2025年9月30日火曜日

ベトナム中部高原、マンデンの行き方とエリア別・安宿情報



2023年4月と2025年9月に行った、第2のダラットと呼ばれる高原マンデン(Măng Đen)。

コントゥム省コンプロン県(Kon Plông)で、中部高原の省都コントゥムと沿岸部クアンガイの間くらいにある。

コントゥム等より高地で涼しく、気候はまさにダラットを思わせる。

同時にダラットほど開発が進んでおらず、エリアによってはとても自然豊か。


今回はそんなマンデンの行き方や安宿につきまとめてみたい。

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■マンデンの行き方

これまでマンデンへは高原コントゥムと沿岸のクアンガイからバスで訪れた。

コントゥムから

2023年のマンデンはコントゥムから動いた。

コントゥムにあるマンデン行きバス発着場から公共バスが出ていて、


1時間半くらい、50kVND≒$1.9の移動だ。


マンデンに着くとこの緑の美しさが目に飛び込んでくる。
涼しさがまた気持ちよかったな~。


このときは知り合いと待ち合わせでこのへんで降りたかな確か。

クアンガイから

2年後の2023年、再訪したときは沿岸部クアンガイから動いた。

クアンガイ南のバススターミナル(Bến Xe Quảng Ngãi)からバスがコントゥムに出ていて、その途中で降りる感じ。


運賃は200kVND≒$7.6で3時間の移動。

予約していた宿近くの路上で降ろしてくれました。

■マンデン、3つのエリア

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なんとなくだがマンデンは町のエリア、郊外の森、そして山岳民族も住んでる山上のエリアに分かれると思う。

マンデンの町

マンデンの町はごく普通のベトナムの田舎町という感じだ。

ちなみに天気が悪いと風ビュンビュンで、冬はかなり寒いらしい。


でも晴れるとこの気持ちよさ❗️


一部リゾート感の開発がなされたエリアもある👆️

が、テナントはぜんっぜん入っていない😅

マンデン郊外の森

町全体が森に包まれてる感じのマンデンだが、東側のあるエリアは道が付けられ分け入っていける。


奥にキャンプ場などもあり、

また町なかすぐでも森が迫っていて、市場の西もこの風景。


むやみに伐採せず壊さず、これを活かした町にしてほしいと切に願う。

マンデンの山上と山岳民族

マンデンは西側はさらに山になっており、登っていくと切り開かれた山に農地や宿やカフェがつくられている。


さらに奥に行くと山岳民族が昔から住んでいるエリアがある。
入口にゲートがある。


その奥の農地は森が残され、昔ながらの自然と共生する世界がある。


これが本来のマンデンなんやろなあ。。

■マンデン、町なかのおすすめ宿

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マンデンには上記3つのエリアそれぞれに安宿がある。

町なかではドミトリー宿を2つ発見した。

町なかのドミトリー

クアンガイから来たときに最初に泊まったのがBig ManDenだ。


ドミトリーが150kVND≒$5.7。

スタッフ(息子さん)は英語も話せる。
ロッカーがあればな~、もっと長く居やすいんやけど。

でもベッドにカーテンもあるし、居心地のいい宿でした。

予約サイトにはない激安ローカル宿

予約サイトにはないBackpacker's Houseはさらに安いバックパッカー向けの宿だ。

ドミトリーが90kVND≒$3.4、そしてドミトリー部屋の奥にある個室が100kVND≒$3.8。


当時レートでほんの55円差で個室ならとこちらに泊まった。

簡素な部屋だが短期に泊まる分には問題ないと思う。

■森の中のドミトリー

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マンデン東部の森の中にもドミトリー宿がある。

バイク推奨の安宿

ここはCoi Nguonという宿で、ドミトリーが68kVND≒$2.6。
もちろん個室もある。


何人部屋だろう、普通にベッドが並んでいてロッカーはない

周辺はこんな感じでほぼ自然しかないので、バイクを借りて行くのがいいと思う。


自分は来るときたまたま行ったカフェで親切なひとが送ってくれてなんとタダ😳

ただ現地の移動が困ったね。

そして最後は宿スタッフに町の入口まで送ってもらって50kVND≒$1.9でした。

美しい敷地内

宿の敷地は美しく整備されていて、


果樹があったりと散策するだけで癒やされます🙂


池でSUPもできるみたい。


自分は使わなかったがキッチンも使えそうだった。

近隣には開店前❓️のカフェが1軒だけ、ご飯はスタッフに頼んで買ってきてもらいました。


コムタムが55kVND≒$2.1、たぶん5kがデリバリ代でないだろうか。

■山頂のオサレカフェ&ホステル

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山上の、開発されたエリアにもドミトリー宿がある。


自分が泊まったのはCafe 37HOというカフェ兼ゲストハウスだ。

オサレな安宿

ここはまだ新しく、設備もきれい。


屋根裏部屋がドミトリー部屋になっていて、150kVND≒$5.7だ。


そしてここはマンデンで泊まった他の宿と違いロッカーがあるのが(・∀・)イイ!!


