東ヨーロッパにはたまたま安かったウクライナ便でキエフからINである。
使ったのはウクライナ国際航空。
略称UIA、他のキャリアに比べて安いような気がするがどうもLCCではないらしい。
予定がギリまで決まらず3日前に買ってバンコク-キエフ11時間直行便が5万円だった。
1ヶ月前くらいなら3万円台もあったし、もっと前ならUIAに限らず安い便はある。
やはり予定のあるライフスタイルはBimbo人向きではない( ̄∇ ̄
それはともかくこのUIA、チケットを買う段からハードルがあり、実際に乗るまでけっこう不安であった。
ちなみに
- フライト購入
- 予約確認
- 出国便の確認
- 荷物重量の確認
と搭乗前のほぼ全ポイントで不安があったが、結局すべて問題は無かった。
初めて乗る人は同じ不安に晒されると思うので、参考までにちょっとレポートしてみる。
■ウクライナ航空の微妙ポイント1:ネット対応が微妙
UIA利用にあたり最初につまづいたのがネットでのチケット購入だった。こういう基本的なところは間違いなくやっといてほしいものだが。。
公式サイトで安い便を発見!おーっと買えない!
というわけでUIAを使うにあたってまず最初のハードルは「買えない」という根本的なものである( ̄∇ ̄ときどきあるのだが、UIAも自分のクレジットカードがはじかれ決済できなかった。
10日前の深夜に奇跡的に2万8千円という激安便を見つけたのだが、決済まで行ってエラーになり、次の日に見たらなくなっていた(T▽T
これは自分のメインカードがブロックしてるのだと思うので、クレジットカード会社に連絡してブロックを外してもらえば買えたのかもしれない。
まあその前に無くなったけどな!
また、異様にその便だけ安かったので、ひょっとしたらUIAのほうで間違って出してしまって決済でエラーにしてガードしたのかもしれない、とちょっと思っている。
なぜならUIAの公式サイトは他にも微妙なことがあるからである( ̄∇ ̄
予約を確認できない
その微妙なこととは何かと言うと、予約しても公式サイトで確認できないのだ。またウェブチェックインの機能もあるのだが、そもそも予約が確認できないのでそれもムリであった。
ただこれはひょっとしたらサイト直で買わなかったからかもしれない。
上記の通り公式サイトで買えなかったのと、スカイスキャナーで出てきた代理店のほうが安かったのでそっちで買ったのである。
で、代理店から送られてきたE-Ticketに記載されていた予約番号を公式サイトで入れてみたが、そんな予約ありまへんで~~的なエラーになる。
直前で時間もなかっただけにこれは不安であったが、チェックインカウンターに行ったら普通にチェックインできました。
つーか代理店経由っつっても予約番号を発行してるんだから、ちゃんとそれで確認できるようにしてくれや。
そもそも公式サイトで買えないしよ( ̄∇ ̄
■ウクライナ航空の微妙ポイント2:チェックインで搭乗拒否?
ウクライナは入国のとき別に出国のチケットをチェックしたりしてないのだが、ウクライナ航空のほうがチェックしている。
しかし陸続きのヨーロッパはバスで陸路周遊する人も多いわけで、なんでそんなチェックするのか意味がわからない。
いろいろ聞かれるので、どう答えるか用意しておきましょう。
出国便が無いと乗せてくれない?
ネットのどこかでUIAは出国便が無いと乗せてくれないというのを見た。その人は確かUIAで日本からヨーロッパのどこかの国に行くのに、EU外に出るフライトを買ってないと乗せられないと言われたようだ。
しかしヨーロッパに行ったどの知り合いに聞いても、出国便が無いという理由で入国拒否された人はいない。
というかそんなチェックそもそもしていない。
自分がウクライナの入国審査を受けたときもそんなことは聞かれもしなかったが、なぜか国よりUIAのほうが厳しいのである。
ただ、どうも帰国までの資金を証明できれば乗せてくれるみたいなので、日本の通帳(たまたま持ってきてたのです)見せりゃいいのかもしれない。
どうしようか迷ったが結局出国便は買わずにチャレンジすることに。
最悪その場で買っても隣国あたりへのフライトなら数千円までで買える。
スワンナプームはちょっと緩かった
というわけでチェックインカウンターに行ってみると、やはり通常は出国便がいるとのことであった。買ってないと言うと、パスポートを持って上長に聞きに行くカウンターのおねいさん。
結局やはり旅するお金がちゃんとあるのを確認できればOKとのことで、お金やクレジットカードを見せ、旅程に関するいくつかの質問に答えてOKとなった。
ネットで見た、日本から乗った人のように特に揉めることもなかったので、やはり日本は厳しいと言うか無駄に真面目なんだと思う。
てゆーか事なかれを客に押し付けんのやめれ( ̄∇ ̄
聞かれた質問(英語)を参考までに書いておくと:
- キエフは初めて?→初めてっす
- お金は持ってる?→円とドルでこれくらい持ってます(円にしてトータル10万くらいだった)、あとクレジットカードもある
- ウクライナの後はどこいくの?→バスでルーマニアに出て、東ヨーロッパを周遊してドイツまで行きます
- ウクライナはどれくらい滞在?→2~3週間の予定
- ホテルは予約してる?→とりあえず最初の1日だけだけど
- 予約の確認書があったら見せて→Booking.comの予約確認メールを見せる
ってな感じです。
■ウクライナ航空の微妙ポイント3:持ち込み荷物はきっちり重さチェック
UIAの持ち込み荷物はLCC並みの7kgまで。そして東南アジア内を行き来するLCCではチェックしないことも多いが、UIAはチェックインカウンターで全員チェックしてる感じであった。
自分も持ち込み荷物を計るように言われなんとか7kgをクリア。
ただチェックはするもののゆるく、あからさまに超過してなければ適当に通してくれる感じもした。
ちなみにUIAは無料預け入れ荷物が1個付いていて、そっちは23kgまでOK。
別にいらないので預け入れしなかったが、自分的には十分以上の重量だ。
それだけ無料でついてるなら、預け入れない客の持ち込みがちょっと超過しても文句は言うまいとも思う。
しかし荷物が多くて重量超過の可能性がある人は、きっちりチェックしてるのでちゃんと条件通りの重量にしておくべきだと思う。
■ウクライナ航空に問題なく搭乗するために
そんなこんなを乗り越え、なんとか無事UIAに搭乗できた。
初めてのキャリアだったのでどうなるか分からず乗るまでけっこう不安だったが結局問題はなかった。
片道航空券の場合はいろいろ聞かれるのと、荷物チェックが厳しいので、
- あやしく感じられないよう旅程を受け答えする
- 帰国するお金がちゃんとあるのを見せるため、現金やクレジットカードを持っていく
- 荷物はきっちり条件通りにする
というのが注意点になるだろう。
この3点をきちんと対処しておけば片道航空券でも問題なく搭乗できると思うので、これから乗る人は参考になれば(・∀・)
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