2016年12月9日金曜日

お米がウマけりゃそれでいいのだ。東南アジア、お米の美味しい国とは?!



東南アジアと言えば長粒種。
おっさん世代の人だとタイ米というと分かりやすいだろうか。

あれ、チャーハンやパエリアならいいけど、普通に炊いたらぼそぼそで食えたもんじゃないよね。

そんな風に考えていた時期が、俺にもありました。

いや実際タイ米はいまだにそんな感じでおいしくないのだが、同じ長粒種でも最近の東南アジア米は、けっこうもちっとして美味しいのも多いのである。

では東南アジアで美味い米が食える国とはどこなのだろうか?

実際に食ってウマかった東南アジア米を今回は紹介してみるぞ(・∀・)

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■東南アジアの美味い米

東南アジアでウマかった米はまずなんと言ってもベトナム、そしてインドネシア。

タイではカオニャオと豚肉のコンビが最高っすよ(・∀・)

ベトナム北部米は至高

東南アジアで一番ウマい!と思ったのはベトナム北部。サイゴンとか南部はまた違う気がする。
見ての通り、明らかにお米が立っている!


これは泊まった宿で出た無料のご飯なのだが、炊きたてがめっちゃウマくて、バクバク食っておかわりしてしまった。
微妙にこわめの炊き具合がまた(・∀・)イイ!!

なんというか、味と香りがしっかりあって、その意味では日本米に近いと思う。

ハノイは中国も近いだいぶ北の方で四季もある。寒暖の差とか、気候的に東アジアに近いのかもしれない。

でも見た感じ日本米と同じ短粒種ではない感じで、長粒種でもこんな美味しいのあんねんな!と感動するのである。いやひょっとしたら中粒種?

とにかく、日本と変わらないはずの中国で食った米より、これのがはるかにウマかったですよ。

インドネシア料理とさっぱり米が最高

そしてお米の美味しい東南アジアと言えばインドネシア。

これも数年前まではやはりぼそぼそで美味しくなかったように思うのだが、近年急激に美味しくなって、バリでも日本米を恋しく思ったりしなくなった。


昔はタイ米と同じくおかずと混ぜ混ぜしないと食えなかった印象なのだが、今は普通に独立で食べることができる。
ベトナムのお米よりさっぱりした印象の味で、インドネシア料理によく合う。

ベトナム米がミルキークイーンなら、インドネシアはコシヒカリという感じだろうか。
いや全然違うな(^_^;)まあインドネシア米がさっぱりしてるということでね(・∀・)

しかし数年前と全然違うのは、インドネシアも経済成長して、高い籾が使えるようになったのか?
それとも品種改良がうまくいったのか?識者の話を聞いてみたいものである。

ちなみにバリではこういう竹籠?で蒸すようにして炊く。
炊飯器ではなく、こうやって炊くのが一番美味しいらしい。


インドネシアの濃く辛いおかずには、やはりインドネシア米のさっぱり具合がとてもいい。
日本米だとかなりしつこく感じてしまうと思う。

もち米が美味いタイ

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そしてタイは冒頭に書いた通り米が美味しくないのだが、そのかわりというかもち米のカオニャオはめちゃウマい!


なぜかローストポーク売ってる屋台ではカオニャオも売ってる感じなので、ゼヒお買い求めください(・∀・)

量が多いときは半分くらい持ち帰って朝ごはんにしたりもする僕様である。だって冷えてもウマいのよ。

■次点、そこそこイケるカンボジア米

そしてこの3国ほどではないのだが、次点でまあまあ食べられるのがカンボジア米。


カンボジア米はなんか小粒な感じが特徴である。
長粒種という感じはしなくて、聞くところによるとジャスミン米らしいのだが詳細は定かではない。

長粒じゃないからか日本米に比較的近い気もして、そこそこ食べられる。
ただ冷えるとけっこうマズくなるらしい。また泥臭いと感じる人もいるようだ。

だから、↑のようなご飯はおかずを米にぶっかけて食べるとおいしく食べられる。
ちなみに同じぶっかけ系だからか、カンボジアの吉野家はそこそこうまいと思う。

■東南アジアで現地米を食べよう

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東南アジア現地でこれだけウマい米が手に入ると、現地米は安いこともあって日本米がそこまで恋しくなくなる。

東南アジアの美味しいお米

東南アジアで出会った美味しいお米の特徴は、

  • お米が立っている
  • 潰れてない

という2点だと思う。

タイ米はなんか潰れてデンプン質が外に出ちゃってる感じなのよなあ。
ちなみにフィリピン米はそれをさらに不味くした感じで自分にはかなりキツかった。

割れ米の除去が甘いのだろうか?
あるいは割れやすくて、割れ米を捨てたらめっちゃ捨てることになるから捨てられないとか?

ただ自分が食べるのは屋台とか最安のところが多いので、高いレストランで食べればまた違うのかも。

逆言えば屋台レベルでも米がウマいインドネシアなどは本当に素晴らしいのであった。

風土にあったものを

しかし一時、日本米を東南アジアで作れたらなあ~と思ってた時期もあったのだが、これだけ風土に適う品種がおいしいとなると自然農好きとしては

無理して不自然なもん作る必要ないなあ~

と今は思っていたりする。

気候の違うところで無農薬・無施肥だと大変だから、ではなくてその場で自然に育まれるのでないならやる必要がないな、と。

テクニカルにやらないと美味しいものができないならそれでも頑張るかもしれないが、現地の自然に寄りかかって美味しいものが作れるならそれが一番だ。

もし日本米をやるとしたら、その環境で素直に育つものを見つけて使うだろうと思う。
その場の風土と調和しようとする姿勢が、美しい文化や景観を守ることに繋がるだろう、とも。

文化と自然が融け合うバリ

美味しいものを食べる感動は、それを育んでいるいろんなことに感覚を導いてくれる。

特においしいお米は日本人にはありがたいもの。
東南アジアに来たら、ゼヒ自分で食べ比べてみてほしい^^

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