2021年5月5日水曜日

ネットで送料無料/格安の種を買えるのはこのお店!~Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場~



現在、実験中の畑では自然に強く育つ品種を見極めるため、できるだけ多くの種類の種を播きたいと思っている。

しかし近くの店でほしい種が見つからないことも多く、そんなとき助かるのがAmazonなどのネット通販だ。

ネットなら検索すればたいていの種が見つかり、買いに行かなくても家に送ってくれてとても便利。
ただ問題は送料だ。

野菜の種は1袋200円前後のことが多いが、これに送料100円とかかかるともったいないことこの上ない。

しかし探してみると送料無料あるいは格安で送ってくれる店というのが、数少ないがある!

今回は実際に自分が種を買った、送料無料/格安で種を買えるネット上のお店を紹介したい。

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■Amazonのあわせ買い

Amazonでは「あわせ買い」というのを使うと送料無料にできる。

あわせ買いというのはAmazonが発送する商品を2,000円以上購入するときに一緒に買える商品。

種だけで2,000円超えるのはなかなか難しそうなので、他のものと文字通りあわせて買うのがよい。

自分が知ってる、あわせ買いの種をAmazonで売ってるのはカネコ種苗というお店。

イタリアンパセリやマリーゴールドなどをあわせ買いで買いました。


イタリアンパセリなんて見ての通り↑100円で、しかも送料無料なんでとても安い^^

■Yahoo!ショッピングの送料無料の店

Yahoo!ショッピングやPayPayモールでは、Amazonでは見つからない送料無料の種苗店がある。

300円以上で送料無料の種苗店

まずオススメはきのくに種苗店

300円以上の注文が必要だが、送料無料で野菜や花の種を買える。

2~3袋も買えば300円は必ず超えるので、まず問題ないはずだ。

10袋で送料無料のお店

もう1つ、国華園という種苗店もある。

こちらは9袋まで170円と非常に安い送料で種を買える。


そして10袋以上になると送料無料となる。

いろいろ植えてみたい人はここで揃えるといいかもしれない。

■楽天市場の送料の安い店

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もう1つの有名ネット通販、楽天市場では送料無料の店は割高な印象。
知る限り1袋300円以上するものばかりで、そもそも送料が種代に乗っているように思う。

しかし楽天市場では送料無料ではないものの、格安のお店がある。

自分が種を買ったみづほ商店では1,100円まで送料73円で、種自体も1袋110円からある。


自分はネギとニラの種を一緒に買ったが、どちらも110円で送料を入れても他のサイトより安く済んだ。

■あわせ買いでまず探そう

Amazonのあわせ買いで買える種はあまり多くない印象。

しかしあわせ買いの対象商品は1袋100円だったりで非常に安い。
普通はその倍の値段からというイメージだ。

なので、まずAmazonのあわせ買いでほしい種がないか探してみて、それでダメならYahoo!ショッピングや楽天市場で探すといい(ハピタスを通すのを忘れずに!)。

そんなわけで今回はこれまで探しだしたネットで送料無料で買える種苗店について紹介してみた。

他にもいい店があったら教えてね :)


✓ネットでの購入におトクなポイント還元!

Yahoo!ショッピング(PayPayモールも)や楽天市場は、ポイントサイトのハピタスを通すと、購入額に対し1%のポイントをゲットできる。
これは各サイトで付くポイントとは別にもらえるので、せっかく買い物するならハピタスを通すのがおトクである。


また、もらったポイントは例えばAmazonギフトに換えられるのだが、その際+2%プラスになったりする。
つまり1,000円分のギフトを980円分のポイントでゲットできるわけだ。
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ネットで買い物するなら、まずハピタスに登録しておくのがオススメっすよ(・∀・)

自然農、その他のお役立ち情報(・∀・)

初心者向け!自然農おすすめ動画 ~畝立て、種まき、水やり~


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2021年5月4日火曜日

youtube動画で自然農3原則を改めて理解する



ちょっと前と比べたら自然農の作物づくりはずいぶん広まったと思う。

youtubeの自然農動画はもういくらでもあるし、自然農以外にも協生農法、BLOF、たんじゅん農法と様々な自然農的な農法が、全国で実践されている。

自然農の原則は

  • 耕さない
  • 雑草を生やしたままにする
  • 持ち込まない、持ち出さない

とよく言われるが、現在の自然農では実際どのように実践されているのだろうか。

先達のyoutubeを観ながら、現在の自然農がこれらをどう消化しているのか考えてみたい。

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■不耕起だけど耕す?

