タイの国境アランヤプラテートで犬に噛まれた。
よってめでたく狂犬病の治療が必要となったのだが、それには1ヶ月間、5回くらいに分けてワクチン注射を射ってもらわねばならない。
ちょうど東南アジアを転戦していた時期だったので1つの病院では終わらず、行く先々の病院で射ってもらうことになった。
2年経ってさすがにもう発症しないであろうということで、あの注射は問題なく効いたのであろうから、どこも英語や日本語も通じて信頼もできる、良い病院だったのだろう。
まあそもそも感染してなかったのかもしれないけど、いずれにせよせっかく東南アジア各地、
の言葉が通じる安心な病院を知ることができたので、紹介しておきたい。
※ここに書いた情報は素人が記憶をたどって書いてるだけです。絶対に鵜呑みにせず、現地で適切な病院を探し、必ず医師の指示を仰いでそれに従ってください。
スポンサーリンク
言葉の問題もあるので、Google翻訳などがとても役立った。
発症すれば間違いなく狂死するという恐ろしいものなので、必ず24時間以内に病院に行かねばならない。
同時にワクチンさえちゃんと射てばまず間違いなく効くので問題はない。
ところでこのワクチン、
の2種類を射たねばならない。
破傷風も発症すれば死に至る恐ろしいもので、破傷風菌は土の浅いところにいるらしい。
で、犬は外で何かを拾い食いしたりするときに一緒に破傷風菌入りの土くれを口に入れている可能性がある。
それが伝染ることがあるらしいのだ。
室内犬だから病原菌を持ってる別の犬と接触してる可能性も低く、小型犬だったので傷口も浅い。
だからまあ大丈夫だろうとは思ったのだが、やはりタイは狂犬病多発地帯。
犬にワクチンを射ってるか分からないし、射ってたとしても獣医が怪しくて本当にそれがワクチンなのか分からないこともあるという(ーー
お金かかるとか余計なことは考えず、とにかく病院行きましょう。
保険がなくてもタイなら1回1,000円くらいです。
東南アジアには日本語話せるドクターがいる外人向け高級病院もあるのだが、そういうところは考えられないくらい高い。
保険が使えればいいのだが、自分は運悪くちょうどクレジットカードの保険が切れていた。
海外旅行保険の裏技とか、キッチリ使っとかんとあかんなと心から思った。
不幸中の幸いで自分はなんとか英語・日本語が通じて、ワクチンの備蓄があるローカル病院を各地で見つけられた。
どうやって探したかと言うと宿の人に聞いたり、Facebookで現地在住の人たちに聞きまくっただけ。
犬に咬まれたアランヤプラテートでは英語も通じず、ホテルのスタッフにGoogle翻訳で「犬に噛まれた」「狂犬病」「注射」「病院」をタイ語にして見せて病院を教えてもらった。
長く住んでる人は病院もけっこう知ってたりして、あれは本当に助かりましたm(_ _)m
またGoogle翻訳なども駆使して、現地語で必要そうな単語を表示して尋ねるのもよい。
とりあえずGoogle翻訳とFacebookは必須のアプリですよ。
スポンサーリンク
さてタイでは宿の近くに赤十字と、もう一つ大きな病院があり、両方英語が通じた。
赤十字では狂犬病の注射はやっておらず、大きな病院のほうに行った。
再びタイ語のGoogle翻訳を見せつつ英語で伝える。英語では”dog bite”、”rabies”、”injection”といったところだ。
次の日にはカンボジアだと伝えたら、治療計画のカードみたいのをくれて、この通りに射ってもらえばOK、と。
ただ日程は重要なのでちゃんと守れとのことだった。
さらに次の行き先のシェムリアップにはバンコク・ホスピタルというのがあるからそこ行けばいい、と教えてくれた。
なんとか無事に注射を射ってもらい一安心。その足でタイを発った。
その後カンボジアで2回、インドネシアで2回、ワクチンを射ってもらうことになる。
言葉の面でとても安心だったが、日本の国保の書類も置いてあり、帰国後に申請することができた。
けっこうお金はかかったので、少しでも返ってきたのはありがたかった。
シェムリアップにはアンコール病院とかいう外人向け高級病院があって、英語はもちろん日本語も通じるクオリティの高さなのだが、その分お値段も高い。
SNSで現地の知り合いに聞いたら初診で5万円だという( ̄▽ ̄
と思ったがまあしょうがないのでそっちは諦め。
バンコク・ホスピタルも考えたがどうしても日本語で相談したく、別の知り合いに庶民向け病院を尋ねてみた。
するとプノンペンに日本人経営のクリニックがあると。
それがケン・クリニックというクリニックで、狂犬病の予防接種もやっているという!
