2017年5月22日月曜日

セレブ都市メルボルンに食材付き1泊1200円の激安ホステルを発見~Agodaアプリ限定価格の衝撃~



前回、シャトルバスを使わずローカル交通のみでメルボルン空港⇔市内の移動方法を紹介したのだが、そのルートで動くときにチョーおすすめの安いホステルがある。


そのルート上では恐らく最短で行ける市内の宿で、しかも値段は1泊1,200円ちょっとという、オーストラリアでは考えられない価格!!

たぶんシーズンオフの限定価格ではあるのだが、ホステルとしては普通のクオリティでボロい感じもないのに、

  • コーヒー・紅茶が無料
  • 米・パスタも無料!
  • 朝食付き!!

という素晴らしいホステルなのであった。


■メルボルンで東南アジア並みの安宿

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前回紹介した最安の空港→市内移動方法で使う電車は、市内に着くとフラッグスタッフ駅から市内を周回するCity Loopに入る。

市内はほぼ地下鉄なのでメトロと呼ばれてるようだ。

>> 高いSkybusに乗らなくても大丈夫!メルボルンで激安$5.5で行ける空港-シティ移動ルートを開発したぞ

で、市内を時計回りにぐるっと周って、終着はたぶんサザンクロス駅だと思われる。

よって市内で最初に着くのがフラッグスタッフ駅なのだが、実はこの駅近くに、オーストラリアでも最安と思われる価格のホステルがあるのだ。

激安宿Nomads

それがここ

ノマッズ メルボルン バックパッカーズ (Nomads Melbourne Backpackers)

である!

冒頭にも書いたがなんと今回、1泊1,200円ちょっとで泊まれてしまった!!のだ!

1,200円は豪ドルにして$15。

これはシンガポールで下から2番目くらいの価格帯のホステルと同じくらいの値段で、高額大国・オーストラリアでは考えられない激安価格なのだ。

これもどこも高いな~どうしよかな~とグズグズしてたら、

3日前:1,800円
2日前:1,400円
前日:1,200円

とどんどん下がっていき、この安さは早く予約しないと取られる!!とここに決めたのであった。

電車で市内最初に着くフラッグスタッフ駅近くというのも便利だし、この空港→シティ移動&ホステルはぜひ試さねばならないコースであると言えるだろう^^

agodaのアプリ限定価格を見逃すな!

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これは冒頭書いた通り、たぶん通常ではなくローシーズン価格である。
自分は予約サイトのagodaで発見した。

agodaはウェブサイトでもスマホアプリでも予約できるのだが、なぜか同じ宿でもアプリのほうが安いことが多い。

そしてアプリにはアプリ限定価格という、さらに群を抜いて安い価格がオファーされていることがあるのだ。今回もまさにそれだったのだが、


それにしてもこの安さはちょっと目を疑うレベルで、見つけられたのは本当にラッキーであった。
その上行ってみたらその部屋がフルで、10人部屋に無料アップグレードのおまけつき♪

■安くて充実の宿

ノマッズはただ安くて交通の便がいいだけではない。

なんと無料の朝食が付いており、キッチンにはフリーの飲み物や食料まで置いてあるのだ!

その上、周辺は公園やモールや市場など、憩うにも買い物にも何の不便もないのであった。

無料の朝食・飲み物・ご飯

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そんなわけで、ここはこんな値段なのにパンケーキの朝食が付いている。
しかもおかわり可。
曜日によりパンも出るときがある。


さらにコーヒー・お茶はもちろん、米やパスタまで無料!!であるので、


ちょっとおかずを買ってくれば食費もほぼかからないという素晴らしいホステルなのであった。
というわけで安売りウィンナーと米だけのシンプルBimboランチ( ̄▽ ̄


炊きたてご飯がうめえ~~幸せってこういうことだな。
しかも1食$1もかかっていない。

ちなみにパスタソースなんかは大瓶で$2からあるので、そっちを買ってきてひたすらパスタ食ってるなら1食20円くらいでイケると思う。

誰かがFETTA&OLIVEというディップをパスタに和えていたのがウマそうだったので、次があったらそれを試したい^^

ホステル周囲は超便利!

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この宿は立地もかなりすばらしく、近くにはMelborne Central駅まわりのモールがあり、ショッピングにも困らない。まあ高いから俺は見るだけだがな( ̄▽ ̄

またCOLES様も徒歩圏であるので、ホステルで知り合いなど作れば、シェアしてもっとうまい飯を激安で食えることと思う。


さらにさらに素晴らしいことに、Victoria Marketも徒歩圏!!


