2017年7月17日月曜日

一と全のゾーン――転回するパーマカルチャー(2)



パーマカルチャーにゾーニングという考え方がある。
自分の住んでる家をゾーン0とし、合理的に区域をデザインしていく。

人間が手をかける必要があるところは近くに、その頻度が少ない順に遠くのゾーンとなり、一番遠いところがゾーン5となる。
そこは人の手を付けず自然そのままにしておく。

>> パーマカルチャーの倫理・原則 | Permaculture Center Japan
家庭菜園はゾーン1

それによって労力が合理的に省け、同時に獣害なども減らすことができる。
獣にはゾーン5があり、そこから追い出されずにすむからだ。
有用な益虫の供給元にもなり得る。

しかし今回お会いした石垣のパーマカルチャリストさんが教えてくれたのだが、近年ゾーン00というものが新たに出てきたという。

この新しいコンセプトには、パーマカルチャーをより深化させるものが含まれている。
パーマカルチャー世界は「わからない」という大安心を取り込むようになる。

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■ゾーン00という転回

ゾーン00はゾーン0に住まう人間自身のことを指していて、脳を上から見た形にも模して”00”となっているらしい。

>> いつでも、どこでもパーマカルチャー:ゾーニング「00」
上記ブログより引用>

哲学的には現象学的領野を理論に取り込んだということでもあり非常に興味深い。

パーマカルチャー自身への視線

そして全ての起点としての自分自身をモデルの中に入れたというのは、前回書いたNVCや仏教思想と組み合わせようとする動きと軌を一にしている。

やはりパーマカルチャーは今、自らについて何かを嗅ぎ取っていると感じさせる。

そこで気付かれているのは恐らくパーマカルチャーの抱えた矛盾であり、それを乗り越えようとする中にNVCも仏教思想も、ゾーン00もある。

ただゾーン00が他の2つと違うのは、それがパーマカルチャー自身の更新であるということだ。

この更新はかなり根本的なものだ。
ゾーン00が存在することによって、視線は外部世界を向かない。

何か言いたいのならまず自分自身に視線を向け、その自分が作り出した認識として世界を語らねばならない。

もちろんパーマカルチャー・デザインもその中に含まれることになる。

現れる問い

これは極めて仏教的、あるいは現象学的な営為である。

今そのように見えている世界は本当にそのようなものなのか?
それは自分のあり方と関係的に、そのようなものとして成立しているのではないか?
それは自分の何と関わっているのか?

視線の方向が変わることは、そのような問いを可能にする。

視線そのものが意識の俎上に上がってくる、とも言える。
自らの視線の質が問題となるとき、人は自分に向き合っている。

それは「あなたは環境を汚さないよう自己統御できているか?」といった問いを、まったく逆方向に転回させている。

それで、「自分は何をしたくて、それは何故なのか?」

■「わからない」ということ

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パーマカルチャリストがよく口にし、普及を目指してもいると思われるホリスティックな世界観がある。

ゾーン00はそうした根本的なコンセプトにも息を吹き込む。

信じることと「わからない」こと

自分もホリスティックな世界観を信じている。
たぶんそうだろうなーと思う。

どう考えてもそれが合理的な帰結であり、合理とは要するに様々な直接・間接の経験の辻褄である。
それらをある一面で切り取りつなぎ合わせた体系の地平であり、その表現である。

しかし同時にそれは――そうとしか思えないことの体系なのだから――常に「結局はそうなのかどうなのか分からない」という大前提のもとにある。

存在論的に言うなら、あらゆる認識された存在物は、感覚の告げ知らせによって存在することになったものにすぎない。

この根源の事実に背を向けたとき、「正しいこと」が世に立ち現れる。

信じるものの無い世界

前回書いたように、それは「真」なるものであり、ヒトラーが振りかざしたものと同じ不自然で気持ち悪いナニカである。

>> 「真」なるものを超えて――転回するパーマカルチャー(1)

あの独裁者の生涯を思い返したとき、当たり前の事実に背を向ける不自然な所作が何から出てくるかが分かる。

自分の感覚を信じてはならないと遮断すること、すなわち虐待がその導きの糸となるのである。

そこでは合理と自然が相反するようになる。

ナチズムがそうだったが、身近な例だとブラック労働がその組織の合理であることを考えると分かりやすいかもしれない。

本当に信じるものはなく、すべてが「既にわかってること」で構成された世界がそこに立ち現れる。

それぞれの漂着

ホリスティックな世界観は、こころの自由ゆえに自ずと胸いっぱいに満ちてくる感覚を、これはなんだろう?と自然な辻褄をつらつら考える中で現れた一表現なのだろうと思う。

であるならば、「正しい」ホリスティックな世界観を人が飲み込むよう操作しにかかるのは、あまりホリスティックではない。

本当に”そう”なら、本人の感覚を邪魔しなければ、いずれ勝手にみんなそうなる。

それぞれが勝手に迷って辿り着く所に漂着すればいいのだし、その中で自然と体現されているのがホリスティックな世界である。それを邪魔すべきでない。

■パーマカルチャリストの憂鬱

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パーマカルチャーを活発に実践していながら、なぜか鬱に落ち込む人もいるという。

それはホリスティックな生き方を何らかの形で否定され、苦しんでそうなるのだろうか。そういうことは確かにあるのかもしれない。

しかしそのような人びとが「正しいこと」をプリーチしようとしている、と考えると別の可能性が見えてくる。

それは彼らのゾーン00に寄り添うことで見えてくる視野だ。

ゾーン00に寄り添う

鬱に落ち込んでしまうパーマカルチャリストは、社会を変えようとして歯が立たなくてがっかりしているのではないだろうか。

そして社会を操作するためにやたらとポジティブな演技をしてるうちに、本当の自分との乖離に耐えられなくなるのではないだろうか。


”Papa don't preach.. Don't you stop loving me daddy”

実践していることもまた演技に合わせて過剰で、本人のnatureからするとやたらストイックで不便なものになっていないだろうか。

ホントは今の演技されたライフスタイルよりたくさん電気を使った、キンキンに冷えたビールを飲みたいのではないだろうか。

だったらそうすればいいのである。

他者より自分を見つめる

自分の感覚を置き去りに、借りてきた正しさをやたらポジティブに、あるいはしかめっ面をしながら他人にアピールする生活が延々と続く。

それで鬱にならないほうがおかしい。

自然はただひたすらに自らであろうとするだけで、私たちを操作しようとしない

てゆーかね、

「これ素敵でしょう?」とはしゃいで見せながら、
その実、心の中で「これでやっと相手もこれの正しさが分かるだろう」などと考えて、
こちらがそれを飲み込んだかどうかじっと観察しているとしたら、

ふとその顔つきに気づいたとき私たちはゾッとするんじゃないだろうか。

それで、このような人びとは果たして本当に、自分のしたいことをしてるだろうか?

「何をしたくて、それは何故なのか」という、ゾーン00の視点から考え直してみる意義がここにある。

■NVCとパーマカルチャー

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このようなことはもちろんパーマカルチャーに限った話ではない。

自然農だろうとヒッピーだろうとヴィーガンだろうと、自信の無い人が自分の自信の無さを埋め合わせるためにやってるのであれば、結局それは愚かしい上から目線の「正しさプリーチ」に帰結する。

責任を問う側に回ることで、自信のない自分を見ずに済ませたいのである。

それは不自然で、愛情の欠片も無い行為である。

本人がやはり同じ行為に晒されてきたのだろうと思うし、何より自分に愛情を持てていない。

Never walk when you can dance

NVCに関する以下の動画を見てほしい。
NVCの提唱者、マーシャル・ローゼンバーグのセミナーの一部のようだ。



ここでローゼンバーグの祖母が"never walk when you can dance"と言うとき、彼女は正しい私を仰ぎ見よ、と言っていない。

これは命令形であっても他人への命令ではなく、自分はこれが大好きなんだ!という表明である。
歩かず踊れ、ではない。踊るのは楽しいよ!と言っているのだ。

これはこの動画の歌に出てくる、他のあらゆる命令形の言葉と共通する通奏低音だ。ここに鍵がある。

シェアするということ

石垣でお会いしたパーマカルチャリストさんはカフェなどでNVCのセッションをやったりもしている。

しかしそれも先生としてではなく、自分と参加者の学びのためにやっている。

原発事故後いろいろと自分で勉強して発信してたらセミナーにスピーカーとして呼ばれたことがあるらしいのだが、そのときも「専門家でもなんでもないのに」と違和感が半端なかったらしい(笑)