慣行農法でも不耕起の自然農でも、要するに野菜が育ちやすい環境を整えることに違いはない。

自然農では耕さないことによって、土の力で作物を育てることを試みる。

が、そうは言っても1回も耕さずに草原に種をばら播くわけではない。

耕すことのデメリット

耕して作物向きの環境を整えるのは手っ取り早いが、

  • 土の構造を破壊する
  • 雑草が一斉に生える
  • 有機物を激しく消費する

といったデメリットがあるという。

以下の動画に詳しい。


慣行農法では上記の3つの問題に対し、

  • 毎回耕す(土の構造を壊す)
  • 農薬をまく
  • 化学肥料を入れる

という対応を取るので、土がどんどん悪くなるサイクルに嵌まり込んでしまうのだと思われる。

上記動画ではそれを「土が風化する」と表現している。

不耕起は目的ではない

慣行農法では要するに一定のスピードで砂漠化が進むわけだ。

上記の動画によれば、耕さない農法では雑草の根がつくる根穴構造を壊さないので、ミミズなどの巣や微生物のネットワークが土を柔らかく保ち、水はけを確保する。

草は慣行農法よりマイルドに生えるが、それを刈り敷いて有機物を常に補給する。

とはいえまったく一度も耕さないかというと、そんなことはない。

動画で触れられているが、

  • 最初に畝を立てるとき、耕うんしてやりやすくする。そしていったん立てた畝は恒久的に使う。
  • 畝に雑草堆肥を入れるときは耕す。
  • 種を播くときは播くところを発芽しやすいよう耕す。

という感じで、毎回でも全面的でもないが、耕すタイミングはある。

慣行農法のような全面的な耕起をやってしまうと土が悪化し続けるが、ポイントを押さえた最低限の耕起は土を良い状態に育て、維持するのだ。

■「草生」もより合理的に

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雑草を生やすのが自然農というイメージもあるが、トラクターで全面的にすき込むわけではないだけで、実際には草は刈る。

しかし排除するべき邪魔者というより、うまく調和すれば場を豊かにしてくれる存在という感じだ。

害虫対策としての草生

「雑草を根こそぎにすると様々なアンバランスが現れ、農薬等が必要となってしまう」という、よく聞く自然農の主張は本当だろうか。

以下の動画を観てみよう。


虫が付きやすいと言われる小松菜などアブラナ科だが、↑で分かる通り多少食われる程度でしかない。

雑草に害虫が住み着いてしまうというのが慣行農法の主張だが、逆に草が無くては虫が野菜しか食うものがなくなる。
また雑草があるおかげでクモが住み着き、イナゴはほとんど見ないという。

つまり自然農では、害虫を生物のバランスで抑えるということ。

雑草は風通しと光を確保する程度に刈るだけで、取りきらない。
高さ的には苗を草が追い越さない、くるぶし程度がよいらしい。

土作りとしての草刈り

雑草は生き物の住処であるとともに、土を豊かにする有機物の供給元でもある。

以下の動画によれば、「チェルノーゼム」という世界に2箇所しかない豊かな土壌を、自然農は再現しているという。


チェルノーゼムがある地域は乾季があるため多年草が生き残れず、1年草が枯れては積み重なる。
それが腐植の蓄積した豊かな土地を作る。

日本も放っておけば多年草の植生に移行してしまう。
自然農では人間が草を、根を抜かずに刈ってその場に置き続けることで、チェルノーゼムと同じ条件を作っている。

半年やってるだけでずいぶん土質は変わり、2年でだいぶ団粒化するという。

とはいえ良い土になるには4~5年かかるらしく、その間はダイコン、豆などを植えるのもいいし、植物性堆肥を使えば1年目からかなりよくなるらしい。

■持ち込み・持ち出すことの意味

持ち込み・持ち出すことのデメリットは現在の自然農でも意識されているようだ。

資材を持ち込んだり、いらないものを捨ててしまえば確かに短期的に目的を達成できるだろう。

しかしその外にダンプされた負荷が自分のところに返ってくるリスクは上がる。

そこにあるもので回ってしまうというのにはやはり魅力を感じる。

持ち込むとバランスを崩す

短期的な成果を求めて圃場に「持ち込む」ことで何が起きるか、この動画が参考になる。

>> 【根本的に解決】害虫が大量発生する本当の意味!根本的に害虫の大量発生を防ぐには!?