見ているだけでも楽しいが、ここはスーパーよりも格安で食材が手に入る、自分的に天国でもある!

↑のミンチとか激安で、ここ以外でCOLESより安いの見たことないぜ(^o^

マーケットの周囲では路上アーティストがあちこちでライブしてて、子どもたちがノリノリで踊っている^^


お金なんて使わなくても、十分に楽しいのだ^^

■agodaとNomadsをチェックせよ

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そんなわけで5月末のメルボルンは冬が始まっているのか、パーカーしか無い東南アジアびとのわたくしには寒かったのだが、Nomads様のおかげで心とお腹はあったかであった。

ずっとこの値段ならな~~メルボルンにも住めるんやけど(笑)

というわけでとりあえずメルボルンに来るわたくしの眷属・Bimboびとは、

  • agodaのキャンペーン・メールに目を光らせ
  • Webではなくアプリで予約を試み
  • そしてこのNomadsをチェックする

のはもはや必須であろーと言えるのだ!(・∀・)


その他のメルボルン激安情報はこちら

高いSkybusに乗らなくても大丈夫!メルボルンで激安$5.5で行ける空港-シティ移動ルートを開発したぞ
メルボルンのおすすめホステル3選&1,000円の宿を紹介!(・∀・)
バリで7ヶ月半、無料で宿泊?!東南アジア安宿予約の基本、agodaを徹底的にオトクに使いこなす(・∀・)



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☆★☆★ お・し・ら・せ(・∀・) ☆★☆★

記事中で紹介した宿は予約サイト・agodaから予約すると、上に書いたような格安で泊まることができます。

さらにagodaはポイントサイトと連携もしていて、↓のハピタスからホテル予約すると、3%(ときどき4.7%)のポイントを付けることができます。


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宿泊費は毎日毎日、かなりの額がかかるもの。
それにポイントを付け続けると、いつの間にかけっこうな金額になっていて助かります。

ぜひこの機会にハピタスに登録して、最強におトクな旅を実現してください(・∀・)


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2017年5月21日日曜日

スカイバスはいらない!メルボルン、空港-市内は$5.5で動けるよ



高額大国・オーストラリアの大都市メルボルン。
大都市だけあってLCCもたくさん就航しており、安い便が日常的に見つかる。

しかし問題は空港アクセス。ネットで検索すると最安の移動がSkybusというシャトルバスで、


  • 片道$19
  • 往復にして$38


かかるという情報がたくさんひっかかる。

ところが行ってみるとこのSkybusが最安というのは実は間違いで、本当は市バスと電車を乗り継ぐとそれよりはるかに安く空港に行き来できる。


今回自分が見つけたルートでは往復$11、片道ほんの$5.5で済んだ。
MykiというSUICAみたいなカードが必要だが、自分は前回来たときたまたま買っていた。


ひょっとしたら地球の○き方などには載ってるのかもしれないが、ネットで見つけられなかったのでここにまとめておく。

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■メルボルン空港から、バス&鉄道で市内へ

この市バス&電車のルートは、メルボルンに着くまで知らなかった。

しかし偶然現地で市バスの表示を見つけ、探してみたらシャトルバスなど使わなくても、公共交通機関で市内まで出られるのであった。

メルボルン空港で市バスの表示を発見!

そんなわけでメルボルン空港に着き、

「ああシャトルバスか~市内まで数十分乗るだけでさんじゅうはちどる。。」

とげんなりしつつSkybusの乗り場を目指しトボトボ歩くわたくし。


しかし赤いSkybusがあるところに着いてみると案内板が。
そしてよく見ると下の方にBusesの表示。


んっ??これは普通の市バスがあるってこと??

どうせ暇だし、とりあえず行ってみるか、、と途中途中にある表示を頼りに歩いて行くと、なんかバス乗り場がアルーーー!!


そしてそこの案内板にははっきりと、「Public Transport Buses」の表示が!!
これ絶対市バスやん!


15番プラットフォームがそれらしいので行ってみると、こういう表示のバスが止まっていた。


901番、Frankston駅行き。これは市内のどこかの駅なのか??

このバスはメルボルンのどこへ行くのか?