その態度は、パーマカルチャー農園を含む多くのオーガニック農園がNVCなどを通して精神性を取り入れようとしているのと軌を一にしている。

「正しいひとの正しい教え」は厳しく言うのでも何でもなく、単なる暴力だ。

結局似たような結論になるとしても、それは本人の紆余曲折を経て掴み取られるものである。
結果が似たようなものに見えても、その内実は人それぞれにまったくちがう。

だから、”最初から分かっている正しいこと”をコピーするのではなく、それぞれの”それ”を分かち合うとき、そこに学びがある。

シェアとゾーン00

分かち合うとは子どもが「僕、これが好きなんだ」と恥ずかしそうに見せてみる、そういう瞬間のことであって、「これが正しいのにあなたは分かっていない」と相手を操作し正しさを埋め込みにかかるのとはまったく違う。

石垣の農園で、種を分けてくれた

自分が矢面に立たずに済む、全員の外にある正しさが指し示されていること、自分ではなく相手が主語になっているところに、それは端的に出ている。

自分を表現する自分がおらず、相手の感覚を顧慮することもなく、天下りの正しいものだけがある。

それはゾーン00がどこにも無い世界である。

だから非暴力なコミュニケーションとは、ゾーン00とともにある何か、としか思えないし、石垣のパーマカルチャリストさんがパーマカルチャーとNVC両方やるのはとても自然なことに思える。

■”オールオーケー”

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「自分が言ってるんじゃない、これは正しいから正しいんだ」と言うとき、人は無限に無責任になれる。

最悪そのせいで人が死んでも、それは「正しいこと」であって自分の責任ではない。

例えば原子力ムラなどと呼ばれるところで飛び交うコミュニケーションとはそういうものである。

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また、そのような「正しいこと」を敢えて言わずに喉に押しとどめ、提示に留めたとしても同じことだ。

暴力を内に孕んでいたらそれは暴力であって、表面上ごまかして騙しているだけだ。

演技から本質へ

何かの正しさを押し付けプリーチしたい自分のあり方が問題なのであって、それを直接表現しないからそれでいいわけではない。

我慢してたってそれは伝わるし、どうせ我慢できずにどこかで「お前はダメなやつだ」と暴力を振るい始めるのだ。

自分は昔、赤目というところで自然農の学びの会に通っていた。

そこで指導に来ていた川口由一さんを思い出すのだが、彼は指導というより、本当にそれを楽しんでいただけだった。
正しいことではなく心から信じることをやっていた。
ローゼンバーグのばあちゃんのように。

自分の自然へと

川口さんの姿は言葉にするなら、それでオールオーケーだ、と伝えていた。

もちろん本人にそんなつもりはない。
なのにそのようにコミュニケートされているのだ。

自然な自分のあり方から自然に溢れ出るもの。それで繋がる。

それが全てで、その先に何があるかは問題ではない。
それは誰にもわからない。

わからない結論を先取りする必要はないし、できない。

■汎神化する世界

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「一にして全、全にして一」という言葉がある。

古代ギリシャの宗教詩人、クセノファネスの「すべては一であり、一は神である」が元であるらしい。

これは自然農の思想にも似ている。

一体の自然

福岡翁が神というとき、それは自然も意味していたが、魂からの声を遮る様々なノイズ――歪んだ人格と言ってもいい――を無とするときに、自らはどこまでも個でありつつ、その神または自然と渾然一体となる。

それは自分を失うということではない。
自分が失くなったら、もちろんその一体の感覚も無くなってしまう。

そうではなくて、自分は自分でありつつ、世界と素通しになるのだ。
世界の喜びと痛みをともに分かち合う存在となる、というよりもともと、常にすでにそうであり続けていて、今もそうであることを思い出すのだ。

無数の生命が踊る自然農畑を前にすると、

個としての「私」がその中の一個の生命として有機的に繋がり合い、
それによって数多の生命たちの全てのあり方をつくり出していて、
同時に他の無数の個が「私」のあり方をつくってもいる、

そんな感覚に襲われる。

石垣で見せてもらった不耕起草生のパーマカルチャー・ガーデン

クセノファネスが要するに「すべては神だ」という汎神論的なことを言うのは、たぶんこの感覚を表現している。

存在理由はいらない

どこか外部にいる神がジオラマのように世界を作り、「ここにいていい人」を判定するルールを制定したのではなく、存在する全てが存在理由など何も必要としない神なのだ。

そのような感覚は、あるいは認識は、どこから来るか「わからない」
わかる必要はない。

ただ端的な現実として、その――言葉にすればホリスティックな――世界が立ち現れる。

それは存在することに言い訳は必要ないという大安心が、胸に溢れる世界である。


”しあわせになるのにはべつに、だれの許可もいらない”

■一という全て

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パーマカルチャーのゾーニング原則に「00」が挿入されたことは、どこかホリスティックでなかったパーマカルチャーに、この「一と全」の理路を与えた、とも言える。

この更新によって自分自身であるゾーン00と、自然のままとされるゾーン5の間のすべてが、実は世界であり自然であるとわかる世界が見えてくる。

エッジがあり、そして無い

全てのゾーンがそもそも「神または自然」そのものだとしたら?
それがゾーン00から溢れ出る何ものかであるとしたら?

そうしてパーマカルチャーは全ゾーンを一つのホリスティックな世界に/として、組み入れ/取り込み直す。

ここで「一つ」とは


  • それぞれの個が持ち、かつ分かち合われる無数の世界のひとつ、という意味でもあり、
  • 自らの世界感を身に醸し出す個々が有機的に繋がったネットワークとしてひとつ、


という意味でもある。

「世界」とは何らかのフィードバックを期待しつつデザインされたサイトを差し入れる先でもあり、サイトとその外部の間のエッジを含め、あらゆる境界のない全体でもある。

ゾーン00の動的な視点

その一つと全体はすべて同じものを別様に観たものに過ぎない。
ゾーン00は溢れ出たものに従って想像の翼を広げ、様々に視点を変えるのだ。

その多様でひとつの世界がほんとうのことであるなら、その世界を生きるゾーン00だけが、ほんとうに意味のあることをすることができる。

雑草の中の長命草
その生きられた世界ではデザインで意図した以上のことが起きるが、世界がわからないことは大安心であるのだから、それをただありがたく受け取ることができる。

そしてまた自分が世界に/としてフィードバックを返せばいいのだ。

「わからない」を楽しみ、それに支えられて自分を含む全ての「個」と有機的に反応しあうことを楽しめるとき、それが勝手に分かち合いとなる。

分かち合われたときに常に既に存在したものとして「全て」が立ち現れる。

境界のない全体が在ると「わかって」いるとき、それをわかる「自分」もまた存在している。

■パーマカルチャーの体系的変容へ

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そのようなデザイン以前の、「一と全」の世界感覚を、パーマカルチャーはゾーニング概念のなかに織り込もうとしている。

デザインはその感覚から溢れ出る、正しい裁定者を必要としない、アドホックで有機的ななにものかとなる。

少なくとも、ゾーン00概念を新たに差し入れることによって、そういったことをあれこれ考えることを可能にする。

NVCや仏教思想で補完するのとは違い、ゾーン00というパーマカルチャーそのものに追加される新たなカテゴリは、パーマカルチャーのゾーニング以外の部分にもアップデートを促す可能性がある。

それは恐らく前回書いたような自然への回帰をベースとし、「わからない」安心のもと固有世界を分かち合うコミュニケーション態度への変容へと道を切り開くものだと思う。

少なくとも自分はそうなるほうに賭ける。


転回するパーマカルチャー

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2017年7月16日日曜日

「真」なるものを超えて――転回するパーマカルチャー(1)



