2020年2月25日火曜日

【2020年】WIZZエアーの手荷物、チェックイン、ビザチェックの実際 ~バルセロナークタイシ搭乗記~



スペインのバルセロナから、ハンガリーのLCC・WIZZエアーでジョージアのクタイシに出た。

WIZZエアーは前回ウクライナからのフライトでものすごいペナルティを払わされ煮え湯を飲まされていたのだが、


>> WIZZエアー、地獄のチェックイン・フィーと荷物制限にやられた!


今回はちゃんと手配したおかげでとても安く飛ぶことができた。

今度こそWIZZエアーで間違いなく安く飛べる方法がわかったのでシェアしたいと思う。
ポイントはタイトルにもあるが、手荷物、チェックイン、ビザチェックの3点だ。

ちなみに例によってスカイスキャナーで見つけ、公式サイトで予約した。

みんな使ってると思うが、スカイスキャナーはほんま使い倒したほうがよいぞ^^

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■激安のWIZZエアー・クタイシ便

どうも最近就航したようなのだが、LCCのWIZZエアーはクタイシとヨーロッパ各地をものすごく安く結んでいる。


今回乗ったバルセロナークタイシ便も驚きの50ユーロ未満!
直通なので時間も4時間45分と短い。


後述する「プライオリティ」というのを追加したので、この基本料金にプラス9ユーロで乗れた。

ヨーロッパからはトビリシにもイスタンブール経由でペガサス航空というLCCが飛んでいるのだが、そちらだと安い便で100ユーロくらい。
しかも乗継便なので10時間以上かかる。

ジョージアに行くならWIZZが圧倒的に安く、便利なのであった。

■手荷物追加!WIZZエアーはプライオリティを買え

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WIZZエアーは荷物に本当に厳しい。

なので最低でもPRIORITYというのを買って、持ち込み荷物を追加するのがよい。

荷物制限の厳しいWIZZ

荷物の制限には大きく2つ、


  • 重量
  • 個数


の制限がある。

WIZZは特に個数のほうがめっちゃ厳しく、それで自分は以前5千円くらいのペナルティを食らった。

当時は重量10kgのバックパックが1個OKだったのだが、重さはクリアしてて大丈夫だろうと思ってたら本当にちょっとしたバッグがもう1個あるのもダメであった。

今はさらに荷物の制限が厳しくなり、座席下に入るような小さな持ち込み荷物しか基本料金には含まれていない。
実質値上げということだ。

PRIORITYで手荷物追加

座席下に入るような小さなバッグだけで放浪はやはりムリだと思う。

なので最低限の荷物しか無いバックパッカーでも、基本料金だけで乗るのはとても難しい。

そこでWIZZエアーで最低限の荷物を追加できる「PRIORITY」オプションを知っておきたい。

大きな機内持ち込みサイズのバッグを追加でき、優先レーンから搭乗できるというオプションで、預け入れ荷物を追加するよりこのほうが安い。


自分が乗ったバルセロナークタイシではプラス9ユーロである。

※ちなみにメンバー登録してないと10ユーロになってたと思う。

基本料金が49.99ユーロだったので、合計58.99ユーロでスペインからジョージアまで飛べたのであった。

■オンライン・チェックインを忘れずに

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WIZZエアーで安く飛ぶために注意すべきなのは、荷物とともにチェックインだ。

通常やるような空港でのチェックインは有料で、予約時に10ユーロ追加するか、空港で高額のペナルティを払ってしかできない。

無料でチェックインするには事前(搭乗の3時間前まで)にオンライン・チェックインしておく必要がある。

座席指定を買ってなければ48時間前から

オンライン・チェックインはHPやスマホアプリからチェックインし、搭乗券発行と座席割当を済ませておくというものだ。

自分のように座席指定を買わず最低限の値段にするなら、搭乗の48時間前からオンライン・チェックインが可能となる。

これを搭乗の3時間前までに済ませておかないと空港でのエアポート・チェックインが必要となる。

その場合、予約時にエアポート・チェックインを選択して10ユーロ払ってない限り、30ユーロだか50ユーロだかの高額ペナルティを払わされるハメになる。

オンライン・チェックインできない空港

ただ空港によってはオンライン・チェックインに対応していないところがある。

そういう空港では、空港チェックインが無料でできる。

WIZZのHPでオンライン・チェックインに対応してるかどうかチェックできるので、ONLINE CHECK-INの項を見てみましょう。

今(2020年2月末)見たところでは、以下の空港が未対応だ。


  • Dubai (to Budapest only)
  • Corfu
  • Palma de Mallorca
  • Tirana (to Budapest only)
  • Zaragoza
  • Moscow
  • Marrakesh Menara Airport


時間に空港に行くだけなのでそのほうが楽ではある(笑)

■搭乗券の印刷は必要?モバイル対応空港とビザチェック

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オンライン・チェックインを済ませると、搭乗券(Boarding Cardと呼ばれる)をウェブやスマホアプリで表示できるようになる。

搭乗券は印刷して持っていかないといけない場合と、スマホアプリで見せるだけでOKな場合がある。

スマホアプリの搭乗券

これはオンライン・チェックインを済ませたあとのスマホアプリの画面だが、「SHOW BOARDING CARD」というのをタップするとバーコード付きの搭乗券が表示される。

