2018年7月29日日曜日

フィンランド ヘルシンキ、安宿は17ユーロが最安!郊外なので空港へも30分 :)



ヘルシンキは重税と高福祉で有名な北欧であるので、あらゆるものがものすごく高い。

福祉にあずかる国民はいいのだろうが、旅行者にはほぼなんのメリットもないわけで非常に迷惑である(笑)

市内のホステルは軒並みドミトリーで3,000円以上かかり、港に着いて初めて目にした屋台のビールは8ユーロであった(^_^;)

ただ郊外に出るとマイルドな価格の宿も見つかる。
また最安の宿は北の外れにあるので、空港が近いというメリットもある。

今回はそんな郊外ホステルについていろいろレポートしてみたい。


■ヘルシンキで断トツの安宿

ヘルシンキで週末でも10ユーロ台のホステルはここくらいじゃないだろうか。

それでいて設備はきれいで、セキュリティもしっかり。
朝食まで付いている。

立地が郊外であることと、徹底した効率化でその価格を実現しているようだ。

スケールメリットを活かした巨大ホステル

このホステルだが、CheapSleep Hostelというそのまんまな名前である。


平日で1泊17ユーロ、週末で19ユーロと、ヘルシンキの他のホステルが20ユーロ台後半はいくのに対し非常に安い。しかも食べ放題の朝食付きである。

数フロアに分かれた大きなホステルで、スケールメリットを最大限活かして安くしているのだと思う。
自分のいたドミトリーも10数人の部屋であった。

ただ居室はベッド間に仕切りがあるのと、できるだけ対面にベッドがない配置のおかげでギュウギュウ感は特になかった。

奥まったベッドだとかなりプライベート感があり、シーツで目隠しすればほぼ個室である。

効率管理で安宿を実現

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システマチックに管理されているのもこのホステルの特徴だ。

ビル、フロア、居室それぞれにロックがかかっており、カードキーで出入りできる。
またロッカーもちゃんとあり、それもカードキーで開け閉め。


スタッフはカードを渡して何回の何番の部屋のこのベッド行ってね、ロッカーもベッドと同じアルファベットのやつね、と伝えれば後は客が自分で全部やれる。

何もかもが効率よく管理されたホステルなのであった。

安宿とは思えない広くきれいな共用スペース

CheapSleep Hostelはヘルシンキいちの安宿でありながら、設備は近代的できれいだ。
キッチン兼共用スペースも広々。


なにしろ人間が大量にいるので置いていったフリー食材が豊富で、油はもちろんオリーブオイルもあったし、パスタも大量にあった。

しかしこういうホステルでいかにもありそうな無料のコーヒーやティーは無い。
経費節減ですね(^_^;)

そして共用スペースにはなぜかゲーセンコーナーがあり、なんとバーチャファイター2がある(笑)


客層も悪くない感じで、居心地は悪くなかったっすよ。

■ヘルシンキのスーパー、S-MARKETも徒歩圏

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周辺にあまり店などはないのだが、歩ける距離にスーパーマーケットがある。
S-MARKETというやつで、自炊の食材がほしければ行けばいい。


またリサイクルコーナーもあるので、デポジットをここで回収できる。


そしてスーパーにはフィンランドとは思えない安いビールなどもある。
最安のものだけ買うならタリンとそう変わらないものも。


このビールも1ユーロを切る値段。
ただタリンで売ってるのと同じものを買うと3ユーロとか倍くらいする(^_^;)

フィンランドでは何もかも高そうなのでタリンでいろいろ買ってきており、あまり買い物はしなかった。
タリンに行ってビールを大量に買って帰る現地びともおるそうな。

■ヘルシンキ市内へのアクセスは良好

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CheapSleep Hostelは郊外の立地ではあるが、すぐ近くまでトラムが来ている。

そのトラム路線は港にも市内の主要観光ポイントにも1本で繋がる便利な線である。

また空港へはトラム乗り場近くのバス停から空港バスが出ている。
郊外であるので空港とも近く、市内より短時間で着けるのも便利だ。

ヘルシンキ市内とはトラムで1本

タリンからのフェリーが着く港からは7番トラム1本で近くのトラム駅まで来れる。

ヘルシンキ南端の港から北の外れなので20~30分かかった気がするが、バス停からは交差点を渡ってすぐだ。


また7番は市内の主要ポイントをだいたい周るのでとても便利だ。

交通費はかかるが、ヘルシンキではどうせ公共交通機関の使い放題パスを買うと思うので同じことである。

ヘルシンキ空港も近い

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また郊外の隠れたメリットとして空港の近さがある。
市内からヘルシンキのバンター空港はバスで45分くらいはかかるのだが、この宿からは30分で着く。