今年の2月頃、石垣島でパーマカルチャーに取り組まれてる方に会いに行ってきた。

海宙工房というのを主宰されている、パーマカルチャーとともにNVC(非暴力コミュニケーション)というのにも力を入れているサーファーさんであった。

海宙工房  パーマカルチャーデザインファクトリー Misora Permaculture Factory
石垣の海は本当に美しい
いろいろお話を聞かせていただいたのだが、パーマカルチャーというよりNVCの話題のほうが圧倒的に多かった。やりたいことはパーマカルチャーとのことなのだが、おそらくその本質をコミュニケーションに見ているように思われた。

それは自然農を実践と思想の融合、あるいはある種の自灯明・法灯明として考えている自分にも共感できるものだった。

■補完されるパーマカルチャー
パーマカルチャー農園は研修やボランティアを受け入れているところがあるが、そういうところでここのところ増えているのが、NVCや瞑想など、農法と関係ないものを一緒に学ばせるコースだ。

このパーマカルチャリストさんに教えてもらったのだが、タイ・チェンマイ近郊のパンニャ・プロジェクトというところでもNVCを取り入れている。自分が一度訪問した、同じくチェンマイ近くのMindful Farmはオーガニック農園だったが、朝にサイレント・イーティング、夜は元僧侶でもある農園主による説話や瞑想会をやっていた。

オーガニック・ガーデンと法話の親和性とは
Mindful Farmでの説話は「全ては自分で作り上げてる仮象だ」とか「永遠のものは無い、全て変わりゆく諸行無常」といった話で、仏教思想に親しみのある日本人にはほとんど常識的なものだったが、西洋のワカモノにはかなり印象的だったようで、ヒッチした帰りのピックアップトラックの荷台でずっとその話をしていた。ちなみに俺は寝た(^_^;)

この仏教的前提を受け入れるなら、結局永遠の何かとして把握できる科学的事実というものは無いし、「永遠」の保持体としての自分もない。よく誤解してる人がいるが、諸行無常は科学法則に従って事物のステートが遷移するみたいな浅い話ではない。科学的学説が時代とともに更新され変わっていくという意味でもない。科学法則自体が本当にあるかどうか分からない、仮象なのだ。

そして永遠の可能性があるのは辺縁すら措定できない宇宙そのものであって、その中の個々の個体ではない。もし魂の永遠があるのであれば、それは宇宙と一体の何かでなければならない。その上、本当にそういうものがあるかどうか、結局人間には分からない。だからlive foreverはOASISの歌や信仰の中にだけ存在している。


そういう思考の伝統と全く違う世界を提示するので、仏教法話は西洋のワカモノたちに衝撃を与えたのだろう。

時を超えて在り続ける普遍的な事実は、科学的に措定はできても論理的に証明できない。むしろ事実と呼ばれるものが何であるのかが重要となる。これは極めて西洋論理的な帰結であり、同時に仏教的主張である。

それで、foreverがあるかどうかも分からないなら、permanentなcultureとは何だろうか?それは結局提唱者たちの宗教的告白に過ぎないのか?

この疑問と、パーマカルチャーが外部の何ものかで補完されていることは、おそらく関係している。

■学びをめぐる矛盾~自然との二項対立を超えて~
自分はパーマカルチャーはあまりに天下りに自然をデザイン対象として対象化してしまう気がしていて、自然と自分を対置する視線のあり方に違和感を抱いてきた。その一方で「自らを豊かにし続ける自然から学ぶ」ということになっていて、そんなあり方のままなぜ学べるのかも分からなかった。

学ぶとは自分に変化が起こることだからだ。起こす、のではない。起きるのだ。それはどう考えても様々な事象を帰納した辻褄の中の、論理的帰結だ。

それは自分や自分の見ている世界が複雑に流転し渦巻き離散する宇宙の中で、たまたまそのように構成された何ものかである、という前提と整合する。より正確にはそういう前提があるとしか思えない、と言わねばならない。

その世界観は静的なロジックで構成される、平板な科学的世界とずいぶん違う。しんとした形而上空間に永遠不変の数式が鎮座していて、そこに何とかしてよじ登りそれを手に入れる。知るとは、学ぶとは、そういうバベルの塔めいた何かではない。

「知ること knowing」は記述し得ないものを当たり前に前提していなければならない。研究が足りないから記述できていない、のではない。そもそも記述し得ないのだ。

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どう考えても生きた、あるいは生きられた世界を記述したら、そうなるしかない。

よって知るとは、自分を含む流転が、たまたま自分の中におおきく波立ったことを意味する。宇宙の流転と一体となり、身を任せ、その揺れ動きを身体に感じ続ける中で、ときに大きく身体の中にせり上がってくるものがある。

胸を突く「そうか!」「これが本当のことか!」という感覚。感動と言ってもいい。

それはどこから来るか誰にも分からない。宇宙がどこから来たのか、宇宙の外に出られない存在には分かり得ないのと同じである。

宇宙を自然と呼び替えるなら、何かを知り学ぶ自分は自然と一体である。少なくともそうでなければ、学び自体が起こらない。

そしてそのことに震えるような感動が伴うのは、そのようにできていることは、本当に好運であると思う。生き物が世界を知らねば簡単に死んでしまうなら、生きようとすることには喜びが満ちている。



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2017年7月13日木曜日

【全て年会費無料】旅のクレジットカードはこの5枚を持っていけ!~ポイント還元、海外旅行保険、無料キャッシング~



旅人の必須アイテム、クレジットカード。

旅する人にとって、

  • フライト代など支払いの決済
  • キャッシング
  • 付帯の海外旅行保険

とどれも重要な機能が搭載されている。

しかしカードやブランドによって、上記の機能に対する向き不向きというものがある。
どの機能をどのカードで使うかは一考の価値があるのだ。

そこでここではそれぞれの機能を使う上で便利なカードを5つ選んでみた。
旅する人はこれで、もっとも有利にクレジットカードを活用できるんではと思っている。

では詳しく見ていきましょう。

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■旅のクレジットカード5選

例えばショッピングに使うならやはりポイント還元率が高いものが有利だ。
しかしポイント還元は有利でもキャッシングに使うと余計にお金がかかる場合もある。

付帯する海外旅行保険もクレジットカード選びに外せないポイントだ。

そんなこんなを考えたとき、以下の5つのカードを持っていくのがよい。

  • 楽天カード AU Payカード(メインカード)
  • エポスカード(自動付帯の保険用、ゴールドがオススメ)
  • セディナカード(キャッシング用)
  • リクルートカード(海外旅行保険の裏技用に2枚

これらを持っているかどうか、そしてどう使い分けるか、により様々な出費が全然変わってくる。
ここでは旅する人のために、年会費無料のカードを極限まで有利に使い分ける戦略を考えたい。

■メインのクレジットカードは 楽天 AU Pay Masterで


※以前までメインカードには楽天カードをオススメしていましたが、海外旅行保険の条件が改悪になったので、現在は以前の楽天カードとほぼ同様に使えるAU Payカードのマスターカードをオススメします。ポイントサイトのハピタスから申し込むと、今なら5,300円分のポイントがもらえますよ :)

まずメインで決済に使うカードの条件を考えたい。

手数料やポイント還元率のちょっとした違いも、旅で使うコストをトータルすればバカにならない額となる。

ではどんな条件のものがメインカードに向いているのだろうか?

