何しろベルリンには日本や東南アジアから2万円台の便が飛んでいる!
そしてベルリンに降り立ったら、まずユーロの現金をゲットせねばならない。
ではベルリン(テーゲル)空港や、街なかの両替・キャッシングの条件はどんな感じなのだろうか。
今回自ら両替所で聞いたり実際にキャッシングしたりしたので、そのあたりをレポートしたいと思う。
読むと
- ベルリンの両替がいかに極悪か
- 好条件でキャッシングできるATM
- 実際にかかる手数料
といったことがわかります(・∀・)
西欧、東欧、バルカン半島、そしてヨーロッパ近隣のコーカサスやアフリカまで、両替やキャッシングの実際をまるっとまとめ❗️
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欧州に出かける人、周遊する人はゼヒ参考に😃
■ドイツの玄関口、ベルリン空港の両替/キャッシング
LCCでベルリンに来ると、テーゲル空港に来ると思う。
もちろん両替もキャッシングも可能で、バス乗り場のあるターミナルAに行けばたくさんATMが設置されている。
ただ空港での両替やキャッシングは条件が悪く、あまりオススメはしない。
当日の為替レート
まずテーゲル空港に降り立ったその日のレートだが、円とドルがそれぞれ1ユーロあたり- 123円
- 1.13ドル
であった。
これに対しベルリン空港ではどれくらいの手数料が乗るのだろうか?
ベルリン空港での両替レート
テーゲル空港にはTravelexがあり、そこで両替が可能だ。店舗の中に電光掲示板でレートが表示されていて、そのときのレートが1ユーロ当たり
- 140.15円
- 1.3165ドル
であった(!)。
これは円とドルの元レートに対しそれぞれ14%、16%程度が手数料として乗っている計算。
ドイツの前にいたカンボジアでは円ドルの両替で手数料2%くらいが相場だったので、これはもうキョーレツな数字である。
TravelexのATMでキャッシング
Travelexの店舗近くには同じくTravelexのATMがあり、クレジットカードのキャッシングも可能だ。試しにキャッシングを試みてみると、最後に3ユーロのATM手数料かかるけどいい?という表示が出た。
もちろん手数料のかからないATMがいいので、ここではキャッシングせず。
また他にも銀行ATMもあったが、故障していて動かなかった(^_^;)
後述するBerliner VolksbankのATMなら使ってみてもいいかもしれない。
空港では条件はよくない
というわけで空港の現金調達は、両替もキャッシングもあまり条件がよくない。自分は多少ユーロの手持ちがありバスくらいは乗れたので、街なかで現金調達することにした。
というわけで両替もキャッシングもせずテーゲル空港を後にする僕様。
ちなみにバスのチケットはクレジットカードでも買えるので、現金がなくてもとりあえず問題はない。
もし後述するAlexander Platzに出るのであれば、空港ではなくそちらで現金をゲットするのがオススメだ。
■ドイツで両替は危険?ベルリンの極悪レート
空港のTravelexでも両替レートはよくなかったが、街なかでも両替はものすごいレートだった。
多くの人が空港バスで出ると思われるAlexander Platzにその極悪レートの両替屋はある。
ツーリスト・インフォメーションみたいなところで「このへんに両替屋ってある?」と聞いて教えてもらったのだが、それがAlexander Platzの駅ビルにRiaという両替屋。
レートを聞いてみると
- 5万円の両替で350ユーロ
- 100USドルに対し80ユーロ
との提示。
しかしその時のレートではそれぞれ400ユーロちょっとと、88ユーロくらい。
なので日本円で実に13%近く、USドルでも10%近い手数料が取られてることになる。
てゆーか両替するだけで50ユーロも持ってくってどういうこと?!
店員さんは別に悪い感じもなく親切で善良そうなのだが、あのレートに疑問は持たないのかしらん?
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というわけで空港でも街なかでも両替は最悪のレートだった。
ではキャッシングはどうだろうか?
手数料無料のATMはベルリンに存在するのか?!
ウクライナでATM手数料無料だったからなのだが、どこの国でもそうではなく、例えばチェコでは75コルナ(約$3.5)のATM手数料がかかった。
ベルリンのAlexander PlatzにもEuronetのATMはぽつぽつあるので手数料を調べてみたが、
残念ながら3.95ユーロの手数料を取るとの表示が出た。
ちなみにEuronetはベルリンでけっこう幅を利かせていて、あちこちで見かける。
自分が泊まったホステルにもあり、便利ではあるね。
ここのATMを試してみたところ、金額を指定した瞬間なんのワンクッションもなく現金が出てきた。
手数料の表示がなかったし、これはひょっとして手数料ナシ?!
