フィリピンで1番美しいと誰もが口をそろえる
楽園ボラカイに行ってきた。
行くとき利用したのはボラカイ島の最寄り空港、
カティクラン(Godofredo P. Ramos Airport)だ。
ボラカイ島へはカティクラン空港からすぐ近くの港からボートが出ている。
ただカティクランとボラカイを行き来するには
- ボッタクリ気味のトランスポートが待ち構えている
- ボートの種類により値段がぜんぜん違う
- 空港は降りるときと乗るときで場所がぜんぜん違う
といったいくつかの注意点がある。
またカティクラン空港からは早朝にLCCフライトが出ているのだが、
ボラカイ島から早朝の空港にたどり着くのは可能なのかも、LCC族には気になるところだ。
というわけで今回はそうしたボラカイへの行き方、帰り方についてまとめてみたい。
読むとボラカイへの1番安い行き来のしかたがわかりますよ。
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■マニラからボラカイ島への行き方
ボラカイにはカティクラン空港を使う以外にも行き方がある。
今回まとめるのは1番おすすめのカティクラン空港から行く方法だが、その他の方法についても少し紹介しておく。
ボラカイへの3つの行き方
ボラカイに行くにはパナイ島の
カティクラン港からボラカイ島の
キャグバン港にボートで渡る必要がある。
そしてカティクラン港への主要な行き方は以下の3つだ。
上記の3つのどれを取っても最終的にカティクラン港からボートでボラカイに渡るのは変わらない。
フェリーは船なんだから直でボラカイ行けばいいのにと思うがけっきょく乗り換えが必要だ。
カティクラン空港以外は効率が悪い
一応上記の3つの行き方があるものの、カティクラン空港から以外は時間がかかるのであまりオススメしない。
まずカリボ国際空港から行く方法は空港からカティクラン港までバスで1時間半ほど。
バス代は200ペソらしい。
フェリーのほうはまずバタンガスに出る必要があり、マニラからだとバス2時間。
さらに
バタンガスからカティクラン港までフェリーに
9時間乗らなければならない。
値段的にも安い早朝便で2,000円ちょっと、普通の時間帯だと4,000円以上する。
それだとLCCで似たような値段で、ずっと短時間で、マニラから出られるのであまり意味がないと思う。
■カティクラン空港から港に出る
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というわけで今回は1番楽で安く行きやすい、カティクラン空港からの行き方を詳しく紹介する。
カティクラン空港(Godofredo P. Ramos Airport)はパナイ島にあり、州都のイロイロがある島だ。
そして空港からはまず、ボラカイ島へのボートが出る
カティクラン港に行かなければならない。
カティクラン空港の端っこに到着
自分の使ったセブパシフィック以外もそうなのかは知らないが、
カティクランで降り立ったのは空港の端っこで港にはかなり遠い。
普通バスなどで空港内をメインゲートまでトランスポートしてくれそうなものだが、普通にその端っこにゲートがあり、そこから徒歩で空港の外に出ることになる。
アライバルロビーの建物はこんな感じで、
かなり簡素ですね。
ボラカイまでのジョイントチケット
そしてこのアライバルロビーや空港外にはトランスポート売りがたくさん待ち構えている。
小さなロビーにはボラカイ島までのトランスポートを売るカウンターが並んでいる。
どこも値段は
150ペソで、
が込みのジョイントチケットだ。
また空港外のトライシクル乗り場ではボラカイのホテルまでのジョイントチケットも売っている。
- 港までのトライシクル
- カティクラン→ボラカイのボート
- ボラカイの港→自分の泊まるホテル
までを全部込みで
450ペソである。
ジョイントチケットはいらない
しかし自分的には上記の2つのジョイントチケットは両方いらない。
まず港までは歩くのはキツいのでトライシクルが必要だが、ジョイントチケットを売っているのと同じトライシクル乗り場で
50ペソ(乗り合いの価格)で乗れる。
また流しのトライシクルもだいぶ走っているので、そっちならもっと安くできるかも?