手数料とポイント還元率

旅先ではショッピングだけでなくフライト代、宿代など様々な支払いが発生する。

長旅の場合その全てを現金でやっていたらキャッシュがいくらあっても足りないし、LCCのチケットを買うことだけ考えてもウェブでクレジットカード決済は頻繁に使う。

この支払いを有利にするには、

  • 海外利用の為替レート
  • カードのポイント還元率

がポイントとなる。

クレジットカードは海外で利用すると、そのときの為替レートそのままではなく手数料が少し乗ったレートとなる。
そして多くのカードは決済額に応じたポイントバックをやっている。

この2つがどれくらいかで、おトクさが変わってくるのだ。

手数料が有利なMasterカードで

まず為替レートだが、どうも2大ブランド・ VISAとMasterでレートが違うらしい。
ここ↓を見ると、


Masterは最大手のVISAと比較し、為替レートで1%有利らしいのである!
よってどの会社のカードにするにせよ、メインのカードはMasterブランドにするのが良さそうだ。

VISAのほうが大手とはいえ、VISAは使えるけどMasterは使えない、という店は見たことがない。
またレアなケースだが、ロシアなど特定の国では米国資本であるVISAが使いにくいという話も聞く。

なんとなくMasterは微妙にマイナーな感じがするかもしれない。
しかし普通カードは複数枚持つだろうから、別のカードをVISAブランドにしておけばまったく無問題である。

ポイント還元率の高い楽天カード

ではブランドはMasterにするとして、どこの会社のカードがメインカードに相応しいだろうか。
自分がオススメするのは楽天カードである。

>> 旅人のクレジットカード、楽天カード活用を極める

楽天カードは還元率が1%と、最も高い部類に入るカードである。
とは言え単に率だけだとリクルートカードとかのほうがちょっとだけいい。

しかし楽天カードは様々なキャンペーンが充実していて、忘れずにエントリーしておくと海外利用のポイントが倍とかになったりする。

決済を集中すればポイントも増え、キャンペーンでそれを増やし、さらにフライトを決済すれば海外旅行保険も付く。
最近は楽天ポイントをリアル店舗で使うこともできるようになった。

なので、まずメインカードは楽天でMasterがいいんでないかと思う。

■決済以外で役立つ旅のクレジットカード

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メインで決済に使うカードは楽天マスターカードでいいとして、その他の旅のニーズにはどのようなカードが使えるだろうか。

決済以外の旅のニーズとしては


  • 海外旅行保険
  • キャッシング


といったものがある。

それぞれ向いているカードを見ていこう。

保険充実のエポスをセカンドカードに

デパートのマルイが発行する年会費無料のクレジットカードと言えばEPOSカード。
ここ↓に書いたが、

>> 旅人に必須!エポスカードはゴールド無料で海外保険も充実ですよ :)

このカードの特徴は海外旅行保険の充実ぶりにある。

保険が自動付帯、つまり何も使わなくても持ってさえいれば海外旅行保険が付き、しかも補償額が他のカードより大きい。

クレジットカードの付帯保険が複数有効な場合、補償額を合算できるので、とりあえずメインとは別に持っていくと万が一のとき安心なのである。

さらに、エポスカードは通常カードをそれなりに使ってると年会費無料のゴールドカードにアップグレードできるので、とりあえずそれまではメインで使うのも手だと思う。

ゴールドになると海外旅行保険の補償額がさらにパワーアップし、国内がほとんどだが空港ラウンジも使えるようになる。


エポスカードは旅のセカンドカードとして、持ってるだけで重宝するカードなのである。

キャッシング担当はセディナカード

セディナカードはネットでよくキャッシングに使うととても便利と言われているカードであり、まだ持っていないのだが自分も気になっている。

>> 年会費無料のセディナカードでキャッシング手数料が無料に!

↑にも書いたが、通常、海外キャッシングをすると、キャッシングしたATMで使用料を取られる。

料金は銀行によるが高いものだと700円近くかかるものまである。
さらにクレジットカードのほうで大抵、216円のATM利用手数料を取られる。

キャッシングするのに合計1,000円弱くらいの手数料を取られるのはいかにも痛い。

しかしセディナカードはこの2つの手数料を取られないという素晴らしい特徴がある。

さらにネットで返済できるので、すぐに返してしまえば利息もほとんどかからないという。
自分もゲットしたらキャッシングはこれ一択になると思う。

海外旅行保険の裏技に、リクルートカード2刀流

通常の利用付帯や自動付帯の旅行保険は3ヶ月(90日)で切れてしまう。

そこで海外旅行保険の裏技と呼ばれるものがあって、カードによっては保険の利用付帯が公共交通機関の決済に使った時点から有効になる、というものがある。

>> 【実録】リクルートカードの裏技で本当に海外旅行保険は使えるのか?と不安だったけど普通に使えたよ(・∀・)

つまり出国から90日は他のカードで保険をかけておき、90日経った時点でそういうカードでフライトでもバスでも何か旅程上の交通費を決済すれば、保険が延長できるわけだ。

そういうカードの一つがリクルートカードで、このカードの特徴はVISAもしくはMasterと、JCBの2枚持ちができること。

最初の90日を他のカードで保険をかけ、2枚のリクルートカードを90日ずつずらして公共交通機関の決済に使えば、合計270日(9ヶ月)もの間、無料で保険を付けることも可能なはずである。

※これもさすがにまだやったことがない。ホントにやる人は確認してください(^_^;)

2枚持ちでJCBを持つのは、JCBがよくやっている海外キャンペーンも狙えるという利点もあり、面倒がらずに申し込んでおくのがオススメである。

>> キャンペーン&海外保険!リクルートカードJCBは旅に超おすすめ


■この5枚で旅のクレジットカードは万全!

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そんなわけでこれら計5枚のクレジットカードがあれば、おトクな決済も海外旅行保険もキャッシングも、完璧に対応できる!\(^o^)/

旅のクレジットカードまとめ

要するに:

  • ポイント還元が大きい楽天カードを決済のメインにしてポイントを集中し
  • 自動付帯保険のエポスをセカンドに
  • キャッシングはセディナ
  • さらに海外旅行保険の裏技用にリクルートカード2枚

というので旅人的にフルスペックであろう。

ブランド的には

  • メインで決済に使う楽天カードは為替レートのいいMaster
  • セカンドのエポスを最大手のVISA
  • リクルートカードの1枚はJCB
  • あとはお好みで

という感じ?

ポイントサイトから申し込もう!

そんなわけでもし持ってないカードがあればこの機会に申し込むとよいと思われる。

クレジットカードは競争が激しいのか、各社が競うように入会キャンペーンをやっている。

どこも高額のポイントバックで勧誘しており、タイミングによりポイントサイトを経由すると数千円~2万円以上!をもらうことも可能だ。

そういう高額のポイントバック獲得のためにはこの↓ポイントサイト、ハピタスから申し込むのがオススメである。


ハピタスの登録はこちらから
日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス


ハピタスのポイントは数千円にもなることがある。
だからカードがくれるポイントバックにプラスとハピタスのポイントを合計すると、合計1万円を超えることはよくあるのだ。

ちなみに年会費無料のカードでも、最高で合計2万円を超えるポイントバックが発生していたこともある。

そうした高額なキャンペーンはいつも条件が変わったり、出たり消えたりしているので、見つけたら即座に申し込めるよう、とりあえずハピタスに登録しておくとよい。

ちなみに自分がはるか昔に申込んだときはハピタスを知らなかったので、もらったのはカード会社のキャンペーン分だけ。

そのとき知ってたら絶対ハピタス使っとったのにな~~~と思うことしきりです(^_^;)


記事中紹介したクレジットカード情報一覧

旅人のクレジットカード、楽天カード活用を極める
旅人に必須!エポスカードはゴールド無料で海外保険も充実ですよ :)
年会費無料のセディナカードでキャッシング手数料が無料に!
【実録】リクルートカードの裏技で本当に海外旅行保険は使えるのか?と不安だったけど普通に使えたよ(・∀・)
キャンペーン&海外保険!リクルートカードJCBは旅に超おすすめ


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2017年7月12日水曜日

太っ腹なキャンペーン+海外旅行保険!リクルートカードJCBは旅に超おすすめ



VISAやMasterというメジャーブランドに押されつつも気を吐く日本のクレジットカードがある。

そう、JCBカードだ!

JCBは世界ではまだマイナーなので、やはりVISAとかに比べると対応してる店が少ない。

しかしその分JCBはサービスを頑張っていて、


  • 決済で使うと30%オフなどかなりお得になるキャンペーン
  • 国によってATMキャッシングの手数料が無料になる(らしい)
  • 海外旅行保険を延長できる裏技を使えるカードがある


といった地味ながら強力なメリットがある。

たとえば海外旅行保険の裏技用のカードをJCBにしておくと、いざというときの保険になるだけでなく、思いがけなくオトクになったりもするという一石二鳥を狙えるのであった。

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■JCBの海外キャンペーンはかなり太っ腹

JCBは海外でキャンペーンを頑張ってる印象があり、うまく使うと様々な恩恵を受けることができる。

キャンペーンでバリのバスが無料!