と思ったが、後でクレジットカードの課金を確認したら本当に手数料ナシであった。
もちろんクレジットカード側でキャッシング手数料はかかっているが、他のATMなら3ユーロ以上取られるのが無いだけでもかなり助かる\(^o^)/
とりあえず現金はここでゲットするのがオススメである。
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そんなわけでベルリンで両替は論外だった。
てゆーか上記のRia以外の両替所は良心的なのかもしれないが、もう不信感で探す気にもなれず(^_^;)
しかしATM手数料が無料のキャッシングでも、クレジットカードのほうが手数料や利子を乗せているはず。
ではキャッシングした場合、結局トータルでどの程度のコストがかかっているのだろうか?
ATMで表示される手数料はATMを設置した銀行や業者が持っていく。
そしてクレジットカード側の手数料はもちろんクレジットカード会社が取るのである。
クレジットカード側の手数料はたいてい216円で、たまにATMによってもっと安いときもある。
また通常、それら手数料とは別に為替レート自体にも手数料がかかるはず。
さらにキャッシングは借金であるので、返済するまでの期間、利子が日々加算されている。
そしてクレジットカード側は216円の手数料がかかっていた。
では為替手数料はどうだろうか?
自分は3ヶ月の放浪のため1,000ユーロをキャッシングしたのだが、
換算レートは123.005!
スマホアプリで確認したその日のレート(123円)とほぼ同じで、これは為替手数料がかかってないということになると思う。
これが銀行のおかげなのか、ゴールドの某カードのおかげなのかはちょっとわからない。
とかなり好条件でキャッシングすることができた。
そして上記の216円は固定の額なので、大きな額をキャッシングするほうがレートがいい。
自分の場合は1,000ユーロに対し手数料総額が216円なので、実に0.17%という激安の手数料で現金をゲットできたことになる。
もちろんこれはキャッシングした額次第なので、半分の500ユーロなら手数料率は倍の0.35%になる。
当たり前だが、大きな額のほうが手数料率は有利である。
1,000ユーロもキャッシングすると、通常の月末決済では3,000円近い手数料になったのでこれもだいぶ安くできたことになる。
こちらのほうは242÷123,005≒0.19%のコスト。
よってトータルでは
の、計458円(0.36%)で1,000ユーロをゲットできた。
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というわけでまとめだが、ドイツの玄関口ベルリンではBerliner VolksbankのATMを使ってキャッシングするのがおすすめである。
たぶんAlexander Platz以外のATMでも手数料無料なのだと思う。
また、この銀行のATMは空港にもあるかもしれないので、もし空港で見つかれば使ってみてもいいかもしれない。
ただ空港だと手数料がかかるということも無いとは言えないので確認は忘れずに。
また為替手数料がかからなかったのがなぜかわからないのだが、ひょっとしたらゴールドカードの恩恵かもしれない。
なので何かのゴールドを持ってたらそれでキャッシングするといいかも。
とにかく今回はタダ同然のコストでユーロをゲットでき、ご満悦の僕様であった。
しかも間違って極悪両替屋に行ってたら、100ユーロは無駄にすっ飛んでたのだから!\(^o^)/
両替不可のウクライナ・キエフでキャッシング手数料無料のATMを探し出す
店員さんは別に悪い感じもなく親切で善良そうなのだが、あのレートに疑問は持たないのかしらん?
■ドイツにキャッシング手数料無料のATMはあるのか?
というわけで空港でも街なかでも両替は最悪のレートだった。
ではキャッシングはどうだろうか?
手数料無料のATMはベルリンに存在するのか?!
ドイツではEuronetが手数料を取る
自分はヨーロッパではいつもまずEuronetのATMを探す。ウクライナでATM手数料無料だったからなのだが、どこの国でもそうではなく、例えばチェコでは75コルナ(約$3.5)のATM手数料がかかった。
ベルリンのAlexander PlatzにもEuronetのATMはぽつぽつあるので手数料を調べてみたが、
残念ながら3.95ユーロの手数料を取るとの表示が出た。
ちなみにEuronetはベルリンでけっこう幅を利かせていて、あちこちで見かける。
自分が泊まったホステルにもあり、便利ではあるね。
Berliner VolksbankのATMがおすすめ
しかし同じAlexander PlatzにはBerliner Volksbank SBという銀行のATMが並ぶサービスコーナーがある。ここのATMを試してみたところ、金額を指定した瞬間なんのワンクッションもなく現金が出てきた。
手数料の表示がなかったし、これはひょっとして手数料ナシ?!
