外国人向けのお店には事欠かないし、いい感じのホステルもあり、クタ・ビーチはもちろん近郊にタンジュンアンという超美しいビーチもある。
レストランについては既にまとめたので、今回は安宿やトランスポート、そしてタンジュンアンについて紹介してみようと思う。
■ロンボク・クタ観光におすすめの安宿
ロンボク・クタには郊外にも中心のビーチエリアにも安宿があり、好みに合わせて選ぶとよい。ちなみに自分はビーチより郊外ののんびりした雰囲気が最高によかったので、バイク借りてそっちに泊まるのをオススメしたい。
ロンボク・クタ、郊外のおすすめ安宿
クタの初日に泊まったのはHut Hostelというちょっと郊外のところ。宿や周辺のチョーのんびりしたロンボクの田舎の雰囲気がとてもいい。
格安なのに朝食も付き、コーヒーも無料だ。
またクタと言うかおそらくロンボク最安はこの近くにあるSimpang Hostelで、エアコン付きなのに300円台のこともある。
物価も郊外はやはり安く、6千ルピアのナシチャンパケットを売ってるお店もある!
このへんに滞在すると全然お金も減らないまま、のーーんびり過ごせるぞ。
中心部のおすすめ安宿
またもっと中心部がよければビーチ近くのエリアにBanyu Uripという安宿がある。- 中心のストリート沿いでビーチにもすぐ
- プール付き
- 朝食付き
- エアコンの入るドミトリーのベッドにはカーテン付き
- もちろんロッカーもある
- ロンボクの安宿では珍しいホットシャワー
とほぼ全部入りのホステルだ。
そのぶん地域最安とはいかないのだが、宿自体としてはクタと言うかロンボクで泊まった中で1番よかった。
周辺は賑やかでご飯もカフェもまったく不便はない。
■ロンボク・クタのトランスポート
空港バスも来ていないロンボク・クタは公共交通機関がほぼない。
中心部は徒歩で十分歩けるが、郊外に出たいときなどはバイクのレンタルが必要だ。
スンギギなどへの移動はシャトルバスを手配する。
バイクを安くレンタルできる宿
たまに8万ルピア台で個室ダブルに泊まれるKrisna Homestayでは、バイクを1日5万ルピアで貸し出している。バイクレンタルの相場は6~7万ルピアで、この宿では1段安い。
あとMawun通りのこの辺だったかな?
レストラン兼バイクレンタルの店があり、そこも5万ルピアだった。
パスポートを預ける必要があるので忘れず持ってきましょう。
バイクで格安40円ランドリーへ
バイクがあるとクタは格段に移動が楽になる。意外なメリットはランドリーで、通常クタのランドリーは安くとも1kgで1万ルピア~という感じ。
それがちょっと外れたところに行くと7千ルピアとかになり、中には5千ルピアという激安店もある!
5千ルピアの看板を出してたのはAlberto Laundryというところで、
この辺の通り沿いにあるので探してみてね。
ただ実際に利用してはいないので、値上げしてたらごめんなさい(^_^;)
スンギギ移動はバス10万ルピア
クタの後はスンギギに移ったが、その際も公共交通機関はないので個別にシャトルバスを手配する。相場は10万ルピア~という感じで、自分はRudy'sというワルンで購入した。
ただ40分くらい遅れ、こっちからの電話にもwhatsappにも無応答だったので、かなり不安だった。
少し高くなるけど宿で買うほうが安心でいいかもですね。
ちなみにシャトルバスと言っても来るのはバンとか大きめの普通車である。
貸切タクシーもあるがバスの10倍はするのでまず使わないと思う。
■白砂のタンジュンアン・ビーチ
ロンボク・クタ近郊にはインドネシアで1番美しいというタンジュンアン・ビーチ(Pantai Tanjung Aan)がある。
真っ青な海と白砂のビーチが本当に美しいのでゼヒ訪れてみてほしい。
タンジュンアンの行き方
タンジュンアンはロンボク・クタの東、5kmくらいのところにある。バスなどは無いのでバイクをレンタルするかバイタク等で行くしかなく、交渉も面倒なのでオススメはバイクレンタルだ。
また最初のうちこそ大きな舗装された道路だが、すぐにローカルな凸凹道になる。
これ↓はまだきれいなほう。
かなりローカルなエリア(それはそれで興味深い)を通り過ぎると壁に遮られた向こうに、遠目にも真っ青な海が見えてくる!
道順はそう難しくなく、Google Mapがあれば普通に着けると思う。
駐車場(というかただの木陰)に1万ルピア払ってバイクを置かせてもらおう。
白砂のビーチ、黄金の湾
晴れた日のタンジュンアンは本当に目が覚めるような美しさだ!真っ白な砂、真っ青な海、そしてなぜか藻が多い(^_^;)
これも温暖化のせいなのかもともとそうなのか?
白砂が広がってるエリアはたぶんこの藻を取り除いている。
また奥の方にはゴールデン・サンドな湾もありこれまた美しい。
階段の付いた小高い岩場があるので、登れば白砂とゴールデンなビーチの両方を見渡せるぞ。
■ロンボク・クタ、観光は郊外を
ロンボク・クタはバスも来てないのだが、かなり開発が進みつつある印象だ。
インドネシアまで来て西洋の町を見てもしょうがないので、資本がうまく地元のリソースを生かし、ロンボクの未来を切り拓いてほしいと思う。
先に書いたとおりクタは開発の手が及ばない郊外にも安宿があるので、そういうことを感じる上でもうってつけです。
変わりゆくロンボク
ロンボク・クタも中心のストリートではこんな感じのガイジン向けレストランが立ち並んでいる。こういうものが雇用を作り、土建など裾野の仕事もでき、昔いたという山賊も転職するのかいなくなる。
それはいいことだと思う。
ロンボクではカフェのストローが、途中から曲がった金属製だった。
洗浄は必要だが使い捨てストローのプラスチックゴミを出さずにすむ。
プラゴミ海洋投棄世界2位を返上すべく最近は法律も作ったインドネシアだが、このカフェはそういう動きと軌を一にしている。
たまたまビーチ近くや幹線道路になったエリアに土地を持っていたロンボクびとは大金持ちになっただろう。
一方、Grabのもたらした価格破壊に憤激するタクシーの運ちゃんは、別の価値をつくらない限りガイジン資本に淘汰されそうだ。
ロンボク郊外にロンボクの未来を見る
日本もそうだけど、社会を近代に作り変えた先は単なる出がらしで、そのうえ維持できず墜落する、というのは先進国の人間なら実感していることだろう。効率化も必要だし、効率よりも優先しないといけないものもある。
資本と地元文化が複雑に絡み合うロンボクは今後どこへ向かうのか?
そうしたことを感じる上でも、ロンボクの開発された町と郊外を見比べる価値はある。
普通に歩き回る牛、鶏、灼熱の下どこか痩せて見える土、ツーリスティックなエリアだけでなく、ぜひ郊外の、ロンボクの原風景に身を浸してほしい。
これしかない昔の暮らしのしんどさ、プラゴミの山、ちょっと前なら山賊だったかもしれない気のいい兄ちゃんたち、、そうしたものも見えるかもしれない。
そうしたことはすべて、日本の未来にとっても示唆的だと思うのです。
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