移動手段は主にバスで、ゴリ→トビリシのみ鉄道を使った。
バスは大きなやつではなくマルシュルートカ(バンのでかいやつみたいなミニバス)ばかりだった。
そして鉄道は噂通りの安さでなんと1ラリ!
しかし時間帯によってぜんぜん違う値段になったりもする。
というわけで今回はそんなジョージアの陸路移動手段について、値段、時間、注意点などをまとめたい。
■クタイシ空港→市内へのバス
初ジョージアはスペインのバルセロナからWIZZエアーでクタイシに入った。クタイシ空港から市内は空港バスが出ている。
運賃は5ラリ、市内までの所要時間は30分弱というところだ。
空港バスはフライトに合わせて出発
市内へはジョージアン・バスというのが出ている。出発時間は完全にフライトに合わせていて、到着時間近くになるとカウンターにスタッフが来てチケットを売ってくれる。
というわけでこれが5ラリのバス・チケット。
市内へのバスはこんな感じのミニバス。
トビリシなど長距離になるとこういう大きなバスになるみたいだ。
自分は深夜に着いて宿が開く朝まで空港泊したのだが、トビリシなど遠くに出るなら深夜発のバスで行けばちょうど朝方着いて便利かも。
市内の広場に到着
空港バスでは噴水のある広場のバス停まで来れる。途中でも止まるが周辺に安宿があるので、普通はここまで来るのがいいと思う。
たぶん途中バスターミナルにも寄ったと思うので、別の町に行くならそっちで降りるのがいいだろう。
もちろん乗る前に確認してね。
✓クタイシのおすすめホステルはここ!
クタイシの噴水広場からは、自分が泊まったStar Hostelまで徒歩で行けます。
自分が泊まったときは200円台という激安!
それでいてキッチンも使え、ロッカーも有料ですが2ラリ/24時間で使える便利な宿でした。
予約サイトのagodaを通すと、それくらいの格安で泊まれます。
お試しあれ :D
■クタイシ観光!市内→ゲラティ修道院
クタイシ観光の目玉はフレスコ画が見事なゲラティ修道院だろう。
市内からは修道院のすぐ近くまでマルシュルートカ(ミニバス)が出ている。
運賃は1ラリだ。
スーパー前から出発
ゲラティ修道院行きのバスはDimmartというスーパーの前に乗り場がある。現地ではマルシュルートカとか短くマルシュと呼ばれる、ミニバスである。
席はけっこうすぐ埋まり立ち客もいたので、さっさと乗車して座ってしまったほうがいいすよ。
ゲラティ修道院行きマルシュの時刻表
車内には運転席の上あたりに時刻表が掲示してあった。帰りの時刻も載ってるのでチェックしておくほうがいい。
本数が多くないので帰りに乗り遅れないよう注意しましょう。
あと2ラリにボラれた話もネットで見たので、自分はいくら?と聞かずに黙って1ラリ渡して降りました(笑)
ゲラティ修道院とモツァメタ修道院
というわけでマルシュを終点で降りると、これがゲラティ修道院!入場料は5ラリでした。
噂通りフレスコ画は素晴らしかった。
今のところ、自分的にジョージアで1番素晴らしいのがこれだ。
また自分が行ったときはコミュニティのイベントをやっていて、ガクジュツ的?なプレゼンやジョージアン・ダンスのパフォーマンスをやっていた。
そういうのも含め現地に1時間くらいはいたかな?と思う。
また近くにモツァメタ修道院というのもあるが、バスはなく徒歩(かヒッチハイク)でしか行けない。
ゲラティ修道院に比べると地味という話も聞いたので自分はパスして市内にマルシュで帰りました。
■クタイシ→バトゥミのバス移動
クタイシの次はジョージアの黒海リゾート・バトゥミに移動した。
クタイシ市内→バスターミナル→バトゥミ市内という乗り継ぎが必要で、バスターミナルからバトゥミは3~4時間というところだ。
ターミナルまで1番バスで
クタイシ市内、噴水の広場のバス停からバスターミナル行きのローカル・バスが出ている。1番のバスで、運賃は0.5ラリだ。
クタイシ2という駅近くのバスターミナルに着くのでここで長距離バスに乗り継ぎ。
ドライバーは英語が通じないので、一応バスターミナル!とアピールしとくのと同時にGoogle Mapとかで確認しながら行きましょう。
チケットはカウンターで
ここのバスターミナルはジョージアでは珍しく、カウンターでバス・チケットを買う。他だとどこもバスの中で支払った。
運賃は15ラリ、チケットをくれるのでそれをドライバーに見せる。
バトゥミではケーブルカー乗り場に到着
そして出発から3~4時間、狭いミニバスで揺られるとバトゥミに着く。バトゥミでは市内のケーブルカー乗り場あたりで降ろしてくれるのでとても便利。
そのへんからはバトゥミの安宿も徒歩圏。
海沿いの公園を眺めながら宿へと歩きましょう。
■バトゥミ→ゴリのバス移動
バトゥミからはウプリスツィヘ洞窟遺跡というのがあるゴリへ移動した。
ゴリへはクタイシから来たケーブルカー乗り場ではなく、バスターミナルからバスが出ている。
時間的には6時間くらいの移動になり、けっこう長い。
バトゥミ出発はバスターミナルから
これがバトゥミのバスターミナル。市内からは徒歩で行ける距離だと思う。
ターミナル内でゴリ!ゴリ!と聞いてまわり、トビリシ行きが途中で寄るとのことでそれに乗る。
運賃は20ラリだった。
✓バトゥミのバスターミナル至近の便利ホステル!