トラム駅と同じあたりのバス停から空港バスの615番が30分毎くらいで出ており、これまたとても便利だ。


バス停にあと何分かの表示があるのもとてもいいっすね。


これが空港バスの615番だ。
空港までの運賃は5.5ユーロで、範囲の広い(その分高い)パスを持っていれば無料で乗れる。


空港バスは空港ビルの真ん前に乗り付けるのでとても楽。
ターミナルは1と2があり、最後まで乗ると2のほうである。


そんなわけでヘルシンキ最安宿は平日でも2,200円、週末で2,500円くらいと安くはないが、この高額都市では他より1,000円は安いありがたい宿である。

公共交通機関のパスさえ買えば不便さは全く無いので、自分的にはかなりオススメっすよ。

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エストニア・タリンからヘルシンキへのフェリー情報はこちら

タリン-ヘルシンキの最安フェリーはエケロラインの15ユーロ早朝便だ


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2018年7月28日土曜日

タリン-ヘルシンキの最安フェリーはエケロラインの15ユーロ早朝便だ



2018年のヨーロッパ行、最後はフィンランド・ヘルシンキである。
ヘルシンキのバンター空港からバンコクに舞い戻るため、タリンからフェリーで海を渡った。

タリンとヘルシンキを結ぶフェリーは、なぜか日本人にはタリンクシリヤラインがポピュラーらしい。

しかし調べてみたところ、どうも最安はECKERO LINEというフェリーのようで、値段は15ユーロ


その代わり朝6時出発で、その30分前に乗船というLCC感あふるるスケジュールであった。

しかし他社はもちろんエケロラインでも他の時間帯の便は20ユーロ超えで、Bimboの民としてはもちろん早起きを選択せざるを得ない( ̄∇ ̄

フェリーはそれ以外にも




といったあたりが気になるところであるので、実際のところをレポートしてみる。

■朝4時起きでフェリー乗り場へ

というわけで5時半の乗船に向け、宿を早朝に出る必要がある。

泊まっていたOld Town Alur Hostelはフロントが24時間オープンしているのでチェックアウトは問題なく、デポジットの10ユーロもちゃんと回収できた。

旧市街の中でも港に少し近い場所でもあり、フェリーに乗る前日に泊まるにはいいと思いますよ。

>> エストニア タリンの安宿、11ユーロなのに最高のホステルはここだ

というわけで朝もやに浮かぶタリン旧市街に別れを告げる僕様。


スマホでマップを見ながらてくてく歩き15分ほどでフェリー乗り場に着きました。



このAターミナルがエケロラインが発着する乗り場になる。


旧市街からは15分だが、初めてで迷ったりするかもしれないので、やはり宿は早めに出たい。
自分は朝4時起きで、4時半には宿をチェックアウトしました。

■フェリーのチケットは印刷する必要があるのか?

このフェリーのチケットは、エケロラインの公式HPで購入できる。
港でも窓口があるのでたぶん買えるが、ネットで買えるならそのほうが便利だろう。

クレジットカードで決済すると、メールでQRコードの入ったチケットが送られてくる。

問題はこのチケットを印刷して持っていかないといけないのか、それともスマホで見せるだけでいいのか?ということだが、正解は「スマホでOK」である。

で、乗り場で実際にどうするかというと、こういうゲートがあるので、


ここでスマホにチケットのQRコードを表示させ、機械にかざすと認識してくれるのだ。
まったく紙いらず、さすがIT立国エストニアの首都でんな~。

ちなみに港にはこういう発券マシンもあって、チケットに書いてある番号を入れると紙のチケットも発行してくれる。


その場合もやることは一緒で、チケットにあるQRコードをゲートでかざすことになる。
せっかくなので記念に発行してもらってもいいかも。

■いざタリン港から、フェリーでGO!