ドライバーが休んでいたので、これでシティ行ける?!と聞いたみたところ「いや行かんよ。これは駅に行くんだ」。

うんっ?てことはこれは全然違う方向の郊外の駅に着くってことなのか。
するとやはりシャトルバス以外では市内には行けないのか。

あきらめきれず

「シティに行くバスってない?」

と食い下がる僕様。すると、

「バスはないよ電車乗り換えないと」

「へっっ?じゃ途中で電車に乗り換えたらシティ行けんの?!いくらになんの?」

「しらんけど数ドルちゃうかなあ。。Mykiは持ってる?」

「持ってる!!」

市内にローカル公共交通機関だけで行くルートに出会えた瞬間であった。

ちなみに乗り換える駅名はブロードミドウズ(Broadmeadows)で、オーストラリアびとの発音はどう聞いてもブードメドゥズである。

またFrankstonはメルボルンの南の郊外で、終点まで行くとシティからはるか遠くに行ってしまうので注意(^_^;)

Mykiに残高がなくてもバスに乗れるのか?

しかしどうもMykiが無いとメルボルンの公共交通機関は使えない感じ。
前回作っといてよかった。。ひょっとしたら空港のどこかで作れるかもしれないが。

しかし問題はMykiはあっても中にお金が入っていない。
前回もうメルボルンに来るのもしばらくないだろうと使いきっていたのだ。

MykiはSUICAみたいに乗り降りでタッチするのだが、それをやらなければ無賃乗車になる。
たまにチェックの係員がいて、それに見っかると莫大な罰金を払わされるのだ!

これは困ったと思いきやちょうどそこにチェックの係員が。
これは怒られる前に事情を話して対処方法を聞かねばならない。

聞くととても親切に教えてくれて、お金が入っていなくても


  • とりあえずタッチしておき
  • その後で駅でチャージすればいい
  • どれくらい使うのか係に伝えれば、必要な分をチャージしてくれる


とのこと!後払いもできるとはなんて便利なんだMykiシステム!!
やっぱオーストラリアすごいなー。

■メルボルン空港-シティ最安コースの値段と時間

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日本だったら


”お金入ってない?そりゃチャージしてこなきゃムリだろうよ。。何言ってんだこいつ


みたいな面倒顔に晒されること間違いなしなこのケース、オーストラリアではシステム自体が使う人のことをものすごくよく考えて作られているのであった。

ではバスと鉄道乗り継ぎのこのコースは一体いくら、そしてどれくらいの時間がかかるのだろうか?

とりあえず空のMykiで駅まで乗った僕様、駅の窓口で必要分をチャージし、その安さに驚くのであった。

メルボルン空港から市内までのバス&鉄道料金

というわけで窓口にておねいさんにMykiのチャージをお願いする。

「片道?また戻ってくる?」

「2日後にまた戻るよ」

「じゃ$11ね」。

$11?!や、安ぅ~~~~!!!

どういう計算か分からないが、片道平均で$5.5という安さ!
これがスカイバスなら$38なのである!!

ちなみにどこで降りるか分からんのでブロードミドウズに着いたら教えてくれ、とドライバーに言っておいたが忘れておいででした( ̄▽ ̄


まあギリ思い出してくれて降ろしてくれたので無問題。

バス、鉄道乗り継ぎで1時間半

この乗り継ぎコース、時間的にはバス20分、電車ともに30分くらいで、接続がうまくいけば計1時間くらい。

ただ乗り継ぎで間が空いたり、急行か普通かとかによって時間は変わるので、1時間半は見といたほうがいいと思う。

そんなわけでこの方法、そりゃ乗り継ぎは面倒なのだが$38と比べたら1/3以下っすよ先輩!!

Bimboの民には考えるまでもなく一択なのである。

駅で乗り過ごすのさえ気をつければ特に難しくもないので、旅慣れた人にはぜひ試してほしい^^


その他のメルボルン激安情報はこちら

セレブ都市メルボルンに1泊1,200円の激安ホステルを発見した~Agodaアプリ限定価格の衝撃~



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2017年5月19日金曜日

ひとの町・ポートリンカーンでボランティア先を探してみよう~地元に溶け込むために~



ポートリンカーンという町は、オーストラリアらしい海岸の公園などが美しいが、何か取り立てて観光資源があるわけではない。


とは言え町には劇場や映画館、大きなグラウンドもあり文化的には一通り揃っている。

コフィンベイのほうまで車を走らせると、牡蠣のおいしい店もある。
たぶんここ


牡蠣も美味いがここで食ったパスタは生涯で一番美味かった。
クリームソースに濃厚なコクがあり、何が入っているか聞いときゃよかったな。

とまあそれなりに観光めいた楽しみもあるのだが、こういうのはずっとは続かない。
しかしこの町の魅力はおそらくそういうところではない。

この町の本当の魅力、それは穏やかで優しいにあるのだ。

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■控えめで優しいポートリンカーン

オーストラリアの人は明るくフレンドリー、というのがイメージだと思う。

ポートリンカーンでも人はフレンドリーだ。
しかしその質は都市部とだいぶ違うと自分は感じた。

そしてその感じがとてもすきだった。

ポートリンカーンでディナーに誘われた!

