2017年12月24日日曜日

ベトナムで、ノービザ旅行者が銀行口座を開設するのは可能なのか?ホーチミンで聞いてみた



✓ベトナムの銀行口座や定期預金の開設条件が厳しくなりました
2019年からベトナムでは外国人の銀行口座の条件が厳しくなりました。
既に保有してる口座が閉鎖にはならないようですが、本記事を書いた2017年とはほとんど真逆の状況になってるようですのでご注意ください。
以下の記事に詳しいですが、

>> 日本人でも開設できる金利8%のベトナム銀行口座が突然、規制強化。そのワケを考察した | ハーバー・ビジネス・オンライン

ノービザ滞在者では口座開設もできず、高金利の定期も組めないとのことで、本記事の対象読者的にはほぼ意味なしになったように思います。

またちょっとベトナムだったので、ついでに向こうの銀行を回ってみた。

知ってる人も多いと思うが日本人は14日間、ノービザで観光滞在が可能である。
しかしビザランは難しく、次に来るときは最低30日空けないとノービザでは入国できない。

ベトナムのビザ代は高く、ちょっとした用事で使うにはもったいないので、こうした機会にいろいろ調べたりしている。

ということで今回のテーマはベトナムの銀行口座開設。

ベトナムの銀行は、自分のようなノービザで短期滞在する人でも口座を持たせてくれるのだろうか?

とりあえず答えだけ書いとくと、できます。

なんというか東南アジアの中でもベトナムはゆるい感じ。
では詳しく見ていきましょう。

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■ベトナム・ホーチミンの銀行の集まるエリア

ホーチミンにはいろいろ訪ねて回るのにちょうどいい銀行が密集するエリアがある。

安宿街からも近いベンテイン市場南あたりの便利な場所で、これも銀行のNCB(National Citizen Bank)が入ってるRuby Towerというのがあるあたり。


ベトナムの主要な銀行というとVietin BankBIDVらしいのだが、それらもこのエリアにある。

ちなみにBIDVはジャパンデスクもあるが、法人向けのサービスで個人が口座開くとかそういうのには対応していないようだ。

上記2行以外にも大きな銀行はいくつかあり、それら店舗もだいたいこの辺にある。
なので目当ての銀行が決まったら、このエリアを回ってみるとよい。

■旅行者はベトナムの銀行口座を開設できるか?

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冒頭書いた通り、ベトナムではノービザ旅行者でも特に問題なく、パスポートだけで口座を開設してくれる。

在住の人でないとできないこともあるが、それほど問題にはならないと思われる。

ノービザでもOK!

ベトナムはカンボジアより国際色豊かそうだし、銀行なら英語は大丈夫かなあ。。
と思っていたが、正直カンボジアより微妙であった(^_^;)

でもまあなんとか通じることは通じるので聞き回るのは可能。


それぞれの銀行で四苦八苦しながら聞き出したが、少なくとも訪れた銀行では

ノービザでも口座開くのはOK

であった\(^o^)/

パスポートだけ持っていけばそれでよく、ビザとか労働許可とか一切いらない。
パーマネントな住所も必要なく、ホテル滞在でも全然OKとのことであった。

唯一チェックしてるのは許可された滞在期間で、オーバーステイだとさすがにダメ。
逆に言えば合法に滞在してるならそれでいいということで、かなり緩い印象だ。

非在住者には制限もある

ただ住んでない人は在住者よりも制限が少しだけあり、普通口座(Savings)は開けるが、当座預金(Current)は開けないとのこと。

そしてベトナムではATMカードは当座預金に紐づくようで、在住者でなければATMカードが発行されない。

なので下ろすときには営業時間に銀行に行くしかないのだが、ノービザで口座開くような、たまに行くだけの旅行者なら別に問題ないように思う。

またベトナムの銀行は夕方4時、5時といった時間まで開いていることが多い。
日本より便利ですね。

■外貨で預けるか、ベトナム・ドンに替えるか

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ベトナムの銀行はUSドルやユーロも預けられるが、ほとんどメリットは無い印象である。

もちろんベトナム・ドンはかなり弱い通貨でもあり、将来の価値をどう見るかで判断は変わってくる。

しかしドンで預けないならそもそもベトナムで銀行口座を持つ必要はないかもしれない。

外貨の取り扱いは?


