マイナーな通貨だが、もちろんクレジットカードで普通にキャッシングできる。
というかウクライナでは円は両替できないので、日本人がグリブナの現金を手に入れるのはATMキャッシングが重要な手段となる。
しかしキャッシングで気になるのは手数料。
ATM側でもクレジットカード側でも手数料がかかるので、タイなど900円近い手数料がかかる場合もある。
クレジットカード側はたいてい216円で、これはもう避けようがないが、ATM側はモノによって手数料が違い、中には無料のものもある。
ではウクライナでもそういうATMはあるのか？
あるんです。
ここではウクライナ・キエフのキャッシング事情と、便利な手数料無料のATMについて紹介します。
■円が両替できないウクライナは、まず空港で有料キャッシング
ウクライナでは、自分の知る限り円の両替は無い。 USドルやユーロ、ルーブルでないと交換してくれないのだ。なので日本人には両替しづらいのだが、にもかかわらずウクライナでは現金が重要だ。
自分はキエフから入ったが、空港に降り立つなり空港バスに必要だし、ウクライナの安宿は現金商売が多い（というかそれ以外ない）ので、滞在中はかなりキャッシュに頼ることになる。
もちろん空港にはATMがあり、そこでキャッシングできる最高額が2,000グリブナ≒8,000円。
それに50グリブナ≒200円のATM手数料が取られるので、2.5％の手数料を徴収される計算だ。
※あとクレジットカード側で216円取られます。なのでトータル約5%（！）
空港のATMはそれ以外ないので、まずそこは何も考えずおろしましょう。
宿代にも使うことを考えると上限の8,000円くらいは普通に必要だろうと思う。
■ウクライナ・キエフのキャッシング手数料無料ATM
EURONETというATMがあって、なんとこのATMだけは手数料が無料なのだ！
ここではこの便利なATMの上限額や見つけ方等を紹介する。
これが手数料無料のEURONETだ
というわけでこれがそのEURONET。青いロゴが目印です。
おろせる額はそんなに大きくなく3,000グリブナまでだが、1日1回だけという制限もないらしいので、もっと必要ならもう1回おろせばよい。
ちなみにEURONETは手数料がかからないかわりに為替レートが微妙に悪い説もある。
が、実際の額を計算してみると結局これが一番安いらしい。
EURONETの見つけ方
自分がこのEURONETのATMを見つけたのは黄金ドームの聖ミハイル修道院に行く途中で、
こんな公園の端にあった。
では他にもあるのだろうかと思いGoogle Mapで検索してみたが、ほんのちょっとしか見つからない。
数が少ないのかな？宿を移ったとき近くにないと不便だなあと思っていた。
が、実はこのEURONET、キエフのどこにでもにある観光案内兼売店のようなブースに必ずくっついているのに気付いた！
Tour info Kyivを探せ！
それがGoogle MapにTour info Kyivという名前で出ているやつで、実物はこんな↓感じ。EURONETのATMがあるのが分かるかな？
キエフの街なかにはこのブースみたいのがあちこちにあって、自分が見つけた聖ミハイル近くのATMもこのTour info Kyivだったのだ。
Google Mapでは”EURONET ATM”とかではなく、”Tour info”とかで検索すればいっぱいこれが出てくる。
やってみると分かるがマイダンやソフィア大聖堂などがある観光エリアに集中していて、他のエリアにはほぼない。
またウクライナではEURONETのATMは自分の知る限りキエフにしか無い。
なのでキエフにいる間にできるだけ利用して、必要な現金をゲットしておくべきだと思う。
■クレジットカード側のキャッシング手数料
こればかりはもうどうしようもないと思いきや、セディナカードというクレジットカードではそれもかからないという！
というかセディナカードならEURONETでなくても多くのATMで、ATM側もクレジットカード側も手数料が無料になるらしい。
俺もほしいんだけど、審査で落ちたら切ないしなあと悩み中です(^_^;)
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