2019年8月16日金曜日

微妙に一癖あり?!モンテネグロ観光の基礎知識と注意点



モンテネグロは世界遺産やアドリア海、美しい岩山を背景にした町並みなど、見どころがけっこうある国だ。


しかしモンテネグロは日本人にはそれほど馴染みのない国ではないだろうか。

自分もそうだったが、


  • 首都ってどこ?
  • 通貨は何?
  • ビザってどうすんの?


等々、わからないことだらけだった。

またそれ以外にも入出国などで微妙に一癖あると感じることがあって、みんな「??」となると思うので、この機会にまとめておこうと思う。

というわけで読み終えると、上記のような基礎知識や、モンテネグロ観光の注意点を押さえられますよ :)

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■モンテネグロの首都、通貨、ビザ

モンテネグロは「黒い山」という意味なのだが、実際どこの町でも背景となった岩山がとても美しかった。


ここではそんなモンテネグロの首都や観光地、通貨、ビザについてまとめる。

モンテネグロの首都と観光地

モンテネグロは世界遺産のコトルや同じアドリア海沿岸の町ブドヴァが有名だが、首都はポドゴリツァという街。

自分は訪れなかったが、共産圏だったころの殺伐とした街づくりのせいで「ヨーロッパの首都で1番醜い」と言われてるそうな(^_^;)

近郊にはモンテネグロ最大の巡礼地と言われる、岩肌に埋め込まれたオストログ修道院があり、北方のジャブリャクに足を伸ばせば自然の美しい国立公園があるらしい。

そして有名なのは自分も訪れた、アドリア海沿岸の世界遺産コトルだ。
海も山も旧市街も、世界遺産になるのが納得の美しさだった。


お隣クロアチアの大観光地ドゥブロヴニクと近く、日帰りのツアーもあるようだ。

通貨はユーロ

モンテネグロはEUに加盟していないが、なぜか通貨はユーロだ。

なのでユーロを持ってれば両替の心配はない。

またユーロをキャッシングできるので、そういう意味でコソボと同じくバルカン諸国では貴重な国かも。

コソボではATM手数料無料でキャッシングできるBKT銀行というのがあったのだが、この銀行はモンテネグロにもある。


ひょっとしたらモンテネグロでも手数料無料かもしれないので、試したことある人は教えて下さいm(_ _)m

観光なら90日までビザ免除

モンテネグロはシェンゲンにも加盟していない。

しかし日本人には観光ビザは免除されていて、

観光目的で最初に入国した日から6ヵ月以内で合計90日以内の滞在

であればビザは不要です。

ビザ免除で90日もいられるので、ビザについてはまず気にしなくてよさそうだ。

■モンテネグロの入出国

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先に書いた通りモンテネグロはEUにもシェンゲンにも非加盟だ。

よってどこから来るにしても入出国は必要になる。

パスポートに出国スタンプが押されない

シェンゲン圏でないので入出国の手続きが普通に必要なモンテネグロだが、その入出国は日本人にはちょっと戸惑うものかもしれない。

なぜってパスポートのスタンプが入国のみで、出国のときは押されないのだ。

バルカン諸国ではパスポートにスタンプが押されないことが多々あるのでビビる必要はないが、やっぱ不安なるよねえ(^_^;)

また自分はアルバニアから陸路で入ったが、モンテネグロでは入出国の審査は基本的にない。

バスに乗ってたら乗員が全員のパスポートを回収し、まとめて持っていってスタンプをもらったらまた返してくれる(出国のときはチェックのみ)。


そういう点は楽ですね。

モンテネグロは日本大使館がない

そしてモンテネグロには日本大使館がない。

在セルビア大使館が兼務していて、パスポートを失くしたときなどは在セルビア大使館に連絡することになる。
当然、手続きには通常より時間がかかるらしい。

大使館に助けてもらうのが難しくなりそうな上にパスポートのスタンプが微妙な文化なのもそれこそ微妙である(^_^;)

出国のとき入国スタンプないぞ!とかトラブルにならないよう、入国時にちゃんとスタンプ押されてるかチェックしといたほうがいいかも(^_^;)

