山向こうはラオスというベトナム辺境の町ディエンビエンフーに行ってきた。
ディエンビエンフーへはハノイから飛行機も出てるが、今は空港が長期整備中で飛んでおらずバス1択。
今回は
- ヴァンホーというところからディエンビエンフーに出て
- ディエンビエンフーからハノイに帰還
という旅程だったので、その実際のところを備忘も兼ねまとめてみます。
■ディエンビエンフーへの(特殊な)行き方
ベトナムの北西、ソンラ省にヴァンホー(Vân Hồ)という地域がある。
自然農園を訪れるためハノイから訪れ、そこからディエンビエンフーに出た。
直行便はなくソンラ経由で乗り継ぎ、計11時間半ほどかかった😳
なかなかマニアックな旅程だが参考までに。
※なおハノイからヴァンホーへの行き方はこちらを。
ヴァンホーからソンラへ
ヴァンホーからディエンビエンフーに出るには、まずソンラへ行くバスに乗る。
nga 3 van hoのあたりから、ハノイからヴァンホーを通りソンラまで行くバスに乗ってもいいが、実はヴァンホー発ソンラ行きという超ローカルなバスがある。
自分が乗ったのは朝7時の便。
運行ルートも超ローカルで、大きな道ではなくこのあたり👇から出る。
運賃は12万ドンになる。
TELは👇みたいなので、乗る場合は事前に電話して場所や時間を聞いておいたほうがいい。
バスはヴァンホーの茶畑の間を走り、けっこう景色がいい。
ソンラまでは4時間半ほど、なかなかの遠さだった。
ソンラのバスターミナル
ソンラのバスターミナルはソンラの終点よりかなり手前にある感じがする。
ベトナムのバスターミナルは、特に地方は町から離れてる印象で、ここもそうなのかもしれない。
乗り継ぐならここで降りることになるが、ソンラの中心地に行くなら終点まで乗ればいいのだと思う。
ここまで乗ったバスの車掌さんが、なんかバス会社の世話係みたいな兄ちゃんに「ディエンビエンだ!」と伝えてくれたのでその人が最終的にバスまで連れてってくれた。
てゆーか最初タクシーに連れてかれて(25万ドン)、いやバスで❗と英語で言ったら何とかわかってくれた。
ちなみにバスはターミナル内に時刻表はあるが、当てになるか微妙。
質問しようにも窓口にも誰1人おらず、チケットを買うこともできない。
ではどうするかというと、ドライバーに直で運賃を払う。
しかしいつ来るんだ?と困ってたらターミナルの職員みたいなひとがたまたま出てきて、ディエンビエンフー行きバスはサーティーン(13時)発だと教えてくれた。
またその後帰ってきた世話係の兄ちゃんもそのへんにたむろってたひともディエンビエンフー行きは13時と言ってて、実際そうだった。
時刻表にあるそれ以外の便があるかは不明。
なおフリーWiFiが飛んでるのでその点は便利だった。
13時ソンラ発ディエンビエンフー行き
11時半に着いて13時まで時間があるので近くのローカルレストランでランチ。
フォーが3万5千ドン。
そしてこれがディエンビエンフー行きバス❗
運賃は15万ドンだった。
他にもあちこちにバスは出ているが、いつ発車でいくらなのかはまったくわからない。
とにかくそのへんにいる人に聞きまくるしかないのであった😅
英語はほとんど通じないので、翻訳アプリ必須です😳
ディエンビエンフーのバスターミナルは移転
ソンラ発ディエンビエンフー行きバスは、ベトナムの大きめのバンみたいなバスはたいていそうなんだけど、終点の町なかなら任意の場所にタクシーしてくれる。
自分はバスターミナル(Bến xe)に!と頼んだんだけど、ディエンビエンフーのバスターミナルは移転していて、自分の降りたかった町なかの旧バスターミナル👇はただの停車場に。
新バスターミナルは町から3kmで歩くと30分以上はかかるんだけど、危うくそっちで降ろされかけた😅
マップを見せてなんとか旧ターミナルまで戻ってもらった。
ドライバーにヤマモーロ。。とため息をつかれながらな(笑)
誰が山本やねんどこで覚えた(笑)
なお旧ターミナルの向かいはけっこうバスが停まってて、近隣のローカルなところに行ってる模様。
新バスターミナルはGrabタクシーで町から5~6万ドンくらい。