ポートリンカーンは海の町であるので釣りがさかんで、桟橋や岸辺にはいつも釣り人が集っている。

お世話になった農園主さんもボートを持っており、ときどき釣りに誘ってくれた。


残念ながら予定が合わず行けなかったのだが、よく釣れた週末などは食事に誘ってくれた。

ご馳走になったのは農園主さんとこで採れたオリーブのオリーブオイルと、パセリとニンニクをふんだんに使った魚のグリル!
まじで最高であった^^


ところでわたくしは純日本人であるので、ガイジンさんのパーリーピーポー♪な感じは実は苦手である。
まさに稲中の井沢状態である( ̄▽ ̄

「井沢、ホームパーティーてお前外人クラスじゃねーーか!?そんな事できんのか!? 」「見ず知らずの家族と楽しくメシを食うなんて……考えただけで恐ろしい……」

そんなわけで、旅先で泊まるのが多いホステルなどでは白いワカモノが毎夜パーリナイな感じなのだが、おっさんは夜眠いこともあり全く溶け込むことなくすぐ寝るw

しかし農園主さんとこのディナーはそんな感じではなかった。
フレンドリーさの質が違うというか。。

無理に盛り上げるでもなく、おいしい魚とワインを飲みながら、その日あったことを訥々とお互いに話す感じ。

英語が苦手なのでそんなに会話が続くわけでもないのに、なんかしゃべらんと。。というプレッシャーも全然感じることがなかった。

ポートリンカーンびとの人となり

別にぽんぽん会話が弾まんでも気にしない、隠然とした、ヘンにポジティブなコードがない感じ。

それはポートリンカーンの町中のお店やカフェで店員さんと話したりしたときにも感じるものでもあった。


もちろんシドニーやメルボルンのような大都市でもオーストラリアびとはみんなフレンドリーだ。
しかしやはり忙しいのか用件を対応したらハイ次の人!という感じをいつも受ける。

またガイジンらしいというか豪人らしいというか、ウェーイ♪みたいな感じのフレンドリーさも井沢のごとく”考えただけで恐ろしい”(笑)

そこいくとポートリンカーンは都会のスピードとは違い、ゆっくりと人を受け止めてくれる感じがする。

グイグイ来るのではなく、黙って見守ってくれている感じ。
それがとても心地いい。

■ポートリンカーンでボランティアに行ってみよう

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そんなわけでここが気に入った人のために、地元に溶け込み知り合いをつくる方法を紹介したい。

