが、この↓ドアは思いっきりラッチを引っ張れば開きます!(笑)

微かに開いたドアの向こうから、希望の光

まあでも延泊したおかげで同室のルーマニアおじさんとも仲良くなれたし、これも旅の醍醐味だ。よしとしよう!

■国際バスでウクライナ国境からルーマニアへ

というわけでCITY CENTER HOSTELから早朝脱出に成功すれば、その時間でもターミナルへのバスは動いている。

ここでは宿から近いバス停や乗るべきバスについてまとめる。

ターミナルへのバス

CITY CENTER HOSTELから出やすいターミナルへのバスは、Soborna Squareという公園の前から出ている。ホステルからそこまで徒歩10分くらい。


自分が乗ったのは3Aのトラムだが、他にもいくつか行くバスやトラムはあるのでGoogle Mapで経路検索してみてください。

ちなみにトラムだとバスの半額で2グリブナなのでちょっとラッキー。
それにしても8円ってすげーよね。


時間は15分もあれば着いた気がする。
ターミナルに7時までに行ける6時台のバスもあるので、普通に行けるはずだ。



ルーマニア行き国際バスはこれ

そしてターミナルに着いたら、スチャバ行きは10番プラットフォームだ。
やっと出会えたルーマニア行きバスがこれ。

ウクライナのバス移動は揺れまくりでクソ暑いエアコンなしのミニバスばっかだったので、ほんの3時間にこのビッグバスは素晴らしいね。

値上がりしているウクライナのバス

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ちなみにこの200グリブナのバス、ちょっと前までは130グリブナくらいだったらしい。
為替の影響で物価が超安のウクライナでバスの運賃だけはえらく値上がりしている。

そう言えばキエフの空港バスもネットの情報よりずっと高くなっていたから、ひょっとしてロシアから油を買えなくなって高騰してるのかな?と想像している。

まあそんなわけで陸路でウクライナからルーマニアに出る人はCITY CENTER HOSTELに泊まると、勝手口から脱出できることさえわかっていれば便利だぞ、というお話でした( ̄∇ ̄


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その他のチェルノフツィ情報はこちら

キエフから鉄道で国境の町チェルノフツィへ、チケット購入に四苦八苦の巻
キエフ→チェルノフツィ夜行列車、当日の乗車にも四苦八苦する僕様(・∀・)


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2018年5月29日火曜日

キエフ→チェルノフツィ夜行列車、当日の乗車にも四苦八苦する僕様(・∀・)



なんとかキエフからルーマニアとの国境の町・チェルノフツィに行く夜行列車のチケットをゲットした僕様、あとは当日乗るだけである。

当日不安だったのは2点で、


  • 出発がキエフなんちゃらって書いてるけどここ以外にキエフって名前につく駅があるわけじゃないよな?
  • プラットフォームはどこかいな?見つけられるかな?


といったところ。

要するにチケットがあっても物理的に列車があるところに行けるかはなのであった。
1ミリも言葉が通じない世界で、果たして僕様はちゃんと列車に乗れるのであろうか?!

初めてのウクライナの長距離列車は本当にいろいろあったので、参考までにまとめておく。

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■キエフ駅で夜行列車のプラットフォームを見つける

当日キエフ駅に行ってみると冒頭に書いた不安的中で、行けども行けども自分の列車の表示を見つけることができない!

めちゃ焦ったので、ここではキエフ駅でどうやって目的のプラットフォームを見つければいいか書いときます(^_^;)

どこにも表示が出ていない?!インフォメーションには誰もいない?!

キエフ駅ではこんな感じで電光掲示板が出ていて、行き先や車両番号が英語でも表示される。
これをチェックしてチェルノフツィ行きのを見つければいいはず。。


と思っていたのだが、行けども行けどもチェルノフツィ行きの掲示が見つからない。
時間は刻々と過ぎかなり焦り始める僕様。

本当にこの駅だろうな?!
実はキエフって名前につく駅が他にもあるとか。。?!

