ジョージアでもコロナウイルスの感染者はじわじわと増えている。
とは言えヨーロッパなどに比べれば微々たる数で、しかもジョージアは国境閉鎖など次々と手を打っており、街は人通りは減ったものの平穏だ。
なのでそこまで神経質にはなっていないが、もちろん状況はウォッチしている。
本記事ではジョージアのコロナに関する状況と、自分が参照している情報ソースについてまとめたい。
なおこれは自分が一個人としてそう認識しているというだけのことで、正確かどうかは保証できない。一切責任は持てないので、本当のところは自分で必ず確認し判断してください。
■ジョージアの現況(03.21.2020時点)
ジョージアの状況は、日々緊張は高まりつつあるものの落ち着いている。違いと言えば外出が自粛要請され店もシャットダウンされてて人通りが少ない程度のことで、自分としては特に問題や危険は感じていない。
コロナウイルス感染者数は日々微増
ジョージアでも2月末に初めて感染者が出た。日本語情報はこちら:
>> ジョージアで新型コロナ初感染者|【西日本新聞ニュース】
その後、感染者は日々微増し続けてはいる。
しかし大変になってしまったヨーロッパ等と比べれば微々たるもので、今(03.21.2020)政府のコロナ関連の情報サイト(StopCov.ge)を見たら47名らしい。
最初の感染者発見から約1ヶ月経過して累計47名で、1名は回復して退院したという朗報も最近入った。
なので、アウトブレイクしてしまった国と比べれば問題なく抑え込めていると言っていいだろう。
またスーパーで買い占めが起こるなどのパニックも起きていない。
ジョージアのコロナウイルス対策
最初に感染者が出てからジョージアは入国制限から初まり、国境閉鎖、レストラン等の閉鎖、外出の自粛要請と次々と手を売っており、街は人通りは減ったものの平穏だ。ジョージアは感染者が増えていない段階から入国制限したりといったコロナウイルス対策を始めており、動きは早かったと思う。
またコロナ関連の情報サイト(StopCov.ge)も立ち上げ、正確な情報発信によりパニックを防ごうとしている。
そのおかげかアウトブレイクもパニックも起きておらず、普通にスーパーで買ってきて自炊すれば何の問題もない。
店が軒並み閉まっててカフェにも行けないというのはあるが、
そのおかげで感染しないで済むわけやからね。
■ジョージアの行動制限
ヨーロッパのようなシビアな状況ではないにも関わらず、ジョージアは上記のように機敏に厳しい措置を取っているように思う。とは言え行動制限も完全引き込もりではないので、そう息苦しくはない。
03.21.2020時点の行動制限
3月20日時点の政府による行動制限は以下に日本語情報がある。>> 外務省 海外安全ホームページ|現地大使館・総領事館からの安全情報 詳細
内容はライフライン以外の店舗閉鎖、外出の自粛要請など。
さらにその後、21日になって非常事態宣言が発令されたとかで、10人以上で集まることが禁止された。期間は1ヶ月、4月21日まで。
>> Georgia declares state of emergency until April 21
また伝聞だが深夜11時以降の外出も禁止、既に外国人はできなかった入国に加え、今はすべてのフライト発着が停止とかで出国もできなくなったらしい。
とは言え平穏
とは言え今帰国しないと困る!というわけでもない自分は、店が開いてなくてつまんない、くらいの不便しかなかったりする :)駅やスーパーは普通に開いてるし、物資は十分あり買い占め騒ぎもない。
ただ23日から小さい店だと1度に2名まで入店可になったみたい。まあちょっと店先で待つくらいのことだ。
ちなみに大きな店だともっとたくさん入れます。
マルシュルートカ(ミニバス)は止まったが、それ以外のバスは動いてる。
が、運転席と離れて座る感じみたい?に思った。
まだ気になってたレストランや温泉に行けてないというのはあるのだが、
まあ1ヶ月後を楽しみにするとします(^_^;)
※追記:宿が少々神経質に
ちょっと追記(03.22.20)。特にホステルのドミトリーだが、「10人以上集まるの禁止」規定に敏感になっているところがある。
外出時の話だと思うんで、住んでるとこ・泊まってるとこは関係ないと思うのだが、10人部屋をリミットしてる?みたいな感じがするところも。
あとやはり東洋人は警戒されがちで、パスポートで入国日をチェックされたり、個室に隔離されたりする。
宿泊拒否された例もあるらしい。
泊まるところがない状況にはならないと思うが、予約したところがダメだったらどうするか、セカンド・プランは持っといたほうがいいかもしれません。
■東洋系へのコロナ差別について
ただ外国で少々やっかいなのはコロナウイルスが東洋系の人種と結び付けられがちなこと。ジョージアでも実際、「コロナー!」と呼ばれることはよくある(^_^;)
多くは悪意なし
が、悪意のないことも多く、自分の場合- 酔っ払いのジョーク
- バスで運転手が降車場所を教えてくれるとき、なんて呼んでいいかわからなくて
- 子どもがふざけて(おかんに怒られていた)
という感じなのがほとんど。
大抵はむしろ一緒に笑ってるくらいである。
注意しつつ冷静に
ただ本気で怯えていて怒鳴り散らされたり、悪意を込めてすれ違いざまに言われたり(クソガキが多い)という場合もある。しかし一度ヤンキーに怒鳴り散らされたときなどそこにいたじいちゃんが止めに入ってくれ、ワカモノがわざわざ来てくれて大丈夫だ、というようにガッツポーズを見せてくれた。
なのでむしろジョージア人の優しさをありがたく感じた日だった。
またなぜか中国人より日本人のほうがイメージがいいらしく、「中国人?」と不安げに聞かれて「日本人だよ」と答えると安心されたりする。
英語がとっさに出てくるときは「中国もだいぶ収束したよ」と言うようにしている。
ジョージアもだんだん政府の行動制限が強くなっていることもあり、やはり緊張感が高まってはいる。
とは言えひどい差別に遭うことはまずないので、冷静に対応したい。
■コロナ関係の情報ソース
既にいくつかリンクは挙げたが、自分が参照しているコロナ関係の情報ソースを紹介しておく。いつも見てるジョージアのサイト
ニュースサイト。CoronaとかCOVID-19で検索すると関連の記事が見つかる。Civil.ge – news. nuance. context.
上記ニュースサイトのコロナ関係のブログ
COVID-19 in Georgia Live Blog: Three New Cases Take Total to 43 – Civil.ge
もう1つのニュースサイト
Agenda.ge | Homepage
ジョージア政府による公式コロナ情報発信サイト
Prevention of Coronavirus Spread in Georgia
日本語情報
外務省の安全情報海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報
外務省 海外安全ホームページ|現地大使館・総領事館からの安全情報 詳細
新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)
関連ニュース
アルメニアとジョージアが外国人の入国を禁止・制限(ロシア・CIS、トルコ、アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア) | ビジネス短信 - ジェトロ
ジョージアで新型コロナ初感染者|【西日本新聞ニュース】
大使館サイト、ジョージア政府サイト
大使館在日ジョージア大使館
在ジョージア日本国大使館
ジョージア政府
Government of Georgia – Home
ジョージア外務省
საქართველოს საგარეო საქმეთა სამინისტრო - Home
とまあそんな感じ!
自分的にはジョージアは比較的安全で、たまたま来てしかも長期にいられる国が安全なのはラッキーやなあ、と思っている。
皆さんもそれぞれ自衛しつつ :)
0 件のコメント:
コメントを投稿