それはつまりいわゆるひとつの、ボランティアである。

オーストラリアのコミュニティ文化

オーストラリアは西洋文化なのでコミュニティというものを大事にする。

ポートリンカーンのような田舎町ではますますそうなのか、町にはたくさんのボランティア機会が埋まっている。

ディナーに誘ってくれた農園主さんもボランティアで畑を手伝っていた縁だ。
またそこに来るお客さんとも交流があった。

そうやって入り込むと町でお客さんをやってるのとは違い、ジモティの皆さんとぐっと距離が縮まる。

移住など長くいるつもりなら地元に溶け込む上で本当にいいと思う。

リサイクルショップでボランティア

ボランティアを見つける一つのパターンはリサイクルショップ

ポートリンカーンにはコミュニティのため、超安く売っている店があり、コストを抑えるため店員はボランティアがやってることが多い。

例えばこのOne Heart Bargain Centerは、どうもキリスト教系の団体がやってるらしいのだが、


なんとオーストラリアなのに、靴が$1.5!!!とあり得ない価格で売っている。


ここは服も$2だったり、他にもあらゆるリサイクルの生活雑貨が超格安で売っている。

どう考えてもボランティアで回さないとオーストラリアでこんな値段は不可能なので、おそらく申し出ればやらせてもらえるはずだ。

この店はちょっと外れたところだが、中心部にもリサイクル・ショップはあって、


THE SALVAGE ARMYという店でもボランティア募集の貼り紙があった。
こっちのほうが場所的には行きやすいかもしれない。

図書館のコミュニティ情報

小さな町、ポートリンカーンにも図書館がある。
自分は使わなかったが受付で申し込めばWiFiも使えるらしい。


名前はそのまんまでPort Lincoln Libraryなのだが、ここにはコミュニティの掲示板があり、ボランティア募集がいくつもあったりする。

例えばこれは高齢の方にPCを教えるボランティア。


英語の練習にもとてもよさそうだよね。

観光案内所でボランティア情報ゲット

同じようなコミュニティ情報は観光案内所にもあり、


自分が行ったときはコミュニティ・マーケットのお知らせがあった。

そういうところで野菜など売ってる人に話しかければ、農園ボランティアもできるかもしれない。
またスタッフもとても親切なので、話している内に仲良くなれると思う。

このようにポートリンカーンは行政施設がいろいろとボランティアを後押ししている。
HPにも情報があり、

>> City of Port Lincoln - Volunteering

ここで調べて連絡してみるのもいいだろう。

■バッパーもあるぞ

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あまりガイドブックにも載ってなさそうなポートリンカーンだが、バックパッカー宿も少しだがある。

その一つがここ。

Adventure Backpackers Port Lincoln

行ったときは誰もいない感じだったが。。(^_^;)

他にはYHAもある。こういう宿にはたいてい掲示板があり、そこでもボランティア情報は見つけられると思う。
またCouchSurfingで知り合いを作るというのもいいだろう。

■ひとの町・ポートリンカーン

そんなわけでポートリンカーンは外国にいるはずなのに日本人でも違和感なく溶け込める、そういう文化を持っている穏やかな町だ。

異文化であるからこそ、そろそろと近づいていけること、それはとても大事なことだ。

この町の雰囲気のほとんどは町並みというより人が作っているように思う。

そしてボランティアは利害を超えて人と深い部分で繋がれる、そして旅行ビザでも問題なくやれる、とても良い選択肢である。

この町が気に入ったら、ゼヒ機会を見て参加してみると良いと思うのである\(^o^)/

その他のポートリンカーン情報はこちら

南オーストラリアの港町、ポートリンカーンでWiFiを探し彷徨う
最安のスマホ用mini USBを探してポートリンカーンを彷徨う~ポートリンカーン・デジタルグッズ事情~


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2017年5月18日木曜日

南オーストラリア自然農畑インフラ編~地代と水回りを見積もってみる~



オーストラリアのコミュニティで自然農実践畑を作れるかも、ということでいろいろ構想(妄想)していたのだが、前にも書いた通り水についてちょっと迷っている。


コミュニティの食料を自給する圃場を作るとのことなので、自分の実践学習用の畑の水はそちらと共用もできるのだが、やはり自分たちでコントロールできる系統があるといろいろ便利だろうと思う。



また土地は提供してもらえるかもしれないのだが、事業の継続性などを考えると分譲してもらうほうがいいかもしれない。営農で食ってくわけではないので、土地は最初は2畝(200平米)で考えていて、将来を見越しても1反もあれば十分である。

そこで土地を分譲してもらい、水回りを自分で敷設したらどうなるか見積もってみると、だいたいで

  • 土地(1反):20万円
  • 井戸掘り:$1,500≒13万円
  • 井戸ポンプ:20万円
  • 雨水タンク:50万円

となり、トータルで100万円ちょっととなる。なおポンプとタンクはオーストラリアの値段が分からないので日本の価格で代用した。

ただモノ以外にも色んな経費がかかるので、実際にはもっとかかるだろう。そんなこんなをいろいろ考えたので以下に詳細を残しておく :)

■ポートリンカーンの土地の相場
地元不動産屋さんに行ったところ、土地を提供してもらえるかもしれないコミュニティの予定地近辺は、1km四方で相場的に80万豪ドル超、約7千万円となる。



そういうと高そうに思えるが、1km四方は100万平米なのであって、1反≒1,000平米に換算するとその千分の1、つまり反あたり7万円という激安価格なのである。

昔買わない?と打診された奈良某所の田んぼは100万円/反で、田んぼとして整備はされているとはいえポートリンカーンよりずっと高い!


■オーストラリアの土地を使う現実策
ただ外国人の場合、オーストラリアの土地は家付きでないと買えないようで、

外国人のオーストラリア不動産の購入 | ワールド・サバイバーズ・クラブ

更地の土地を買ったら1年以内に家の建築を着工しなければならない。

これはなかなかのハードルなので、土地は永住権を持ってる人の名義で買い、一部を長期レンタルで貸してもらうような契約にするとかでクリアできんかな?と考えている。

ちなみにバリで外人が土地を押さえる場合は、そういう方式でやることが多い。レンタル権の売買も可能で、土地を直接売り買いするのでなく、25年レンタル契約の10年残ってる土地がいくらで、といった感じで権利が売り買いされている。

この方式だと不動産取得や固定資産税的なものも省けるのではないかとも思う。その分、当然価格は元値の7万円より高くなるので、20万円としてみた。これで25年レンタルとかだと現実的ではないだろうか?甘いかな?