例えばバリではJCBブランドのクレジットカードを持っているだけでバス代が期間中ずーっと無料になるというのがあった。

しかもその期間というのが明らかにハイシーズンなのだ!

近年は毎年ずっとやってたのだが、できればこれからも続けてほしいものである。

>> スミニャックに無料、サヌールに26円!バリのビーチをほぼタダで移動する(期間限定)
バリでは他にもウブドのスペアリブが有名なレストラン、PUNDI-PUNDIでもJCBのキャンペーンをやっていて、JCBで決済するだけで30%オフというのがあった。


>> プンディ プンディ クチコミガイド【フォートラベル】|Pundi Pundi|バリ島


30%オフといったら3人でいったら1人分タダになるということであり、大人数で行くほどかなりの額をトクすることができたのである。

JCBのラウンジが無料で使える!

またバンコクの最中心部スクンビット近くに、JCBプラザという

JCBのカードを持っていれば無料で使える

ラウンジがある。

サイアムとプルンチットの間くらいの、アマリンプラザの9Fにある。

中はこんな感じでコーヒーなどが無料で飲め、日本語の雑誌や新聞も閲覧できる。


もちろんWiFiもあるので、静かにさえしてればPCで作業も可能だ。

というわけで海外、特に東南アジアではこうしたJCBの恩恵にぽつぽつ預かれる。

海外旅行の際にはとりあえず持っていのがオススメですよ^^

■JCBでタイのキャッシングが無料に?!

さらに試したことはないのだが、JCBカードはタイでキャッシングするとATM使用料が無料になるというのを聞いたことがある。

特にバンコク銀行のATMでは、JCBを使えばいつも聞かれるxxバーツ使用料かかるけどOK?みたいなことを聞かれなくなるという。


また、バンコク銀行以外の銀行でも、いったんATMで使用料はチャージされるのだが、決済のときJCBが返却してくれる(使用料を引いた額で決済される)という。

なおタイ(というかバンコク)には有名なタニヤ・スピリッツなど、高レートの両替屋があり、実はキャッシングより両替のほうが割がいい(たぶんそういう国は少数派だと思う)。

だから日本円があれば両替すればいいのだが、旅も長いと現金がもう無いということも出てくる。

そういうとき、タイの高いキャッシング手数料(最近は200バーツとか)を回避できるのはとても助かるはずだ。

試したことがなく本当かどうか分からないので、やったことある人ぜひ教えてくださいm(_ _)m

■オススメのJCBカードはリクルートカード

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クレジットカード付帯の海外旅行保険は通常、出国後3ヶ月(90日)までである。

しかし裏技と呼ばれる方法を使えば90日を超えてクレジットカード付帯の保険をかけられるので、長期の旅人はそれができるカードを持つことが多い。

裏技が使えるカードの一つがリクルートカードで、

>> 【実録】リクルートカードの裏技で本当に海外旅行保険は使えるのか?と不安だったけど普通に使えたよ(・∀・)

実際初めて使って非常に助かった。海外の医療費は本当に高いのだ。

また裏技カードは複数枚持っておけばその枚数分、保険が延長できる。

そしてリクルートカードはVISAもしくはMasterと、JCBの2枚持ちが可能なカードでもある。

やったことはないのだが、同じリクルートカードでも別のカードならそれぞれで保険が使えるらしい。

とすると1枚目で保険を延長したあと2枚目で再延長してもいいし、同じ時期に保険をかけておけば2枚分の補償額に合算できるはず。

なので同じJCBを持つなら海外保険の裏技のためにリクルートカードにしておくというのが良い、と思われるのだ。

■リクルートカードは入会キャンペーン強化中!

そんなわけで意外な特典満載で、海外旅行保険の裏技にも使えるリクルートJCBカードだが、現在キャンペーンをやっている。

なんと今なら入会&利用で最大6,000円もくれるのだ!


もし裏技用のカードを探しているなら、VISAもしくはMasterと、JCBの2枚をこの機会にゲットしておくとよいと思われるぞ^^


その他、旅に便利なクレジットカード情報はこちら

【実録】リクルートカードの裏技で本当に海外旅行保険は使えるのか?と不安だったけど普通に使えたよ(・∀・)
スミニャックに無料、サヌールに26円!バリのビーチをほぼタダで移動する(期間限定)
旅のクレジットカードはこの5枚を持っていけ!~ポイント還元、海外旅行保険、無料キャッシング~


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2017年7月11日火曜日

年会費無料のセディナカードでキャッシング手数料が無料に!



海外旅行で重宝するキャッシング。
両替よりも割がいいことも多く、現金を持っていかなくていいのも助かる。

しかし最近はその手数料が高騰している。
ATMによっては使用料がかかり、タイなど200バーツくらいかかったりしてウッとなる。

またクレジットカード側でも手数料が取られることが多く、たいていの場合216円かかる。

※消費増税のため今は220円になりました。

しかし最近知ったのだが、実はこれらのキャッシングの手数料がかからないカードというものが存在する。

さらにネットですぐに繰り上げ返済できるので、利息も最低限で済ませることができるというのだ。

自分もまだ持っていないのだが、申し込もうかと検討中で、いろいろ調べてみた。

せっかくなので自分の調べたことをシェアしておく。

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■タイでキャッシングしたら手数料900円!

冒頭書いた通り、クレジットカードのキャッシングには手数料がかかる。

海外キャッシングにかかるコスト

海外でキャッシングすると全部で


  1. ATM側で取られるATM使用料
  2. クレジットカード側に取られるキャッシング手数料
  3. 同じくクレジットカードが取る為替手数料
  4. キャッシング額に対する利子


の、4つの手数料がかかっているはずだ。

ただ3.の為替手数料に関しては海外ショッピングだとかかるがキャッシングではかからないという説がある。

また4.は繰り上げ返済することで最低限にできる。

実際の手数料

しかし3.と4.を除いても、タイだと1.に200バーツ、2.に216円かかっており、正味の額以外に900円近く持っていかれることになる。
これはキツい。


またカンボジアでは以前、手数料無料のATMがあったのだが、

>> 日本の資金をカンボジアで現金化するコスト~キャッシング、送金手数料の実際~
それでもクレジットカード側の手数料、216円はしっかりかかっていた。

しかも最近はカンボジアも無料のATMはなくなり、どこも$5取るようになったと思う。

というわけで両替に使える日本円がもう無いときなど、Bimboの民は手数料が少しでもかからないATMを探して町をさまようという涙ぐましい努力を強いられることとなる。

■キャッシングのコストを最低限にするセディナカード

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上記の手数料コストを限りなくゼロにできるのが、セディナカードというクレジットカードだ。

2重の手数料が無料に!

既にネットであちこちで紹介されているようだが、セディナカードでは上記の手数料のうち


  1. ATM側で取られるATM使用料
  2. クレジットカードに取られるキャッシング手数料


の2つが無料になるという。

タイなら900円近く取られるものが無料になるわけで、これはものすごく大きい。

ネットですぐ返済できる!

キャッシングのお金は借りた金なので、日々利子がつく。

ほうっておくとカードの決済日まで毎日こつこつ利子が付いて、返済額が増えているのだ。

だがサポートセンターに電話して早めに繰り上げ返済してしまえば、返済したその日までの利子に抑えることができる。

しかもセディナカードはペイジー(Pay-easy)というのに対応していて、ネットで返済することができる!

ネットでできるということはつまり、


  • 振込手数料が無料
  • 土・日・祝日も返済可能(というかいつでも好きな時間で可能)
  • サポートセンターへの電話代もかからない


という素晴らしい便利さなのだ!

結局キャッシングにいくらかかるのか?

というわけでセディナカードでは1.と2.の手数料が無料である。

3.の為替手数料はわからないが、キャッシングではかからない説を信じてゼロとしてみよう。

またセディナは2日くらいでキャッシングしたのがカードに上がってくるという。

なので、その時点でネットで繰り上げ返済すれば利子は年率18%の2日分。
キャッシング額に対し0.09%とほぼゼロにできる。

すると$500のUSドルを100円/ドルのレートのときにキャッシングしたとして、

500×100×0.09%=45円

しかかかっておらず、これはもうほぼ無料と言っていいと思う。

繰り返すがタイで他のカードを使ったら900円くらいかかってしまうのが、この値段になる可能性があるのだ。
太っ腹だぞセディナ!!