白菜の促成を狙って牛ふん堆肥を入れたところに虫が大発生してしまっている。

また白菜は確かに巨大化したが、本来のスピードを超えて生長させられたことで色つやも鈍くなったという。

なのでやはり自然農の王道としては、刈り草を置き続けて全体の地力を上げるということになる。

そこだけ突出して栄養があるから虫が来る。
虫はそれを喰い取りどこかに持っていく。

全体を豊かにするということを虫はやっていて、それは刈り草を置き続けるのと同じ営為である。

持ち出すことのデメリット

収穫以外で圃場から持ち出されるもの、それは雑草だ。
一見必要ない草を持ち出すのは、どういう影響があるだろう?

以下の動画、8:23あたりから観てみよう。


刈り草は土の保護と堆肥の意味があり、地中に残った根は通気を促し微生物が活発化する。

逆に草を持ち出すと土がむき出しになり、雨風日光で土が劣化する。
クモやカマキリ、カエルが隠れる場所がないので天敵がいなくなって害虫が増える。

自然農で持ち出されず畝に置かれた刈り草は、枯れた植物や生き物の死骸が堆積した「亡骸の層」となり、それがまた次の生命を育んでいる。

持ち込むことは悪か?

最近バイオトイレというので排水から菌で浄化された微生物水をもらった。

試しに薄めたものを小松菜に噴霧してみたところ、


見ての通り明らかに生育も緑の濃さも変わってきて驚いた。

これは圃場の外から異物を持ち込んでいるわけだが、家のバイオトイレで作られた微生物水なら、人間の生活域も含めた範囲ではかなり閉じている。

人間がそこでできたもの以外も食べるので、それでも完全にそこにあるものとは言えないが、人間が関わることでよりその場が豊かになっているのは確かだ。

自然農は畑の生き物だけではなく、人間の生活も含む方向で拡張されるのかもなあ、とも思う。

■自然と合理

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自然農は「不耕起草生」とよく言われる。

しかし現在の自然農の実際を見てみると、1回も耕さずに草原に種をばら播くわけではないのがわかる。

初期の自然農法は文字通り慣行に埋没する社会を驚かせ、その死角にあったものに目を向けさせるものだった。

では改めて考えてみてどうなのか?
現在の自然農は原則に学びつつ、新たな道を切り拓いているように見える。

自然に入る

不耕起草生もリテラルにそうしたいひとはそうすればいいと思うが、実践する姿勢は人それぞれだ。

以下の動画はそうした1つの姿勢を示していると思う。


「自然」とは自分の眼前にある草木や空や空気だけではなく、自分自身が心地よく自然体でどう関わるかを含んでいる。

自分のあり方を受け入れることで「農」にも新たな価値が見えてくる。

おそらく人間はそのとき自然を外から眺めているのではなく、その中にあって一体に流れているのだと思う。

その意味では、バイオトイレのような技術を介して人間がサイクルの中に自分を入れ込むのは、自然農的に理にかなっているようにも思う。

合理的な価値

だから、元祖自然農法が示した本質とは不耕起草生の技術論ではなく、「本当のところどうなんだ」を問い学ぶ姿勢なのだと思う。

当たり前だが、それは自分の中に自然に湧き上がるものに耳を傾けなければわからない。
そして万物とともにある自然の流れの中にいるとき、それは聴こえてくる。


その態勢のもとで発見されるのが、やり過ごしているうちに忘れてしまった問題を乗り越える、本当に合理的なものなのだと思う。

存在する問題を存在しないと言うのは不合理な嘘であり、嘘は自分の感覚に耳を傾けない不自然なのだから。

不耕起草生をある種合理的に捉え実践する現在の自然農は、「それが正しいことだから」ではなく、学び続けることが自然だからそうしているのだ。


自然農、その他のお役立ち情報



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2021年5月3日月曜日

youtubeで観る、自然農「草を敵としない」の実際



自然農でも必要に応じて草は刈るが、根こそぎに刈るわけではない。

雑草とも調和した営為が土作りにも病害虫対策にもなっていて、自然農はそれを「草を敵としない」と表現する。

今回は自然農において雑草は実際にどう対処されているのか、参考になる動画をまとめる。

自分は自然農の草刈り、畑のメンテナンスというより畑との対話と言う印象を受けましたよ :)


■自然農の草刈り

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草を敵としないという自然農だが、実際やっているところではどうしているのだろう?

