ヘルシンキのバンター空港からバンコクに舞い戻るため、タリンからフェリーで海を渡った。
タリンとヘルシンキを結ぶフェリーは、なぜか日本人にはタリンクシリヤラインがポピュラーらしい。
しかし調べてみたところ、どうも最安はECKERO LINEというフェリーのようで、値段は15ユーロ。
その代わり朝6時出発で、その30分前に乗船というLCC感あふるるスケジュールであった。
しかし他社はもちろんエケロラインでも他の時間帯の便は20ユーロ超えで、Bimboの民としてはもちろん早起きを選択せざるを得ない( ̄∇ ̄
フェリーはそれ以外にも
といったあたりが気になるところであるので、実際のところをレポートしてみる。
■朝4時起きでフェリー乗り場へ
というわけで5時半の乗船に向け、宿を早朝に出る必要がある。泊まっていたOld Town Alur Hostelはフロントが24時間オープンしているのでチェックアウトは問題なく、デポジットの10ユーロもちゃんと回収できた。
旧市街の中でも港に少し近い場所でもあり、フェリーに乗る前日に泊まるにはいいと思いますよ。
>> エストニア タリンの安宿、11ユーロなのに最高のホステルはここだ
というわけで朝もやに浮かぶタリン旧市街に別れを告げる僕様。
スマホでマップを見ながらてくてく歩き15分ほどでフェリー乗り場に着きました。
このAターミナルがエケロラインが発着する乗り場になる。
旧市街からは15分だが、初めてで迷ったりするかもしれないので、やはり宿は早めに出たい。
自分は朝4時起きで、4時半には宿をチェックアウトしました。
■フェリーのチケットは印刷する必要があるのか?
このフェリーのチケットは、エケロラインの公式HPで購入できる。港でも窓口があるのでたぶん買えるが、ネットで買えるならそのほうが便利だろう。
クレジットカードで決済すると、メールでQRコードの入ったチケットが送られてくる。
問題はこのチケットを印刷して持っていかないといけないのか、それともスマホで見せるだけでいいのか?ということだが、正解は「スマホでOK」である。
で、乗り場で実際にどうするかというと、こういうゲートがあるので、
ここでスマホにチケットのQRコードを表示させ、機械にかざすと認識してくれるのだ。
まったく紙いらず、さすがIT立国エストニアの首都でんな~。
ちなみに港にはこういう発券マシンもあって、チケットに書いてある番号を入れると紙のチケットも発行してくれる。
その場合もやることは一緒で、チケットにあるQRコードをゲートでかざすことになる。
せっかくなので記念に発行してもらってもいいかも。
■いざタリン港から、フェリーでGO!
ゲートの中はこんな感じの待合室になっている。WiFiもあるんだぜ。さすがはIT立国の(以下略
時間が来るとアナウンスが流れ、いよいよ乗船。
あまりにもでかいのでまったく揺れを感じなかった。
というか動き出したのもしばらくわからんかった(笑)
ただ外国のフェリーは日本と違って雑魚寝スペースがない。
これは地味にイヤというか、休むのも椅子に座るくらいしかできない。
朝早かっただけに寝たかったのだが。。
■フィンランドにフェリー到着
で、2時間半ほど乗っただろうか?ついに見えてきましたフィンランド!ヘルシンキの港に着き、エケロラインに別れを告げる僕様。
港の設備と比較してもエケロラインの船体は本当にでかい。
そして港前に出ていた屋台のビールが8ユーロと出ていて飲んでもないのに吐きそうになる。
これが噂の北欧の物価か。。!と実感するBimbo人(^_^;)
■フィンランド港からトラムで市内へ
港にはトラムも来ているので、市内に出るのもこれですぐ。
トラム乗り場にはチケットの自販機があり、ここで使い放題パスも買える。
自分は2日パス13.5ユーロを購入。もちろんクレジットカードで買えます。
パスを買うと緑のカードが出てくるので、乗車したら忘れず機械にカードをかざしてValidateしてください。
やらないと無賃乗車扱いになって、最悪数十ユーロの罰金ですぜ Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
ちなみにパスには世界遺産のスオメンリンナ島へのフェリーも含まれるので便利です。
というわけで初めてのタリン→ヘルシンキ渡航であったが、
- 印刷のいらないEチケット
- 港に飛んでるWiFi
- フェリー乗り場すぐのトラム
と、いろんなものが非常に合理的かつ便利にできており、何の問題もなく動けた。
唯一なんとかしてほしいのは雑魚寝スペースかな。。あとヘルシンキの物価かな(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