2019年7月28日日曜日

円の両替は首都ソフィアで!ブルガリアの物価、通貨はこんな感じだよ



ブルガリアはEUに加盟はしているが通貨はユーロではない。
ユーロも使えなくはないが基本的に両替が必要だ。

そしてヨーロッパのマイナー通貨の例に漏れず、ブルガリアでもユーロからであればかなり有利に両替できる。

特に首都ソフィアではものすごく条件の良い両替屋さんがあり、ユーロはもちろん他の通貨からでもかなりレートが良い。


なんと円ですら1%以下で両替できるのだ!

というわけで、今回はそんなブルガリアの両替事情や物価等についてまとめてみたい。

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■ブルガリアの通貨と物価

ブルガリアの通貨はレフ。
複数形でレヴァになる。

物価は安宿以外、かなり日本に似ていると思う。

通貨レフは必要か

ブルガリアではユーロもたまに使えるがもちろんレフ決済が主流。

クレジットカードも使えなくはないが、安宿やバスターミナルなど、それなりの額になるのにクレジットカードが使えないことがある。

特にバスターミナルはヴェリコ・タルノヴォ以外は全滅で、移動するたびに現金がなくなる(^_^;)

観光客向けのレストランではだいたい使えるが、ローカルな店ではNGだ。

なので、レフ両替は必須と思っていい。

ブルガリアの物価

ブルガリアで外食すると、観光客向けのレストランでは簡単に1,000円を超える。
まあビールも込みでそのくらいなので日本と同じ程度の物価だと思う。

しかし少し外れた場所のレストランに行けば5ユーロくらい(ビール込み!)で外食できるところもある。

これは首都ソフィアの郊外にある世界遺産・ボヤナ教会近くのレストランで食べたマッシュルーム・リゾットだが、ビールと合わせ5ユーロ台。


これはブルガリアで食べた中ではかなり安い。

他にもソフィアからバスで2時間かかるリラの僧院近くのレストランでは似たような価格で、郊外に出ると安くなるのかもしれない。

またホステルは安いところで7ユーロくらいのところもあるが、たいていは10ユーロ程度。


バス等の公共交通機関の乗車賃はどの町でも1ユーロ台で、円にしたら150~200円くらいになる。

■両替はブルガリアの首都ソフィアで

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ユーロはブルガリアの通貨レフに対して強く、タダのような手数料で両替できる。

もちろん高い手数料を取る地雷のようなところもあるので、ユーロからだと手数料1%以下でなければ高いと思っていればよい。

どこの町で両替してもそんなにレートは変わらないが、首都ソフィアには超絶にレートの良い両替所がある。

ブルガリア最高の両替所はここだ

というわけでブルガリアでとにかくオススメの両替所はこちら。


首都ソフィアの教会と広場の近くにあり、メイン通りからも徒歩圏。

こじんまりとした名もなき両替所という感じだが、客はひっきりなしに来る。

なぜならレートが超絶にいいからだ!

主要通貨からの手数料はタダ同然

この両替所、たとえば自分が行ったときは公式レートで

  • ユーロ:1.96レヴァ
  • USドル:1.75レヴァ

であった。

それに対しこの両替所のレートは

  • ユーロ:1.952レヴァ
  • USドル:1.747レヴァ

であり、ユーロからで0.4%、USドルからだと実に0.17%というタダのような手数料で両替してくれることになる。


自分も両替はほとんどここを使った。

なお後述するが、プロブディフという町にも系列店らしき店がある。

円の両替手数料も0.8%!

また上記の両替所がすごいのは、円というマイナー通貨ですら非常に良いレートで替えてくれるところ!

自分が替えたときは1.6レヴァ/100円で両替してくれたのだが、そのときの公式レートは1.614/100円。

0.014÷1.614≒0.0087

円からなのに実に0.87%という、1%すら切る手数料なのだ!!