インフォメーション・ブースもあるので行ってみたが、人がいなくて聞くこともできずそれがさらに焦りを誘う。

チケット・ブースのほうにはいつも人がいるが、本当にチケットを売ることしかできないのでプラットフォームどことか聞いてもインフォメーション行けと言われる。

いやだからだれも誰もいねーんだよ!(T▽T

でかい掲示板を見よ

とかなり困ったが、全便が表示されるでっかい電光掲示板を見ればちゃんと出ていた(^_^;)
どうも1番プラットフォームらしい。


で、電光掲示板で見っけたあとにインフォメーションに人が戻ってきてたので一応確認したが、やはり1番であった。

そのときインフォメーションにいた人はギリ英語が通じたが、通じない人がいることも多々あるので期待は禁物。

■夜行に乗車するため、キエフ駅を端から端まで走る

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目的のプラットフォームがわかった時点で、発車時刻まで20分を切っていた。

1番プラットフォームはインフォメーションやチケット売り場のあるところからは思いっきり反対側で、荷物を抱えて広大な駅をダッシュするおっさん。

1番プラットフォームへ急げ!

チェルノフツィ行きが出る1番プラットフォームは他の列車のプラットフォームが並んでるところとは離れた特殊な位置にある。

だから見つけられなかったのだが、番号さえわかれば表示を辿っていける。


着いてみると、1番は外と直結してる駅の本当に端っこのホームであった。
ひょっとしたら近郊行きは駅構内のホーム、長距離はここから出るのかも、と思っている。


そして表示を見るとそこにはチェルノフツィ行きの文字が~~!!
便の番号も確かにコレ!!


これ見たときはまじでホッとしたよ。。

 夜行列車はめちゃ長い!油断するな!

しかしホームに着いたはいいものの見ての通りのながーーーい列車、発車時刻が迫る中こんどは自分の車両を見つけるというハードルがあるのに気付く僕様。


各車両にいる車掌さん(全員ほぼ英語は通じない)にチケットを見せて確認しながら探したが、自分の16番車両は1番端っこ、先頭の車両であった。

で結局、駅に45分前に来たのに乗るべき車両の前に来たのは10分前であった。


でもまあ何とか時間までに席につき、ほっとするわたくし。
冷や汗と広大な駅を走り回ったのとで、もう汗だくであった。

■夜行列車に乗車完了、そして眠りにつくまで

そんなわけでやっとのことでチェルノフツィ行き夜行列車に乗車できた僕様。

発車すると車掌さんの検札があり、それが終わればあとは終点まで乗ってるだけ。

同じブースのひとと示し合わせて適当な時間に席を倒して寝台にする。

チケットはスマホでOK?

さて席につくと発車前に車掌さんが来てチケットを回収する。
見ていて気づいたのだが、チケットには:


  • 駅で発券したもの(自分はこれ)
  • 紙にプリントアウトしたもの
  • スマホを見せるだけ


という3パターンがあるようだ。

ということはネットで購入してスマホで見せるだけというのがイケることになる。

ならそっちのが安いし駅でチケット買うのにあんな苦労せんでいいしそうすりゃよかったなーーとも思ったけど、でもやっぱ不安だよねえ。

ぐぐってみるとやはりスマホで見せるだけで乗れた人はいるよう。
でもややこしいことにならないよう、自分だったらやっぱり紙でもプリントアウトして保険を掛けると思う。

寝台の上段は暑い!

それはともかく乗車寸前のギリまですったもんだであったが、なんとか夜行列車に乗れた僕様。
後は寝るだけだーー。。と思っていたが、自分の寝台は上の段。

別にそれはいいのだが、上は下に比べてかなり狭い。
起き上がるのも頭がつかえてできないほどなのだ。

で、エアコンが入らないウクライナの鉄道でその狭いスペースに押し込められると、空気がこもってかなり暑苦しい。


けっきょく寝苦しすぎてまんじりともせず朝を迎えることになった僕様。
最後の最後までいろいろある夜行であった。

ちなみに隣の上段の人もかなり寝苦しそうだったが、下の段は広々で暑苦しくも無さそうで、おっさんがぐっすり眠っていた。

下段はセキュリティ的にもよさげ

ちなみに下段の席の下をパカっと開けるとそこが荷物入れになっている。

鍵はかからないものの、下段を取ってるなら自分が寝てる下なのでまず盗られる心配はないという利点もある。

上段のひとでもやはりそこに荷物を入れるしかなく、その場合は下段で寝てる人を信用するしかない。

自分は大丈夫だったけど、寝てる間に盗まれて、途中の駅で降りられたら完全にお手上げです。
暑さだけでなくそれもあってよく眠れなかった。

そして値段はタイの鉄道と違って上でも下でも同じ。
だから下段はすぐ埋まるので、早めに取るのがいいですな。

■キエフ発チェルノフツィ行き夜行から得た教訓

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というわけで本当にいろいろしんどかった初めてのウクライナ夜行列車。