ゲートの中はこんな感じの待合室になっている。WiFiもあるんだぜ。
さすがはIT立国の(以下略


時間が来るとアナウンスが流れ、いよいよ乗船。


あまりにもでかいのでまったく揺れを感じなかった。
というか動き出したのもしばらくわからんかった(笑)

ただ外国のフェリーは日本と違って雑魚寝スペースがない。
これは地味にイヤというか、休むのも椅子に座るくらいしかできない。

朝早かっただけに寝たかったのだが。。

■フィンランドにフェリー到着

で、2時間半ほど乗っただろうか?ついに見えてきましたフィンランド!


ヘルシンキの港に着き、エケロラインに別れを告げる僕様。
港の設備と比較してもエケロラインの船体は本当にでかい。


そして港前に出ていた屋台のビールが8ユーロと出ていて飲んでもないのに吐きそうになる。

これが噂の北欧の物価か。。!と実感するBimbo人(^_^;)

■フィンランド港からトラムで市内へ

港にはトラムも来ているので、市内に出るのもこれですぐ。


トラム乗り場にはチケットの自販機があり、ここで使い放題パスも買える。
自分は2日パス13.5ユーロを購入。もちろんクレジットカードで買えます。


パスを買うと緑のカードが出てくるので、乗車したら忘れず機械にカードをかざしてValidateしてください。



やらないと無賃乗車扱いになって、最悪数十ユーロの罰金ですぜ Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

ちなみにパスには世界遺産のスオメンリンナ島へのフェリーも含まれるので便利です。


というわけで初めてのタリン→ヘルシンキ渡航であったが、


  • 印刷のいらないEチケット
  • 港に飛んでるWiFi
  • フェリー乗り場すぐのトラム


と、いろんなものが非常に合理的かつ便利にできており、何の問題もなく動けた。

唯一なんとかしてほしいのは雑魚寝スペースかな。。あとヘルシンキの物価かな(笑)


ヘルシンキの安宿情報はこちら

ヘルシンキ、安宿は17ユーロが最安!郊外なので空港へも30分 :)


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エストニア タリンの缶・ビン・ペットボトルのリサイクルはここでできるよ



以前ヨーロッパの缶・瓶リサイクルについて書いたが、バルト三国でも同じようなシステムが運用されている。

ビールやコーラなどを買うと、正味の値段以外に少額のデポジットを取られていて、飲んだ後の瓶や缶を店に返すとそれが還ってくる、というものだ。

バルト三国では、なぜかラトビアのリガでは全然やってなかったのだが、リトアニアとエストニアではちゃんとやっている。

タリンでもドリンクを買うと必ずデポジットが乗っているのだが、問題は缶などを返す場所が分からない、ということだ。

自分も買ったところに持っていってもここでは受け付けてない、と断られ、ではどこかと聞いて回ってやっと見つけたのであった。

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2018年7月25日水曜日

エストニア タリンの安宿、1泊11ユーロで洗濯機無料の宿はここ!



ヨーロッパの洗濯は高い。

カンボジアで50セント払えば洗って乾かして畳んで返してくれるが、ヨーロッパだとセルフで洗濯機を回すだけでも5ユーロは取られる。もちろん洗剤は別である。

しかし安宿にはたまーにだが、洗濯機を無料で使わせてくれるところがある。
東欧でも5軒ほど見つけたのだが、バルト三国にそんな優しい宿は存在するのだろうか。

するんです。

その宿の特徴は:




といった感じ。とりあえず詳しく見ていきましょう~^^

■洗剤まで無料!

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というわけでそんな優しい宿はタリンの観光エリア真っ直中にある。
Kohver Hostelというホステルで、洗濯機が洗剤も含め無料で使えるのだ!


乾燥機は無いので、物干し場で干しましょう。
なおエコモードで回すことになっているので、協力しましょうね。

■旧市街ど真ん中の安宿

この宿はSAUNAという旧市街の広場からもほど近い裏通りに入口がある。


呼び鈴を押せば中に入るコードをインターホンで教えてくれる。

なおなぜか扉で1番目立つのがホステルワンのステッカーだが、ここは入り口ではないので注意(^_^;)

中に入ると日本で言う4階まで階段を上がる。
エレベーターなしで4階というのがここの弱点やなー。

■設備は古いもののそこそこ

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ここは洗濯と、あとロッカーも目当てで入ったのだが、行ってみたらロッカーが壊れていることが判明!!