様々な先達が動画で実際のところを発信してくれている。

根を抜かず草を刈る

いくつか動画を見たが、草の扱いについてわかりやすいのは↓だと思う。


ポイントは

  • 根から抜かない
  • 刈った草はマルチに

の2点。

抜かずに根本(成長点より下あたり)を刈る。
ちょっとカマの刃先が土の中に入るくらい。

根は残すが緑の部分がないくらいにしておくと、土の構造を壊さない。

さらに刈った草は畝に敷き、刈り草の層を都度作ってゆく。

草刈りは土作り

上記のように刈った草をその場に置き続けると、そこにできた草の層が微生物を含め様々な生命を育み、それが作物も育てる。

言い換えれば人の手を入れることで腐植を作っていくわけだ。

また土の中には微生物の目に見えないネットワークなんかもあり、耕すとそれもこれも壊してしまうが、雑草の根を抜いても同じことは起こる。

根を残すのは土の中で空気を確保し、微生物が生きられる環境を維持し、団粒化を促進するということだと思われる。

要するに草を敵とせず味方にし、土を改善してもらうわけである。

草堆肥で土の改善を短縮

ただ草を刈っては置きを普通にやるだけだと土の改善に5年くらいかかるらしい。

それを1~2年に短縮するのが草堆肥だ。
作り方は以下の動画を観てみよう。


草堆肥の弱点はリンが無いことで、米ぬかを補うことで対処できるらしい。

リンはトウモロコシの芯にも含まれてるらしいので、自分はジョージアで道端で買った焼きトウモロコシの芯を入れてやっていた。

1ヶ月後から撹拌し、半年くらいで完成。

放線菌(カビ)がまず付いて草を分解し、それがさらに分解されてカビから土の香りになる。

■病害虫対策

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自然農において病害虫は、基本的に土を改善することで対策する。

全体の地力を上げる

この動画では動物性の堆肥を入れたところで害虫が大量に発生していた。


圃場の他の場所ではそうなっていないので、そこだけ突出して栄養があるから虫が来るということだ。

そうして虫はそこから栄養をどこかに持ち去っていくわけで、結果的に全体を豊かにするよう分配していることになる。

人間がやれることは同じで、刈り草を置き続けて圃場全体の地力を上げる。

そうして全体を豊かにすればまたバランスが取れる、ということだ。

連作障害について

同じ作物を植え続けると、同じ栄養が取られて不足するとか、土中の栄養や微生物が偏って問題を起こす。

連作障害というやつだが、自然農ではそれが起きにくいという。


刈り草の層や団粒化した土が生物多様性を確保するのだろうか。

植物はその場に種を落として次の世代を作るわけで、それで障害になるのがおかしいのかもしれない。

人間としては交互連作(リレー栽培)で対処もできる。

が、それも自然農的な土作りが前提で、上の雑草堆肥も使いつつ刈り草の層を淡々と積みましょう。

■草刈り、雑草堆肥、交互連作

まとめると、自然農では

  • 刈った草をそこに置く
  • 余った雑草は堆肥にして利用
  • 連作障害は交互連作

を続けることで、農薬を使うことなく病害虫に対処する。

それで動画をアップしている方々の生活は実際に成り立っているわけで、「耕さず草を敵とせず農薬も使わない」が荒唐無稽な妄想でないことが立証されている。

動画を観ながら、作業上の技術以上に

「人間の営為と自然が調和することで生きてく道がある」

というのに触れられ、勇気が出てくるわたくしでありました^^


その他の自然農・お役立ち情報はこちら

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何を播く?!自然農向きの強い作物&コンパニオンプランツを知る
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2021年5月2日日曜日

何を播く?!自然農向きの強い作物&コンパニオンプランツを知る



手間を掛けずとも強く育つ品種を知ろうと、この3月4月は何種類もの種を播いた。

発芽のしやすさ、間引きの必要性、日当たりに左右されるか、病害虫への強さはどうか、いろいろと観察したいことはある。

しかし

  • そもそも強い品種
  • 一緒に植えると強くなるペア(コンパニオンプランツ)

