2018年8月19日日曜日

オランダ移住、起業ビザ申請は20万円くらい取られるみたい



就職しないでヨーロッパ移住したい場合、起業ビザを取るという方法がある。

フリーランスで取りやすいのはベルリン、オランダとよく聞く。
ルーマニアも会社設立すれば取れ、資本金やらのハードルも低いという。

最近たまたまネットでオランダの情報を目にしたので、気になって移住した知り合いなどにも話を聞いてみた。


簡単に言うとオランダの起業ビザは、


  • エージェントを通す必要はなく、自分で全然やれる
  • しかし全部で80万円かかる Σ(゚∀゚ノ)ノキャー


らしい。

申請で80万も飛ぶの?!先進国こわい!!とびっくりしたのだが、実はそのうち60万円くらいは手元に残るお金であった。

ネット上の情報ではそのへんきっちり書いてない気がするので、今回その行間を埋めてみる。

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なお例によってネットと伝聞なので最後は必ず自分で確認してね。

■オランダ起業ビザ、申請費用自体は20万円

オランダの起業ビザ、申請にあたって確かに用意するお金は80万円くらい。

しかしそのうちのかなりの部分が事業の資本金なので、申請自体にかかるお金は20万円くらいである。

起業ビザ申請費用のうち、60万円は資本金

ネット上でよく書かれているが、オランダの起業ビザ申請にあたって必要と言われる80万円とは、

  • 申請にかかる費用
  • 事業の資本金

の合計なのであった。

申請時に銀行に資本金として4,500ユーロ≒60万円を預けて、その証明をもらわねばならないらしい。

資本金だからこれは申請費として取られるお金ではない。
だから純粋に飛んでいくのは20万円ということになる。

これならまあNZとかでもそんなもんだし妥当なところであろう。

資本金だから事業に使っても大丈夫なのか?

ではこの最初に預けた4,500ユーロは、資本金なのだから事業に使ってしまっても大丈夫なのだろうか。

あるいはその額は常に口座に維持せねばならず、実質的に触れないのだろうか?

そのへん、知り合いのオランダ在住フリーランサーに聞いてみたところ


  • 資本金なので事業に使うのはもちろんOK
  • しかし年末の〆など、チェックされるタイミングではやはりその額が口座に無いとダメ


ということであった。

なのでやはり単なる最初の見せ金では済まないが、無くなるわけでもない、ということのようだ。

預けておけば微々たるものだが利子も付くだろうし、オランダから撤退したり、結婚やリタイアなど他のビザに移行するなら返ってくるだろう。

■ヨーロッパ移住、オランダは狙い目か?

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他に起業ビザを取りやすいので有名なのはベルリンやルーマニアがある。
しかしどちらも徐々に取得が厳しくなっているという。

オランダがどれくらい難しいかはちょっとわからないが、近年自分の知り合いがぽつぽつ移住していて、可能性はあるように思う。

厳しくなった?ベルリン、ルーマニアの起業ビザ

ベルリンでの起業ビザは、最近「申請以前にドイツ国内のクライアントが一定数いないとダメ」とかで厳しくなったという。

でも申請以前ってことはドイツで稼いでいいビザが無いのにクライアントがいるわけで、それはOKなのか?俺が何か勘違いしてるのだろうか。うーむ。

ルーマニアも最近はビザを取るのに苦戦してるみたいな情報もちらほら漏れ聞こえてきたりする。

また住む場所も問題で、自分が関心のある田舎は治安の問題で外国人は住みづらいと聞いたりする。


ルーマニアの田舎、ほんま素晴らしいねんけどねえ。
大抵の日本人は首都ブカレストに住んでるイメージだ。

オランダ起業ビザ、取得と更新の難易度

オランダの起業ビザが厳しくなったという話は聞かないが、ちょっと情報が無くわからない。
ただ先に書いた通り、近年起業ビザで移住した知り合いは実際にいるし、めっちゃ苦労したとは聞かない。

またオランダの起業ビザの更新は2年後の次は5年後らしく、2回目はかなり長い。

さらに更新に収入要件が無いらしく、永住権がいらないならホソボソとした売上でもいいみたい。

ベルリンは更新に確か一定以上の納税が要ったと思うのでこれはゆるいね。

そんなこんなで相対的にオランダが個人的な注目の国になっている。
田舎の美しさはヨーロッパならどこも似てるんじゃないかなと思ったり。

■オランダ永住権を狙うなら

なお永住権を狙うなら、


  • 6年くらい居住後に
  • 市民化テストを受けて合格せねばならず
  • それまで住んでいる期間、一定以上の納税実績も必要


であるらしい。

なんというかちゃんと働けと言われているようで(というか言われている)ニートには辛い(^_^;)

逆にとりあえず住んでみたいだけで、2年で撤退するなら


  • 納税するほど稼ぐ必要もなく
  • 最後まで資本金4,500ユーロを維持しなくてもいい


ので、いろいろ一気に楽になるみたいですよ。


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