■水回りは必要か?
バリでやってたときは圃場に井戸が一つで、畑と田んぼと、さらに母屋も共用していて使い分けがけっこう面倒だった。オーストラリアは水不足の国なので、独立して水回りを持ってないと関係者の都合が噛み合わないことも起こるかもしれない。

予定地↓を見る限り問題そうなのは木を伐採しまくっていて、保水力が減ってそうなのと、小川の類をほとんど見かけないことだ。


ちょっとしたクリークでもあれば、傾斜地だしそこから引けそうなのだが。。ついでに小水力発電もできるのにね。

また自然農という性格を考えると、本来は水やりするのではなく天水で育つものを見極めたいところ。雨の少ない時期はそれに適った作物を作って食べればいい、というのが本来の考え方だ。

しかし地元農家さんに聞いたところ、雨の少ない時期はとことん水が足りなくなるのでとても不可能、ということであった。実際、この農家さんでも仕方なしに水道水を使っていて、かなりの負担になっているとのことだった。

ただ、試そうと思っている農法の一つ、たんじゅん農法ではバリの乾季でも水やりなしにやれているという。

たんじゅん農法とは何か、知ってる限りでまとめてみる~理論編~

簡単に言えば、土中の微生物が活性化すると空気を土に吸い込み、その空気に水が含まれてるので、作物が育つ上で十分な水分は乾季でも土中にある状態になる、ということだ。

アラスカでも試行しているというし、やっぱり地球上のどこでも普遍的にやれるのはたんじゅん農法なのかもなあ、と思ったりする。

■水回りに必要なもの
まあでも純自然農な畑とパーマカルチャーも試そうと思っており、

南オーストラリアで自然農実践畑を構想してみる

そっちでは雨の無い時期、やはり水やりは必要そうだ。コスト的にも自然農の理念的にも水道は使いたくないので、地下水や雨水を使いたい。

よって井戸を掘るのか雨水タンク(オーストラリアは巨大なのがある)を設置するのか、そういう投資も必要となってくる。

井戸はバリなら20万円くらいで25mくらいのを1本掘れるのだが、地元農家さんに聞いたところ、オーストラリアでは1mあたり$1,000くらいであるという。その農家さんでは15mくらいだったらしいので、$1,500



それ以外にポンプも必要で、ピンきりだが日本では深井戸タイプで10~30万円のようだ。中間くらいのモデルで、こんなん↓がある。


雨水タンクも併用するとして、5,000Lで50万円くらいという値段。


いやしかし楽天市場、なんでもあるね(笑)

水やりだけでなく用具や手足を洗うのに、こういうのあると便利に思う。5,000Lがどの程度使えるものなのか分からないのだが。。

ただ、これに関してはもっと大きなものをコミュニティで用意して共用するほうが現実的かなとも思う。

しかし初期投資を見積もっていて、土地と水がある前提だと13万円程度とそんなにかからないのだが、自前でインフラを持つといきなり額が跳ね上がる/(^o^)\

自然農実践畑in南オーストラリアを見積もってみる

水さえ来てればなー。クワ一本で棚田作れる技術をわたくし持っておるのですが(・∀・)

棚田を作ろう! in バリ


■その他の費用
モノ以外にかかるお金として、運搬や設置費用もかかるかもしれない。様々な法的手続きやらで費用もかかるだろう。また井戸から圃場にパイプを巡らせるならそれも必要。

パイプはともかく、オーストラリアで人を使うといったいいくらかかるかと考えるとくらくらしてくるが、目をつむってコミコミ倍額と考えても200万円。雨水タンクをコミュニティと共用なら150万になる。

前回見積もった圃場のセットアップ費用13万円はもちろん込みなので、インフラをある程度自前で確保するとしてもかなり現実的な額であることが分かる。

高額大国・オーストラリアでもこれくらいなので、たぶん地球上のどこでも土地を貸してくれるなど現地の協力者がいれば、自然農実践畑は実現できそうに思う!\(^o^)/





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2017年5月17日水曜日

自然農実践畑in南オーストラリアを見積もってみる



とりあえず前回↓自然農を学ぶ畑in南オーストラリアの構想を考えたので、

>> 南オーストラリアで自然農実践畑を構想してみる

今回はそれに沿って必要な資材や費用がどんなものか具体的に考えてみる。

実践学習の畑に必要なものとは?

