黄金色の田んぼ |
授業の一環でやる大学生を招いての稲刈りイベントであり、久々の田んぼ、チョーテンションが上がる僕様である!
果たしてイベントは成功するのか?
そしてワカモノたちはここから何を受け取って帰るのだろうか?
■快晴の稲刈り日和!
当日は雨の予報もイベントの間だけはきれいに晴れ、暑いくらいの稲刈り日和である!青い空が最高だ! |
ちなみに実はこのイベント、大学の授業の一環でやっていて、大学生が40名も参加しているのであった。
自分が昔、稲刈りイベントやったときは1反に20数名で、その日夕方までやって終わらんかったけど、5畝にこれだけ集客したらあっという間に終わりそうである。
。。と思っていたが半分弱で終了( ̄▽ ̄
まあ2時間くらいしかやってなかったし、今年は雨が多く足元が超絶に悪かったのでそれもあるだろう。
刈った分ははざかけして、とりあえず体験終了!
あの大学生の子らがいい歳になる頃には、石油が高騰して機械が使えんこともあるかもなので、手作業で食いもんが作れること、米を食うということにどれほどの労力がかかるかなど、いつか本当に生きる貴重なことを知れたんじゃないかと思う。
自分的には運営上、何人くらいでどういう役割分担で、とか自分がやったことない、知らない作業が無いかとか、いろいろ目を光らせながら泥に足を取られていた。
自分にとってもいつか役立つだろうと思うし、組合の方々と少し言葉も交わせて、貴重な機会であった。
■お昼は山の幸&猪づくし!
そんでもってお楽しみのお昼!めっちゃうまそうなイノシシ焼肉!!
そして実際めちゃめちゃウマい!!
リアル(゚Д゚)も出現!
しかしてその実体は猪汁の釜なのであった。
大人数分、ズラリと並んだ猪汁が壮観だ。
焼肉はもちろん、ゴーヤやイチジクの漬物、高菜におにぎり、身体を動かした後にはまじで最高\(^o^)/
日々100円メシの僕様としては、貴重な栄養補給の機会でもあったのであった( ̄▽ ̄
なんつーか、泥で足を取られながらの稲刈りは重労働だったけど、そうやってみんなでワイワイ作業して、腹減ったところに食うメシ、これはほんま最高やね。
昔読んだトマト農家さんのブログ本に、農作業の後のメシのうまさにもうゾッコンなのさといった話があったのだが、まったくもって賛成の僕様である。
■はたらくということ
そして最後に総括の時間。いろいろな話を伺えたが、中でもはたらくということと稼ぐことのちがい、生きものと共生するということ、そういう話が心に残った。
実は前々日、会場の田んぼの準備を少しだけ手伝ったのだが、そのときも田んぼに水気は多く、イベントのため少しでも水を抜いて田んぼ内を乾かさねばならなかった。
そのために排水の溝を掘ると、泥の中からドジョウが次々出てくる。
それをいつかの晩ご飯にと捕まえていたのだが、それはもちろん稼ぐという意味ではほぼ無意味だ。
しかし生きるためにはたらいているのなら、その意味はとても大きい。楽しい。
それに、ドジョウは田んぼがきれいに乾いていたらいなくなるか、全滅している。
人間の都合だけ最優先していたら、はたらくことができなかったのだ。
魚、鳥、獣、虫、、ここに住まう生きものたちに思いを馳せる |
生きるためにはたらくということと、生きものと共生するということと、、学生たちもこの話のとき、顔つきが変わったように思う。
■次世代に伝われ
しかし今回は今どきのワカモノの物怖じしなさにかなりΣ(゚Д゚)な僕様であった。
とにかく軽口が滑らかで、何か言われても絶対に受け流すと心に決めてるかのよーである(笑)
俺も同じ歳のときは大して変わらんかったように思うが、頭の中で思いはしてもそれを五十は歳上の大先輩にそのまんま言う勇気はなかった。
農家さん「落ちとるのは後は鳥に食べさせるから拾わんでいい」
ワカモノ1「食物連鎖っすね」
ワカモノ2「食物連鎖っすよ」
うん話聞け( ̄▽ ̄
別にその掛け合いいらん( ̄▽ ̄
その口のぶん手動かせ( ̄▽ ̄
ハラハラするわ( ̄▽ ̄
それはともかく、久々の稲刈りでとても楽しかったし、同時に生きるということがどういうことか、深く考えさせられる機会にもなった。
今どきなワカモノも聞いてないようで、受け止めるべきことにはきちんと気づいていたように思う。
「鳥に食べさせる」という一言の、実は持っていた意味というかね。
やっぱ田んぼはいいよ。
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