ちなみに他の国、あるいはブルガリアでもここ以外の両替所では、円からの両替手数料は10%はすると思う。

今回はバルカン半島を放浪したのだが、その中で円から両替したのは結局ここだけだった。

近隣諸国の通貨はさらにおトク

また隣国のセルビア・ディナール(RSD)に至っては公式レート以上のレートで両替してくれる。

自分が替えたときのセルビア・ディナールは公式レートで1.66レヴァ/100ディナール。

なのにこの両替所では1.67レヴァ/100ディナールで両替してくれたのである!!

なんで増えてんの?!自分は余っていたディナールを全部替えました。

うろ覚えなのだが、確かボスニア・ヘルツェゴヴィナのマルクもそんな感じだったと思う。

いったいどうやって儲けてるのかわからないが、とにかく良心的な両替所なのである。

ソフィアのもう一つの好レート両替所

ソフィアにはもう一つ、レートのいい両替所がある。
Crown Changeという両替所で、


見どころの集まるセルディカ駅周辺自分が泊まっていた安宿からも近く立地は便利。

自分は現金が足りなくなり、ルーマニアのレイが余ってたのでここで替えました。

上に書いた両替所のほうがレートは少しだけ良いのだが、まあ誤差の範囲という感じなので便利な方を使えばいいと思う。

ただこっちは円の両替はできません。

■ブルガリア、地方都市の両替レート

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ソフィア以外でもユーロからの両替はどの町の両替所も似たようなレートだ。

ソフィアの両替所ほどレートはよくないことが多いが、それでも手数料は1%程度で安いことに変わりはない。

プロブディフにソフィアの両替所の系列店?

ソフィアの近郊の都市プロブディフには、上述した超絶レートの両替所の系列店?と思われる店がある。


プロブディフの広場近くにある両替所で、見る限りレートはやはりとてもいい。

ソフィアで替えそこねたらここでも良いと思う。

ヴェリコ・タルノヴォでは手数料1%

自分はソフィア以外だと、ヴェリコ・タルノヴォという昔の首都でも両替した。

いくつか同系列らしき両替所があり、わかりやすいのは大通り沿いのこの両替所だろうか。


レートはどこも変わらず、1.94レヴァ/ユーロだった。

ソフィアほどレートはよくないが、手数料1%程度と十分良心的なのでここで替えても問題ないと思う。

■ソフィアで両替して郊外で使う

というわけでブルガリア最高の両替所ではユーロからも、円を含む他の通貨からもものすごく良いレートで両替できる。

近隣国の通貨が公式レート以上のレートになるので、余った通貨を使い切るのにもとてもいい。

そしてブルガリアの外食は郊外に行くと安い。

先に書いたがソフィア郊外のボヤナ教会やリラの僧院あたりのレストランではビール込で5ユーロ台。
また地方都市プロブディフで食べたギョフテも4ユーロ台だった。


なので中心部にいるときはホステルで自炊、郊外に出るときは外食と食事を使い分けるとかなりコストを抑えられるはずだ。

ブルガリア、そんなにすげーウマい!ってものも正直なかった(一部を除き全部平均点て感じ)ので、それでちょうどいいと思う。


その他のバルカン半島、両替情報はこちら

クロアチア、ユーロから両替ならここで!ザグレブ・スプリト・ドゥブロヴニクのおすすめ両替所
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの物価、通貨、両替
両替は首都ベオグラードで!セルビアの通貨、物価、両替情報