フロントで預かってくれるので、カバンに鍵をかけて預けた。
一応盗られはしなかったが、自分はやはりロッカーがいいねい。。

キッチンは狭めで、他の客と競合すると狭さを実感する。
写ってないがシンクが特に小さい。


しかし共用部は古いもののけっこう広々で明るい。
電源も席の近くにちゃんとある。


ベッドはマットレスが薄いので、微妙にベッドの枠組みを感じることができる( ̄∇ ̄
全然寝れるが寝心地がいいとは言えんなー (^_^;)

■洗濯のために宿泊もアリ

とまあいろいろ古く安い感がある宿ではあるが、短期に泊まる分にはそれほど問題には思われない。
11ユーロなのでタリンでは最安圏の宿の1つでもある。

バルト三国では他に洗濯無料の宿は見つからなかったので、とりあえずそれ目当てでちょっと入ってみるのもいいんでないかな?と思う。

ちなみにスタッフのたぶんリーダーさん?あるいはオーナーかな?は、とてもテキパキ気を使ってくれるいい人ですよ^^

その他のタリン&東ヨーロッパ安宿情報はこちら

エストニア・タリンの安宿、6.5ユーロのホステルを発見!タリン最安宿はバルト三国で1番安く、そして優しかった
エストニア タリン安宿、11ユーロなのに最高のホステルはここだ
東ヨーロッパ、洗濯無料の宿5選


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2018年7月24日火曜日

エストニア タリンの安宿、11ユーロなのに最高のホステルはここだ



前回書いた安宿はタリンというかバルト三国で最安で、その分ロッカーがない、居室がギュウギュウという面もあった。

なのでもうちょっとリラックスしたいな~という気分になるときもある。
そしてもう少しお金を出してもいいなら、タリンには個人的に最高の安宿がある。

そこは一番安いときで11ユーロなのだが、その値段で




という素晴らしいホステルだ。

■広場から徒歩ですぐ

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そのホステルは旧市街の中にある、Old Town Alur Hostel
広場からも徒歩ですぐのLai通りにある。

看板などは出ていないが、番地に従っていけばドアの横にちんまりHOSTELと書いた呼び鈴がある。


他もそうなのだが、なぜタリンのホステルはどこも看板が無いんだろうね。
何か規制でもあるのだろうか。

■居室も共用スペースもきれいで設備充実

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ここの居室に入っていきなり感動的なのが、ホステルにあるべきもの、ロッカーがある!ということである!


タリンの最安圏の宿はロッカーが無く、ここ以外で泊まった宿は全滅だったので本当にうれしかった(笑)

また居室が新しくて広々で居心地いいんだよね~^^

タオルもあるし、ベッドの分厚いマットレスが身体を受け止めとても快適であった。
他の安宿はマットレスがギリの薄いやつなのでやはり寝心地がね(^_^;)

共用スペースもこんな感じでとてもCOZYです。



■キッチンも設備充実

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キッチンもこんな感じでCOZYかつ調理に必要な用具は全てあります。


そして何が素晴らしいって無料のコーヒー、ティーはもちろんコーヒーメーカーとフィルタもあるということだ!

なぜか無料コーヒーを置いているヨーロッパの安宿は、インスタントでなくひき割りのやつなのにフィルタは置いてないというのが多かった。

なのでそのまま湯を入れて上澄みを飲むという、ヨーロッパなのにバリ式で飲むしかなかった( ̄∇ ̄

ここはそれがちゃんとあるのでちゃんと濾して美味しく飲めるのだ!!


横に見えてるが油もちゃんとある。まじで完璧。

■フロントは安心の24時間、早朝フェリーも問題なし

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さらにここが素晴らしいのは、フロントが24時間対応だということだ。

自分はここをチェックアウトした後、早朝のフェリーでフィンランドへ渡ったのだが、そのために朝4時にチェックアウトせねばならなかった。


もちろんその時間でもナイトシフトの人がいて、アクビしつつもちゃんとチェックアウト対応してくれた。

またも近く、歩いて15分くらいで着く。ヘルシンキへ渡る人にも最適の宿だ。

11ユーロは前回紹介したバルト最安宿・ホステルワンの倍くらいではあるのだが、普通に最安圏の値段である。

最安にこだわらないなら、ここに泊まってしまうのがいいかもしれませんね。


その他のタリン安宿情報はこちら(・∀・)

エストニア・タリンの安宿、6.5ユーロのホステルを発見!タリン最安宿はバルト三国で1番安く、そして優しかった
エストニア タリン安宿、1泊11ユーロで洗濯機無料の宿はここ!


