2015年10月22日木曜日

美しい棚田を探し出す in バリ



田んぼを始めるにあたって、圃場を準備しています。

バリは大きな道路から一本入ればこのとおりの美しい田園風景が広がります。


この一部で使っていない田んぼがあるので、それを復活させてお米作りスタート!!

使われていないがゆえに草がこんもり #ザ・熱帯
ところで農園主さんと話してると、ここで始めるのもいろいろ意味があるような感じがします。

まずここはバリにしては水がとても綺麗です。

ウブド近辺の川はけっこうプラゴミがわんさか溜まっててウッとなることも多いのですが、ここはほとんどそういうものがない。全然無くはないが、、

プラゴミがどこにも見えない!
用水路の水も綺麗で、たくさん小魚が泳いでいます。たまに子どものナマズも見かけます!


この水の綺麗さは、

  • 幹線道路から遠く、近くの大きな通りからも一本入る立地と、
  • 用水路のギリギリの水量

が関係してるように思います。

作物を作る上で水が少ないのはもちろんダメなんですが、潤沢にあればいいかというとそうでもないのかなと。

バリの、というか新興国の人びとにとって川は農作物や魚のためだけのものではなく、人びとの生活の舞台でもあります。

要するにそこで洗濯したり水浴びしたりトイレしたりするってことです。

道路に近く、水量が十分で便利な水路は、洗剤使って洗濯するおばちゃんや、シャンプー使って頭洗う子どもや、洗剤使ってバイクを洗う兄ちゃんが毎日のように現れます。

世界遺産のスバックで!

近代の毒を垂れ流しどころか、直でその場にブッこんでしまう。

その頻度が、水量の少なさの分マシっぽいです。あと近くの上流に家があまりないのも大きいと思う。

自分で圃場を借りたりするときは、ある意味で環境の不便さを確認せねばならない。重要な視点をもらったように思います。

また今回は取水の関係もあるのか?一番下から2枚くらいのエリアを使うことに。一番下のほうは、そのまた下に田んぼが無いので水を好きに使えます。

一番下は川
逆に水を分けないといけないようなところは、水の取り合いになる。お隣さんと調整も必要なら、朝の3時に起きて文字通りの我田引水をやらないといけなかったりと、色々ややこしいのです。

これも水の貴重なバリならではですね。上の田んぼのほうがもちろんアクセスは容易なのですが、そのへんが面倒くさいので農園主さんが嫌がってるのかなと思います。先に書いたとおり、水が少なめということもあるんだと思います。

共同体に迷惑をかけず、自分も好きにやるには取水をうまくやる必要がある。これまた非常に重要な視点です。

しかも上記の条件だと一見不便なだけにも見えるから、借りる上で安いかもしれない。誰もやりたくないから、タダでできるかもしれない。

綺麗な水で楽しくやりたい。農園主さんの素直な気持ちが、このいい環境を探し出したようにも思います。

ヘンに効率や便利さに振り回されず、気持よくやれる方法を粘り強く探し続ける。何よりそれが一番のポイントなのかもと感じたわたくしでした。

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