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2019年7月22日月曜日

両替は首都ベオグラードで!セルビアの通貨、物価、両替情報



ヨーロッパのマイナー通貨に対し、ユーロはとても強い。

ユーロで持ってたいひとが多いのか、ユーロからの両替はどの国でもとても手数料が安いのだ。

セルビアの通貨はディナールなのだが、これももちろんマイナーな通貨なのでユーロからなら1%を切る手数料で両替することができる。

特に首都ベオグラードの両替所のレートはものすごく良く、0.1%すら切る。


というわけでここではセルビアの通貨・物価と、


  • 首都ベオグラード
  • 地方都市ニシュ


のレートの良い両替所を紹介してみる。

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■セルビアの通貨と物価

セルビアの通貨はディナール。

物価は日本と比較してとても安いものもあるし、似たようなものもある。

お隣ボスニア・ヘルツェゴヴィナよりは高めと言えるだろう。

日本円とよく似たレートのディナール

セルビア・ディナールは1ユーロあたりだいたい118ディナール弱というところである。

日本円が1ユーロ120円前後というところだから、数字的にはほぼ同じと思っていい。

日本人にはわかりやすい通貨だと言える。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナより高い物価

また物価はお隣ボスニア・ヘルツェゴヴィナに比べて高い印象だ。

ただ安いご飯もホステルもあり、安いものだと


  • 2~3ユーロのパスタやケバブ
  • 7ユーロ前後のホステル


みたいのが存在する。


よって安いレンジだとボスニア・ヘルツェゴヴィナとあまり変わらない。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナと違うのはツーリスティックなエリアのレストランがとても高いこと。

ベオグラードの中心街など、飲み物と合わせ10ユーロを超えるところが多い。


ただこれも地方都市のニシュだとよさげなレストランでも5ユーロ程度と半額で済んだりする。

ベオグラードだけ観光客価格なのかね。

日本との比較で言うと、非常によく似た物価という感じがする。

現金はそれなりに必要

高いレストランではけっこうクレジットカードが使える。

しかし


  • 長距離バス
  • 安宿


などで使えないことも多々あり、結局それなりの額の現金が必要だ。

後述するがユーロからの両替手数料はタダに等しいので、現金ゲットには(ユーロがあるなら)キャッシングより両替をおすすめする。

■セルビアの首都ベオグラードの両替は超おトク

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セルビアの首都ベオグラードにはたくさんの両替所がある。

ベオグラードでは競争が激しいのか、本当にタダみたいな手数料で両替できる。

便利な場所の両替

ベオグラードのメインストリートにはスタバも入っているショッピングセンターがある。


その脇にある両替所は場所的にわかりやすく便利である。


ここで確か0.4%くらいだったかな?

