しかしそうなると帰りも同じルートでいいのか、という問題が頭をもたげる。南アメリカ大陸はデカいのだ。前回書いたみたいに中南米の北から大陸南端までいったら、また北に戻るだけでえらいお金がかかってしまうんでないか?
だから往復するんでなくて、移動した最後の国から帰国したほうがいいのか?
それとも南米をぐるっと周回して、大陸北端からマイアミに戻り、もと来たルートを逆に辿ればいいのか?
いろいろ考えてみた。
■アルゼンチンからNZへOUTしてみる
というわけで中南米を陸路で南下して、最後に南端のアルゼンチンから出ることを考えてみよう。
Skyscannerしてみると、ブエノスアイレス→関空はいろんな航空会社が経由便を飛ばしていて、だいたい2~3回経由で15万円以上という感じ。時間的には45時間とかキョーレツな時間がかかる(^_^;)
これはやはり一気に帰るんでなく、途中で刻み刻み帰るべきだろう。できる限り連続で乗り継ごうとしなければ、もっと安い便も見つかるはず。
自分的に面白いと思うのは、同じ南半球のニュージーランドへの直行便だ。ニュージーランド航空がオークランドへ飛ばしていて、10万円前後で13時間半、深夜便なので1泊分浮かせることもできる。
そしてオークランドまで行ってしまえば後はエア・アジアやJetStarといったLCCに繋ぐことができる。今までキャンペーン最安で確か日本まで2万円台があったかなあ。。せっかくなので最後にNZ観光をちょこっと入れるのもいいと思う。
また面白いと思うのはシンガポール航空で、FSCなのに場合によってはオークランドーシンガポールがLCCより安かったりする。FSCなので受託手荷物も無料で、日程によっては検討の価値があるぞな。
■南米大陸北端からOUT
中南米長期周遊でもう一つ考えられるのは、西岸を南下して東岸をまた北上するような、ぐるっと回る動き方。
南米に入ったらコロンビア→ペルー→ボリビア→チリ→アルゼンチンという感じで南下し、その後ウルグアイ→パラグアイ→ブラジル→ギアナ3国と北上するのはどうだろうか。
ギアナ3国西端・ガイアナのジョージタウンからはトリニダード・トバゴのポートオブスペイン経由で、マイアミのフォートローダーデールに行くカリビアン航空便がある。28,000円前後で、乗り継ぎ含めトータル6時間くらい。なおカリビアン航空はトリニダード・トバゴの国営航空会社なので、たぶんFSCなのだと思う。
この便でマイアミに出てしまえば後は前回書いたルートを逆に、サンフランシスコ→ホノルル→関空とLCCを乗り継いで帰国することができる。
あと南米の北のほうの国からキューバに寄るのもいいかもしれない。ただざっと見たところ、ハバナ便はブラジルやギアナ3国のどこから行っても5~6万円はかかり、けっこう高い。
ただハバナに出てしまえばフォートローダーデール(マイアミ)行きはLCCのJetBlueが$100程度で飛んでいる。そこからは上記と同じくサンフランシスコ-ハワイ経由で、LCCを使って帰国できる。
■比較してみよう
そんなわけで今思いつく限り、南米から帰国するのに南端のアルゼンチンOUT、あるいは北端のガイアナOUTの2つのルートがある。
まずアルゼンチンからNZ経由で帰国することを考える。うまくキャンペーンをキャッチして安いのを確保したとすると、
- ブエノスアイレス-オークランド(ニュージーランド航空):10万円
- オークランド-クアラルンプール-関空(エア・アジア):3万円
で合計13万円くらい。
次に南米大陸北端のガイアナからトリニダード・トバゴ経由でマイアミに戻る案。マイアミからはサンフランシスコ-ホノルルと経由する。
- ジョージタウン-ポートオブスペイン-マイアミ(カリビアン航空):約2万8,000円
- マイアミ-サンフランシスコ(JetBlue):約1万7,000円
- サンフランシスコ-ホノルル(Virgin America):約2万5,000円
- ホノルル-関空(エア・アジア):1万2,900円
すると合計で約83,900円となる。アルゼンチンから出るより安いが経由が多いので、途中宿泊とかしたら結局NZ経由と同じくらいになるだろう。刻む分、身体は楽かもしれない。
また南米からキューバを挟んでマイアミに戻るなら、上記にプラス5万円くらいになる。そうするとアルゼンチン-NZ案と同じ13万円くらいだ。
往路がコスタリカINの想定で日本から6万円弱だったので、空路の最安はガイアナからOUTの想定で往復15万円程度となる。もちろん頑張って陸路で中米まで戻れば行きと同じ額で戻れはするが、陸路移動の費用で結局同じだし、しんどくなるだけのような(^_^;)
さてどうするのがいいのか?詳しい方、教えてください~~(^o^
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