ちょっと外れの安宿からも楽々と中心部に行けるようになるし、有名なフレスコ画の「嘆きのマリア」も市バスで近くまで行くしかない。
ただスコピエの市バス情報はそれほどなく、バスアプリもあるのだが英語が使えない(キリル文字表記)のでかなりわかりにくい。
なのでここでは自分が四苦八苦しながら調べた、
- スコピエのバスカードの買い方
- バスアプリの使い方
- 「嘆きのマリア」へ行くバス
等についてまとめます。
読むとスコピエを市バスで楽に観光できるようになりますよ(・∀・)
■スコピエのバスカードを購入する
スコピエの市バスはバスカードで乗車する。バスカードは多くの市バス路線の起点となるトランスポートセンターというところで買えた。
またバスの運転手からも買えるらしい。
バスカードの価格
バスカードの価格は150ディナール(≒3ユーロ弱)で、乗車賃2回分が最初に入っている。宿では3回分入ってるとのことだったが値上げしたのかな?
ちなみに乗車賃は1回35ディナールらしい。
バスカードの購入場所
トランスポートセンターは長距離バスターミナルや自分が泊まったホステルからほど近いところにあった。通り沿いのガススタンドの裏くらいにあるのですぐ見つかると思う。
裏手のほうにブースがあり、そこでカードを買うことができた。
ちなみにこれも宿では黄色いバスの車両を改装したブースで売ってるとのことだったが、実際には使われてなかった。
どっちかというとここで買いたかったミーハーなわたくしである( ̄∇ ̄
クレジットカードも利用可能
ちなみにバスカード購入にはクレジットカードも使える模様で、バスはもちろん公共交通機関であるので海外旅行保険の裏技に使えそう
である。
✓リクルートカードは長期に旅する人に必須!
「クレジットカードの裏技」とは、旅に使う公共交通機関を決済した時点からカード付帯の海外旅行保険が有効になるというもの。
無料のカード付帯保険を90日延長できることになるのでとても便利です。
そんな裏技を使えるカードの1つ「リクルートカード」が現在けっこう高額なポイントバック・キャンペーン中!
長期に旅する人に裏技クレジットカードは必須のアイテム。
まだ持ってない人はこの機会に必ず申し込んでおきましょう\(^o^)/
もしちょうど最初の3ヶ月のクレジットカード付帯保険が切れそうな時期であるなら、ここでバスカード代金を決済すればいいかもしれない。
■スコピエのバスアプリで嘆きのマリアに会いに行く
自分のスコピエでのお目当てはマザー・テレサ関連ともう1つ、郊外のVodno山上にある聖パンテレイモン修道院の「嘆きのマリア」というフレスコ画。
修道院には市内観光のあとに行きたかったので、町なかからVodno山に行く便が停まるバス停を探さねばならない。
実はスコピエの市バスはJSP Liveというアプリがあり、自分はこのアプリで自分の乗るバス停を探しだした。
スコピエのバスアプリJSP Liveの使い方
というわけでスコピエのバスアプリJSP Liveの使い方。まず初期画面で右上のタブをタップしてバス路線の一覧を出す。
ちなみにキリル文字で「ライン(路線)」と書いてある。
これまたキリル文字でわかりにくいが、25番の路線が修道院のあるVodno(Водно)山に行く路線のようだ。
ということで25番のところをタップするとこんな画面↓になる。
おそらく25番が停まるバス停が並んでいる。
で、右下の地図のボタンをタップすると路線とバス停が地図上に出てくる。
25番は東のトランスポートセンターから街なかを経由してVodno山の駐車場まで行っているのがわかる。
また拡大すれば自分の乗りたいバス停の位置を確認できる。
その他、バス停に来る路線の番号や、あと何分で来るかなども見れるのでいろいろいじってみるとよい。
マケドニア広場から嘆きのマリア観光に行ってみる
アプリの地図を拡大してみると、Vodno山行きの25番はPlostad(マケドニア広場)という最中心部のバス停に停まるようだ。それがわかればあとはそこに行くだけ。
これがそのPlostadのバス停だ。
ここから25番に乗り、最終のVodno山の駐車場まで行けばよい。
Vodno山に着いてみるとバス停近くは公園になっていて家族連れが多く訪れていた。
ちょっとした商店やカフェも、フリーWiFiもあってけっこう便利でしたよ。
山中を徒歩1時間!
25番の終点、Vodno山駐車場からは、ミレニアム・クロスというでっかい十字架があるところにはロープウェイが行っている。が、フレスコ画のある聖パンテレイモン修道院には1時間の徒歩。
公園を出てしまえば途中にも修道院のあたりにも商店は一切ないので、必ず水を持っていくように。
酷暑の中1時間山ん中を歩いて修道院に着いたときはホンマぐったりであった(^_^;)
以前は修道院の前までバスが行ってたらしいのだがなくなってしまったらしく、廃線にした役人の部屋のエアコンが壊れることを願ってやまない。
日曜は運賃無料?
なお自分が修道院に行ったのは日曜だったのだが、なぜかバス上の機械が反応せずValidateができない。車掌に確認したがOKOK、みたいな感じでウィンクされて終わりだった。
Validateしてないのは切符を切って使用済みにしてないのと同じで、監視員に見つかると高額な罰金になるはずなのでコワかったが、車掌がOKつーんだからしょうがない。
行きだけでなく帰りのバスも同じで、これは日曜だから無料ってことなのだろうか?
あるいはValidateの機械が壊れてただけなのか、今も謎のままである。
■バス観光でマケドニアの猛暑をしのげ
スコピエはこじんまりとした街で、自分の泊まったバスターミナル近くの安宿から中心部までは歩けない距離ではなかった。
しかし夏のマケドニアは猛烈に暑い。
緑陰もぼやけるこの強烈な日ざし!
ちょっと身の危険を感じるレベルであるので、無理せずバスに乗るのがオススメだ。
特に今回紹介した25番のバスは
- スコピエ最中心のPlostad(マケドニア広場)を通り
- 嘆きのマリア等の見どころがあるVodno山にも行き
- 長距離バスターミナル近くのトランスポートセンターにも来れる
便利な路線なので覚えておくとよいですよ。
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