ベトナムの銀行では外貨も取り扱っていて、USドルやユーロなどを預けられる。

しかしいろいろと制限が強く、あまり使うメリットは無い印象。
商売で必要な人なら口座をもつ意味はあるかもしれないが、個人だとちょっと使いにくすぎる。

訪れた銀行では利息はほぼ無いに等しく、USドルなど0%という潔さだ(笑)
またユーロだと一応0ではない、というレベルの利息がつく。

ベトナム・ドンだと1年定期で7%台の利息が付くので、ものすごい差である。

また外貨はキャッシュでの預入は不可で、他の銀行からのTransferのみに対応。
もちろん送金・着金の手数料がかかる。

引き出しもドンに両替した上でしかできない。銀行なので街場の両替商よりレートも悪いだろう。
また外貨は引き出し自体にも手数料がかかり、年間の口座管理手数料もかかる。

VNDは有利だが弱い

現在VNDはだだ下がりなので、特にUSドルを持ってる人は有利な条件で両替できる。


そしてドンに替えて定期預金しとくだけで年間7%くらい増えてゆく。
ベトナム・ドンなら、もちろん普通預金にキャッシュでの預け入れ・引き出しが無料でできる。

またベトナムはやはり資金需要が旺盛なのか、何かというと金利が上がり気味で当局が規制するほどだという。

某銀行など年率8.7%の看板を出していて、これは高いと思って写真撮ろうとしたら警備員が慌てて止めに来た(^_^;)ひょっとして違法金利?(^_^;)

またベトナムでは銀行利息に対する税金は無いという情報を散見するのだが、これを見ると5%みたい。


>> 税制 | ベトナム - アジア - 国・地域別に見る - ジェトロ


非在住者でも同じとすると、5%というのはカンボジアの在住者向け税率(6%)に準じる安さである。

■ベトナムで銀行口座を持つ意味はあるか

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ドンの金利は高いものの、外貨に対して弱いので何かというと下落する。
なので、同じような高金利でUSドルに利息が付く隣のカンボジアのほうが有利かもしれない。

一方でカンボジアは政治体制が不安なので、その意味ではベトナムがよさげに思える。

またペイオフ(預金保護)という意味ではベトナムは無いに等しく(25万円分くらい)、カンボジアは無いのであまり差はない。

よって運用だけ考えると国を取るか通貨を取るかという悩ましい選択となる。

しかしホーチミンはガイジンさんの移住人気も高い、東南アジアにおいて美しい都市化に成功した稀有な街である。

オサレなカフェから近代的な町の緑が見える

だから運用というより、数年でも住んでみるほうがベトナムで口座を持つ意味があるのかもしれない。

なんか活動考えてしばらくいるかなあ?でも思いつかんのよなーーー


その他の東南アジア・銀行口座開設に関する情報はこちら :)

タイの銀行口座はノービザ旅行者でも開けるのか?先進国・タイの銀行の3分類
カンボジアの銀行の比較ポイントいろいろ
インドネシアの銀行でノービザ旅行者は口座開設できるのか?~ルピアもUSドルも~
ノービザ旅行者でもフィリピンの銀行口座は開けるのか?

その他のホーチミン情報はこちら

サイゴン(ホーチミン)はファングラオ通りの安宿を起点に、格安ローカル・バスでどこでも回れるぞ
ホーチミン、リーズナブルでチョーうまいスシ子さんに会いにいく
ホーチミンからほんの2時間!知られざる(?)ブンタウ・ビーチに行ってきたぞ(・∀・)


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2017年12月16日土曜日

android6.xのストレージを1GB節約するのに四苦八苦



1年前かな?ジャカルタで安くZenFone2 Laserを手に入れた。

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スマホとかは日本価格というのがあって、日本では他の国より高く価格設定されているというのを聞いたので、立ち寄ったジャカルタで探したら本当に安かったのだ。ちなみに今は価格もこなれてそう変わらない感じ。

8GBモデルと16GBモデルがあったが、長く使うつもりだったのでそこは高いが容量の大きい16GBのほうを買った。

そんだけあればまあ何年使っても大丈夫だろうと思っていたのだが、1年経ってアプリもいっぱい入って、ついにちょくちょく容量足りませんというエラーが出るようになってきた。

そこで32GBのSDカードを日本で追加購入し、これで安心と思っていた。のに、なんとZenFone2 Laserではそう簡単にSDカードに容量を移せないのだ!Σ(゚Д゚)

■アプリがめちゃ容量を食っている
なんとZenFone2 LaserのOS、Andoroid6.xは以前のバージョンと違い、アプリをSDカードに置けないという!!Σ(゚Д゚)

とりあえず「設定>ストレージとUSB」で見てみると、内部ストレージはシステムだけで5GB以上を食っている。そして16GBもあるのに、既に数百MBも残っていない。

ではいったい何がストレージを食っているのか?「設定>ストレージとUSB>内部ストレージ」で確認してみると、いろいろ入れまくったアプリがめちゃ容量を食っているのであった。


キャッシュもかなり多いがアプリの比ではない。なんでSDカードにインストールできないの。。

■超ローテクで対応w
このままではなんのためにSDカード買ったんじゃー!