■セディナカードでキャッシングするときの注意点

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そんな素晴らしいセディナカードだが、キャッシングを利用するとき、少し注意点がある。

タイではATM POOLを使え

どうもタイではATM使用料はどんなATMでも無料になるわけではないらしい。

↓のような、ATM POOLという表示のあるATMのみ無料となるという。


これがあるかないかでタイでは900円も取られるかどうかが決まるので、キャッシング前によく確認しましょうね(^_^;)

ただタイ以外の国ではそういう話は聞かないので、どのATMでも無料なのだと思われる。

なおATM POOLの表示があるATMでもキャッシングの画面上では使用料がかかるけどOK?と聞かれるらしい。

OKにしないとキャッシングできないのでOKするしかないのだが、それでも実際にはかからないらしい。

これは心臓に悪いのでなんとか仕様変更してくれんものか(^_^;)

海外旅行保険が無い

またキャッシングとは関係ないが、セディナカードは年会費無料のカードだと海外旅行保険が付いていない。

でもまあそれは他のカードでやればいいのだし、先に書いたくらいの手数料が毎回かからないメリットはとても大きい。

キャッシング専用でも持っておくのはまったく間違いではないだろう。

■セディナカードは現在入会キャンペーン中!

そんなわけで旅する人はどんどん欲しくなる(笑)セディナカードだが、夏だから?か高額の入会キャンペーン中である。

ポイントサイト・ハピタスに登録し、「セディナ」で検索してみると分かるが、


ハピタス登録はこちらから↓
日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス


いくつかあるセディナカードのブランドが、どれもポイント大幅増量中である。通常1,000円分のポイントが6,500円までジャンプアップしているのだ!

通常のセディナカードとセディナJiyu!da!が年会費無料のカード。
両方ATM使用料無料になるカードのようです。

ハピタスのキャンペーンもその時によってあったり無かったりするので、早めのチェックが吉ですよ。

そしてこのハピタスのポイント以外に、セディナ自体がカードの実際の利用など条件を満たせば6,000円のポイントバックもやっていて、


ハピタスのポイントと合わせればなんと12,500円もの額を手に入れることが可能なのである!

これだけくれるのに、キャッシングのたびに900円とか節約できるなんて、もう感涙モノであろう。特に旅人は相当重宝すると思われるぞ^^


その他、旅に便利なクレジットカード情報はこちら

旅のクレジットカードはこの5枚を持っていけ!~ポイント還元、海外旅行保険、無料キャッシング~
【実録】リクルートカードの裏技で本当に海外旅行保険は使えるのか?と不安だったけど普通に使えたよ(・∀・)


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2017年7月10日月曜日

旅人のクレジットカード、楽天カード活用を極める



※以前までメインカードには楽天カードをオススメしていましたが、海外旅行保険の条件が改悪になったので、現在は以前の楽天カードとほぼ同様に使えるAU Payカードのマスターカードをオススメします。ポイントサイトのハピタスから申し込むと、今なら5,300円分のポイントがもらえますよ :)

旅する人に必須のアイテム、それはクレジットカード。

何がいいってキャッシングに使えるのが大きい。現地の通貨をATMで簡単にゲットできる。

もちろん両替でもいいのだが、それでは手持ちの円が減ってしまう。キャッシングなら現金が増えるわけで、円は両替で使う最終手段で持っておくのがより安全である。

現金は最後の命綱やからね。

キャッシング分は引き落とし日を待たずにすぐに返済すれば、レートも両替よりいいことが多い。またフライトやホテルの予約ではまず間違いなく使うものでもある。

ではクレジットカードの中で、旅人にとっていいやつって何だろうか?自分はそれは楽天カードだと思うのである。

。。まあとっくに知ってて既に持ってる人は多いようにも思う(^_^;)

■楽天カードって?

楽天カードは

  • 年会費無料
  • 還元率の高さ(1%)
  • 利用付帯の海外旅行保険

というのが特徴。海外に渡航する際フライトチケットの決済に使えば還元率が高いのでけっこうなポイントになるし、3ヶ月の海外旅行保険も付く。

しかもいっつも入会キャンペーンをやっていて、大抵の場合、新規入会して実際に利用するだけで何千円ものポイントをくれる。

また真偽は定かでないが、旅先で会った人に聞くと審査がユルく誰でも持てるという話もよく聞く。

■楽天トラベルで高額ポイント

楽天カードは楽天の各種サービスと連携してポイントをゲットすることもできる。

特に旅に関係するサービスというと、そのまんまだが楽天トラベル

宿など予約するとそれなりの額になり、予約自体にポイントが付く上にカードの還元でさらに1%付く。ポイントを2重取りできるのである。

楽天トラベルではほとんどの場合1%はポイントが付くので、楽天カードで決済するだけでのポイントが付く。

宿泊で年間5万円使うとしたら、500円+500円=1,000円付くことになる。


楽天トラベルはもともと旅の窓口という国内向け宿泊サイトを買収したものなので、国内の宿泊に強い

今も沖縄にいるが、那覇のゲストハウスなどAgodaでも見つからない安宿が見つかる。日本なのに800円の宿とかあるのである(・∀・)


さらにもらえるモールというポイントサービスを使うと、楽天トラベルでの宿泊利用に212円ものポイントが付く!

1泊だけ泊まるときなど日本で500円台で泊まれてしまうのである!Σ(゚Д゚)

■旅に使える楽天サービスで、さらにポイントゲット

楽天にはトラベル以外にも旅で使えるサービスがある。その一つがクーポンサービス。

最近楽天も楽天クーポンというのを始めていて、楽天トラベルの高速バス予約で使えるクーポンというのを出すことがある。


自分がよく使うのは成田空港から都内を結ぶエアポートバスで、900円で乗れる。

年明け乗ったときは10%割引のクーポンを使えたのでなんと810円で都内まで出れたのである!

国内なら旅先のグルメにも使えるのがいっぱいだぞ(・∀・)

さらに旅で使える楽天のサービスというと、楽天KOBO(電子書籍)もある。

KOBO自体、売り出し中なのか高額のポイントバックがあるのだが、楽天カードが提供してるキャンペーンでさらにポイントが余分に付いたりもする。


海外など、移動中に読みたい本などあっても日本語の紙本はまず手に入らない。でもネットさえあれば、手持ちの端末で読める電子本を、楽天ポイントで買ったりできるのである。

旅する人はとりあえず、楽天トラベル、クーポン、KOBOは登録しておいて損はない。

■カードホルダー向けキャンペーンでポイントゲット

さらに自分的にいいと思うのはカードホルダーがエントリーできるキャンペーン。

楽天カードでは楽天他のサービスと連携したキャンペーンを常時たっくさんやっている。

KOBOで電子本を買ったらプラスxx%とか、海外でキャッシングしたらポイント倍とか、ホントいろいろやってるのである。

フライトや宿泊で使ってると、自分の消費レベルでも簡単に数百円分くらいのポイントになったりする。

東南アジアの最安宿なら1,2泊分くらいの財布の余裕ができるわけで、これは結構うれしいのだ。

クレジットカードはフライトやホテルの予約でどうせ使うもの。同じ使うなら、楽天カードに決済を集中させるだけで、気づいたら結構な額のお小遣いになっているのである。

■リアル店舗で楽天ポイントが使える!