タダみたいな手数料だが、実はセルビアではまだこれは甘い。

ベオグラード最高レートは手数料0.08%

というわけでこれがベオグラードの最高レートの両替所の1つ。
ビルの中の中庭みたいなところにある。


ここのレートは117.7ディナール/ユーロとかそんなん。

これは当時の公式レートからすると、手数料率にして実に0.08%となる。
よく見てほしいのだが0.8%ではない。0.08%である。

先に書いた0.4%のところと比較して文字通り桁違いに安い。

この近くのTerazije通りのこのへんにも同じようなレートの両替所は点在してるので、よさそうなレートのところで替えればよろしい。

ベオグラード、その他の両替

ベオグラードで泊まった宿から中心街に行く坂の途中にも、上に紹介した両替所の間くらいのレートの両替所があった。


レートは117.3ディナール/ユーロで、


これだと手数料率にして0.3%くらいかな。

■セルビアの地方都市ニシュの両替

ベオグラードからはブルガリアに抜けるため、途中ニシュという地方都市に立ち寄った。

ニシュではベオグラードほど好レートの両替所は見つからなかったが、それでもほぼタダと言っていいレートでユーロから両替できる。

バスターミナル付近の両替所が微妙にレートがよく、自分が見つけた最高は117.3ディナール/ユーロ。


ベオグラードにいたときとレートが少し変動していたので、これで手数料0.4%くらいだった。十分安いね。

ベオグラードで替えたディナールが足りなそうならターミナル近辺を探すとよい。

Google Map上はあまり載ってないのだが、この両替所が好レートな店の1つだったはず。

■ディナールからブルガリア・レフへの両替はさらにおトク

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上に書いた通りセルビアからはブルガリアに抜けた。

別で記事にしたのだが、ブルガリアの首都ソフィアには超絶にレートのいい両替所があり、ユーロ以外の通貨からもものすごく良いレートで替えてくれる。

特にセルビア・ディナールからブルガリア・レフへの両替は本当にものすごく、どういう計算なのか公式レート以上のレートで替えてくれた。

なので、セルビアの後にソフィアを訪れるなら、ディナールは少々余らせていても無問題だ。
もちろんコインではなくお札の話なので念のため。

そんなわけでユーロさえあればセルビア・ディナールはかなり有利にゲットできる。
自分はベルリンでユーロをチョーお得にキャッシングしてたのでかなり助かりました。

バルカン半島はいかに最初にユーロを好条件で調達しとくかやなーとつくづく。。


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2019年7月14日日曜日

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの物価、通貨、両替



昔ユーゴスラビアの一部だった、ボスニア・ヘルツェゴヴィナに初めて行った。
特にモスタルという世界遺産の橋がある町が美しかった。


ボスニア・ヘルツェゴヴィナはEUに加盟しておらず、ユーロも基本的には使えない。


  • ではボスニア・ヘルツェゴヴィナの通貨とはどんなものなのか?
  • 現金はどの程度必要なのか?
  • レートのいい両替所ってあるのか?


といったあたりについて今回はまとめたい。

なお自分はユーロから両替したので、全てユーロ→マルク両替の情報です。

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■ボスニア・ヘルツェゴヴィナの通貨と物価

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの通貨はマルクだ。
ユーロは使えなくはないが、やはり店は限られる。

クレジットカードもそれなりに普及してるが、使えないことも多々あるので現金は必須である。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの通貨はマルク

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの通貨マルクは今のところ約1.95KM(マルク)で1ユーロである。

ユーロが使える店や宿もあり、そういうときは便法で2KM=1ユーロだったりする。

するとユーロで払うと本来2KMなのが1.95KMしか払わずにすむので少しだけトクなことになる。
が、大きい額になるときちんと計算されるので世の中そう甘くはない( ̄∇ ̄

クレジットカードは使えるか

クレジットカードの普及率はまあまあというところで、大きめのレストランだとけっこう使える。
スーパーでも使えないところはなかった。

しかし宿やバスターミナルなどで使えないことも多く、宿泊費や長距離バス代といったそれなりの額のものを現金で支払う必要がある。

なので現金は絶対に必要だ。

もちろんATMでのキャッシングは可能である。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの物価

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの物価はその前にいたクロアチアと比べると激烈に安い!

直前にハイシーズンのドゥブロヴニクにいたので、外食すると2千円は覚悟しなくてはならなかったのが、それがいきなり3分の1、4分の1になった。

特に肉が本当に安くて、このVEALのセットも4ユーロ!


肉にパンにサラダにフレンチフライに、いかなファストフードとは言えこれでワンコインはすごいと思う。

宿もドミトリーならだいたい7~10ユーロくらい。

ハイシーズンのドゥブロヴニクが中心部のドミトリーで4千円(!)くらいしたのからすると本当にホッとする価格であった。。

また長距離バス代はだいたい10~20ユーロというところだろうか。

といったことを計算に入れて必要な現金額を想定してみてほしい。

■ボスニア・ヘルツェゴヴィナの両替

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ボスニア・ヘルツェゴヴィナの両替は郵便局がやってるのが特徴だ。

もちろん普通の両替所もあるのだが、けっきょく郵便局が1番レートがよい。

郵便局の両替は手数料1%

自分はモスタルという町からボスニア・ヘルツェゴヴィナに入ったが、そこでは両替はPOSTAと呼ばれる郵便局しか見つからなかった。


ユーロからマルクへの手数料は1%で、悪くないレートである。

なお郵便局であるので日曜は閉まる。
土曜は開いてたと思うが失念した(^_^;)


自分はちょうど週末にボスニア・ヘルツェゴヴィナに入ったので、週が明けるまでクレジットカードとユーロが使える店でしのぐことになった。

入国が週末かどうかはちょっと気にしたほうがいいですね。

サラエボは両替所も悪くないレート

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボでも両替レートが1番いいのは郵便局だった。


手数料はモスタルと変わらず1%。
たぶん全国一律なのかなと思う。

またサラエボは街なかに普通の両替所もたくさんある。
レートは郵便局よりちょっとだけ悪いがほぼ変わらない。


注意点は同じチェーンっぽい両替所でも店舗によりレートが違うということ。

とは言えそれも大した違いではないので、気にしない人は身近で便利なところを使えば良いと思う。

なお銀行はあまりレートがいい印象がなく、自分が入ったところでは3%弱程度の手数料率であった。

■ボスニア・ヘルツェゴヴィナ最高レートの両替はお釣り

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ボスニア・ヘルツェゴヴィナの店は、ユーロで支払うとマルクでお釣りをくれるところがある。

2KM=1ユーロで計算してくれるとお得なのだがそう甘くはなく、自分が入ったレストランでは10ユーロで19.5マルクというレートであった。

それでもそのときの公式レートが1.956マルク/ユーロだったことを考えると、

0.06÷19.56≒0.3%

と実に手数料0.3%で両替できたことになる!

