2016年の年末くらいのモデルらしいのだが、2TBでも1万円そこそことかなりリーズナブルだ。
このモデルの特徴はセキュリティソフトが付いていることで、それを使うと
- ドライブのパスワード保護
- データの暗号化
ができる。
✓今回買ってみて実感してるのですが、セキュリティ機能の無いHDDに比べて本当に安心感が違います。
✓値段もセキュリティ機能が無いものとほとんど変わらないので、旅する人は絶対にこういうタイプがいいと思います。
モバイルHDDは持ち歩くものなのに大量のデータを入れられるので、失くすとお金の問題以上にデータ漏洩のほうが心配だ。
だからセキュリティ機能が付いてるのはとても安心なのだが、大容量なHDDはやはりパーティション分割して複数ドライブにすると便利だ。
自分的に微妙に不安だったのは、パーティション分割してもちゃんと上記のセキュリティ機能が使えるかだった。
ので、実験してみた(・∀・)
■やったこと
というわけで実際にやってみたのは:- 2TBの容量を2つのパーティションに分割する
- 添付のセキュリティソフトでパスワード保護をかける
- パスワードを入力してアンロック(使えるようにする)
- HDDを取り外し、再度付けてみて使えるか確認
といった感じ。
果たしてパーティションが2つに分かれていても、ちゃんとドライブは保護されるのだろうか?
■2TBのディスクを2つの領域に分割
まずWindows10のディスク管理で2TBのパーティションを2つに分けた。やったのは、
- スタートボタンを右クリック→「ディスク管理」クリック
- 出てきたディスク管理で「ボリュームの縮小」というのをやる
- 既存のディスク領域が縮小され、残りが未フォーマットの領域になる
- 未フォーマットのディスク領域をNTFSでフォーマット
- ドライブ名を付ける
という感じ。
詳しいやり方はぐぐればいっぱい出てきます。
- 縮小したボリューム:最初から付いている「My Passport」
- 新たにフォーマットしたほう:「My Passport2」
にしました。
■ドライブを保護する
ディスク内に入っているWD Discoveryというのをインストールすると、一緒にいくつかのアプリがインストールされ、HDDを管理できるようになる。インストールされたアプリの1つ、WD Securityというのを使うとドライブのパスワード保護と暗号化ができる。
公式サイトを参考にやってみてください。
>> WD Security & WD Drive Utilities 設定と使用方法
ちなみにWD以外のアプリもいくつか勝手に並ぶのがうざい( ̄∇ ̄
■ドライブの保護を確認する
さて保護を完了してディスクを取り外し、再度取り付けてみると、エクスプローラーにディスクとして出てこなくなる。タスクトレイにあるWD DiscoveryからWD Secutiyを使ってパスワードを入力するまでドライブは認識されないのだ。
その状態で「ディスク管理」を見ると、こんなふうになっている。
2TBのディスクはあるものの「不明」となっていて、2つのパーティションにしてフォーマットしたはずなのに「未割り当て」となっている。
で、WD Secutiyでパスワード入力してロック解除すると、、
普通にエクスプローラーに分割したパーティションが出てきます。
なお上記の手順ではWD Securityを事前にインストールしてないといけないわけだが、インストールしていないPCでもロック解除はできる。
HDDをPCに繋いだ瞬間、ドライブは出てこないのだが仮想CDドライブが認識されるようになっていて、そこにWD Unlockerというロック解除用のソフトが入っている。
これを起動すればパスワード入力画面になるので、そこでロックを解除すればいい。HDDそれ自体だけあれば、余計なインストールを事前にしないでいいので便利ですね。
■これで紛失しても大丈夫(?)
というわけで、パスワード保護はパーティションを分割しても普通に使えることが分かった。まあ論理ディスクじゃなくてドライブを保護するわけだから、当たり前って言えば当たり前なのかも。神経質ですみません(^_^;)
海外は場所により治安が悪く、ひったくりなども多発する。そうでなくてもいろいろ動いていたら置き忘れることもある。
よってこういうセキュアなモバイルHDDは、旅人、特にノマドワーカーには必須であると思うのである!^^
✓紛失してもデータは安全!旅する人に(・∀・)
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