さらに楽天ポイントが便利なのは、楽天ポイントカードを使うことでリアル店舗でポイントが使えることだ。

ここ↓に書いたダイコクドラッグを始め、サークルK、ダイコクドラッグ、ミスドなど対象店舗はいろいろ。

>> キミは真の100円ショップ、ダイコクドラッグを知っているか~期間限定の楽天ポイントを無駄なく使う~

ちょっとサークルKで100円コーヒーを飲むといったことにも使えるし、上記のダイコクドラッグの100円ショップで旅グッズを揃えるのもいい。ちなみに楽天ポイントカードは最近は楽天カードに付いている。

そんなわけで

  • フライト代決済で海外旅行保険が付き
  • 旅に使える便利なサービスでポイントを効率よく稼げ
  • さらにカードホルダー向けキャンペーンで稼いだポイントが倍以上になり
  • ポイントを使ってリアル店舗で旅グッズも買い揃えられる

楽天カードは、旅人に必須のカードなのであった\(^o^)/


☆★ 楽天カードはただいまキャンペーン中♪ ☆★

ポイントサイト・ハピタスでは現在楽天カードの入会キャンペーンをやっています。ハピタスを経由して入会するとなんと合計15,000円分のポイントバック中!

まず以下のバナーからハピタスに登録し、「楽天カード」で検索。


ハピタスの登録はこちらから!↓
日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス


すると7,000円分のポイントバック・キャンペーンをやってるのが見つかるはず!いつもは500円なので超絶に高額になってる!

そして楽天カード自体も8,000円分のポイントバックを行っているので、入会して利用すると合計して15,000円分!も貰えてしまうわけです!!

もらえるポイントは常に変わり続けているので、高額なポイントになっているこの機会に申し込むのが良いと思われるぞ!!\(^o^)/


関連リンク:
キミは真の100円ショップ、ダイコクドラッグを知っているか~期間限定の楽天ポイントを無駄なく使う~


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2017年7月9日日曜日

旅人に必須!エポスカードはゴールド無料で海外保険も充実ですよ :)



※↓この記事にはアフィリエイト等の広告が含まれています↓


たぶん唯一じゃないだろうか?年会費無料でゴールドカードを持てる、EPOSカードというクレジットカードがある。

エポスカードは


  • 一部空港でラウンジが無料で使える(ゴールドのみ)
  • 海外旅行保険が利用付帯(フライト代等を決済すると保険がつく)
  • 保険の補償額が大きい
  • キャッシングをネット返済できる


といった特徴があり、旅人にとってとても使い勝手のいいカード。

旅するなら絶対に知っておくべきカードなのである!

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■庶民に一番近いゴールドカード、それはエポス!!

ゴールドカードって1万円とかの年会費かかるんじゃ。。と普通は思う。

しかしエポスカードはやり方時代で、年会費を永年無料にできる!のだ。

ゴールドなら空港でラウンジが使えたりもして、待ち時間がホント優雅になるぞ^^

インビテーションからのアップグレード

というわけでエポスゴールドカードを無料にする方法について。

エポスカードは通常のカードにまず入会して、その後使い続けていると向こうからゴールドにしませんか?というインビテーションが来る。

どれくらいの額を使うと来るのかはわからないが、とにかく決済を集中させてたくさん使うと良い。

で、そのインビテーションからゴールドにアップグレードすると、本来年会費5,000円年会費が永年無料となるのだ!!

ちなみにインビテーションなしに自分でリクエストした場合でも、初年度に50万円使えばその後は無料となるらしい。

ひょっとしたらそれくらい使うとインビテーションが来るのかもですね。

成田の空港ラウンジで使ってみた

そしてゴールドであれば、空港ラウンジを無料で使えたりする。

例えばこれは成田のゴールドカードホルダー向けの空港ラウンジ。


電源付きのデスク、ソファ、新聞・雑誌の閲覧、専用のWiFi、そしてドリンクがすべて無料!

昔はスナックもあったのだが、今はソフトドリンクのドリンクバーのみ。


受け付けで缶ビール1本はもらえるのでいつも忘れずもらう😁🍺

■海外旅行保険が充実のエポスカード

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さらにエポスカードの海外旅行保険について。

エポスの付帯保険は昔自動付帯だったが今は利用付帯。

自動で付かなくなった代わりに、いわゆる海外旅行保険の裏技が使えるようになった。

無料で保険が利用付帯

エポスカードでは海外旅行保険が利用付帯。

出国のフライト代などを決済しておくと、出国日から90日間保険が付く。

今回確認してみたところ、

  • 出国フライト代
  • 出国する空港に向かう電車

等の決済で保険が有効になる。

電車のほうは家からでなくても、出先から空港に向かうルートの一部でもOKらしい。

切符等の決済はルートがわからないので、カード決済の控えや明細以外に切符の写真を撮っておくといい。

モバイルSUICAにチャージとかでもいいが、その場合は乗車日とルートが駅などで印刷できるのでそれが証拠となる。

他のカードの保険と合算して使うこともできるので、そっちでも保険を有効にしておけば、カード2枚分の額の保障が3ヶ月ほど付けられる。

補償額が大きいエポスカード

さらにエポスカードは補償の額が大きいらしく、他のカードだとゴールドとかプラチナとか上位のものでないと付かない額のレベルであるという。

>> 海外旅行傷害保険|クレジットカードはエポスカード

それがゴールドになるとさらにパワーアップする。

>> エポスゴールドカード|クレジットカードはエポスカード

海外で、特に日本語が通じるようなところで診察を受けると簡単に万円単位の出費となる。
怪我で入院しようもんなら、たぶんもう殺してくれという値段になるはずだ(;▽;

また海外は盗難などのリスクも高い。

万が一のときのため、やはり保険は手厚いに越したことはないやね。

■ネットでキャッシング分を、土日でも返済!

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またエポスカードはネットでキャッシング分を繰り上げ返済できる。

もちろん電話&振り込みでも可能で、どっちにしろ引落し日まで放っておかず少しでも早く返せば、その分だけ利息を減らすことができる。

通常のキャッシング繰り上げ返済

キャッシングの返済のためには通常、

  1. サポートセンターに電話して
  2. 返済額を確認し
  3. その額を指定の口座に銀行振込する

という手順を踏まねばならない。

海外に出ているときなどは国際電話となり、まあそれはスカイプなど使えばそんなにお金はかからないのだが、それにしてもめんどくさい。

電話して、自動音声でいろいろ操作し、カード番号やらを入力し、オペレータに繋がるまで延々待たされ、、気付いたら時間も電話代もけっこう費やしている。

もちろんサポートセンターの対応時間でないといけないので、平日の営業時間内に電話せねばならない。

海外からの場合は時差も計算に入れないとならず、滞在地によっては深夜や早朝にかけるハメになる。

エポスカードはペイジー対応だが。。

しかしエポスカードはペイジー(Pay-easy)というのに対応している。

ペイジーは、

  • ネットから振り込んで支払える
  • 振込手数料が無料
  • 土・日・祝日も返済可能

と一見素晴らしく便利に思える。

まさにキャッシングの繰り上げ返済のためにあるような機能だ。

しかし実はエポスカードのペイジー返済はキャッシング分だけでなく利用分全て。
なので金額が確定するまで結局待たねばならない。

ペイジーで返済しても、引き落とし日までと同じ利息がかかってしまうので無意味になる。

キャッシング分を繰り上げ返済!

が、実はこれには裏技がある。

この方法ではエポスカードでは利用分すべて以外にも、リボ払いにした分だけペイジー返済できることを利用する。

つまり

  1. まずキャッシング分をリボ払いに変更
  2. リボ払いに変更したキャッシング分をペイジーで返済

という段階を踏むことで、キャッシング分だけを繰り上げ返済することができることになる。

返済が全部ネットで完結するのだ❗️

具体的なやり方は「エポスカード キャッシング 繰り上げ返済」などでググると出てきます。

自分もやってみたけど、本当にネットで全部できてしまう😆

■エポスカード3つのメリット

そんなわけでエポスカードは

  • 年会費無料のゴールドカードで空港ラウンジが使える
  • 利用付帯で補償額も充実、裏技にも使える海外旅行保険
  • ペイジーでキャッシングをネット返済できる

という特徴を持つ、旅人なら持っておいてソンはないクレジットカードである。

実際自分もかなり重宝しているので、まだ持ってないひとはこの機会に申し込んでおこーー!\(^o^)/


✓エポスカードは13,000円の入会キャンペーン中!