と思ったが、後でクレジットカードの課金を確認したら本当に手数料ナシであった。
もちろんクレジットカード側でキャッシング手数料はかかっているが、他のATMなら3ユーロ以上取られるのが無いだけでもかなり助かる\(^o^)/
とりあえず現金はここでゲットするのがオススメである。
■ベルリンでキャッシング、手数料はいくら?
そんなわけでベルリンで両替は論外だった。
てゆーか上記のRia以外の両替所は良心的なのかもしれないが、もう不信感で探す気にもなれず(^_^;)
しかしATM手数料が無料のキャッシングでも、クレジットカードのほうが手数料や利子を乗せているはず。
ではキャッシングした場合、結局トータルでどの程度のコストがかかっているのだろうか?
キャッシングにかかるコスト
多くの人が知ってると思うが、キャッシングするとATM側とクレジットカード側で手数料が2重にかかる。ATMで表示される手数料はATMを設置した銀行や業者が持っていく。
そしてクレジットカード側の手数料はもちろんクレジットカード会社が取るのである。
クレジットカード側の手数料はたいてい216円で、たまにATMによってもっと安いときもある。
また通常、それら手数料とは別に為替レート自体にも手数料がかかるはず。
さらにキャッシングは借金であるので、返済するまでの期間、利子が日々加算されている。
Berliner Volksbankでキャッシングした際の手数料
自分がキャッシングしたBerliner Volksbankという銀行のATMは、キャッシングしたときに手数料表示がされず、実際に手数料はかかっていなかった。そしてクレジットカード側は216円の手数料がかかっていた。
では為替手数料はどうだろうか?
自分は3ヶ月の放浪のため1,000ユーロをキャッシングしたのだが、
換算レートは123.005!
スマホアプリで確認したその日のレート(123円)とほぼ同じで、これは為替手数料がかかってないということになると思う。
これが銀行のおかげなのか、ゴールドの某カードのおかげなのかはちょっとわからない。
額次第で手数料率は無いも同然に
というわけで今回、- ATM手数料:無料
- クレジットカードのキャッシング手数料:216円
- 為替手数料:無料
とかなり好条件でキャッシングすることができた。
そして上記の216円は固定の額なので、大きな額をキャッシングするほうがレートがいい。
自分の場合は1,000ユーロに対し手数料総額が216円なので、実に0.17%という激安の手数料で現金をゲットできたことになる。
もちろんこれはキャッシングした額次第なので、半分の500ユーロなら手数料率は倍の0.35%になる。
当たり前だが、大きな額のほうが手数料率は有利である。
利子も入れた現金調達コスト
さらにカード会社に電話をかけて5日後に繰り上げ返済したので、利子も242円で済んだ。1,000ユーロもキャッシングすると、通常の月末決済では3,000円近い手数料になったのでこれもだいぶ安くできたことになる。
こちらのほうは242÷123,005≒0.19%のコスト。
よってトータルでは
- キャッシング手数料:216円(0.17%)
- 利子:242円(0.19%)
の、計458円(0.36%)で1,000ユーロをゲットできた。
■ベルリンではBerliner Volksbankを探せ!
というわけでまとめだが、ドイツの玄関口ベルリンではBerliner VolksbankのATMを使ってキャッシングするのがおすすめである。
たぶんAlexander Platz以外のATMでも手数料無料なのだと思う。
また、この銀行のATMは空港にもあるかもしれないので、もし空港で見つかれば使ってみてもいいかもしれない。
ただ空港だと手数料がかかるということも無いとは言えないので確認は忘れずに。
また為替手数料がかからなかったのがなぜかわからないのだが、ひょっとしたらゴールドカードの恩恵かもしれない。
なので何かのゴールドを持ってたらそれでキャッシングするといいかも。
とにかく今回はタダ同然のコストでユーロをゲットでき、ご満悦の僕様であった。
しかも間違って極悪両替屋に行ってたら、100ユーロは無駄にすっ飛んでたのだから!\(^o^)/
その他、ヨーロッパの両替/キャッシング情報はこちら
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