2019年8月13日火曜日

マケドニアの通貨、物価、及び好レートの両替所



マケドニア(正確には北マケドニア)に初めて行った。

自分もそうだったが、マケドニアは日本人にはそんなに知られてないんでないだろうか。


なので


  • マケドニアの通貨とはどんなものなのか?
  • レートのいい両替所はどこか?
  • 現金はどの程度必要なのか?


といったあたりは多くの日本人がよくわからないと思う。

今回実際に行ってマケドニアの通貨、物価、両替についてそれなりにわかったので、レポートしてみたい。

読むと上記の疑問はだいたい解決しますよ :)

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■マケドニアの通貨と物価

マケドニアはEUに加盟しておらず、通貨もユーロではない。

ただ実際にはユーロはけっこう使えることが多い。

物価は日本より格段に安く、バルカン半島の中でも安いほうだと思う。

マケドニアの通貨はディナール

マケドニアの通貨はマケドニア・ディナールで、略号はMKD。
数字を倍にするとだいたい日本円に近くなる。

ユーロに対しては自分が行ったときは61.59MKD/ユーロだった。

ユーロはレストラン、宿、バス代など広範囲に使うことが可能だった。

またディナールよりユーロで払うほうが割がいいことも多く、宿代やバス代など額の大きいものは払う前に確認したほうがよい。

マケドニアの物価

マケドニアの物価は総じて安い。

自分が泊まったスコピエのホステルは6ユーロ台で、これはバルカン半島で泊まった中でも最安だった。

そこまで安くなくても、たいてい10ユーロまででホステルは見つかる感じ。

また食についてだが、首都スコピエのローカル・レストランでは1ユーロ台で伝統料理を食べられる。


リゾート地のオフリドではレストランはワンコインからという感じだった。

なおホステルはキッチンが使えないところが多いのか、自分はマケドニアでは1度も自炊できなかった。

またスコピエ旧市街で見かけた美容院は4ユーロで髪を切ることが可能だった。


というわけでマケドニアの物価は総じてバルカン半島で最安という感じである。

ちなみに次に物価が安いのはボスニア・ヘルツェゴヴィナで、マケドニアと比べるとざっと5~10%くらい高い感じかな?と思う。

なお長距離バスに関しては、オフリドからアルバニアのティラナやベラトまで3~5時間くらいの国際バスが20ユーロで、これだけは高く感じる。

■ユーロ→マケドニア・ディナールの両替ならここ

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ユーロからであれば、マケドニアはどこもかなり安い手数料で両替が可能だ。

自分が見つけた両替所では、だいたい0.4~1%の手数料だった。

首都スコピエの両替が最高レート

マケドニアの首都スコピエではバスターミナルの両替所が61.2MKD/ユーロで両替していた。


これは手数料率にして0.6%という好レートだ。

着いてすぐ両替できるのでとても便利で、こういう便利なところはだいたいぼったくってくるのだが、スコピエのターミナルは良心的だった。

また泊まった宿から近かったショッピングセンターのVero Center Mallでは61.3MKD/ユーロ。

これは0.4%という非常に安い手数料で、マケドニアで訪れた中では、ここが1番レートがよかった。

オフリドの両替

マケドニアのリゾート地オフリドでも総じて両替レートは悪くない。

1番にぎやかな通り沿いの両替所では61MKD/ユーロとマケドニアで見た中で1番レートが悪かったが、それでも1%弱。


またにぎやかな通りから1本外れた大通り沿いのこの辺にある両替所では、スコピエのバスターミナルと同じく61.2MKD/ユーロだった。


0.6%と良心的な手数料である。

円からどれくらいで両替できるのか?

自分はベルリンで、手数料率0.36%でユーロをキャッシングできていた。

よって計算するとわかるが、スコピエの1番いい両替所のレートだと円→ユーロ→MKDのトータルで1%弱の手数料となる。

円をMKDに両替してくれる両替所があるかはわからないが、ヨーロッパでは円の両替レートが非常に悪いことが多い。

なのでおそらく安くユーロを調達してからMKDに両替するほうが数段、割がいいと思う。

■現金はどの程度必要?

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マケドニアはそれなりにクレジットカードが使える。

しかし上記のように円から1%弱でMKDをゲットできているなら、クレジットカードで為替手数料を払うほうが高くなる。

MKDの調達コストがどれくらいかによって、クレジットカードと現金のどっちを積極的に使うべきかは変わってくる。

クレジットカードはどの程度使えるか

レストランに関して言うと、1~3ユーロ台のメニューを出すようなローカル・レストランの界隈でもクレジットカードを使うことができた。


ただそれは観光地のスコピエ旧市街であったので、どこのローカル・レストランでもそうとは限らないと思う。

また宿代は自分が泊まったところはエリア最安の宿ばかりだったので現金払いばかりだった。

長距離バスはターミナルであればクレジットカード決済が可能。
オフリドの街なかの旅行代理店でバスを手配した場合はNGだった。

なので旅行者が行くようなところはそれなりに使えるのかもしれないが、半々くらいに考えていたほうがいいと思う。

クレジット決済か現金か

ユーロからの両替が最高で0.6%とかなり安い手数料で可能なので、もしユーロを安い手数料で調達できていれば、先に書いた通り1%弱で円からMKDに換えられることになる。
またかなり広範囲にユーロも使うことができる。

どこの会社もクレジットカードの為替手数料は1.6%程度のはずで、それだとクレジット決済よりMKDやユーロの現金で支払うほうが有利になる。

なお先にも書いたがユーロ払いのほうが安くなることもよくあるので、高額決済はどっちが有利か払う前に確かめたほうがいい。

自分はどうしたかというと、やはりクレジットカードを使うメリットがないので、マケドニアでは全部MKDかユーロの現金払いで通しました。

ただその場合、またマケドニアに来る予定がなければMKDを使い切らないといけない。

そのへんうまいこと調整してね。


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