2017年3月1日水曜日

タイの辺境・ナコンパノムから南ラオスの秘境。。でもなんでもないターケークへ移動する



東南アジア、だいたい行きつくしたけど南ラオスって行ったことなかったよなー。
と気づいたのでただいま探索しています。

今回の旅程、タイの北西ナコンパノムからターケークに入り、南下して最終的にパクセーからタイ経由か直でカンボジアに入ります。

ナコンパノム唯一の見どころ(?)ナーガ様

しかしこのナコンパノムとターケーク、イマイチ情報がない!
ネットで検索してもイマイチ出てこない。

何が困るって安宿が見つからない!agodaとかでも軒並み1,000円以上の宿ばかりで、田舎すぎてどうもドミトリーという概念が無いみたい。

今回は数少ないネット情報も頼りに、ナコンパノムとターケークの安い歩き方を開発したのでまとめておく。まずはナコンパノム編!


■空港からナコンパノム市内へ

ナコンパノムというこの辺境にもエア・アジアが行っていて、おかげで飛行機でバンコクから来ることができた。確か1,500円もしなかったと思う。

600kmでこの値段だとバスはもう勝てないね。


ナコンパノム空港からはカウンターで買えるバンが出ていて、100バーツで町まで出れる。

20~30分程度の移動で、バンコクの市バスを思うと高いがホテルやバスターミナルなど、行き先にタクシーのように行ってくれるので便利ではある。

ちなみに市内から空港はトゥクトゥクしかなく、言い値で300バーツであるという。ぐええ。

■ナコンパノムの町を歩く

ナコンパノムはタイとは思えない涼しさで、日中はともかく夜は寒いくらいになる。

安宿は個室でもバンコクのホステルくらいの値段。

自分的にはメコン川沿いに部分的に残る古い雰囲気が好きだが、町のほうは徐々に近代的な建物も増えている。

メコン沿いに昔の名残

ナコンパノムはメコン川をはさんでラオスと接する国境の町。
なのでとりあえず悠久のメコンを見に行くとよい。


川沿いはけっこう開発されて店が並んだりサイクリングロードとかになってるが、一部昔の風情を残すところもある。

(・∀・)イイ!!

昔はこうやって川沿いに家を建て、水を引いて畑やってたんやなあというのがよく分かる。

ヘンに店にするより、こういうのを残したほうがずっと観光資源になるのにと思う。
メコン沿いのファームステイとか、すごいいいと思うけどなあ。

ナコンパノムの安宿とご飯

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そしてナコンパノムの安宿はたぶんここが一番最安、第一旅社ファーストホテルです。
中華系のホテルで、ベトナム記念塔のそばにあるので分かりやすい。


ファン部屋個室が160バーツ

個室としてはかなり安いし、かなり暑い季節(3月)のインドシナだが、このへんは夜はかなり涼しく寒いくらいなのでエアコンは一切いらない。

ただそんな寒いのに水シャワーなのでそれだけがキツい(^_^;)
根性決めて浴びましょう(^_^;)

ここは意外に(というのもアレだが)スタッフがちゃんと英語しゃべれるのが助かったなあ。
辺境の安宿ってけっこう英語通じないのよね。ちなみに宿以外ではほぼ通じなかった。

ご飯はローカルな店なら40バーツで食べられる。

英語が通じないので唯一知ってたタイ語メニュー、パッタイを

インドシナ市場というところの2階テラスのレストランが景色がよくてオススメだ。



けっこう可能性がありそうなナコンパノム

ナコンパノムはあまり観光するところもないけど、けっこう町になっていてオサレな店もそれなりにある。


昔はぁゃιぃカラオケ屋通りだったというところもこんな店に改装されていて、軍政に追い出されたのかなあとか想像してしまう。

一部残ってるコロニアルな建物が見どころといえば見どころなそうな。


初めて行ったナコンパノムだが、気候がからっとしていて夜は涼しく、町もオサレに改装されつつある。
歴史的にベトナムや中国と関係が深いらしく、多様性も潜在させていそう。

ベトナム記念塔が残すベトナムびとの面影

大学もあるそうで、今は何もないけど、うまく発展すれば辺境のリゾートになる可能性も秘めてるんでないかなあ。この気候はほんとタイでは稀有だと思う。

もっと安いホステル、おねいさん系でないバーやパブ、そして何よりをもっと町に溢れさせると、かなり魅力的になると思う。近代を飛び越えて未来を示してほしいね。

地味ながらけっこう気に入りました。

■ナコンパノムからターケークへ

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ターケークへの移動は国際バス一択。
昔は町中の船着き場からイミグレできたのだが、今はタイ・ラオスのローカルびとしか船で渡ることはできない。

船着き場のイミグレ

北の方に橋ができたので外人はバスでそっちから越境する。けっこう北にぐるっと回るのでめんどくさい。
値段は70バーツで時間はラオス側バスターミナルまで1時間半というところか。

バスターミナルは町なかから徒歩圏

ちなみにナコンパノムのバスターミナルは町中にあり、ファーストホテルからも徒歩15分といったところです。
なのでトゥクトゥクとか勧誘してくるけど一切必要なし。

国際バス70バーツ

こういう辺境の陸路国境はワイロがうざいのだが、外人用の国境だからかタイ側でもラオス側でも要求されなかった(パチパチ)。

船でごたまぜで行ってた頃も外人はあまり要求されず、タイ側でラオス人が、ラオス側はタイ人とラオス人がワイロを取られていたらしい。
でも運が悪いと外人も取られたらしいけどね。

なんつーかお前らどうせ違法に働くんだろう、それを目をつぶってやってんだという名目なのかなと想像。

滞在せず直でターケークも可能

ちなみに自分はナコンパノムで一泊したが、ラオス入国が目的なら空港から直接バスターミナルに行って、そのまま国際バスでもいいと思う。

次回書くけど、日暮れにラオス側に着いても、安いゲストハウスはターミナルのすぐ横にあるので大丈夫だ。

国際バスの最終は17時みたい。エア・アジアが15:10着なので、十分間に合うだろう。
万一バスターミナルに降りたのにバスに間に合わなくても、ターミナルは町中なのでホテルには徒歩で行ける。


ただ先に書いたとおりナコンパノムはのんびりしつつも発展しつつあって、オサレなカフェやレストランもぽつぽつあり、言葉は通じないものの人も優しい感じ。

バンコクから来るとホッとする雰囲気もあるので、ちょっとくらい滞在してみてもいいかもですよ(^。^


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