2021年5月3日月曜日

youtubeで観る、自然農「草を敵としない」の実際



自然農でも必要に応じて草は刈るが、根こそぎに刈るわけではない。

雑草とも調和した営為が土作りにも病害虫対策にもなっていて、自然農はそれを「草を敵としない」と表現する。

今回は自然農において雑草は実際にどう対処されているのか、参考になる動画をまとめる。

自分は自然農の草刈り、畑のメンテナンスというより畑との対話と言う印象を受けましたよ :)


■自然農の草刈り

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草を敵としないという自然農だが、実際やっているところではどうしているのだろう?

様々な先達が動画で実際のところを発信してくれている。

根を抜かず草を刈る

いくつか動画を見たが、草の扱いについてわかりやすいのは↓だと思う。


ポイントは

  • 根から抜かない
  • 刈った草はマルチに

の2点。

抜かずに根本(成長点より下あたり)を刈る。
ちょっとカマの刃先が土の中に入るくらい。

根は残すが緑の部分がないくらいにしておくと、土の構造を壊さない。

さらに刈った草は畝に敷き、刈り草の層を都度作ってゆく。

草刈りは土作り

上記のように刈った草をその場に置き続けると、そこにできた草の層が微生物を含め様々な生命を育み、それが作物も育てる。

言い換えれば人の手を入れることで腐植を作っていくわけだ。

また土の中には微生物の目に見えないネットワークなんかもあり、耕すとそれもこれも壊してしまうが、雑草の根を抜いても同じことは起こる。

根を残すのは土の中で空気を確保し、微生物が生きられる環境を維持し、団粒化を促進するということだと思われる。

要するに草を敵とせず味方にし、土を改善してもらうわけである。

草堆肥で土の改善を短縮

ただ草を刈っては置きを普通にやるだけだと土の改善に5年くらいかかるらしい。

それを1~2年に短縮するのが草堆肥だ。
作り方は以下の動画を観てみよう。


草堆肥の弱点はリンが無いことで、米ぬかを補うことで対処できるらしい。

リンはトウモロコシの芯にも含まれてるらしいので、自分はジョージアで道端で買った焼きトウモロコシの芯を入れてやっていた。

1ヶ月後から撹拌し、半年くらいで完成。

放線菌(カビ)がまず付いて草を分解し、それがさらに分解されてカビから土の香りになる。

■病害虫対策

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自然農において病害虫は、基本的に土を改善することで対策する。

全体の地力を上げる

この動画では動物性の堆肥を入れたところで害虫が大量に発生していた。


圃場の他の場所ではそうなっていないので、そこだけ突出して栄養があるから虫が来るということだ。

そうして虫はそこから栄養をどこかに持ち去っていくわけで、結果的に全体を豊かにするよう分配していることになる。

人間がやれることは同じで、刈り草を置き続けて圃場全体の地力を上げる。

そうして全体を豊かにすればまたバランスが取れる、ということだ。

連作障害について

同じ作物を植え続けると、同じ栄養が取られて不足するとか、土中の栄養や微生物が偏って問題を起こす。

連作障害というやつだが、自然農ではそれが起きにくいという。


刈り草の層や団粒化した土が生物多様性を確保するのだろうか。

植物はその場に種を落として次の世代を作るわけで、それで障害になるのがおかしいのかもしれない。

人間としては交互連作(リレー栽培)で対処もできる。

が、それも自然農的な土作りが前提で、上の雑草堆肥も使いつつ刈り草の層を淡々と積みましょう。

■草刈り、雑草堆肥、交互連作

まとめると、自然農では

  • 刈った草をそこに置く
  • 余った雑草は堆肥にして利用
  • 連作障害は交互連作

を続けることで、農薬を使うことなく病害虫に対処する。

それで動画をアップしている方々の生活は実際に成り立っているわけで、「耕さず草を敵とせず農薬も使わない」が荒唐無稽な妄想でないことが立証されている。

動画を観ながら、作業上の技術以上に

「人間の営為と自然が調和することで生きてく道がある」

というのに触れられ、勇気が出てくるわたくしでありました^^


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