といった情報はネットに多数アップされている。

上記の関心からは、最初に知っとけばまずそれを試すのが妥当であった。

といろいろ播きまくった後に気付いた(笑)ので、みなさんが同じ過ちをしないで済むよう、参考になる動画などを紹介しておきたい。


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■栽培が楽な強い作物

ズボラな自分にはほっといても育つ、それも毎年育つような強い作物はとてもいい。

畑の一角はそういう作物のエリアにしてベーシックインカム畑と名付けることにしている(笑)

先達がそうした強い作物・楽な作物の情報をけっこう紹介してくれている。

自生する作物

毎年種まきもめんどくせー、勝手に生えてりゃいいのに、と思うなら↓の動画を観るといい。

>> 春の自然農畑で雑草化した野菜を探す【無農薬無肥料不耕起】2021年4月7日

いったん育てた後、ほっといたら畑で自生してたという強い作物を紹介している。

その数実に20種類!
ニラやネギはよく聞くけどいろいろあるもんだ。


ハーブ類もやはり多いね。

また以下↓を見ると、


ダイコン、里芋、こぶ高菜、のらぼう菜が勝手に生え続ける作物として紹介されている。

こぶ高菜はアブラナ科だけど交雑しないということなんでこれはいいかも。

また上記に無いやつだと、シソや三つ葉なんかも雑草のように生き延びるらしい。

知らなかったやつはまた試してみたいと思っている。

栽培が楽な作物

またこれは動画ではないのだが、以下のツイッターのスレッドで簡単に育つ強い作物が紹介されている。


列挙すると、サツマイモ、ジャガイモ、ナス、トマト(ミニトマト)、ピーマン、オクラ、小豆、落花生、シソ、ニラ、イチゴ。

逆に面倒なのがキャベツや小松菜などアブラナ科、大豆、キュウリらしい。
わし全部やってしもとるがな(^_^;)

特にジャガイモはほっといても小芋なら毎年穫れるという。
ジャガイモは連作障害の問題があるともよく聞くが、小さくてよいなら大丈夫なのか?

コンパニオンプランツのネギとセットでほったらかしたらどうなるか見てみたいね。

種を播かない栽培

ジャガイモのコンパニオンプランツとして知られる九条ネギは、種も播かず、栽培期間を半分くらいにする方法がある。

>> 毎年収穫できる美味しい九条ネギのエンドレス栽培 2020/9/27

簡単に言うと

  1. 7月:大きくトウ立ちしたネギを掘り出す
  2. 1週間:天日干し
  3. その後3週間:陰干し

で、干しネギというのを作る。

それを8月中旬以降、3本1組で定植すると分けつして、

  • 1ヶ月で3倍(3→10本くらい)
  • 翌年1~2月には20本

とどんどん増える。

これが種からだと1年かかるという。
また種取りしないのでネギ坊主は極力取るらしい。

■コンパニオンプランツを知る

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コンパニオンプランツは一緒に植えると生育がよくなる作物のセットのこと。

実際に何を植えるか決める前に知っておくと、栽培が楽なものを選べるかもしれない。

何を播くか?コンパニオンプランツを知る

自分は播種の適期だけ考えてもらった種や買ってきた種を播いたが、事前にこれ↓を観ておけばよかったと思っている。

鹿児島のそーやんさんの動画だ。

>> 4月に植えるおすすめ種まき野菜ペア5選【コンパニオンプランツ】


動画のポイントを抜粋すると、

✅ミニトマト&バジル
トマト株間50㎝、その間にバジル
バジルが水分を吸い取る

✅ピーマン&落花生
果菜類は実がなる時期に水が必要なので落花生が広がって乾燥を防ぐ
ピーマンの根は浅く土の表面の乾燥に弱い
果菜類は栽培期間が長いので窒素固定するマメ科で栄養補給