教訓をまとめると、

  1. 全便が出てる大きな電光掲示板をチェックせよ
  2. ぐっすり寝たければ下の段を取れ
  3. チケットのネット購入は検討する価値がある

の3つだろうか。

もしも


  • ネットで買ったチケットをスマホで見せるだけでOKで
  • 紙の印刷もいらない


なら(※必ず確認してね)、ネットで下の段を購入しておくというのがガイジンには1番スマートなのかもしれないね。

そんなこんなでチェルノフツィに着いたときにはほんまホッとしたなあ。。


またチェルノフツィ行きの夜行列車はリヴィウからも出てるみたい。

そっちはキエフから便の半額以下の値段で100グリブナもしない。
だからそっちから回る旅程のほうが効率的かもですね。


キエフ→チェルノフツィ夜行列車、チケット購入編はこちら

キエフから鉄道で国境の町チェルノフツィへ、チケット購入に四苦八苦の巻


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キエフから鉄道で国境の町チェルノフツィへ、チケット購入に四苦八苦の巻



ルーマニアを目指して、たぶん唯一?の陸路国境の町・チェルノフツィに出ることにした。
そこからルーマニアの北方の町、スチャバに出ることができる。

キエフからチェルノフツィには夜行列車があり、横になれる寝台が800円程度と激安。
1泊浮くし、これはいいと鉄道を使うことに。


しかしウクライナで初めて乗る長距離列車だったこともあり、かなり紆余曲折あったので記録しておく。
言葉の壁のせいで、まず窓口でチケットを買うだけでえらい大変であった。

今回はいろいろ考えた末、駅に赴いて買ったのだが、次は絶対にネットにすると思う(^_^;)

というわけで今回のポイントは、


  • 駅で英語はほぼ通じない
  • ばあちゃんは大事にしろ
  • 事前に翻訳しておくべきワード


の3点です(・∀・)


■鉄道チケットはキエフ駅/ネットどちらで買う?

ウクライナの鉄道(国鉄?)は公式サイトでもチケットを買える。
言葉の壁が大変なら、そっちで買えばいいと思うかもしれない。

しかしネットで買った場合、結局紙のプリントアウトがいるんとちゃうか?という疑念がある。
プリントアウトしてなかったせいで乗れなかったりしたら目も当てられない。

さて実際のところネットで買うか駅の現地で買うか、どっちがいいのだろう?

ネットと現地購入のメリット/デメリット

お隣ポーランドからウクライナに入ったときも、バスが紙のチケットを必要としていた。
それもあってウクライナは紙チケットが必要なイメージがあった。

もしそうなら、駅で直で買ってチケットもらうほうが簡単とちゃうか?と思える。

チケットのプリントアウトを宿でやってくれればいいが、そうでない場合プリント屋さんを探すのも手間だし、プリント屋さんで結局言葉の壁にぶつかる。

一方でネットならいつでも、他の町にいても買えるけど、直だと現地行くときしか買えないというデメリットが。

また鉄道はバスに比較して激安であり、なおかつ夜行寝台は便利であるため、けっこう売り切れる。
そういう意味でもいつでも買えるネットは便利だ。

今回はキエフ駅で買うことに

ただ今回は、ネットで見ると自分が動く日はかなり空席があった。

その時点でリヴネにいて次の日キエフだったので、これならキエフ駅で買うのもイケるだろうと判断した。

リヴネの駅でも買えそうな気はしたが、キエフ駅のほうが英語通じるひとがいるんでないかという期待もあり、そっちで買うことに。


しかしその甘い期待はかなり裏切られる(^_^;)
まあリヴネだともっと苦労したんかもしれんけどね(^_^;)

ちなみにキエフ駅で買ったのは乗る2日前です。

ネットで購入するときはまずウクライナ語で

なおネットで買う場合は注意点があり、サイトを英語にすると右端に出るはずの便検索のフォームがなぜか出ない。

ウクライナ語にすると出るので、いったん検索してから英語に切り替えるとその後は英語でチケット購入を進められる。

実際に購入までしたことはないが、たぶん途中で言語を切り替えても大丈夫だろうと思うので、自分と同じく英語しかわからないひとは試してみて下さい。

■キエフ駅でチケットを求めてすったもんだ

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しかし駅で対面で買うのはなかなかハードルが高かった。
本気で英語が通じないのである!