Grabバイクはないが、バイタクはホテル近くで客待ちしてるので荷物が少なければそれもアリかも。
ディエンビエンフーは辺境といいつつ普通に町で、ベトナムの発展を感じますな😳
ヴァンホー-ソンラ:4時間半、合間に1時間半、ソンラ-ディエンビエンフー:5時間半、計11時間半という強行軍でした、、😅
逆方向、ソンラ経由でヴァンホー
ちなみにソンラ→ディエンビエンフーで乗ったバスはこれ。
👇のスケジュールで走ってるようなので、逆方向、ディエンビエンフー→ソンラも電話して予約すれば乗れると思う。
たぶん電話で伝えたところでピックアップしてくれる。
ベトナム語必須なので、ホテルのスタッフとかにお願いすればいいかも。
ヴァンホー→ソンラで乗った超ローカルバスはターミナルに停まったあと終点まで行き、また12時半ごろターミナルに帰ってくる。
なので、その時間までに👆の朝イチくらいのバスでソンラのターミナルまで来ればヴァンホーに出れるはず。
■ディエンビエンフー市内からハノイ郊外へ
そしてディエンビエンフーからはハノイまで一気に夜行で帰った。
ちなみにホテルで手配できる一番高いやつはCABIN(個室)なんでそれもいいかも。
18時ディエンビエンフー市内発ハノイ行き
40万ドン≒2,400円のバスはQUANG TUANという会社の夜行バスで、横になれるスリーピングバス。
新ターミナルは遠いので市内にオフィスがあるのは助かる。
というわけで18時前に待ってると時間通りにバスがオフィス前にやってきた。
オフィスの向こう側の車線に停まるので、道路を渡って乗り込みます。
ちなみにバスターミナルを出発したバスの多くは同じところに停まる感じがして、ターミナルで買ってもここで乗れそうな気がする。
ハノイ20km手前に4時前到着
そしてこのバス、ハノイの町なかかバスターミナルみたいなとこに行くと思いこんでたのだが、実はハノイからフンイェン(Hưng Yên)へと南下してゆくようで、
- 町の20kmほど手前の真っ暗な高速?の上で降ろされ、
- しかも着いたの朝の4時前
という地獄だった😂
4人でシェアなのに30万とか25万とか言ってくるボッタクシーが待ち構えてるが、Grabなら20万ドンは切る😅
でもそんな時間にGrabなんていないのです😅
というわけでバス停に行くためこのへんのガードレールの隙間をすり抜け下道へ降りてゆく。
市バスでハノイ旧市街へ
そしてまだ真っ暗な町を街灯を伝い野犬をかわしつつ、人気のない道をバス停へ15分強歩く。
ハノイ郊外の治安は悪くなく危ない目には遭わなかったが、いやしかし怖かったね。
本当はもっと西、角を過ぎたあたりのこのへんに19番のバス停がある。
見えないと思うが照明もない真っ暗な中にバス停の看板とベンチがあります👆
ハノイ旧市街へ到着!
というわけで夜行バスを降ろされて真っ暗な中1時間半、5時半頃にやっと19番バスに乗り、途中Google Map様の言う通り8Aに乗り換えハノイ旧市街へ。
計1万5千ドンは約90円くらい❓
ボッタクシーの言い値の20分の1で市内までたどり着けました。
ちょうどラッシュだったこともあり車内は混み混み。
トータル2時間くらいはかかった気がして、着いたときにはもう朝。
道端のソーイ売りに朝ごはんを注文し、カフェでホッと一息つくわたくしでした。。
■ハノイ行きの教訓
そんなこんなでなんとかハノイに帰り着いたわたくしですが、特に女性はあの深夜、高くともタクシーがいいかもですね。
そもそも夜行バスを買うときに、ハノイのどこに着くのか確認すべきでした。
バスによっては旧市街近くで降ろしてくれるやつもあるんでないかと思います。
面倒だけどターミナルまで探しに行けばよかったかなー。
あと自分の使った夜行バスは予約ができなかったので、来たときに満席だと終わってたかも😅
そんなわけで
ヴァンホー→ソンラ→ディエンビエンフー→ハノイ郊外→旧市街
という旅行記でした。
皆さんはこれを参考に、もう少しレアでない旅程や便利なバスを探されるといいと思います😅😅😅
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