そのレートでお釣りをくれたのはモスタルのGrill Centarというファーストフード店。


そういう店を見つけ出すとちょっとおトクにマルクを手に入れられるので探してみてください。

建物に残る弾痕など内戦の爪痕が生々しいボスニア・ヘルツェゴヴィナだが、


モスタルのような美しい地方の町があり、美味しいご飯があり、物価も安い。

この記事を参考に有利なレートで現金をゲットし、ぜひ沈没してみてほしい^^


その他のヨーロッパ両替事情はこちら

クロアチア、ユーロから両替ならここで!ザグレブ・スプリト・ドゥブロヴニクのおすすめ両替所
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2019年7月12日金曜日

クロアチア、ユーロから両替ならここで!ザグレブ・スプリト・ドゥブロヴニクのおすすめ両替所



アドリア海のブルーオーシャンを求め、今年はじめてクロアチアに行った。

ザグレブ→スプリト→ドゥブロヴニクと南下したので、各々の町で必要に応じ両替を試みた。


クロアチアではユーロからの両替はそれほど悪いレートではない。
そして日本円はユーロと比較して相当レートは悪くなる。

なので自分はずっとドイツ(ベルリン)でキャッシングしたユーロを少しずつクーナに両替して使っていた。

では実際、クロアチアの両替レートはどんなものなのか?
今回も例によって足で探し出した、レートのいい両替所をレポートします(・∀・)

ちなみに上記の町の中ではザグレブで両替するのが圧倒的に割が良いですよ。

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■クロアチアでクーナ両替は必要?

クロアチアはEU加盟国ではあるが、通貨はクーナ(HRK)でありシェンゲン協定にも加盟していない。
EUでは1番新しい加盟国であるそうな。

しかしそこはやはりEU圏であるので、ユーロもけっこう使えたりする。

ではクロアチアで旅行する上で、実際クーナは必要なのだろうか?

クロアチア通貨、クーナは必要か?

いきなり結論を言うと、やっぱりクーナは持っておいたほうがよい。

ユーロも使える店はあるが全てではない。
クレジットカードは相当普及しているが、現金払いしか受け付けないところもけっこうある。

自分が知る限りでは


  • ファストフード
  • 少し安めのレストラン
  • 一部の安宿


がキャッシュオンリーだった。

ただ、宿でユーロ払いできないところは無かったです。

基本的にクーナ払いがおトク

またユーロとクーナ両方で支払えるところでも、基本的にはクーナ払いが有利だった。
ユーロで払うと、端数が50セントもしくは1ユーロ単位に切り上げられることが多い。

支払う額にもよるが2~3%くらいは上乗せされる感じになるので、それよりも良いレートでユーロから両替できるならそのほうがいいことになる。

ただ、ドゥブロヴニクで泊まったHostel Dubrovnik Marineだけはユーロ払いのほうが安かった。


クーナで払うと4~5%損になったので、そこだけはユーロで払った。

日本円からの両替は割がよくない?

自分はベルリンで、0.36%という激安の手数料でユーロをキャッシングできたので、それをクーナに両替して使っていた。

クロアチアでは日本円の両替もたいていできるのだが、手数料は5%程度とけっこう高い。


後述するがクロアチアでユーロ→クーナの両替手数料は、ヒドいレートの両替所を除けば0.6~3%くらい。

ユーロを手数料0.36%でゲットしていたので、クーナへの両替で上記の手数料がかかっても日本円から両替するよりはるかに安い。

このへんはそもそもユーロをどれくらいでゲットしていたかによりますね。

クロアチアの両替チェーン?は手数料10%!