これはワクチンもあるのだろうと電話したら見事にビンゴ!
2回目期限の1週間までにとシェムリアップは早々に発ち、プノンペンで2回目と3回目を済ませたのでした。
さらにいいのは、ここは国民健康保険の証明用紙が置いてあるということ!
診療内容明細書というものだが、これを書いておいてもらって、後で領収書とかと提出すると国民健康保険でお金が多少戻ってくるのだ。
たしか日本で同じ治療をした額が基準だったか。。詳細は↓とか見るといい。
ついでに残り2回分のコピーももらい、おかげで全5回中4回は保険が効いて、後で大した額じゃないけどいくらか返ってきました。
なんというか、インドシナ諸国で何かあったらここ行くとよいですよ。
スポンサーリンク
そして4回目と5回目の注射はインドネシア、バリ島だった。
2つの病院にかかったが、観光地・バリだけあって両方とも普通に英語が通じ、コミュニケーションには何の問題もなかった。
ちなみに5回目は破傷風のワクチンも必要になるが、そっちを持ってる病院を探すのは少し手間取った。
日本人も行ってるならそこがいいだろうと訪問。
それがウブドのToya Medika Clinicで、狂犬病の注射もやってくれていた。
しかしここでは5回目に必要な破傷風の注射がなく、後で分かるが他の病院でもあまり見つからなかった。
どうもインドネシアびとはあまり破傷風はワクチン射たないらしい。
ちなみに破傷風は英語で”tetanus”ね。
大きいところならあるかもと行ってみたものの、ここでも破傷風ワクチンはなかった。
しかし非常勤で来ている医師が自分のクリニックで予防接種をやっているから、彼ならたぶん持ってるはず、とのことで電話して聞いてくれた。
すると、どうもワクチンを持っているらしい!
その人が来る曜日を教えてもらい、病院のではなく彼のクリニックから持ってきた破傷風ワクチンを射ってもらうことができたのであった。
スポンサーリンク
そんなわけでなんとか3カ国に渡った狂犬病&破傷風の治療が完了!
というか日本だと6回目もあるみたいなのだが、国によっては5回で終了のところも多く、東南アジアは実際5回でした。
まあ今生きてるのでそれで大丈夫なのであろう( ̄▽ ̄
1回目:タイ(狂犬病、破傷風)
2回目:カンボジア(狂犬病)
3回目:カンボジア(狂犬病)
4回目:インドネシア(狂犬病)
5回目:インドネシア(狂犬病、破傷風)
というのが自分が実際にかかった治療の全工程となる。
※記憶違いもあるかもなので、必ず医師の指示を仰いで下さい
自分は旅程上、仕方なしに病院がバラバラになったが、本来は同じところで一貫して治療を受けたほうがいいと思う。
さてこの狂犬病5回、破傷風2回の延べ7回の注射だが、無保険だといったいいくらくらいかかるのだろうか?
