2019年7月28日日曜日

円の両替は首都ソフィアで!ブルガリアの物価、通貨はこんな感じだよ



ブルガリアはEUに加盟はしているが通貨はユーロではない。
ユーロも使えなくはないが基本的に両替が必要だ。

そしてヨーロッパのマイナー通貨の例に漏れず、ブルガリアでもユーロからであればかなり有利に両替できる。

特に首都ソフィアではものすごく条件の良い両替屋さんがあり、ユーロはもちろん他の通貨からでもかなりレートが良い。


なんと円ですら1%以下で両替できるのだ!

というわけで、今回はそんなブルガリアの両替事情や物価等についてまとめてみたい。

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■ブルガリアの通貨と物価

ブルガリアの通貨はレフ。
複数形でレヴァになる。

物価は安宿以外、かなり日本に似ていると思う。

通貨レフは必要か

ブルガリアではユーロもたまに使えるがもちろんレフ決済が主流。

クレジットカードも使えなくはないが、安宿やバスターミナルなど、それなりの額になるのにクレジットカードが使えないことがある。

特にバスターミナルはヴェリコ・タルノヴォ以外は全滅で、移動するたびに現金がなくなる(^_^;)

観光客向けのレストランではだいたい使えるが、ローカルな店ではNGだ。

なので、レフ両替は必須と思っていい。

ブルガリアの物価

ブルガリアで外食すると、観光客向けのレストランでは簡単に1,000円を超える。
まあビールも込みでそのくらいなので日本と同じ程度の物価だと思う。

しかし少し外れた場所のレストランに行けば5ユーロくらい(ビール込み!)で外食できるところもある。

これは首都ソフィアの郊外にある世界遺産・ボヤナ教会近くのレストランで食べたマッシュルーム・リゾットだが、ビールと合わせ5ユーロ台。


これはブルガリアで食べた中ではかなり安い。

他にもソフィアからバスで2時間かかるリラの僧院近くのレストランでは似たような価格で、郊外に出ると安くなるのかもしれない。

またホステルは安いところで7ユーロくらいのところもあるが、たいていは10ユーロ程度。


バス等の公共交通機関の乗車賃はどの町でも1ユーロ台で、円にしたら150~200円くらいになる。

■両替はブルガリアの首都ソフィアで

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ユーロはブルガリアの通貨レフに対して強く、タダのような手数料で両替できる。

もちろん高い手数料を取る地雷のようなところもあるので、ユーロからだと手数料1%以下でなければ高いと思っていればよい。

どこの町で両替してもそんなにレートは変わらないが、首都ソフィアには超絶にレートの良い両替所がある。

ブルガリア最高の両替所はここだ

というわけでブルガリアでとにかくオススメの両替所はこちら。


首都ソフィアの教会と広場の近くにあり、メイン通りからも徒歩圏。

こじんまりとした名もなき両替所という感じだが、客はひっきりなしに来る。

なぜならレートが超絶にいいからだ!

主要通貨からの手数料はタダ同然

この両替所、たとえば自分が行ったときは公式レートで

  • ユーロ:1.96レヴァ
  • USドル:1.75レヴァ

であった。

それに対しこの両替所のレートは

  • ユーロ:1.952レヴァ
  • USドル:1.747レヴァ

であり、ユーロからで0.4%、USドルからだと実に0.17%というタダのような手数料で両替してくれることになる。


自分も両替はほとんどここを使った。

なお後述するが、プロブディフという町にも系列店らしき店がある。

円の両替手数料も0.8%!

また上記の両替所がすごいのは、円というマイナー通貨ですら非常に良いレートで替えてくれるところ!

自分が替えたときは1.6レヴァ/100円で両替してくれたのだが、そのときの公式レートは1.614/100円。

0.014÷1.614≒0.0087

円からなのに実に0.87%という、1%すら切る手数料なのだ!!

ちなみに他の国、あるいはブルガリアでもここ以外の両替所では、円からの両替手数料は10%はすると思う。

今回はバルカン半島を放浪したのだが、その中で円から両替したのは結局ここだけだった。

近隣諸国の通貨はさらにおトク

また隣国のセルビア・ディナール(RSD)に至っては公式レート以上のレートで両替してくれる。

自分が替えたときのセルビア・ディナールは公式レートで1.66レヴァ/100ディナール。

なのにこの両替所では1.67レヴァ/100ディナールで両替してくれたのである!!

なんで増えてんの?!自分は余っていたディナールを全部替えました。

うろ覚えなのだが、確かボスニア・ヘルツェゴヴィナのマルクもそんな感じだったと思う。

いったいどうやって儲けてるのかわからないが、とにかく良心的な両替所なのである。

ソフィアのもう一つの好レート両替所

ソフィアにはもう一つ、レートのいい両替所がある。
Crown Changeという両替所で、


見どころの集まるセルディカ駅周辺自分が泊まっていた安宿からも近く立地は便利。

自分は現金が足りなくなり、ルーマニアのレイが余ってたのでここで替えました。

上に書いた両替所のほうがレートは少しだけ良いのだが、まあ誤差の範囲という感じなので便利な方を使えばいいと思う。

ただこっちは円の両替はできません。

■ブルガリア、地方都市の両替レート

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ソフィア以外でもユーロからの両替はどの町の両替所も似たようなレートだ。

ソフィアの両替所ほどレートはよくないことが多いが、それでも手数料は1%程度で安いことに変わりはない。

プロブディフにソフィアの両替所の系列店?

ソフィアの近郊の都市プロブディフには、上述した超絶レートの両替所の系列店?と思われる店がある。


プロブディフの広場近くにある両替所で、見る限りレートはやはりとてもいい。

ソフィアで替えそこねたらここでも良いと思う。

ヴェリコ・タルノヴォでは手数料1%

自分はソフィア以外だと、ヴェリコ・タルノヴォという昔の首都でも両替した。

いくつか同系列らしき両替所があり、わかりやすいのは大通り沿いのこの両替所だろうか。


レートはどこも変わらず、1.94レヴァ/ユーロだった。

ソフィアほどレートはよくないが、手数料1%程度と十分良心的なのでここで替えても問題ないと思う。

■ソフィアで両替して郊外で使う

というわけでブルガリア最高の両替所ではユーロからも、円を含む他の通貨からもものすごく良いレートで両替できる。

近隣国の通貨が公式レート以上のレートになるので、余った通貨を使い切るのにもとてもいい。

そしてブルガリアの外食は郊外に行くと安い。

先に書いたがソフィア郊外のボヤナ教会やリラの僧院あたりのレストランではビール込で5ユーロ台。
また地方都市プロブディフで食べたギョフテも4ユーロ台だった。


なので中心部にいるときはホステルで自炊、郊外に出るときは外食と食事を使い分けるとかなりコストを抑えられるはずだ。

ブルガリア、そんなにすげーウマい!ってものも正直なかった(一部を除き全部平均点て感じ)ので、それでちょうどいいと思う。


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