ちなみにクロアチアでは観光客相手に極悪なレートを稼ぐ両替所もある。

Auro Domusという両替所で、チェーンなのか町のあちこちにある。
目印は黄色いと黒のロゴで、どこの店舗でもレートは驚きの6.74(!)で統一されていた。


当時の為替レートが7.4クーナ/ユーロ前後であったので、実に約9%という高額な手数料が課されている。

町のあちこちあって便利といえば便利かもしれないが、自分は使えまへん(^_^;)
なんとなく入って両替してしまわないよう気をつけるのを推奨します。

良心的なレートの両替所はこれから書くので、そっち行けば大丈夫です^^

■クロアチアの首都ザグレブでユーロ→クーナ両替

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自分はザグレブではホステル シック (Hostel Chic)という安宿に泊まっていたのだが、その近くには自分の知る限りクロアチアで最高レートの両替所がある。

クロアチア最高レートの両替所はここ!

この最高レートの両替所、Google Mapには載っていないのだが、Hostel Chicもある Pavla Hatza通り沿い北側、たしかこのへんにある。


ホステルから出て通りを右(東)に歩いていけば左手に見えてくるはずだ。

電子掲示板にも出ているが、1ユーロあたり7.35クーナの両替レート。

当時の為替レートは7.397で、計算すると

0.047÷7.397≒0.6%

という激安の手数料であることがわかる。

実際、ひっきりなしに客がやってきてたくさんのユーロを両替していた。

ザグレブ、その他の両替レート

ザグレブではあちこちに両替所があるが、まともなレートのところでも旧市街中心部だと7.1クーナ/ユーロくらいが限度。

7.32というけっこういいレートのところもあったのだが、行ってみたら「少額のクーナが無いので15ユーロで100クーナならいいよ」とのこと。

それは手数料11%なんでほぼ詐欺だ(笑)

クロアチアに限らず、ヨーロッパでは掲示されてるレートと実際のレートが違うことがよくある。
必ず窓口で最終確認しましょう。

■クロアチア海辺の街、スプリトの両替

ザグレブの次にレートが良かったのは海辺の街・スプリトだ。
が、それでも手数料としては倍となる。

それでも1%台のレートで悪くはないので、ザグレブのその両替所がものすごく良いということだ。

ザグレブで両替した分がスプリトで足りなくなったら、これから紹介する両替所にいけばよい。

スプリトの両替は手数料1.3%~

スプリトで1番レートがよかったのは、港から坂を上がった路地にあるRibica Exchange Officeというところ。


見ての通りレートは7.3クーナ/ユーロで、手数料1.3%くらい。
ザグレブの両替所の倍の手数料ではあるがが、まずまずのレートだろう。

ちなみに商店みたいなところの中に店舗があり、おばちゃんが商店と両替所を兼務している。


スプリトでは1番割が良いので、見ての通りけっこう混んでいる。

バス通り沿い、便利な立地の両替所

またもう1つ、バスターミナルのある通り沿いという便利なところにも、けっこうレートの良い両替所がある。

Google Mapに載ってないのだが、バスターミナルや駅のある通り沿い、この辺だったかなあ?

真っ黒な店舗ですぐわかると思うのでバス通り沿いを探してみてください。


ここもレートの良いときは上記のRibica Exchange Officeと同じ7.3クーナ/ユーロ、少し下がったときも7.2クーナ/ユーロ(手数料率2.7%)とまずまずであった。