他は金額自体は覚えてないが、カンボジアの2回はその倍くらい、インドネシアの1回目がさらにその倍、2回目は破傷風の分もあるせいかさらにその倍、という感じだった。
インドネシアはたぶん外人価格で、最初のタイが1,000円くらいだったのとえらい違うなーーとタメイキだったのを覚えている(^_^;)
だってタイの1回目が狂犬病と破傷風のセットで1,000円、最後のインドネシアが同じく2つのセットで8,000円なんだよ(^_^;)
とは言え払うしか無いのでね。
バリのAri Cantyは高い分、カード払いもできます。
ただし3%チャージされる(^_^;)
まあそんなわけで、料金的にはタイの病院が一番安くてよさそうだ。
バンコクにも外国人に有名な、リーズナブルな狂犬病対応の病院があるそうな。
大丈夫だろうと高をくくらずに、保険はかならずかけておきましょう。
クレジットカードの保険を裏技で延長してなかったのが実に痛い。
しかしクレジットカード付帯などの任意の保険に入っていなくても、日本で国保に入っていると、そちらで保険を申請することはできる。
ただし書類に医師に治療内容についていろいろ記入してもらい、サインももらわねばならない。
自分の場合、もちろん国保の書類など持っていってなかったので、プノンペンのクリニックで書類をもらう前にかかったアランヤプラテートの病院の分は申請できなかった。
そもそも国保が使えることなど知らなかったし、アランヤプラテートでは注射してもらうのに頭がいっぱいでそんなことまで頭が回らなかった。
たぶんこれがその書類なので、印刷して病院で項目を埋めてもらえばよろしい。
あとで記入内容を自分で翻訳して(書類に直で書き込み)所管の役所に提出すると、所定の額が後で振り込まれる。
ちなみに実費の30%負担で70%が返ってくるかと思っていたのだが、それよりも遥かに小さな額だった。
海外の治療費は「日本で同等の治療を受けたときにいくらになるか」が基準だと聞いたことがあるので、そのせいかもしれない。
犬に噛まれたら、とりあえずここに書いた病院に行ったら死なずに済むと思われる(笑)
なお狂犬病も破傷風も、発症したら治らない類のものっぽいので、横着せずにとにかく病院行きましょう。
ちなみに最近ではフィリピンで犬に噛まれ、帰国後発症して亡くなられたケースもあるようです。
よってめでたく狂犬病の治療が必要となったのだが、それには1ヶ月間、5回くらいに分けてワクチン注射を射ってもらわねばならない。
ちょうど東南アジアを転戦していた時期だったので1つの病院では終わらず、行く先々の病院で射ってもらうことになった。
2年経ってさすがにもう発症しないであろうということで、あの注射は問題なく効いたのであろうから、どこも英語や日本語も通じて信頼もできる、良い病院だったのだろう。
まあそもそも感染してなかったのかもしれないけど、いずれにせよせっかく東南アジア各地、
- タイの辺境(アランヤプラテート)
- カンボジア(プノンペン)
- インドネシア(バリ)
の言葉が通じる安心な病院を知ることができたので、紹介しておきたい。
※ここに書いた情報は素人が記憶をたどって書いてるだけです。絶対に鵜呑みにせず、現地で適切な病院を探し、必ず医師の指示を仰いでそれに従ってください。
自然豊かな東南アジアの田舎は残念ながら野犬の宝庫 |
■旅先で犬に咬まれた!