ということになるので、何とかSDカードに出来る限り容量を移さねばならない。

Andoroid6.xもいろいろややこしいことをすればSDカードを内部ストレージとして認識させるという技が使えるのだが、ややこしいことをして壊してサポートもしてもらえない状態になるのは面倒極まりない。

というわけで超ローテクに、地道に移せるものを移すことにした。

やったことは

  • 画像や動画などのメディアファイルを移動
  • アプリの設定でデータを移せるものは移す
  • その他アプリの設定でデータを削減する

という感じ。

しかしデータを設定で移動したり削減したりできるアプリはかなり少なく、スマホのアプリって見えないところは手を抜いて作ってあるんやなあ~というのを実感したよ( ´Д`)=3

■使ったアプリは4つ
そんなわけでまず画像やらのファイルの移動。普通にファイラーアプリでやった。

ファイルマネージャーというそのまんまのやつを使ったが、ファイルの種類ごとに勝手に分類してくれるので、あまり物理構造を意識する必要がなくてよかったね。


スマホも1年も使ってるといつのまにかものすごい数の写真データがたまっているので、SDカードに移動すると数百MBはすぐに空く。

大きめのデータを移す設定があったのは地図アプリのMAPS.MEで、地図データをSDカードに移動することができた。


旅人に神アプリと崇め称されるMAPS.MEだが、こういう地味なところをちゃんと作っているのは本当に神だよ。。これでまた数百MBを解放。

そしてここからはかなり微妙な話になるのだが、Google Chromeは自動で保存されているデータを削除することができる。

設定から以下の「ストレージ」に行って、


この画面に行ってデータを消去すればよろしい。


自分はなぜかアメブロのデータがちょっと多めにたまっていた。

しかしこういうのさ、最悪消えてもいいキャッシュなわけだから、SDカードに保存先を変える設定くらいできてもいいんでないのかねGoogleさん。

で、さらにさらに微妙なのがfacebookのデータ節約モードというやつで、


facebookのアプリ設定で画像サイズを小さくすることができる。勝手にたまるキャッシュもこれで抑制されるのかもしれないので一応オンにしておいた。

他にもアプリの設定を順に見ていったのだが、キャッシュやデータをSDカードに移す設定は見つからなかった。デベロッパーもOSがアプリを内部ストレージにしか持てないようにするとは予測できなかったのかもしれないなあ。

まあでも上記の対策で1GB近くは何とか空けるのに成功。


他にも地道にいらないキャッシュを消せばもう100~200MBくらいは消せるのかもしれない。でもやっぱり画像やらとMAPS.MEの地図データ移すのに比べたらかなり微妙な努力ですな。

そんなわけで今回の教訓:

  • Andoroidはこの仕様をなんとかしろ
  • MAPS.MEは神アプリだ

以上!



関連リンク:
インドネシアで格安SIMフリースマホZenFone2をさらに格安で買う!ジャカルタで、スマホを求めてモルめぐり(五七五)

100円スマホケースをバージョンアップして850円ケースの使い勝手を実現する~BimboDIYの世界~



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2017年12月7日木曜日

仮想通貨取引所は7千円の高額キャンペーン中!LCCも!ポイントサイト・ハピタスで最近見つけたポイントを付けられるサービス



宿泊にバス予約に電子書籍にと旅先でめちゃ使っているポイント・サイトのハピタスなのだが、

キミは旅に使えるポイントサイト「Hapitas」を知っているか

最近↑に書いた以外にもいろいろとポイントを貯められるサービスを見つけたのでレポートしたい。

最近ものすごい勢いで高騰している仮想通貨の取引所や、旅人の味方LCCにもけっこうなポイントが付けられるのだ!

■仮想通貨取引所bitFlyer
まず初めて見つけてびっくりしたのだが、最近160万円(!)を突破したビットコインを始めとする、仮想通貨を売り買いできる取引所が高額なキャンペーンをやっている。

bitFlyerという大手の取引所で、申し込んである程度取引すると7,000円分ものポイントをもらえる!


注釈に

※日々の広告の利用可能人数があり、上限に達した際には急遽掲載を停止する場合がございますが、予めご了承ください。

みたいなことまで書かれていて、いかに猛烈な勢いで申し込まれているかが分かる。思いっきりバブルである気もするので、痛い目にあわない範囲でやるのがよいとは思う(^_^;)

しかし自分も3万円切ってたときに10万も買ってれば、50倍で500万やったのになあ~~と思ったりする。まあ後の祭りですな( ̄∇ ̄

儲かったら、なんか意味のあることに投資するととても良いと思うぞ。

■エアアジア、ピーチ、ジェットスター!LCCにもポイントが付く!
常にギリギリの値段のLCCは、ハピタスのような外部のポイント・サイトでポイントが付くことが少ない。

自分のところに囲い込めないポイントあげるほど利幅ないわ!というのが本音なのだろうと思う(^_^;)

しかし最近日本に再参入したエアアジアは、キャンペーンのためかなんとハピタスでポイントを付けることができる!