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2018年7月23日月曜日

エストニア・タリンに6.5ユーロの安宿を発見!バルト三国の最安ホステルはとても便利で、そして優しかった



バルト三国を南のリトアニアからラトビア、エストニアと順に動いていくと、北上するほどに物価が上がっていく。

例えばエストニアで2ユーロ台のフードを出すレストランを見つけるのは不可能だ。

一方、宿代はそう変わりなく、10ユーロちょっと出せばタリンでも安宿は見つかる。

とは言え8ユーロ前後の宿がまだ存在するヴィルニュスやリガとは違い、10ユーロを切るところはまず無い。

。。のだが、タリンにはなぜか1軒だけ、しかも観光エリアの旧市街ど真ん中に、バルト三国で最も安い宿が存在したのだ!

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■タリン最安宿、ホステル・ワン

その安宿、名前はホステル・ワンという。


見ての通り2泊で約13ユーロ、つまり一泊6.5ユーロという超絶な安さ!

こんな安いと大丈夫か?と不安にもあるが、実際便利でアットホームで、とてもいい宿であった。

ロシアびとの家族経営ホステル

ホステル・ワンは旧市街の広場から徒歩ですぐという素晴らしいロケーションにある。

ヴィルニュスリガでもちょっと外れの場所に8ユーロをギリギリ切る宿はあったが、ここは観光エリア真っ只中でこの値段なのである。

行ってみると見た目いかつい、しかしめっちゃ優しいロシアびとが経営していて、どうも家族経営でこの価格を実現しているようなのだ。

ちなみに6.5ユーロという価格はいつもというわけではなく、平日の直前割引ではある。

でもそれにしても安いよね。

入り口は分かりにくい

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しかしここはちょっと見つけるのが難しい。通りに看板も出てないし、住所はSAUNAという裏通りなのだが、入り口はそれと交差するVäike-Karja通りにある。

その通りのKARJA KELDERというタリン最古のパブの隣の格子扉が入り口だ。



で、呼び鈴で扉を開けてもらい中に入り、これまた何の目印もない中を左に曲がると階段が見えてくる。


これを上がるとやっとホステルの看板が!これが見えれば正解である。


なんとか頑張ってたどり着いてください(^_^;)

■ホステル・ワンの設備

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ホステル・ワンはキッチン兼共用スペースが広々で居心地がいい。

何よりオーナーがフリーフードを置いてくれているのが素晴らしい。

一方でロッカーが無いなど微妙な部分もある。

共用キッチンとフリーフードがチョー充実

ホステル・ワンは、キッチン兼共用スペースがけっこう大きい。
採光も十分でとても明るく居心地が良い。


キッチンが広々なので料理もしやすい。
自分が泊まったタリンの他のホステルはどこもキッチンがかなり小さかった。


またここで特筆すべきはフリー棚の充実具合だ。
他の客が置いていったものもたくさんあるが、


何よりすごいと思ったのは、オーナーがパンや即席麺、さらにはパスタを無料で置いてくれてるのだ!ただでさえめっちゃ安いのに!


ここにこもってればほぼ生活できてしまうという素晴らしい安宿なのであった。

その他の設備は微妙な部分も

ただ、ここのドミトリーの居室は2段ベッドに加えて簡易ベッドを空きスペースに所狭しと詰め込んでおり、かなりのギュウギュウ感ではある(^_^;)

ただこれは儲けようとしてるというより、安さを求めてやってくるワカモノをできるだけ泊めてあげたいというオーナーの優しさなんじゃないかなと思う。

だってあと1,2ユーロ値上げしたって他より安いので人は来るし、それでも同じだけ儲けられるし、少ない客で儲けたほうが運営は楽なはず。

また自分的に大きな問題はロッカーが無いことで、こればかりは割り切るしか無い。
鍵のかかるストレージルームはあるので、スタッフを信用して預けるという手はある。

自分は南京錠をかけたカバンにノートPCだけ入れて預け、パスポートなど本当に貴重なものは持ち歩きました。

■長期の若者でいっぱいの安宿

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安さとフリーフードに惹かれてか、ここにはずっといる感じのワカモノが多い。