自分はタイで室内犬に咬まれたが、東南アジアは狂犬病が根絶されていないので必ず病院に行ったほうがいい。言葉の問題もあるので、Google翻訳などがとても役立った。
狂犬病と破傷風
狂犬病は感染した犬などの体内で増殖しており、人間にも咬み傷などから体内に入ればやはり感染する。発症すれば間違いなく狂死するという恐ろしいものなので、必ず24時間以内に病院に行かねばならない。
同時にワクチンさえちゃんと射てばまず間違いなく効くので問題はない。
ところでこのワクチン、
- 狂犬病
- 破傷風
の2種類を射たねばならない。
破傷風も発症すれば死に至る恐ろしいもので、破傷風菌は土の浅いところにいるらしい。
で、犬は外で何かを拾い食いしたりするときに一緒に破傷風菌入りの土くれを口に入れている可能性がある。
それが伝染ることがあるらしいのだ。
狂犬病が多発する東南アジア
自分が咬まれたのはマッサージ店で飼われてた犬だった。室内犬だから病原菌を持ってる別の犬と接触してる可能性も低く、小型犬だったので傷口も浅い。
だからまあ大丈夫だろうとは思ったのだが、やはりタイは狂犬病多発地帯。
犬にワクチンを射ってるか分からないし、射ってたとしても獣医が怪しくて本当にそれがワクチンなのか分からないこともあるという(ーー
お寺とかにも野犬はけっこう住みついている |
お金かかるとか余計なことは考えず、とにかく病院行きましょう。
保険がなくてもタイなら1回1,000円くらいです。
東南アジアで安くて言葉の通じる病院を探す
ただ病院に行くにあたって不安なのは言語。東南アジアには日本語話せるドクターがいる外人向け高級病院もあるのだが、そういうところは考えられないくらい高い。
保険が使えればいいのだが、自分は運悪くちょうどクレジットカードの保険が切れていた。
海外旅行保険の裏技とか、キッチリ使っとかんとあかんなと心から思った。
不幸中の幸いで自分はなんとか英語・日本語が通じて、ワクチンの備蓄があるローカル病院を各地で見つけられた。
どうやって探したかと言うと宿の人に聞いたり、Facebookで現地在住の人たちに聞きまくっただけ。
犬に咬まれたアランヤプラテートでは英語も通じず、ホテルのスタッフにGoogle翻訳で「犬に噛まれた」「狂犬病」「注射」「病院」をタイ語にして見せて病院を教えてもらった。
長く住んでる人は病院もけっこう知ってたりして、あれは本当に助かりましたm(_ _)m
またGoogle翻訳なども駆使して、現地語で必要そうな単語を表示して尋ねるのもよい。
とりあえずGoogle翻訳とFacebookは必須のアプリですよ。
■タイ、アランヤプラテートで最初の注射
さてタイでは宿の近くに赤十字と、もう一つ大きな病院があり、両方英語が通じた。
赤十字では狂犬病の注射はやっておらず、大きな病院のほうに行った。
再びタイ語のGoogle翻訳を見せつつ英語で伝える。英語では”dog bite”、”rabies”、”injection”といったところだ。
次の日にはカンボジアだと伝えたら、治療計画のカードみたいのをくれて、この通りに射ってもらえばOK、と。
ただ日程は重要なのでちゃんと守れとのことだった。
さらに次の行き先のシェムリアップにはバンコク・ホスピタルというのがあるからそこ行けばいい、と教えてくれた。
なんとか無事に注射を射ってもらい一安心。その足でタイを発った。
その後カンボジアで2回、インドネシアで2回、ワクチンを射ってもらうことになる。
■カンボジアの日本人経営のクリニック
その後の移動先のカンボジアでは、知り合いに教えてもらい日本人医師がやっているクリニックに行くことができた。言葉の面でとても安心だったが、日本の国保の書類も置いてあり、帰国後に申請することができた。
けっこうお金はかかったので、少しでも返ってきたのはありがたかった。
プノンペンの日本人クリニック
カンボジアはシェムリアップにまず入ったのだが、できれば1度は日本語で相談してみたい。シェムリアップにはアンコール病院とかいう外人向け高級病院があって、英語はもちろん日本語も通じるクオリティの高さなのだが、その分お値段も高い。
SNSで現地の知り合いに聞いたら初診で5万円だという( ̄▽ ̄
払えるかボケ 貧乏人は死ねってかハゲ
と思ったがまあしょうがないのでそっちは諦め。
バンコク・ホスピタルも考えたがどうしても日本語で相談したく、別の知り合いに庶民向け病院を尋ねてみた。
するとプノンペンに日本人経営のクリニックがあると。
それがケン・クリニックというクリニックで、狂犬病の予防接種もやっているという!