✅キュウリ&ネギ
根っこ同士が絡むくらい近く植える
ツル割れ病を防げる

✅レタス&ダイコン
キク科:アブラナ科の青虫を防ぐ
アブラナ科:キク科のアブラムシを防ぐ

✅ショウガ&サトイモ

という感じ。

自分は1つの畝でマリーゴールド(キク科)と小松菜(アブラナ科)をたまたま隣に植えてたので、他の畝とどう違うか観察したい。

また枝豆の横に唐辛子、キュウリの横にネギを追い播きする予定です。

ネギはマルチプレイヤー

広島県呉市で実践されているところでは、ジャガイモのコンパニオンプランツを紹介している。

>> じゃがいもは〇〇と植えて失敗しらず!!うまく育てる秘訣教えます。【自然農法】

思いっきりネタばらしで恐縮だが、ジャガイモを九条ネギと互い違いに植え、次の年はジャガイモとネギの位置を入れ替えて植える。

ジャガイモは原産である南米マヤの時代から、ナス科全般に連作障害を起こすのを警戒されてる作物なのだが、上記の方法で回避可能なようだ。

■ネギ・ニラは必須?

自生する作物として挙げられていたネギは、コンパニオンプランツとして本当によく名前が出てくる。

上記ではキュウリとジャガイモが挙げられていたが、ゴーヤとも相性がいいらしく、かなりのマルチプレイヤーである。

発芽率も悪くなく、干しネギでやれば楽に短期間でエンドレスに取れそう。
畑の一角でやっておくとかなりよさそうである。

それ以外にもニラは害虫避けにいいらしい。
ニラは多年草で、日陰に強く、しかも野生化しやすく生えれば後は手間いらず。

畑の病害虫を防ぎ楽に育てるようにするにはネギ・ニラはとりあえず植えとくといいのかもしれない。

以上は春播きの品種が中心なので他の季節はまた動画を探す予定。

秋まきなどでよい(強い)品種があったらゼヒ教えてください(・∀・)


その他の自然農・お役立ち情報はこちら

初心者向け!自然農おすすめ動画 ~畝立て、種まき、水やり~
youtubeで観る、自然農「草を敵としない」の実際
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2021年5月1日土曜日

初心者向け!自然農おすすめ動画 ~畝立て、種まき、水やり~



3月から熊本で自然農、協生農法、たんじゅん農法の実験中だ。

開墾から始めて、最近ようやく4月までに播く種を播き終わり、時間の余裕ができてきた。

そこでまた勉強を再開したのだが、先にこれ知ってたらなあ!という動画をいくつもyoutubeに見つけた。

というわけで今回は、自分と同じ初心者にオススメの動画を紹介したい。

これから畑を始める人は順番に観ながら実践するだけでうまく進められると思うぞ^^


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■自然農の畝立て

自然農では畝は一度立てたら基本的にずーっと使う。
そこにできた生き物の世界を壊さないためだ。

なので普通の農法のように作物が終わるごとに耕して畝を立て直したり、ということをしない。

ということは逆に言うと最初にちゃんと作っとかんとあかんということ。

草ボウボウの状態から畝を立てるまでにはどういう作業が必要なのか?

おすすめ畝立て動画

愛知県は西尾で実践されている、この動画↓がチョー参考になる。



自分が勉強になったのは、

  • 温度を均一にするため、畝を南北に立てる
  • 水はけのため境界に溝切り、通路も傾斜をつける
  • 通路にも草を敷いて堆肥場に

といったあたり。

ぜひ全部観て参考にしましょう。

他にもやったほうがいいこと

またこの動画ではやってないが、草地から開墾するときなど多年草の根っこで表土がガチガチの場合がある。

そういう場合は

  • 表土を少し剥ぐ
  • 石や草を取り除く

といったことをやっておくのがいいと思う。

畝に使えそうにない根っこだらけの土は、通路に敷いて長い時間をかけて土に還せばよい。

ちなみに自分は上記をやらずに形だけ畝を立て、種まきで覆土が全然できずチョー苦労するハメに(^_^;)

■種おろし(種まき)のポイントを知る

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畝を立てたら次は適期を待って種まきだ。
ちなみに自然農では種まきのことを種おろしと呼ぶ。