バトゥミのバスターミナルは、自分も泊まったHostel Retroがすぐそこです。
自分が泊まったときは200円台という激安でした!
キッチンも使え、ロッカーもちゃんとある便利な宿でした。
ここも予約サイトのagodaを通せばそんな格安で泊まれますよ^^
ハイウェイで降ろされタクシー乗り継ぎ
しかし自分が乗ったトビリシ行き、なんとゴリのバスターミナルではなく近くのハイウェイで降ろされるというハードな便であった。しかもゴリで自分が降りるのをドライバーが忘れていて、ハイウェイのこのへんまで行き過ぎてから降ろされた。
そこから町までは4kmくらいある。
この辺のガススタンドまで頑張って歩いたが力尽き、タクシーを使った。
ちなみにタクシーの言い値のまま4ラリを払ったが、宿で聞いたら超良心的と言っていた。
10ラリくらいにボラれることが多いそうな。
というわけで昼にバトゥミを出て、着いたらとっぷり暮れていた。
クタイシ経由で乗り継ぎがいいかも?
ちなみに自分が乗った便以外も、クタイシ行きのバス・ドライバーがこれに乗ってクタイシで乗り換えてゴリに行けるぞ、とアピールしていた。直通のほうがいいと思って上記のトビリシ行きにしたのだが、市内のターミナルに行かないのでぜんぜん便利ではなかった。
クタイシ乗り継ぎならひょっとして最終的にゴリのバスターミナルに着くのかもしれない。
知ってる方、教えてください m(_ _)m
■ゴリ→ウプリスツィヘ洞窟遺跡
ゴリは街自体もいい感じだが、ウプリスツィヘ洞窟遺跡が定番の訪問先だ。
入場料は15ラリとそこそこだが、広い遺跡内から眼下の川や村が美しく、行ってソンは無いと思う。
遺跡には近くに行くローカル・バス(マルシュ)がある。
シティホール近くのバスターミナル
遺跡にはゴリのバスターミナルからバスが出ている。この特徴的なシティホールの裏あたりにターミナルはあり、
これが時刻表。
ただチケットはこの時刻表が掲示してあるカウンターでは売っておらず、バスで直接ドライバーに支払う。
遺跡近くの村で降車
というわけでターミナルで「ウプリスツィヘ!」と聞いてまわり見つけたのがこのバス。運賃は1ラリだ。
ただしこれは遺跡近くのウプリスツィヘ村に行くローカル・バスで、クラ川沿い、橋の手前くらいで降ろされバスは村の中へと走り去っていく。
帰りも降りたあたりでバスを待つことになるので、場所を覚えておきましょう。
ちなみに自分は親切なワカモノがヒッチハイクさせてくれたのでチョー助かった(・∀・)
✓ゴリ、駅・バスターミナルに徒歩圏の便利な宿
ゴリで泊まったTamar Guest Houseは鉄道駅もバスターミナルも徒歩圏の便利な安宿です。
お値段はにゴリでおそらく最安の5ユーロちょっと!
個室なのにその値段で泊まれ、ホストさんも超親切なよい宿でした。ガーデンも広々!