ドミトリーといっても自分1人だけだったんでおトクやったな~。

景色が最高

そしてここは敷地から見渡す景色が最高。。❗️


そして庭も


内装も、


カフェスペースもよく整備されていて居心地がいい。


風が強い日はカフェの中から風景を愛でましょう。


マンデンの山上はさらに奥地の山岳民族エリアが圧倒的に美しいとも思うんだけど、宿がなさそうなのよな。

ムーカンチャイのように地元民の宿ができれば泊まってみたい、、
でも開発されるのもアレかな😅

そんなわけで涼しく風光明媚で、開発の及びきっていない美しさがあるマンデン、安宿も点在してるので中部に来たらゼヒ訪れてみてほしい🙂


その他のマンデン関連情報はこちら



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2025年9月26日金曜日

ベトナム中部、知られざるクアンガイの歩き方



ベトナムはダナンの南、クアンガイという町に行ってきた。

中部沿岸部の地方都市で、近郊に

  • ベトナム随一と思う美しい海のある離島
  • 有名なダナンのビーチにも負けない❓️ビーチ

があってけっこう楽しめた。

町自体は特に何も無いものの、ハイクオリティなコムタム屋さんや重要な近郊の史跡などもあるので、安宿やご飯等も含めまとめてみたい。

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■クアンガイの行き方

クアンガイへはベトナム中部の中心都市ダナンから鉄道で向かった。

これがクアンガイ駅



ダナン駅から8時発の便が107kVNDで出ていた。


だいたい3~4時間の距離で、バスだと倍はかかりそうなのでベトナムには珍しく鉄道のほうが安い。


なおネットで買えばクレジットカードも使えそうだ。

クアンガイ駅に着くとそれはもうバイタクやタクシーやらが待ち構えている。

が、クアンガイはGrabもあるし近郊の見どころにはローカルバスもあるので安く済ますならそっちのがいいかも。

また長距離バスは後で書く南のバスターミナルに発着している。

■クアンガイの安宿

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クアンガイの市街は少し内陸にあり、その少し外れたエリアに最安圏の宿がある。

クアンガイ、少しはずれの安宿

クアンガイの町から少し北に歩いたあたりに川が流れている。


その少し外れた界隈にThanh Maiという安宿がある。

自分が泊まったときは210kVND(≒$8)だった。

部屋は古いが個室でエアコンもあり、英語も通じないがおばちゃんはいいひとでしたよ。

クアンガイ唯一の?ドミトリー宿

もう1つ、自分は泊まらなかったがPUPON Homestayという安宿もある。

こちらも中心から少し外れた立地だが、たぶんクアンガイで唯一❓️のドミトリーがあり、値段は$5くらい。

個室でなくていいならここがいいかもですな。

■クアンガイ市街を歩く

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クアンガイの町はごく普通のベトナムの地方都市という感じ。

中心部は店も多いしショッピングモールもあったりする。

両替もそこそこ悪くないレートでできる。

クアンガイのランドマーク

これがクアンガイ中心の公園


ここを中心に適当に歩けばローカルなレストランやカフェは見つかる。

またショッピングモールのVincom Plazaもあり、


クアンガイではまあ上記2つを目印にあちこち歩いてみればいいと思う。

クアンガイの両替

ベトナムはだいたい宝石店がビミョーに集まる界隈があり、そういうところで凌駕すればいい。

のだが、クアンガイの宝石店は両替してるところが少ない印象。

いくつか周る中で唯一見つかったのがNINH THOという両替もしてくれる宝石店。


ズドーンと上まで看板があり、なんか立派な店舗ですね😳


レートは1万円が1,735kVND。

公式レートが1,765,716だったんで、手数料率としては約1.7%でまあ悪くないレートです。

たぶんだがUSDからならもっとレートはいいはず。

ハノイダナンから来るならそっちで換えとくほうがレートはいいです。

近郊のビーチや離島がオススメ

クアンガイには近郊にビーチや離島があり、市街よりそっちを訪れるのがオススメだ。

市街からバスで1時間くらいのミーケービーチは、白砂で広々としてオサレなカフェもありけっこういい感じ。

ビーチ近くには安宿もある。

>> クアンガイ近郊、白砂のミーケービーチへ行ってみよう

ダナンの有名ビーチと同名だが、こちらのビーチも負けていないと思う。

またやはり市街から1時間ちょいのサーキー港(Cảng Sa Kỳ)という港からリーソン島という離島へ出る船が出ている。


個人的にベトナムで1番美しい海だと思う。

クアンガイ市内から港へはバスが出ているので詳しくは👆️を読んでみよう🙂

またクアンガイ郊外にはソンミ村という、ベトナム戦争の重要な史跡もある。

アメリカの心理学で題材になるほどの虐殺事件があった場所の追悼施設。

自分は日程の都合上行けなかったが、これもバスで近くまで行けるので時間があれば訪れてみてもいいと思う。

■クアンガイのご飯

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クアンガイではコムタムとミークワンを食べたがどちらもおいしかった😋

そして日本ラーメンもあったりする。

ハイクオリティなコムタム!

