必要ポイントが上がる以前でも、オフショアで永住権を取れた人はいないに等しい状況だった。
しかしワークビザ(就労ビザ)のサポートは企業側にコストがかかるので、少々キャリアがあっても外人が職を得るのはかなり大変のようだ。
よってワークビザ以外で就労許可のあるビザを検討する必要がある。
一番簡単なのはワーキングホリデーだが、年齢制限があるので今回は
- ワークビザ以外の
- 年齢に関係なく取れるビザ
についてまとめてみる。
■就職までの生活費をどうするか
ワークビザのサポートをしてもらうのは、実際大変であるらしい。大学の就職フェアでInternational Studentとバレると多くの企業は門前払いで話すらしてくれないという(笑)
オフィスへの道はけっこう遠い |
そうして就職活動が長引く中、その間も生活費は当たり前にかかるわけで、その日銭を合法に稼ぐ必要がある。
そのへんはさすがにNZ政府も分かっているのか、ワークビザ以外にもNZでバイトを含め、就労できるビザはある。
- 学生ビザ
- 就職活動ビザ
の2つである。
■Student Visaは制限つきで就労可能
NZ移民を目指す人にとって、一つの有力なルートは学校に入ること。修了すれば移民ポイントを稼げる。
しかしその間まったくの無収入だとあの高額大国では日々胃が痛くなる。
そういうことをさすがに考慮してか、学生ビザ(Student Visa)では制限付きながら就労が許されている。
学生ビザの就労許可は週20時間までで、時給1,500円でバイトするとして週に3万円程度。
それで学費を賄うのはとてもムリで、あの高額大国では生活費としてギリというところか。
バイトは楽しそうだが。。 |
また20時間は土日を全部当てるような感じになるので、ずっととなると精神的にもキツいよね。
アメリカでDiploma行ったときはけっこうノルマが厳しくてリーディングだけでヘトヘトだったが、NZはどうなんだろう。
なおマスターの2年目とPh.Dはフルタイムジョブ可能で、RA職とかゲットできればそれなりに稼げるのかもしれない。
■卒業後の就職活動ビザ
そして学校関係でもらえる就労可能なビザというと、なんといってもジョブサーチビザである。これはNZで学校を出るともらえる就職活動用のビザで、卒業後1年間は滞在も就労も可能となる。
就職できればワークビザに切り替え
ジョブサーチビザが有効な間に就職すれば、就職先にサポートしてもらってワークビザなどに切り替え、1年の期限後もNZで滞在できる。※ジョブサーチビザはその後、NZ国外の学校を卒業した人にも出るようになったようです
ただワークビザというのは冒頭書いた通り企業にとっては面倒なものなので、それよりもサポートが楽な Job assisted Experience みたいなビザもあるらしい。
これだと最大2年まで。
その間にワークビザに切り替えてもらえるよう、職場にお願いしていく感じになるのかな?
進学すれば何度も取れる
なおジョブサーチビザは、既卒より上のレベルの学校を出た場合は何度でも取れる。例えばPostgraduate diplomaを1年やってジョブサーチビザを取ったけど、卒業後の1年で仕事が見つからなかったとする。
すると今度はマスターの2年目をやって、またジョブサーチビザを取って滞在し、さらにPh.Dに行き、卒業後ジョブサーチビザを取る、なんてことも可能ではある( ̄▽ ̄
いや俺なら諦めて帰国するが( ̄▽ ̄ カネモタンワ
■永住権申請とビザ
NZ滞在中に永住権を申請する場合、当然ながら適切なビザを持ってなければならない。
ジョブサーチの1年の間に就職してワークビザを取れればいいが、そうでなければ何か他のビザに切り替えるか、いったん出国するしかない。
神よ我に永住権を…! |
ワークビザと永住権申請
NZ永住権は日本から申請(オフショア申請)すれば無料になるので、NZでJob Offer(内定)を取った後に、いったん帰国して申請するとコスト的に助かるのかもしれない。ただ内定もらったのに働かないでいったん帰って日本から申請というのがOKなのかどうかは分からない。
会社に入社時期を交渉してちょっと間を空けてもらえばいいような気もするが、あんまややこしいことせんほうがいいのかも(^_^;)
そういうことやった人、いたら教えてください(^_^;)
また既に就職してワークビザを持っているときに永住権を申請して、その後に仕事が変わった場合は、また書類をあれこれ出しなおさないといけない。
要するに申請中、ずっと合法に滞在してると証明せんとあかんということなんでしょうな。
ジョブサーチビザでも永住権は取れる
ちなみに知り合いでマスターを出て、NZで仕事が決まり、永住権の申請をした人で、申請から5ヶ月というチョー速攻で出た人がいる。めっちゃ早くてみんな驚いたらしいのだが、かなり専門性の高い職種なのでそれが大きいのだろう。
ジョブサーチの期限切れギリギリだったらしいが、逆に言えばワークビザでなくても永住権取得はできるようだ。
でも多くの人は就職してワークビザに切り替えた後に申請、という流れになるのだと思います。
そんなわけであの手この手で滞在しながら日銭を稼ぐ方法はこんな感じ!
粘って現地就職まで行けばおそらく永住権は大丈夫だ!
そして特に妙齢の女子の方は永住権取得後、わたくしに連絡をいただけるとですね( ̄▽ ̄
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