実際の作業の前に、発芽率を上げるためのポイントや、実作業の注意点を理解しておくとよい。

発芽について知る

特に最初はいつ芽が出るのかとやきもきする。

自分の場合は山間で寒く、余計な日数がかかったのでますますだった。

しかしある程度正しくやれている自信があれば多少安心だ。
以下の動画でうまく発芽させるためのポイントを知ることができる。

>> 種まきしたのに発芽しない!発芽しないときの5つの原因【家庭菜園】


ざっと挙げると、

  1. 水・保湿
  2. 温度(地温)
  3. 種の寿命
  4. 深さ
  5. 過剰肥料

になる。

夏や冬など極端な温度のとき、種は冷蔵庫で保管する、好光性/嫌光性で深さが違う、等々なるほどなーという感じ。

そういえば世界一トマトの3年くらい前?の種がぜんぜん発芽しないのだが、寿命は問題ないはず。
なので山間の温度や冷蔵庫で保管してなかったことが関係してるのかもしれない。

といったことが分かって目処や諦めがついたりします :)

種おろしの基本

種まきの作業的なポイントを知りたい場合は以下が参考になる。


水をやらない、かなりしっかりパンパン叩いて鎮圧しておく、あたりが自分にはかなり勉強になった。

なおこういう理屈的な話は実際の作業を経験した後に観るとまた整理になって頭にしっかりと残るので、後でまた見返すのを強くオススメする。

■種まき開始!

種まきの一般的なポイントを掴んだら、次は実作業だ。

品種ごとに種まき動画はいっぱいあるので自分の播くものを検索するとよいが、ここでは特に

  • ニンジンの種まき
  • 踏みつけ種まき

というのを紹介する。

特にニンジンは光を好む種(好光性種子)の種まき全般に応用できるはずだ。

ニンジン(好光性)の種まき

ニンジンは発芽するのに光を必要とする好光性種子だ。
なので薄く覆土するとよく言われるのだが、実際やるとなるとそれがなかなか難しい。

はて薄くってどれくらい?どうやったらできるの?と思ったら観るべきなのが↓の動画だ。


やり方として、

  • 両手のひらに挟んですり合わせほぐす
  • 鋸鎌の背で土を叩く

の2つの方法が紹介されていて、特に後者は叩いて飛んだ土が上に被さり、手ではできない薄さを実現する。

また前者のやり方では、草の根でガチガチに縛られている場合、覆土をどう確保するかという問題がある。

これは土を起こし下から持ってくるのだが、自分の圃場でまさに必要な情報でチョー勉強になった。

またこちらの畑は畝立てしてないのも特徴で、それによってどう作業が変わるかも注意して観るとよい。

オクラの踏みつけ種まき

また種まき後に足で踏みつけて鎮圧するというやり方もある。


これもかがまなくてよくて楽なので、オクラをやるときは試してみたい。

耕した土だと固まりすぎるらしく、不耕起の自然農ならではの方法と言える。

なんとなく

  • 好光性でなくて1㎝くらいは埋める
  • 種が細かでなくある程度大粒

みたいな種ならオクラ以外でもできるのかなあ?と思ったりするので試してみたい。

あと土がある程度乾いてないとムリやね。

種まき以外にも南北の畝の西に背の高いものを植えるなど、いろいろなTipsが入ってるので全部観てほしい。

■水やりは必要か

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自然農では種まき直後や発芽まで、あるいは発芽後に水やりは必要だろうか?

水やりは必要なし

こちらの動画では種まき後に「水やりはいらない」「雨を待とう」とはっきり教えてくれる。


特に地植えならいらない、というかやっちゃダメくらいらしい。

こちらの畑は鹿児島でけっこう暖かいと思うのだが、それでもいらないらしいのでたぶん日本の多くの土地で必要ないのだと思う。

水をやりすぎると徒長!

自分はさすがに発芽前後は水やりするっしょ!と思って毎日水をやっていたら小松菜とルッコラとトマトが見事に徒長した(T▽T

今は雨の数日前、晴れで暖かい日が続くときを狙って種まきしている。

水やりもしなくなったが、場所によって砂みたいな土壌で乾きまくるところとか、枯らしてしまったところではやっている。

基本やらないがケースバイケースで必要なところだけやる、という感じです。

■その他のポイント

その他のポイントとしては

  • 間引き
  • 収穫
  • 種取り

などがあると思う。

自分もようやく春播きの種まきが終わり、次は上記を順にやっていくので、また調べたらまとめたいと思います :D

その他の自然農・お役立ち情報はこちら

何を播く?!自然農向きの強い作物&コンパニオンプランツを知る
youtubeで観る、自然農「草を敵としない」の実際
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