そしてボート代は安いものなら
30ペソである。
それ以外に港の施設料や環境税で
175ペソかかるのだが、それを入れてもトライシクル、ボート、施設料・環境税の
全部あわせて255ペソだ。
もし空港内で売ってる150ペソのジョイントチケットが施設料・環境税を含んでるなら安いが、安すぎてちょっとそうは思えない。
まあ確認してみてもいいかもですね。
歩きで行くと大変
ちなみにわたくしは試しにと歩きで行ってみたのだが、
クソ暑い中40分くらい荷物抱えて歩くハメになるのでオススメしません。。
でも海や田舎道は楽しめるけどね!(チョー前向き)
なお後述するが、
帰りは港から空港の出発ロビーまで、まったく歩ける距離である。
港の周りは町になってるので、
お腹が空いてたらこの辺でご飯を食べてもいい。
■カティクラン港からボラカイ島へ
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カティクラン港まで行ければ次はボートに乗って
ボラカイのキャグバン港に渡ることになる。
その後はさらに島内のトライシクルでホテルまで移動する。
港では渡航にあたり「登録」が必要だったり、(自分には)不要に高いボートがあったりと注意点がある。
事前に宿泊予約が必須
まずボラカイ島への渡航には、事前に「登録」というのが必要となる。
まず警察?が港の前で書類を書かせている。
パスポート番号や氏名、滞在日数、
予約のあるホテルなどを書かされ、そのあと港の中のカウンターに書類を持っていき、チェックしてもらう。
特にホテル予約が重要で、カウンターで
ボラカイ内のホテル予約を見せないとボートに乗せてくれない。
自分はagodaの予約完了のメールを見せたらOKだった。
とにかく事前に必ず予約しておきましょう。
なおこのチェック、実際にはなんとなくすり抜けてしまうときもあるようだ(^_^;)
カティクラン→ボラカイ行き2種類のボート
カティクランとボラカイを行き来するボートには
- 30ペソの安いボート
- 100ペソの高い外国人向けボート
の2種類がある。
高いほうはクーラーが入っていたりと快適だが、乗船時間はほんの15分ほど。
正直
安いほうで全然問題ないと思う。
なお先にも書いたがボラカイ渡航には港の施設料や環境税で175ペソかかる。
なのでカティクラン港からボラカイに渡航するには
最安で205ペソがかかる。
また
ボートは24時間行き来しているので、遅い時間でも焦らなくて大丈夫みたい。
■ボラカイ港からホテルまで
ボラカイの港は
キャグバン港と呼ばれる。
港からは島内の主要な観光エリアにトライシクルでの移動が必要となる。
島内の観光エリア
3つある島内の観光エリアは
ステーションと呼ばれている。
ボラカイ島の南端のキャグバン港から近い順にステーション3→ステーション2→ステーション1があり、さらに北には
ディニウィッドビーチがある。
ディニウィッドビーチのあたりはまだ開発がされておらずかなりローカルな雰囲気。
逆に1番開けているのは
ステーション2で、
D'Mallというお店がたくさん集まるエリアがあり、ビーチも美しく大きい。
なので
普通はステーション2のどこかに泊まっときゃ良いと思う。
島内のトランスポートはトライシクル
島内のトランスポートはトライシクルだが、普通のトライシクルとともにこういう↓電動のものも走っている。
自分が乗ったときは
- 北のディニウィッドビーチまでで25ペソ
- 近くのエリアなら20ペソ
だった。
港からディニウィッドビーチは30分くらいかかるのでかなり安いと思う。
また普通のトライシクルだと
近くは10ペソ、少し離れるともっとかかるが値段はドライバーによる。
自分の経験では
だったのでご参考。
また上記はギュウギュウの乗り合い価格なので、チャーターすればもちろんもっとかかる。
■24時間ボートでボラカイからカティクランへ
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カティクラン空港から帰りのLCC便は早朝だった。
ボラカイ島から帰るとき、カティクラン朝8:25発のフライトには乗れるのか?
というのが不安だったが、先に書いた通りボートは24時間らしく、
早朝6時発のボートでカティクランに渡航できた。
カティクラン港に朝6時半到着
というわけで空港に朝7時到着を目指し、
6:30にカティクラン港に到着するべく宿を出るわたくし。
ディニウィッドビーチだったのでキャグバン港までは30分はかかる。
よって
- 5時起き
- 5時半までにトライシクルを見つけて乗る
- 港でチケットを買い6時にはボートに乗る
- 6時半までにカティクラン港に到着
- 7時くらいに空港に到着
という感じだった。
観光客が多いので、ボートはもちろん
朝の5時半でもちゃんとトライシクルは見つかった。
帰りのボートは環境税いらず
カティクランへの帰りのボートも来るときと同じで、安いのが30ペソ、高いのが100ペソ。
ボラカイに来るときには港の使用料と環境税で175ペソが必要だったが、帰りは環境税がいらないので
港の使用料100ペソだけだった。
もちろん安いほうのボートで、
トータル130ペソで帰りました。
ちなみにキャグバン港でもボート+空港までのジョイントチケットを薦められる。
が、高い上に
カティクラン港から空港の出発ロビーは徒歩圏なのでまったく必要ない。
カティクラン港から空港は徒歩圏
カティクランの港に着くと、空港行きのトライシクルなどが待ち構えている。
しかし来るときと違い、空港の出発ロビーには
港から歩きで全然行ける。
港から北上して最後右折すれば空港で、直線距離にして約500m、歩いて15分もかからないくらいじゃないだろうか。
なのでよほど急いでいなければトライシクルなどを利用する必要はない。
ちなみに出発ゲートには格安のコーヒー屋さんがある。
空港なのに50ペソでコーヒーが飲めるので利用しましょう(・∀・)
そんなわけでこれでカティクラン空港とボラカイ島の行き来は完璧!
無駄なコストをかけず楽園を楽しむのじゃ!(・∀・)
✓ボラカイ、港至近の超きれいな宿!
ボラカイには港のすぐ近くにShore Time Dormitelというホステルがあります。
港から5~600mくらいの距離で、できたばかりなのか中は本当にきれい。
予約サイトのagodaで発見したのですが、港に至近なのでLCCの早朝便に乗るときなどはとても便利だと思います。
やはり東南アジアでagodaは必須!
宿泊コストもぜんぜん違ってきますので、ゼヒ使ってみてね ;)
その他のボラカイ情報はこちら
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