クアンガイで何よりオススメなのがBAC SONというレストラン。


少し高めのローカルレストランで、👇️のコムタム(ぶっかけ飯)も50kVND≒$2弱。


コムタムは特に物価の安い中部だと25kVNDのものもあり実に倍額だ。

しかし食ってみるとわかるがこれがめっちゃハイクオリティでね。。❗️


特に卵の風味の豊かさといったら、これがベトナム卵焼きの本気なのですね😋

菜の花❓と豚炒めも油多すぎない完璧な仕上がり👍

ニョクマム🌶️がまたスッキリした味で初めての感じ😳

すべてがどう言えばいいのかわからないが質が高くからだに優しい感じがしたのよ。

この田舎なのにと言うとアレだが、おかみさんは英語も話せる👍️

お昼どきは満席の人気店です。

中部名物ミークワン

もう1つ、クアンガイではミークワンも食べた。

Thu Bupというマップで評価の高い店で、👇️で40kVND。


見ての通り具だくさん。


スープはクリアな感じで、暑い日にちょうどいい😋

またクアンガイには日本ラーメンもあった。

mi ramenという店で、自分は試せなかったがよかったらどんな感じか食ってレポートを😃


ただし支払いは現金だけ。

10数万ドンの値段だしクレジットカード使わせてほしいなあ。

■クアンガイのカフェ

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クアンガイにもエアコンの入るカフェがあり、PC作業のときなどに使った。

市街地のカフェ

市街地でエアコンの入るカフェを探していて見つかったのがNAMTO HOUSE Coffee


ソルトココナツラテ40kVNDがオススメというので飲んでみたがうまかったなーー☕


店内はこのオサレさ。


エアコンもきっちり入ってて、ノマドワークしたいときにはぴったり。

オープンエアのカフェが多いクアンガイではありがたい店です。


エアコンが寒ければ屋外席もあるよ🙂

モール近くのカフェ

ショッピングモールのVincom Plazaの近くにもエアコンの入るカフェがある。

それが👇️のSHUYIで、


なんとなく中華資本なのかな❓️という名前ですね。

店内は広々、電源がある席もアリ。


👇️のカプチーノで25kVND(≒$1)。


エアコン入るカフェでこの値段は相当安く、さすが物価の安い中部❗️って感じです😃

バスターミナル至近のカフェ

クアンガイから次の町に出るためバスターミナルを訪れた。

そのターミナル近辺にINCOMカフェというのがある。


新しく開発したらしきエリアにあるカフェで、


店内も広々。


ターミナル近辺は他に全然こういうカフェがないので助かりました。

出発まで時間潰しが必要なときに最適🙂

■バスターミナルから次の街へ

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クアンガイからは内陸の高原マンデンに抜けた。

クアンガイは南にバスターミナルが2つあり、その1つからマンデン行きバスが出ていた。

2つのバスターミナル

クアンガイに2つあるバスターミナル、その1つがChín Nghĩaターミナル。


ここからハノイなど主要都市に出るのはできるが、マンデンへのバスはなし。

マンデン行きは知る限り1つしかなく、👆️のターミナルからさらに500mくらい❓️南のクアンガイのメインバススターミナル(Bến Xe Quảng Ngãi)から出ていた。


こちらのターミナルも、ダナンやハノイなど主要都市行きがあると思う。

マンデン経由コントゥム行きバス

そんなわけでマンデンに行くバス会社がこちらXUAN MAI。


クアンガイのターミナルビルは空っぽのブースが並ぶゴーストタウン😅で、外にバス会社が並んでる、その中の1つ。

マンデンはコントゥム行きに乗って途中で降ろしてもらう。

運賃は200kVNDで時刻表は👇️の通り。


マンデンまでだいたい3時間くらいだったと思う。

ちなみにこのターミナルは空港行きバスもあるみたいなので空路で動く人は使うといいかもしれない。

そんなわけでクアンガイ、普通の地方都市のようで最高のコムタムがあり、近郊に美しいビーチや離島もある、意外に見どころのある町だった。

中部の中心都市ダナンからもすぐ来れるので、ついでに足を伸ばしてビーチでのんびりするのもいいと思う😃

✓ベトナムの意外な穴場、クアンガイ情報まとめ

2025年、初めて訪れたクアンガイで発見した、ビーチにカフェに安宿においしい現地ご飯。
ここからクアンガイのすべてがわかる❗️
>> ベトナム中部クアンガイ、リーソン島・ミーケービーチ・市内の歩き方まとめ
特にリーソン島の美しい海が最高なので、ゼヒ👆️を読んで行ってみてね😃

その他のベトナム中部情報はこちら



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