このブログを昔から読んでくれてる人は、あれ?田んぼやんねいの?と思うかもしれないが、南オーストラリアは水が足りないので田んぼはとてもやれない。

オーストラリア全般に水不足は大きな問題なので、地元農家さんに聞いても東海岸のNSWのほうならできるかもしれないけど。。ということであった。

そんなわけで前回構想した畑を、以下を前提に見積もる。


  • 土地・納屋・電気・水は既にある
  • 2畝200平米くらいの小さな圃場
  • 自然農系x2、パーマカルチャ・ーガーデンx1を作る
  • 専有する道具だけ見積もる


■概算見積もり

上記前提の専有する道具だけ、というのはここ以外にコミュニティの圃場があるはずなので、納屋とか電気工具など共用できそうなものはそっちにある想定。

また前回構想したときは自分でやってみたい人に貸出す用にあと400平米と思っていたが、最初からはいらないのでまず200平米で考えている。

といった感じでとりあえず見積もってみると、前回考えた自然農とパーマカルチャー・ガーデンにはざっとこれくらいかかる計算だ。


  • 基本用具:$565.5
  • 自然農圃場:$100
  • パーマカルチャーガーデン:$400


でもたぶん想定漏れはいっぱいあると思うので、これは最低限であって実際はもっとかかると思う(^_^;)

なのでそういう漏れも計算に入れて、上記に加え


  • 予備費を$500


を積んでトータル$1565.5、日本円にしてざっと13万円と見積もった。ちなみに$といっても豪ドルなので、今のレートで$1=84円くらい。

どんなものを想定したのか、詳細を以下に示す。

■基本用具

そんなわけで足を運んだホームセンター。


この高額大国・オーストラリアでガーデンなんて作ったら、いったいいくらかかるのであろーか?!ビビりながら見て回る僕様。

まず農作業に使うツールが必要だ。身につけるものとして軍手や長靴。


軍手が1つ約$4、長靴が$22.5でけっこうする。

さらにクワやショベルもいるだろう。


これもけっこう高く、クワが約$66もする!ショベルのほうはピンきりで、$15~40と幅があるのでだいたい$20で考えておく。

その他、バケツや猫車。


それぞれ$13と$119。ちなみに猫車で検索したら「猫とドライブ♪」みたいなページが出てウケた(笑)あとは鎌かなー。見つからなかったがたぶんある。とりあえず$10で想定。

また道具は学習用のものであるので、人数分必要。広さ的に受け入れ可能と思われるのは5名くらい?なのでそれくらいの人数で共用する想定で見とけばいいんでないかと思う。

すると基本用具で:

ITEM 単価 金額
軍手 $4.00 10 $40.00
長靴 $22.50 5 $112.50
クワ $66.00 3 $198.00
$10.00 3 $30.00
ショベル $20.00 2 $40.00
バケツ $13.00 2 $26.00
猫車 $119.00 1 $119.00
総計

$565.50

とりあえずそんな感じ?やはり日本のホームセンターに比して、総じて高い印象だ。

■自然農ガーデンを作る

前回考えたのは自然農、陽熱たんじゅん農法、パーマカルチャー・ガーデン。この3つのうち、まず自然農系、最初の2つを考えてみる。

まず自然農ガーデンだが、これは基本用具以外、必要なものが思いつかない。

特に0.5畝みたいな実践学習用の小さな畑では資材がそんないらん気がする。畝すら作らないなら、もうとりあえず播け!って感じ?(笑)

ちなみにバリでやってたときも基本的に原チャリとクワだけだった(笑)

てなわけで次はビニールシートで陽熱処理する想定のたんじゅん畑。もちろん必要なものはビニールシート。



ブルーシートが7.2x9.0mで$98のものがある。完全な透明シートは見つからなかったが、メッシュの透明シートが3x4mで約$31。

バリのたんじゅん畑は1畝が8x1.2mだったので、それを前提で考えてみる。ちょうど合うシートがあるかは分からないが、単純に面積換算でブルーシートは

(8x1.2)÷(7.2x9.0)x$98≒$15

透明シートは

(8x1.2)÷(3x4)x$31≒$25

やけに単価が違うが、透明のって高いのね。余裕を見て$20、$30で考えておくことにする。予備も入れて2つずつでいいだろうか。

あとは微生物の培養に海塩とかも必要そうだが、ポートリンカーンは港町なので無料調達可能だ。というか井戸を掘ったらSaltyらしいのでナチュラルにそれ使えるかも(^_^;)


単価 金額
ブルーシート $20.00 2 $40.00
透明シート $30.00 2 $60.00
総計

$100.00

■パーマカルチャー・ガーデン

ほんでもって最後、パーマカルチャー・ガーデン。パーマカルチャーと言えばレイズドベッドですね。レイズドベッドってなんじゃらほい?という人は↓とか見てみてください。

>> 【簡単DIY】レイズドベッドで家庭菜園に挑戦!