予約サイトのagodaから予約できるので、ゼヒ泊まってみてね^^
■ゴリ→トビリシ、1ラリ鉄道
ゴリの次はジョージアの首都トビリシへ移動。
この区間は鉄道があり、安いと聞いていたが本当に1ラリと激安だった。
ゴリ→トビリシ、発車時刻と運賃
前日にゴリ駅に行き、英語が通じにくい中トビリシ行きの時刻などを確認した。微妙ながら英語が話せる駅員さんが書いてくれたトビリシ便の時刻がこちら。
ポイントは便によって運賃が違うことで、
- 午前中7:20、9:05、9:48発:1ラリ
- 12:24発:11ラリ
- 16:10発:7ラリ
と便利そうな時刻のはだいぶ高かった。
また事前にチケットは買えないので、当日来て買うことになる。
これが1ラリ鉄道チケットだ!
というわけで当日は9時前に駅に到着。郷土の誇りスターリン様を拝んだりする。
で、これが噂の1ラリ鉄道チケット!
本当に1ラリコインで買えてしまい感動する(笑)
9時の便でトビリシへ
自分が乗ったのは9:05の便。意外にというか、ちゃんと定刻に列車はやって来た。
安い便なこともあり地元の人がいっぱいいて並んでいる。
車内はそこそこ混んでいて、トビリシの近くに行くまでは座れなかった。
また車内で検札があるので、チケットをちゃんと用意しておきましょう。
便利なトビリシ中央駅に到着
トビリシ行きは宿で6人乗りの乗り合いタクシーを手配することもできた。5ラリと高くはないし宿まで迎えに来てくれるので便利と思いきや、降車がホテルではなくトビリシ北のDidube駅と決まっていた。
それだとそこから宿のあるエリアまで地下鉄乗り継ぎが必要なんで面倒と思いやめておいた。
鉄道だとそのDidube駅も止まるが、最終的には市内中心に近いトビリシ中央駅(Station Square)まで行く。
時間にしてゴリから1時間ちょっとくらいかなあ?
長くもないしこの区間は鉄道1択でいいと思います。
駅前の桜がきれいやったなあ~~^^
✓トビリシ、鉄道駅から徒歩圏の便利な宿
トビリシでは鉄道から歩ける距離のThe Artist Hostelに泊まりました。地下鉄駅もあるマルジャニシビリという賑やかな界隈にある便利な安宿です。
200円台で泊まれる激安宿なのに、ドミトリーのベッドにカーテンもあってプライベートが保てます。
トビリシは他にも便利で居心地のいい宿がいくつもあるので、よかったら↓も見てみてね ;)
>> トビリシの安宿6選!カーテン付きでプライベートを保てるホステルはここだ
■トビリシ-カズベギ往復
トビリシからマルシュルートカで3時間の山リゾート(というほど開けてないが)、カズベギにも行ってきた。
手軽に自然に包まれる環境に行けてとてもよい(・∀・)
Didubeのバスターミナルを探せ!
トビリシ発カズベギ行きのマルシュルートカはメトロのDidube駅近くから出ている。
ただマルシュルートカは駅前ではなく道を渡った先にあるターミナル↓で探すのがよい。
駅前でも客引きがいてそこから出てるマルシュルートカ(と彼らが呼ぶもの)のところに連れてってくれるのだが、どう見ても普通の白いマルシュでない。
おそらく白タクのマルシュ版みたいなもので、自家用車に行き先の掲示を付けてるのかな?という印象。
何がイヤって25ラリとめちゃ高い!
本来の値段は10ラリ
その点ターミナルに行くと値段は10ラリじゃ!と大きく掲げられていて、
実際値段は10ラリぽっきり。
毎時間1本出てるのかな?という感じで自分は11時ちょうどの便だった。
とにかく駅前のぼったくりマルシュもどきに捕まらないよう気をつけましょう。
時間は2時間半
ネットの情報では途中のスポットで停車してくれるマルシュがあるとのことだった。
が、自分が乗ったのはとにかくビュンビュン飛ばして途中トイレ休憩で1回止まっただけ。
途中は美しい湖や、
教会など見どころっぽいところはあったのだが、車中から撮るのが精一杯だった(^_^;)
ちなみにトイレ休憩したところも絶景でかなりよかったっすよ。
帰りもここから、看板の時間にトビリシに帰る便が出ている。
また他のところにも行くことがあったら追記してみます :)
その他のジョージア情報はこちら
ジョージア、キャッシング手数料無料のATMをクタイシ空港で発見!トビリシの安宿6選!カーテン付きでプライベートを保てるホステルはここだ
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