クロアチアの宝石(?)フヴァル島の両替

スプリトからカタマラン(高速船)で1時間くらいにあるリゾート・フヴァル島でも両替所を探してみた。


フヴァル島の中心地・フヴァルタウンのメイン通りに、ぽつぽつ両替所がある。

知る限り1番レートがよかったのはメイン通りの端っこにある、Successusという両替所
レートは7.2クーナ/ユーロで、スプリトの黒い店と同じである。


またクロアチアではTISAKというコンビニみたいなところが両替もやっている。


Google Mapには載っていないが、メイン通り沿いやバスステーション近くにある、レートは7.11~7.12だった。

■クロアチア観光の目玉・ドゥブロヴニクで両替

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クロアチア最後の訪問地はドゥブロヴニクだった。

観光に特化してるような街だけあって物価も高く、両替のレートも今回行った中では1番よくなかった。

知る限り1番よかったのはPILE門からメイン通りに入ったところにある両替所で、レートは7.17クーナ/ユーロ。


ここも掲示された数字はもっといいが、窓口で聞いたらそのレートだった。

他にも両替できるところはあるが7.15くらいがギリで、場所も便利だしドゥブロヴニクでは上記の両替所に行っとけばいいと思う。

■クロアチアではザグレブで両替がオススメ


というわけでクロアチアでは首都ザグレブで、この記事に書いた両替所に行くのが本当にオススメである。

なんとなくの経験則だが、どの国に行ってもまともな手数料相場は2%くらいだと思う。
それがユーロからなら0.6%なわけで、これは本当に安い。

自分はベルリンで0.39%の手数料でユーロを調達していたので、


  • ユーロでキャッシングして円で返済
  • ユーロ→クーナ両替


の2段を経ても1%以下の手数料率となった。

手元にユーロがあり、旅程にザグレブがあるのなら、必要な分のクーナを両替しとくとよいかもですよ~~^^

その他、ヨーロッパの両替・キャッシング情報はこちら

ドイツ・ベルリンの両替は最悪!でもキャッシングは最高 :D
チェコのキャッシングは銀行へGO~両替詐欺とEURONETを回避せよ~
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この記事でも触れたクロアチアで宿泊した安宿は予約サイト・agodaから予約すると格安で泊まることができます。

さらにagodaで宿泊するとその都度ポイントも付き、ポイントは次の宿泊で使うことができます!

旅先で宿泊費は毎日絶対にかかるもの。
agodaを使うかどうかで旅のコストはかなり変わってくるので、よかったら試してみてね ;)


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2019年7月11日木曜日

ハイシーズンのドゥブロヴニク、おすすめホステルは激安18ユーロ!



今回ハイシーズン真っ只中にクロアチアの大観光都市ドゥブロヴニクに行くという無謀なことを試みた。


ハイシーズンのドゥブロヴニクは、中心部だとドミトリーでも50ユーロするところがあったりする。
カンボジアだと下手すりゃ1ヶ月泊まれるぞ!!という凄まじい高さである。

そんな中、なんとか郊外に18ユーロという激安の宿を見つけしのぐことができた。

中心地の旧市街からは4km近く離れた場所にあるが、実はほぼ24時間のバスが旧市街と最寄りのバス停を行き来していて何の問題もなかった。

ドゥブロヴニクではこの宿を知ってるかどうかで滞在コストが段違いに変わってくると思うのでレポートしておく。

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■ハイシーズンのドゥブロヴニクはホステルも5千円!

というわけでまず最初に見ておこう、これがハイシーズンのドゥブロヴニク価格である。
ちなみに7月ね(8月もたぶん同じ)。


Booking.comでGENIUSとモバイル端末割引が付いた1番安いパターンなのだが、それでも40ユーロ超。

オーストラリアのウルルでドミトリーが50AUDだったことがあるが、それに匹敵する高さである。

しかし実はこれはまだマイルドなほうで、50ユーロ以上するドミトリーも普通にある。
予約サイトで検索してみて初めて目にしたときは目眩で倒れそうになった。

ちなみにハイシーズン直前の6月までなら半額で20ユーロ前後であったと思う。
クロアチア沿岸部を旅するなら少しシーズンを外すのを強くおすすめする(^_^;)

■ドゥブロヴニク郊外の激安おすすめホステル

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中心地ではドミトリーが5千円、6千円してしまうハイシーズンのドゥブロヴニクだが、実は郊外に出るとその半額以下の宿がある。