こんな↓イメージで考えている。ちなみに写真は東ティモールのパーマカルチャー・ガーデン。


この写真でもそうだが、よくあるのは木の枠で四角く囲って土を入れるやり方で、板を買ってきてDIYでもいいのだが、こういうフェンスとか立てるのが簡単でいいかもしれない。


通常レイズドベッドは上の写真のようにもっと低いのだが、以前パーマカルチャー講習でやったときは膝より高いくらいだったので、それならこういう資材が使えると思う。

↑の木製フェンスは1つ約$37で、そこまで高い感じはしないが1つの囲いで4ついるので1ベッドあたり$148ということになる。

パーマカルチャー・デザインの講習に行ったエコビレッジ・サイハテで使っていたのは、こういう↓メッシュのフェンスを使う方法。本来はネズミや蛇よけであるらしい。


曲げられるので花びらのような造形もできて、エコビレッジっぽいガーデンを作りやすい。

これ↑は高さ90cmのが30M?で$205。ただ90cmは高すぎるので、サイハテで見たような半分くらいの高さのものがあるとして、単純計算で約$100/30Mと想定する。

とりあえず円型のベッドで考えると、0.5畝は5x10mとして、直径1mの円が16個くらい入る。が、そんなギチギチにするわけがないので10個としよう。

直径1mの円周は3.14mであるので、30Mのメッシュ・フェンスがあればだいたい事足りることになる。すると木のフェンスよりこっちのがずいぶん安い。

しかし小学生ぶりやな円周率の知識使うの。。

またもっと簡便にはこういう大きなプランターを買ってくるとよろしい。


この大きさ1個で約$60となる。数個置いて個別の実験をしてみてもよいだろう。ワークショップなどにも使えそう。


単価 金額
メッシュ・フェンス30M $100.00 1 $100.00
木製プランター $60.00 5 $300.00
総計

$400.00

■その他いろいろ

その他、ガーデン共通の資材として支柱などいるが、$5/本くらいだったかな?(うろ覚え)。20本くらい買うとして$100。

他にもホームセンターにはコンポストやマルチ用のバークや土なんかもある。


ただ自然農であるので、この辺はたぶん使わない。

釘やら蝶番も。


板とかもありますで。


だからレイズドベッドや棚やら、いろいろ必要に応じてDIYも可能。

あと見逃したが遮光カバーとかもいるかも。ただ地元の農場では使っているのを見かけなかった。

バリとかでは太陽光がチョー強いので必須なんだけどね。種なんかも地元農家さんに分けてもらえるかもしれないが、もちろん買うことも必要。

この辺は分からないので予備費で$500ほど見積もっておく。すると結局、

  • 基本用具:$565.5
  • 自然農系ガーデン:$100
  • パーマカルチャー:$400
  • 予備費:$500

となるので、土地や納屋、電気工具などが別で既にあるのを前提とすると、$1,565.5の初期投資が必要であることが分かる。豪ドルなので、冒頭書いた通り日本円にして13万円くらい。

たぶん日本で調達するよりも高いのだが、けっこう現実的な額で2畝200平米というこぢんまりとした実践畑を始められることが分かる。


■水をどうするか?

ちょっと気になっているのは水で、作物に水をやるのはもちろん用具や手足を洗い流したりというのを、独立した系統でやれるといろいろ便利ではある。

バリでやってた圃場は井戸が1系統しかなくて、しかも母屋と共用していて制御がかなり面倒だった。

別で見積もってみたが、井戸や雨水タンクはそこそこお金がかかる。

ざっと調べたところ井戸の場合は井戸掘りとポンプで$3,500、雨水タンクは$6,000くらいかかる。

両方揃えるとするとプラス$9,500、総額$11,065.5で約92万円といきなり跳ね上がる(^_^;)

また土地は思ったよりも安く、1km四方で7千万円くらいの相場らしく、単純計算で1反(約1,000平米)は7万円の激安。200平米ならさらにその1/5、1万4千円となる。分譲してもらうかな(笑)

ただ、そういう水インフラや土地を計算に入れても100万円程度の投資なわけで、これはかなり現実的ではないかと思うのである!\(^o^)/


関連リンク:
南オーストラリアで自然農実践畑を構想してみる


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