■モンテネグロの物価は高い

訪れたブドヴァやコトルが観光地だからかもしれないが、バルカン半島の中では物価はかなり高い印象。

特に旧市街など観光地真っ只中では、レストランは10ユーロを切ることはない。
外食が油断すると20ユーロしてしまうクロアチアに準じる程度、という感じだろうか。


ただクロアチアと違うのはランチであれば5ユーロから食べられるお店がある、というところ。
たとえば↓は7ユーロのポークソテーランチです。


また観光エリアから出てファストフードで済ませれば、やはり5ユーロ程度の外食はある。

夏のハイシーズンの安宿は20ユーロし、バスもコトル-ティラナの長距離国際バスで30ユーロ近くした。

なおローシーズンであれば安宿は半額くらいになるそうな。

■バスターミナルでチェックイン?

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バルカン諸国で1つ馴染みのない文化が、バスターミナルでの「チェックイン」という手続きだ。

カウンターに行って「チェックインしてー」とお願いするだけなのだが、そこでバスターミナルの使用料を取られることもある。

モンテネグロでもこのチェックインは必要なので忘れずやっておく必要がある。

コトルのバスターミナルでチェックイン

自分はモンテネグロのリゾート地コトルからアルバニアのティラナに出るとき、バスのプラットフォームを確認しにカウンターに行ったらチェックインしろと言われた。


で、その場で2ユーロ、ターミナルの使用料を取られた。

事前購入に注意

このチェックイン、ターミナルでその場でチケットを買った場合は自動的にされているのか必要ない感じ。

自分はネットでバスチケットを事前購入していたので必要となった。

なおチェックインを忘れると最悪、事前購入した席が他に売られてしまうことがあるらしいので注意が必要だ(゚∀゚)

なんというかターミナル使用料をなんとしても取る!という強固な意志が感じられますね( ̄∇ ̄

ネット購入できるバスサイト

コトルもそうだったが、バルカン諸国ではバスターミナルでクレジットカード決済ができないことが多い。

なのでクレジットカード付帯の海外旅行保険を有効にする、クレジットカードの裏技が使いにくい。

そこで自分が使ったのはgetbybusというサイト。

5%の手数料はかかるが広範囲のバスを取り扱っており、クレジットカード決済したいときは便利だと思う。
自分も上記の裏技のため、あえてこのサイトでバスチケットを購入した。

✓リクルートカードは長期に旅する人に必須!
「クレジットカードの裏技」とは、旅に使う公共交通機関を決済した時点からカード付帯の海外旅行保険が有効になるというもの。 
無料のカード付帯保険を90日延長できることになるのでとても便利です(※最初の90日と同じカードではダメなので注意)。 
そんな裏技を使えるカードの1つ「リクルートカード」が現在けっこう高額なポイントバック・キャンペーン中!
長期に旅する人に裏技クレジットカードは必須のアイテム。
まだ持ってない人はこの機会に必ず申し込んでおきましょう\(^o^)/

ちなみにサイト上ではターミナルで買うよりチケット代が少し安い。
たぶんターミナルの使用料を取ってないのだと思う。

■まとめ:モンテネグロ観光とその注意点

というわけで以上、モンテネグロ観光の基礎知識でした。

まとめると、モンテネグロは


  • 90日のビザ免除がある
  • 通貨がユーロ


という点は楽。

逆に


  • 大使館がないので、入国スタンプの確認はしたほうがいい
  • 物価が高い(特にハイシーズンの宿はローシーズンの倍)


という点は注意が必要ですね。

またバスターミナルでのチェックインも気をつけましょう。

モンテネグロはあまり知られてない感じがするものの、アドリア海沿岸のブドヴァ↓やコトルが非常に美しい国。


パスポートのスタンプなど微妙にとまどうことはあるものの、特にトラブったりはしないので最低限の注意をしてれば大丈夫だと思う。

バルカン半島にお越しの際にはゼヒ訪れてみてください^^


その他のモンテネグロ観光情報はこちら

城壁から見渡すコトル湾の絶景!モンテネグロの世界遺産を観光する


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