2021年1月5日火曜日

日本の鉄道を激安で乗る!株主優待乗車券の世界



鉄道には株主優待乗車券というものがある。

チケットショップでよく売っていて、長距離を乗るなら激安で乗ることが可能だ。


今回初めて使ってみて素晴らしい安さに感動したので、その素晴らしさをシェアしてみたい :D

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■株主優待乗車券とは

株主優待乗車券とはその名の通り、株主に無料もしくは格安で乗車してもらう乗車券のこと。

知る限り2種類あり、それがあれば

  • その鉄道会社の路線を全線タダ、もしくは
  • その鉄道会社の路線を全線割引価格

で乗ることができる。

つまり通常の運賃ではなく、

  • 株主優待乗車券の購入価格
  • 株主優待乗車券の購入価格+割引運賃

のどちらかで乗ることができるわけだ。

もちろん降りてしまえばそこまでで、乗り放題とは違うので念のため。

■私鉄の株主優待乗車券

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近畿で近鉄、九州で西鉄、東京で京成の株主優待乗車券を使った。


近鉄、西鉄、京成の株主優待乗車券はどれも、それがあれば全線無料で乗れる。

株主優待乗車券の購入価格で、管内であればどこまでも乗れるわけだ。

近鉄で名古屋-奈良が1,200円!

去年の12月、名古屋から奈良に出る前にチケットショップをのぞいてみた。

鉄道の切符など安くなっても10円程度、、と思っていたら目に入ったのが近鉄の株主優待乗車券。

なんと1,200円で近鉄全線に乗れるという!


目的地の奈良までは2,000円以上はするので即買い。
本当にそれで乗れて感動したなあ。。

ちなみに株主優待乗車券は期限が近くなると安くなる。

奈良の某ショップでは年末期限のものが1,000円で、本当にめちゃめちゃ安かった。

平均的には近鉄沿線各地のチケットショップで、だいたい1,300円前後で売られていたと思う。

西鉄で大牟田-福岡800円

もう1つ、私鉄は九州の西鉄の株主優待乗車券を発見し、使ってみた。

福岡のチケットショップで見つけた西鉄の株主優待乗車券は800円。

大牟田→天神で使ったのだが、本来1,040円なので2割安い。

ちなみに大牟田→太宰府も920円なんで観光でそっち行くひとも使えますね。

京成で都内→成田空港が700円!

京成線は成田空港に出るうえで安い行き方の1つだが、これも株主優待乗車券が使える。

京成線で成田空港に出る場合、

  • 京成本線経由:1,050円
  • スカイアクセス:1,270円

の2つの行き方があるが、そのどちらであっても株主優待乗車券を使える。

また特急料金をプラスして払えばスカイライナーという特急にも乗れ、50分で上野から成田空港まで着く。


京成の株主優待乗車券は都内のチケットショップであればあちこちで売っている。

5月末・11月末の期限近くだと700円くらいで買えたりするのでかなりお得だ。

知る限り最安は上野のチケットショップで見た650円かな。

■JR九州の株主優待券は運賃半額

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また自分は使わなかったが、JRにも株主優待乗車券はある。

自分が見たのはJR九州の株主優待乗車券で、2,000円であった。


ただJR九州の株主優待乗車券は先に書いた近鉄などと違い、それ自体で乗車できるわけではない。

それをみどりの窓口で提示すると乗車賃や特急料金が半額になるというものだ。

なので運賃が4,000円を超える区間であれば、株主優待乗車券の価格である2,000円以上の割引となり、意味がある。

が、4,000円以下の区間だとソンするので注意が必要だ。

九州以外のJRで株主優待乗車券がどういうものなのか知らないのだが、事前にチェックしたほうがよさそう。

そんなわけで日本で鉄道を使う場合、株主優待乗車券がないかチケットショップを覗いてみるのはヒジョーによい。

無料なのか半額なのかなど条件はきちんと確認すべきだが、区間によってはチョー激安で乗れる可能性があるぞ^^


日本の陸路移動、バス情報はこちら



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