エポスカードは現在ハピタスを経由して入会すると、ハピタスで9,500円分のポイントが付与されます。
さらにエポスカード自体も2,000円分のポイントをくれます。 
またこれで👇️の条件を満たすので、ハピタスに新規登録するひとは1,500円分のポイントも獲得できます。
エポスは旅するひとには必須のカードの1つ。
合計で12,600円分ものポイントをもらえるチャンスなので、持ってないひとはこの機会にハピタスから申し込むのがオススメですよ😃


その他、旅のクレジットカード情報はこちら

旅のクレジットカードはこの5枚を持っていけ!~ポイント還元、海外旅行保険、無料キャッシング~
【実録】リクルートカードの裏技で本当に海外旅行保険は使えるのか?と不安だったけど普通に使えたよ(・∀・)


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2017年7月2日日曜日

Eeebook X205TAの電源を探す! in 東南アジア~シンガポール・バンコク・プノンペンでASUSクエスト~



個人的に旅する人に最適なノートPCだと思っているのが、ASUSの低価格ラインであるEeebookX205TAである。


安くて軽くて素晴らしいのだが、この名機にも1点だけ、旅という面からするとマイナスなポイントがある。

電源のコネクタが独自仕様なので、ACアダプタが壊れると汎用品では替えがきかないのだ。

で、今回実際に旅先でアダプタが壊れる憂き目に遭ったので、アダプタを探し回ることになった( ̄∇ ̄

おかげで東南アジアでは、バンコクとプノンペンでなんとか手に入りそうなことが確認できたので、詳細をシェアします。

読めば少なくともバンコクかプノンペン近辺でなら、ACアダプタが壊れても(あんまり)困らなくなるぞ!(笑)

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■名機X205TAの死角は電源コネクタ

繰り返しになるがASUS X205TAは名機である。

そしてその死角は電源コネクタである。

旅に最適のX205TA

昔のネットブックはスペックがキツくてyoutubeもまともに見れなかったと思う。
しかしX205TAは安いのに何をするにも十分なスペックだ。

さらにスペック以上に旅に向いてるポイントがいくつもあって、


  • 1kgを切る軽さ
  • 11インチというノマドワークに耐える画面の大きさ
  • 3万円台と、盗難に遭ってもそこまで痛くない安さ(笑)


と3拍子揃っているのである!

特に3つ目は地味に大事で、海外では盗難やひったくりのリスクは高い。

保険には必ず入っておくべきだが、それでも全額返ってくるわけではない。
何より高いと心のダメージがでかいよねえ。

電源コネクタがネック

しかしX205TA、独自仕様の電源コネクタだけはいただけない。

壊れると汎用品が使えないので代替のACアダプタが手に入りにくいのだ。

そして旅先でASUSの特定機種のACアダプタを探し出すのはかなり難しい。

自分は5月のオーストラリア滞在時、ACアダプタのコネクタ部分が壊れかかってるのを発見した。

まだ帰国は先なのでゾッとしつつ騙し騙し使っていたのだがついに力尽き、次の滞在地・東南アジアでなんとか調達せねばならなくなったのであった。

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■まずASUSサポートに問い合わせる

さて東南アジアでX205TA対応のACアダプタは手に入るのだろうか?

とりあえずASUSのサポートにメールで問い合わせてみた。

ASUSサポートの回答

ASUSサポートのメール窓口は↓だ。


>> ASUS - Email Us


シンガポール→バンコク→カンボジアと動く予定だったので、その中でASUSショップあるところってある?とメールを送ってみた。

するとシンガポールにはある、との返答。

そして他のところはちょっと分からないということであった。

シンガポールのASUSショップ

サポートが教えてくれたシンガポールのショップは3つで、そのうち行けそうな店はSim Lim Square店と、Marina Square店の2つ。

とりあえず電話してみる。

「ASUS Eeebookのチャージャー探してんねんけどある?」

「Eeebookは扱ってないな。すまんな」

というわけで2つとも敢え無く撃沈。

Marina Squareに行ってみる

でも行ってみたら他にも店あるかも知れんし、、と思ってMarina Squareのほうに行ってみた。

実際、ASUSのロゴを掲げてる店やコーナーはいくつかあった。


でもね、X205TAに限らずEeebook自体が置いてないの(;▽;

代わりにあるのは20万近くするZenbookばかり。
お金持ちシンガポリアンはEeebookなんか使わないのね。ああ格差(T▽T

悲しみに暮れながらとりあえずベイサンズを見物して帰る僕様であった。



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■バンコクにはASUSセンターのあるITモールが!

シンガポールの次の滞在地はバンコク。

サポートは分からないと言ってたが、大都会バンコクにPCショップが無いこともないだろう。

ということで現地タイ人の知り合いに聞いてみたら、バンコクにはそういうコンピュータ関係が揃うモールがあるという。

バンコクの秋葉原?Fortuneモール

それがRama9駅すぐにあるFortune IT mallで、Fortuneモールというショッピングビルの2フロアにIT関係の店が並んでいる。


ちょっと秋葉原を思わせる店並みで、ジャンクの電源やらもいっぱい置いてたが、残念ながらどこで聞いてもX205TAのやつはナシ。

しかしある店でASUSのショップあるよーと教えてくれた。

ASUSセンター?でACアダプタは入手可能!

で、言われるままに行ってみたらホントにあったーーーー!!


ショップというか公式のサポートセンターぽい感じだったのだが、メールサポートはなぜ知らんかったのだろうか。

英語が微妙なスタッフとなんとか意思疎通し、1週間程度待てば送ってくれる、値段は500Bくらいだろうとのことであった。

だろうってなんやねん、ちゃんと調べろやと思うのだが、まあ東南アジアとはそういうところなんである( ̄▽ ̄ マイペンライ

しかしその時点で2日後くらいにはバンコクを出る予定だった僕様、どうしようもなく諦めたのであった。

■プノンペンでついにX205TAのアダプタ発見!

その後、結局日本に短期帰国する知り合いがいて、その人に頼んで持ってきてもらった。

なので東南アジア現地では結局買っていないのだが、一応カンボジアでも調べたので書いておく。

結論から言うと、現物をすぐその場で買えるのは今回見つけた中ではここだけです。

カンボジアのPCショップ

カンボジアでPCショップがあるのはプノンペンくらいだろう、ということでGoogleマップで調べてみて、見つけたのがPSC Computingというお店。


ビルごと全部PC関係という店で、プノンペンにはいくつかそういうビルがある。
ちなみにどうも中華資本ぽい。

で、あらゆるブランドが並ぶ中、ありましたASUSコーナー!


Eeebookかどうかは分からないのだが、似た感じのノートPCも発見!
電源も確認したがどうもX205TAと同じ形状に思えた!

これは電源だけ売ってもらうってできるのだろうか?



その場でACアダプタをゲットできる!

ここは上階にASUSではないが総合サポートセンターみたいのがあって、そこで色んな相談ができる。

さっそくX205TAの電源は手に入るか聞いてみたところ。。

「ここにはないです」

やっぱそうかー。。

「でもメインストックにあるかもだから聞いてみますね」

なにいいいいい!

で、調べてくれたところメインストックから30~40分で持ってこれる、価格は$40だ、とのことであった。

日本で買うと最近は2千円台のものがあるのでこれは高いが、すぐ手に入るのはかなり魅力的。

自分も近日中に日本から持ってきてもらえるのでなかったら買っていたと思う。

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■中国に近いということ

そんなわけで東南アジアでEeebook X205TAの電源がすぐ手に入るのは、意外にもカンボジアであった。

バンコクも日程が合えば取り寄せることは可能であった。

豪やNZという先進国で手に入らないものが東南アジアで手に入るというのはかなり意外だったが、よく考えるとインドシナ諸国は世界の工場・中国と陸続き。

NZで唯一この電源を扱ってるオンライン・ショップも、実は中国から発送してると言ってたなあ。

だから到着にかなり日数がかかり、動き回る自分には発送先が確定できず買えなかった。

なんというかノートPCの電源を通して、昨今のわたくし達はもう中国抜きには生きられない世界にいるのだなあというのを、図らずも実感するわたくしであった。

たぶん日本から持ってきてもらったやつも、中国製のやつをわざわざ日本経由でカンボジアにハンドキャリーしてもらったんとちゃうやろか(^_^;)




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