中心地の旧市街からはかなり遠いが、冒頭書いた通りほぼ24時間のバスがあるのでまったく問題なかった。

美しい湖畔のホステル

このホステルは最寄りのバス停からは徒歩ですぐ。
バスを降りて進行方向に歩いていくとHOSTELの文字がすぐ見えてくる。

それがHostel Dubrovnik Marineで、少々設備が古い感じはするがホステルとしてごく普通の、何の問題もない宿であった。


Marineという名前の通り、このホステルはドゥブロヴニク郊外の湖畔にある。


湖と山がとても美しく、ドゥブロヴニクの違った魅力を知ることができるぞ。

設備は何の問題もなし

Hostel Dubrovnik Marineはロッカーもちゃんとあるし、タオルも無料で貸してくれる。


キッチンもあり、スーパーのStudenacも近くにあるので自炊も無問題。


ホステルとして基本をきちんと押さえていて、激安?大丈夫??とか不安にならなくて大丈夫ですよ。

週末を避け、支払いはユーロで

ここはクーナでもユーロでも支払えるのだが、現金のみでクレジットカードは使えない。
で、1泊140クーナなのだがユーロ建てだと18ユーロになる。

計算してみると、その当時のレートではユーロ建てで払ったほうが少しだけ安くなった。
普通はユーロで払えたとしてもその逆になるのでちょっとめずらしいパターンだ。

そのときのレート次第だけど、もしユーロが余ってればそっちで払うとよいかも。

また18ユーロはウィークデーの価格で、週末になるともっと高くなる。

他のバルカン半島諸国に比べ宿代が激烈に高いドゥブロヴニクであるので、うまく週末を外した旅程にするとコストがだいぶ変わってくるですよ。

■旧市街とホステルのある郊外を結ぶローカル・バス

Hostel Dubrovnik MarineはKOMOLACという地域にある。

旧市街バスターミナル方面から来る場合、最寄りはKOMOLAC 2というバス停になり、


1Aもしくは1Bのバスでやって来れる。

そしてこれはバスターミナル前の通りにあるバス停の時刻表だが、



MOKOSICA行きのほうが宿のあるKOMOLACを通り、PILE行きは旧市街のピレ門近くが終点だ。

見ての通り、午前2時~4時以外の時間帯はずっと走っており、夜遅くでもオールした後の早朝でも旧市街から宿に帰ってこれる。

■ホステル-ターミナル-ドゥブロヴニク旧市街は1日券で

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Hostel Dubrovnik MarineがあるKOMOLACから行き来したいのは


  • 旧市街
  • バスターミナル


くらいだろう。

旅程次第でもあるが、バスの1日券を使うとバス代をかなり節約できる。

ドゥブロヴニクのバス1日券は24時間

先に書いた通りホステル-ターミナル-旧市街は1Aと1Bのバスで行き来できる。

そしてHostel Dubrovnik Marineではバスチケットを売っていて、1日券↓も買うことができる。


ドゥブロヴニクのバス1日券は24時間有効で、最初にバスに乗ったときから次の日の同じ時間まで使うことができる。

ちなみに1日券のお値段は30クーナ(≒500円弱)。

通常の1回券は12クーナ(≒200円)で、売店などで事前に買わずドライバーからだと15クーナ(≒240円)になるらしい。

1日券を使い倒す

というわけでこの24時間有効の1日券、使い始めの時間帯を調整するとそれだけで移動をかなりカバーできる。

自分の場合、1日目に宿と旧市街に行き来し、次の日にバスターミナルからドゥブロヴニクを出るところまで全部1日券でまかなうことができた。


具体的には:


  • 宿から旧市街に午前11時ごろのバスで出発。
  • 途中バスターミナルに寄り、次の日の午前発モスタル(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)行きのバスチケットを購入。
  • その後に旧市街に出て、夜まで楽しんだ後に宿に帰って、
  • 次の日の午前中にバスターミナルに移動。


という感じ。

宿-バスターミナル-旧市街-宿-バスターミナルと4回のバス乗車に使うことができた。

毎回通常券を買ってたら48クーナなので、18クーナ節約できたことになる。
また毎回チケットを買う手間が省けるのが楽でいい。

■郊外ホステル&バスでドゥブロヴニクの物価に対抗!

というわけで今回紹介したHostel Dubrovnik Marineとローカルバスを活用すると、ハイシーズンのドゥブロヴニクでもオフシーズン価格で滞在することができる。


ぜひこれを参考に最高のシーズンのドゥブロヴニクを楽しんでほしいのである!^^


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