日本人も多く住む、大都会プノンペン |
これはワクチンもあるのだろうと電話したら見事にビンゴ!
2回目期限の1週間までにとシェムリアップは早々に発ち、プノンペンで2回目と3回目を済ませたのでした。
プノンペンで国保の証明書をもらう
ケン・クリニックで聞けたことはタイで英語で聞いたんと結局同じことやったけど、やっぱ日本語でいろいろ聞けると安心。さらにいいのは、ここは国民健康保険の証明用紙が置いてあるということ!
診療内容明細書というものだが、これを書いておいてもらって、後で領収書とかと提出すると国民健康保険でお金が多少戻ってくるのだ。
たしか日本で同じ治療をした額が基準だったか。。詳細は↓とか見るといい。
>> 海外で治療を受けたとき(海外療養費) | 国民健康保険ガイド 保険料・手続きの解説
ついでに残り2回分のコピーももらい、おかげで全5回中4回は保険が効いて、後で大した額じゃないけどいくらか返ってきました。
なんというか、インドシナ諸国で何かあったらここ行くとよいですよ。
■インドネシアは2つの病院を渡り歩く
そして4回目と5回目の注射はインドネシア、バリ島だった。
2つの病院にかかったが、観光地・バリだけあって両方とも普通に英語が通じ、コミュニケーションには何の問題もなかった。
ちなみに5回目は破傷風のワクチンも必要になるが、そっちを持ってる病院を探すのは少し手間取った。
日本人も行ってるバリのクリニック
こちらも現地在住の知り合いに聞いたら、いつも子どもが行っているクリニックを教えてくれた。日本人も行ってるならそこがいいだろうと訪問。
それがウブドのToya Medika Clinicで、狂犬病の注射もやってくれていた。
しかしここでは5回目に必要な破傷風の注射がなく、後で分かるが他の病院でもあまり見つからなかった。
どうもインドネシアびとはあまり破傷風はワクチン射たないらしい。
ちなみに破傷風は英語で”tetanus”ね。
ウブドの大きな病院
で、5回目どうしよかなーと思って他の知り合いに聞いたところ、ウブド近辺にはAri Canty(アリ・シャンティ)という大きな病院があるという。大きいところならあるかもと行ってみたものの、ここでも破傷風ワクチンはなかった。
しかし非常勤で来ている医師が自分のクリニックで予防接種をやっているから、彼ならたぶん持ってるはず、とのことで電話して聞いてくれた。
すると、どうもワクチンを持っているらしい!
その人が来る曜日を教えてもらい、病院のではなく彼のクリニックから持ってきた破傷風ワクチンを射ってもらうことができたのであった。
■治療完了!気になる料金は?
そんなわけでなんとか3カ国に渡った狂犬病&破傷風の治療が完了!
というか日本だと6回目もあるみたいなのだが、国によっては5回で終了のところも多く、東南アジアは実際5回でした。
まあ今生きてるのでそれで大丈夫なのであろう( ̄▽ ̄
治療の全行程
おさらいすると、1回目:タイ(狂犬病、破傷風)
2回目:カンボジア(狂犬病)
3回目:カンボジア(狂犬病)
4回目:インドネシア(狂犬病)
5回目:インドネシア(狂犬病、破傷風)
というのが自分が実際にかかった治療の全工程となる。
※記憶違いもあるかもなので、必ず医師の指示を仰いで下さい
自分は旅程上、仕方なしに病院がバラバラになったが、本来は同じところで一貫して治療を受けたほうがいいと思う。
さてこの狂犬病5回、破傷風2回の延べ7回の注射だが、無保険だといったいいくらくらいかかるのだろうか?