英語で対応してくれるのは40番の窓口なのだが、そこにたどり着くのも四苦八苦なら、そこに行ったところで結局おねいさんの英語は最低限なので四苦八苦なのであった。

言葉が分からずセルフたらい回し

最初はどこに行けばいいかわからないので、複数ある窓口の1つに適当に並んでいた。

そしてチケットを買い求める人が長蛇の列を作る中、やっと自分の番が来たと思ったらあっちのブースへ行け、と言われて対応を断られる。

「端にある40番の窓口が唯一英語が通じるので、そこに行け」ということだったのだが、それすらウクライナ語で分からない(T▽T

しょうがないので指さされた方向の列の短いところを選んだのだが、そこも英語対応の窓口ではなかった。

窓口のおねいさんに「フォーゼロ」と言われ、並んでたばあちゃんが手のひらに4、0と書いて教えてくれたのもあり、ようやくそこに行けという意味だと分かった。

ばあちゃんを大切に

で、再び40番のブースの列に並び直して待っていると、さっきのばあちゃんがやってきて何かみんなに言っている。

それもウクライナ語で何のことかサッパリだったのだが、自分の番が来ると前に並んでいたおねいさんが隣でめんどくさそうにスマホに目を落としている。

英語が通じる窓口と言っても、覚えた英文を呪文のように唱えるだけの人だったので、結局ほとんどウクライナ語で全然わからない。

しかししゃーなしに無理くり受け答えするたび、横のおねいさんが面倒そうにウクライナ語で何か言っていて、それで物事が進んでいく。

そう、たぶんばあちゃんは、「この人ウクライナ語が分からないから、誰か助けてあげなさい」と言っていたのだ!
で、おねいさんがイヤイヤながらも通訳してくれている。

それに気づいておねいさんにサンキュー!と言ったら、面倒そうにしてたのがようやくにこっと笑ってくれた。

なんつーか、みんなおばあちゃんは大切にしろよ。

チケットをゲット!

というわけでやっとゲットしたこれがそのチケットだ!


一番安い1ユニットに6名の寝台で、ネットで買うよりなぜか2.5グリブナほど高い206.76グリブナだった。
やはりネットのほうが手間の分だけ安くしてあるのだろうか。

16とあるのが車両番号で、MECTA 002とあるのが座席番号。はー疲れた。。

■キエフ駅で学んだ、鉄道窓口でチケットを買うための事前準備

次回また書くが、どうもウクライナの鉄道は紙チケットが無くてもスマホで見せるだけで大丈夫そうである。

なので次回鉄道のチケットを買うとしたら、自分は絶対にネットにすると思う(^_^;)

しかし今回の経験で、窓口に伝えるべき情報はわかったので、事前にその情報をウクライナ語にして担当のひとに提示すれば現地購入も問題なさそうだ。

窓口で必要な情報

窓口で聞かれたことを思い出すと、


  • 行き先
  • 日付
  • どのクラスの席がいいか


ということだった。

なのでそれぞれ「チェルノフツィ」「x月x日」「一番安いの」といったウクライナ語を事前にgoogle翻訳してスクショでも撮っておくとよい。

もちろんウクライナのSIMを買っていてその場で翻訳アプリを使えるならそれを使うのもいいだろう。

また、次回実際に夜行に乗ったときの話を書くが、上の段はかなり寝苦しいので「下の段のベッド」というのも用意しとくとよいぞ。

特に難しいものは事前準備を

上記のうち「チェルノフツィ」は口で言えば伝わるし、「x月x日」は数字とスラッシュで筆談も可能だろう。

外国で日付を表記するのは日と月とどっちが先なのかは悩ましいが、Aprilとかその程度の英語なら、英語担当の窓口のひとが分かってくれる可能性はある。

またカレンダーアプリを使って指差しもアリだ。

しかし、the cheapest seat とか lower bed は他の2つに比べて伝えるのが難しいので、特に準備しておいたほうがいい。

自分も今回、通訳してくれたおねいさんがいなかったらかなり往生したと思う。

■戦い終わって日は暮れて。。

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そんなこんなで何とかチケット購入に成功したわたくし、その日は本当にヘロヘロになりながら宿に帰りついた。


しかし安心したのもつかの間、乗車当日に悪夢が待ち受けてるとは知る由もない僕様であった。。!(乗車編に続く


キエフ→チェルノフツィの鉄道、乗車記はこちら

キエフ→チェルノフツィ夜行列車、当日の乗車にも四苦八苦する僕様(・∀・)


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2018年5月28日月曜日

ウクライナ人気の名所、愛のトンネルの超・詳しい行き方(・∀・)