対象路線は新規に参入した日本路線、中部国際空港ー新千歳空港の便だけなのだが、ただでさえ安いチケットからさらに250円分ポイント還元してくれるというのはなかなかレアではないかと思う。

北海道行く人は要チェックである。

また国内のLCCと言えば他にもピーチジェットスターがあるが、↓のサービスではそれらLCCも取り扱いがある。


これも安い便を見つければさらにそこから422円分ポイントバックされるので、LCCのチケット代からすればそれなりの割引率になるはずだ。

■LCC海外便もポイント付くぞ
また海外フライトを取り扱うサービスでもLCCを扱っているものがあり、↓はジェットスターを取り扱っているそうな。


キャリアのサイトで直接買うのと同額以下なら315円分、ポイントで戻ってくるわけで、これまた安いLCC便ではバカにならないと思う。

特に旅人は利用回数も多いので、気付かないうちにちょっとしたお小遣いになっていそうだ。

というわけで旅先で使えるサービスも多く自分も愛用しているハピタスだが、今話題の仮想通貨やLCCまでカバーしてるのは発見だった。

興味のあるサービスがあったら、ぜひ登録してポイントをもらいましょう^^

もちろん登録は無料!



ハピタスの登録はこちらから!↓
その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス


登録したら、少なくともbitFlyerは申し込んどいたほうがいいかもね。

ビットコイン以外の仮想通貨も売り買いできるし、今すぐでなくても、とりあえず口座を持っておいて、何か重要なタイミングで使えるようにしとくのは意味があると思うぞ。


関連リンク:
キミは旅に使えるポイントサイト「Hapitas」を知っているか


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2017年12月1日金曜日

【カンボジア記事引っ越しました】GET A LIFE in Khmer!というブログを始めたよ :)



お気づきの方もいらっしゃると思いますが、カンボジア関連の記事をごそっと別のブログに移しました。

そっちのブログは「GET A LIFE in Khmer!」というタイトルで、カンボジアのどんどん変化していく熱い息吹の中、そっちに行けばおもしろいこといっぱいあるぜ!という意味合いを込めてます。

GET A LIFE in Khmer!
http://galinkh.blogspot.com/

たまたま縁が重なって、向こう1,2年はカンボジアが多くなりそうなので独立させることにしました。

首都プノンペンの街並み
実際、カンボジアにはODAやNGOが支援してる国、というイメージがあると思うんですが、今のカンボジアはそればかりではありません。

そういう類の資本流入に対応した小売やレストラン等のサービス業ばかりではなく、ITベンチャーが次々立ち上がり、現地向けあるいは外人向けのコワーキング・スペースがいくつも設立され、何か始めるぞ!という意気込みの人びとが毎日そこに集っています。

プノンペンのコワーキング・スペース、IMPACT HUB
シリコンバレーの初期がこうだったんではないか、という人もいるくらいで、このエネルギーをよい方向に使えたら、これはカンボジアだけでなく、発展一辺倒で進んできた私たちにも大きな学びとなる。世界が進むべき道のモデルともなる。そんな風に感じるのです。

これ↓にも書きましたが、そういうことを理解する素地を、カンボジアの優秀なワカモノたちは持ってるように感じています。

風土と街と近代と、愚図なやつらばっかじゃないぜ
http://galinkh.blogspot.com/2015/12/blog-post_3.html

先日もソーシャルな問題に取り組もうとするソーシャル・ベンチャーのピッチイベントに行ってきたのですが、単にお金儲けでなく、伝統や自然を大切にしながら豊かな社会をつくっていく、そういう問題意識をワカモノたちが持っていて、そして実際に解決を模索しています。

IMPACT HUB主催のピッチイベント
近年はバリで自然農稲作に挑戦していて、それも止めたわけではないんですが、この変化の坩堝の中で、ITコンサルや自然農プロジェクトをやってきた自分ができることはあるんでないか。

そんな風に思い、カンボジアでの活動を増やすことにしました。たぶん年の半分くらいはプノンペンあたりにいそうです。

そんなわけで新ブログ「GET A LIFE in Khmer!」のほうも、よかったら見てみてください。

今のところ、このブログの過去記事を含むお笑い貧乏生活ブログになってますが(笑)今後ソーシャル・ベンチャー関連の記事を増やす。。はず!(^_^;)





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