東南アジア、狂犬病の治療費
料金はうろ覚えなのだが、タイで350バーツだったのは覚えている。他は金額自体は覚えてないが、カンボジアの2回はその倍くらい、インドネシアの1回目がさらにその倍、2回目は破傷風の分もあるせいかさらにその倍、という感じだった。
インドネシアはたぶん外人価格で、最初のタイが1,000円くらいだったのとえらい違うなーーとタメイキだったのを覚えている(^_^;)
だってタイの1回目が狂犬病と破傷風のセットで1,000円、最後のインドネシアが同じく2つのセットで8,000円なんだよ(^_^;)
とは言え払うしか無いのでね。
バリのAri Cantyは高い分、カード払いもできます。
ただし3%チャージされる(^_^;)
一月分の生活費に匹敵する注射の後、バリの風景に癒やされる( ̄▽ ̄ |
まあそんなわけで、料金的にはタイの病院が一番安くてよさそうだ。
バンコクにも外国人に有名な、リーズナブルな狂犬病対応の病院があるそうな。
■保険は大切!
先にも書いたが、今回の治療代は保険が切れていたせいで完全実費である。大丈夫だろうと高をくくらずに、保険はかならずかけておきましょう。
実は海外でも使える国民健康保険(国保)
結局今回はトータルで2万円弱の費用がかかっている。クレジットカードの保険を裏技で延長してなかったのが実に痛い。
しかしクレジットカード付帯などの任意の保険に入っていなくても、日本で国保に入っていると、そちらで保険を申請することはできる。
ただし書類に医師に治療内容についていろいろ記入してもらい、サインももらわねばならない。
自分の場合、もちろん国保の書類など持っていってなかったので、プノンペンのクリニックで書類をもらう前にかかったアランヤプラテートの病院の分は申請できなかった。
そもそも国保が使えることなど知らなかったし、アランヤプラテートでは注射してもらうのに頭がいっぱいでそんなことまで頭が回らなかった。
国保の使い方
ちなみに国保の書類は紙で持っていなくてもネットでダウンロードできる。たぶんこれがその書類なので、印刷して病院で項目を埋めてもらえばよろしい。
あとで記入内容を自分で翻訳して(書類に直で書き込み)所管の役所に提出すると、所定の額が後で振り込まれる。
ちなみに実費の30%負担で70%が返ってくるかと思っていたのだが、それよりも遥かに小さな額だった。
海外の治療費は「日本で同等の治療を受けたときにいくらになるか」が基準だと聞いたことがあるので、そのせいかもしれない。
必ず病院に行こう!
そんなわけで自分もあれからもう2年なので、おそらく発症することはないだろうと情報を公開してみた。犬に噛まれたら、とりあえずここに書いた病院に行ったら死なずに済むと思われる(笑)
なお狂犬病も破傷風も、発症したら治らない類のものっぽいので、横着せずにとにかく病院行きましょう。
ちなみに最近ではフィリピンで犬に噛まれ、帰国後発症して亡くなられたケースもあるようです。
✔クレジットカードで無料の海外旅行保険!
そんなわけで今回、クレジットカードの裏技の重要性が身にしみてわかった。
クレジットカードの裏技とは、旅行先で公共交通機関の決済をすると、その時点から90日、付帯の保険が使えるというもの。
クレジットカードの付帯保険は出国から90日というのが多い。
しかし、こういう付帯保険を使うとさらに90日、保険を延長できるわけだ。
自分は90日を過ぎて犬に咬まれ、これをやってなかったせいで保険を使えなかった。
で、その裏技が使えるのがリクルートカード。
けっこう高額なポイントバックがある入会キャンペーンもやっている。
海外旅行保険代わりのクレジットカード、特に裏技を使えるカードは本当に助かるので、長期に旅する人は必ず作っておいたほうがよい。
まだ持っていないひとはこの機会に、上記リンクからゼヒ申し込んでおきましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