ウクライナで日本人によく知られている愛のトンネル。カップルで行くと願いが叶うそうな。


そんな場所におっさん1人で行くのも何やらトラウマチックでアレなのだが、せっかくウクライナ来たしねえと思って行ってみた(^_^;)

ネットでちらほら情報はあり、もう1つ同じ記事書いてもしょうがないので、もう少し詳しく順路を書いてみることにする。

ちなみに愛のトンネルはベタと思うかもしれないが、行って後悔はしないと思うぞ(・∀・)

■まず駅前に
というわけでわたくしのオススメ宿、リヴネのHostel on Dragomanova 27からの行き方を書いてみる。

愛のトンネルがあるクレヴァン村は駅前からバスが出ているので、まず駅に出る必要がある。しかし駅からDragomanovaホステルの最寄りに来る37番バスはなぜか逆方向が無いので、大通りに出ないとバスに乗れない。

なので大通りを目指し、まず宿を出たら右に歩く。草原みたいのに沿って道が通っている。


行った先にこういうのが見えたら正解。


この向こうに道を挟んで公園がある。その公園を抜けて歩いていくと、


最終的に中心街のショッピングセンター、Zlata Plazaに出る。


このプラザが面している大通りがSoborna通りで、バスがいっぱい発着している。Google Mapで駅に行くバスを見つけて乗りましょう。

■駅前から近郊バスに乗る
で、バスで駅前に着くとすぐそこがバス乗り場になってるはず。なのでに行ってしまうと遠ざかっている。

これが見えたら不正解(^_^;)←見たひと


これが正解のバス乗り場だ!


ネットにもよく書かれているが、クレヴァン行きは4番乗り場、バス番号は1404です。なお他の番号のバスも来る。


これが噂の1404バスだ!


ちなみに早めに乗らないとけっこう混みます。最悪立つハメに(^_^;)

■クレヴァン到着!
で、クレヴァンへ行く外人はほぼ愛のトンネル目当てなので、運転手に言うと分かってくれます。愛のトンネルは終点でもなんでもないので、途中で降ろしてもらえるよう必ず運転手や周りの人にアピールしておくこと。

周りの人もけっこう慣れてて、英語の"love tunnel"で分かってくれる。時間は1時間くらいで、着いたところがここ!


こんな感じの簡素なバス停です。


降りてバスの進行方向の逆に戻っていくとこんな垂れ幕が。


角には分かりやすいラヴな感じの大きな看板もある。ここを左折して入っていく。


後は林などを愛でながら道なりに歩いていくと、、


こういうのが見えます。


これは愛のトンネルと関係ない、ここの会社の看板ね。

で、そこをさらに道なりに右へ行く。ヤギの集団に遭遇したりする。このトンネルまで行く道中もけっこうのんびりしてていい感じなんだよなあ。



さらにどんどん歩く。すると汽車のマークと踏切が見える!これかっ!?


と思うがこれはただの鉄道路線であった。でもこの線路に着いたら正解です。



■愛のトンネル到着!
この線路を渡ってさらに行く。おっなんか見えてきたぞ。


小さな出店が集まってるところまで行くと、そこが愛のトンネルの入り口です。



入り口ぽい道から入っていくと、木漏れ日がなんか既に愛にあふれておるな( ̄∇ ̄



■後は好きなだけ歩くがいい!
というわけでウォーキング開始。



願いが叶うということで、いろいろ願掛けがしてあります。みんなシクりますように( ̄人 ̄)


前を行くカップルからも愛が溢れています。ささいなことで喧嘩しますように( ̄人 ̄)


ちなみに延々と続くし、だんだん整備がおっつかなくて草ボウボウになってくるので適当に切り上げましょう。


行き過ぎてボウボウエリアに入ると蚊がすごい!そしてやけにでかい!


虫よけはやっといたほうがいいですね。長袖も着ていったほうがいいです。

自分はこんなとこまで行ったけど、何箇所も蚊が多いところがあり、めっちゃ駆け抜けました。


で、来た道を逆に戻ってトンネルの入口まで。


そんなわけで愛のトンネル、みんなネットやらで画像はけっこう見てると思うんだけどそれでも行く価値はあると思います。写真にはあまり写ってないですが、観光客がいっぱいなので早めの時間に行くほうが写真は撮りやすいかも。


関連リンク:

愛のトンネルの拠点・リヴネの1択宿は超絶に見つけにくいぞ



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