いかついオーナーは共用スペースでよく彼らと談笑している。
そしていつも「あれ全部フリーだぞ!食えよ!」と声をかけてくれる。

またタリンもたまーにアルコール禁止のホステルがあるのだが、ここは全然OKなのもうれしいポイント。

そんな優しいロシアびとのホステル、安い分で僕様もビール代をひねり出せて大変満足である。


いや実際、またタリンに行ったら泊まりたいですね。

その他のタリン情報はこちら(・∀・)

エストニア・タリンにバスで着いたら、半額のQRチケットでトラムに乗れ!
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2018年7月22日日曜日

エストニア・タリンのバス、トラムはネットで半額のQRチケットで!~国際バスターミナルから旧市街へ~



バルト周遊、ラトビアのリガからバスでエストニアはタリンにやってきた。


他のバルトの国の街と違い、タリンは安宿のある観光エリアがバスターミナルから遠い。
徒歩ではムリなのでトラムでそこまで動くことになる。

では使い放題のパスを買ってしまえば、と思うかもしれないが、タリンの観光エリアである旧市街は小さく、そこまで行ってしまうとまずバスやトラムはいらない。

よって片道だけのシングルチケットがいいのだが、ドライバーから買うと2ユーロ。
しかし実はネットで1ユーロで買う方法がある!

というわけで、ここでは




について紹介したい。

なんというかチケットもカードも現金も必要なく、ネットとスマホだけでチケット購入と乗車ができてしまう、IT立国エストニアを実感しますよ。

■キオスクで公共交通機関の使い放題パスをススめられる

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バスターミナルにはR kioskという売店があり、そこで公共交通機関の使い放題パスが買える。
シングルチケットはドライバーから直接買え、ということでここでは買えない。


  • 1日券:5ユーロ
  • 3日券:7ユーロ


で、カードを返却すると2ユーロ返却してくれるという。
2ユーロがカードのデポジットなのですな。


しかし冒頭書いた通り、旧市街に着いてしまえばまずバスは乗らない。

さらに自分はその後フィンランドにフェリーで渡る予定で、フェリー乗り場は旧市街から徒歩圏なのでますますいらない。

■ネットでQRチケットを買えば1ユーロ!

しかしドライバーからシングルチケットを買えば2ユーロ、使い放題がカードのデポジットを除いて3ユーロならもう買ってしまっても。。とも考えた。

しかし、調べてみると1ユーロでシングルチケットを買う方法があるという!

それがタリンの交通局?のHPで買えるEチケットだ。
タリンのバスターミナルはフリーWiFiが飛んでるので、これは使わない手はない!

さっそくスマホをWiFiに繋ぎHPに行ってみると、こんな画面が出てくる。


この上から2番め、QR ticketというのがその1ユーロのチケットだ。
画面に導かれるまま進めると、クレジットカードで決済できる。


自分は片道1回だけなので1ユーロ。
もうちょっとで5ユーロのパスを買うところだったので危ないところであった。

で、決済に成功するとメールでQRコードの載ったpdfが送られてくる。

■QRチケットをトラムで使う

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難なくチケットをネットでゲットした僕様、意気揚々とバスターミナルを後にする。


エストニア語だとバスターミナルはBussijaamって言うのね。
同じバルト三国でも他の国と違うのがおもしろい。

で、ターミナルからすぐのトラム駅で待ってると。。来ました旧市街に行く2番トラム!


ちなみにQRチケットは持っているだけではダメで、トラム車内でvalidateというのをやらなければならない。

validateというのは、切符を自分で使用済みにするということで、忘れると無賃乗車扱いになり、見つかるとえらい額の罰金となる。
数十ユーロ払わされるらしいので注意してね。

で、それはどうするかというと、タリンではバスやトラムに乗るとこういうマシンがあるので、スマホでpdfのQRコードの部分を表示して、下の透明な窓にかざす。


音がして、上にOKみたいな感じのチェックマークが出たら成功だ。めちゃ簡単!

■タリンのバスやトラムに「IT立国エストニア」を知る

QRチケットを使うと、紙やカードを一切使わずに完全にネットとvalidateマシンだけで公共交通機関に乗車できる。

IT立国の呼び声高いエストニアをいきなり感じることができるのである。

車内の表示も何かハイクオリティーで、行き先をちゃんと調べておけば乗り過ごすこともない。


まじで便利だし車内で買う半額だし、またバスターミナルにWiFi飛ばしてるのが頭いいよね。
QRチケット、ぜひ活用してみてください!(・∀・)


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