搭乗券はオフラインでも表示できるが、事前にこれをタップして搭乗券を生成しとかないといけないのかもしれない。


自分が乗ったバルセロナークタイシ便ではチェックイン・カウンター等でこのスマホの搭乗券を見せればそれでOKだった。

スマホアプリ未対応の2つのケース

ただ、空港によってはスマホアプリでのチェックイン(モバイル・チェックインと呼ばれる)に未対応のところがある。

その場合はウェブから搭乗券を印刷して持っていかなければならない。

もう1つ注意なのは「ビザチェック」が必要な場合で、その場合も紙で搭乗券を印刷して持っていかないと、スマホアプリでは搭乗できない。

ビザチェックは行き先の滞在資格がちゃんとあるかのチェックらしく、カウンターでチェック後、紙で印刷した搭乗券にチェック済のスタンプを押してくれる。

ヨーロッパのシェンゲン内外を行き来する場合に必要となることがあるらしい。

しかしシェンゲン圏を越えると必ず必要となるわけでもなく、実際自分もバルセロナ→クタイシのフライトではスマホアプリで搭乗でき、紙の搭乗券は必要なかった。

搭乗券の印刷が必要か確認する

というわけで、


  • モバイル・チェックインに対応してるか
  • ビザチェックが必要か


は必ず確認して、必要なら搭乗券を印刷して持ってかないといけない。

自分のフライトがモバイル・チェックインに対応しているかは

WIZZのHPのMOBILE CHECK-INの項

で確認できる。

またビザチェックだが、ビザチェックが必要な場合スマホアプリでは搭乗券が表示されず、ウェブで印刷用の搭乗券を見ると

バーコードの上に「VISA CHECK」という文字が書いてある

のでそれで判断できるという。

でも一応印刷してしまった(^_^;)

というわけでたぶんだが、


  • スマホアプリで搭乗券が表示される
  • ウェブの搭乗券でVISA CHECKと出ていない


のであれば搭乗券の印刷は必要無さそうに思う。

ちなみに自分のバルセロナークタイシ便の場合は上記のどっちも大丈夫だったが、不安だったので一応印刷していきました(^_^;)

バルセロナのCasa Kessler Barcelona Hostelという安宿は無料で印刷してくれるので助かりますよ。

でも結局必要なかったんだけど(^_^;)

■実際の搭乗まで

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というわけで一応紙でも持っていったものの、実際にはスマホアプリで搭乗券を表示するだけで問題なかった。

ここでは実際に搭乗までどこでアプリの搭乗券を使ったかをレポートする。

チェックイン・カウンター

ネットではアプリに搭乗券があるのだから直接ゲートに行って構わない、みたいな情報を散見した。

が、自分はそれも怖かったのでチェックイン・カウンターに並んだ。

スマホの搭乗券をチェックインカウンターで提示したら、職員がバーコードをピッとやってたのでやっぱりカウンターで何か処理してる感じではあった。

そして何か他の職員とジャパン?クタイシ?とかひそひそ話し始めて不安になった(^_^;)
特に問題は起こらなかったが何だったんだろう。

WIZZのHPのMOBILE CHECK-INのところでバルセロナークタイシ便はMobile boarding card enabledと出ていたが、実際ビザチェックなし、紙の搭乗券にスタンプもなしだった。

ついでに言うと荷物重量のチェックもなく、ジョージア出国のチケットについても何も聞かれなかった。

セキュリティチェック

次にスマホアプリの搭乗券を使ったのはセキュリティチェック前のゲート。

バーコードをかざす機械があるので、搭乗券を表示させてスマホをかざすとゲートが開いた。

職員もいるが、職員がチェックはしてなくて機械の使い方を教える係だった。

出国審査

出国審査でもスマホの搭乗券を使った。

パスポートとともに搭乗券を表示したスマホを提出し、普通にパスポートにスタンプしてもらった。

搭乗券にもスタンプとかよくあるが、バルセロナではやらなかった。

なので完全にスマホだけでOKだった。

ひょっとしたらオンライン・チェックインやモバイル・チェックインができない空港や便というのは、出国で搭乗券にスタンプが必要なのかもしれませんね。

搭乗口で最後のチェック

そしていよいよ搭乗口だ。

しかしWIZZエアーの搭乗ゲートは直前までわからない。

バルセロナ空港のWゾーンというのだけわかったので、とりあえずそのゾーンに行く。
で、ゲートが決まると電光掲示板に表示される。

ゲートに並ぶと、PRIORITYとそうでない客が別の列に分けられる。

で、職員が順にスマホの搭乗券でPRIORITYを付けてるかをチェックして、さらに荷物を目視チェック。
このチェックは全員だった。

ちゃんとバックパックと小さなリュックの2つにまとめていたのでパーフェクト!とか言われた。

そんな感じで荷物の個数や大きさはチェックしてたが、重量のチェックはなし。
あからさまにオーバーしてそうだったらハカリでチェックされるのだと思う。

自分もそうだが、周りの人も荷物の個数や大きさを厳格に守ってる感じだった。

■我WIZZエアー搭乗に成功セリ

そんなわけでついにちゃんとPRIORITYを買うことで、ペナルティなしでWIZZエアー搭乗に成功したわたくし。

例えば東京ー福岡の2時間のフライトでも、LCCのプロモでやっと5千円というところ。

それが4時間45分のスペインージョージア国際便で50ユーロ台なのだ!

ルールをきちんと守れば本当に安く飛べる、これからはWIZZエアーをビビらず使い倒したいと考えている!^^


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