2018年7月29日日曜日

フィンランド ヘルシンキ、安宿は17ユーロが最安!郊外なので空港へも30分 :)



ヘルシンキは重税と高福祉で有名な北欧であるので、あらゆるものがものすごく高い。

福祉にあずかる国民はいいのだろうが、旅行者にはほぼなんのメリットもないわけで非常に迷惑である(笑)

市内のホステルは軒並みドミトリーで3,000円以上かかり、港に着いて初めて目にした屋台のビールは8ユーロであった(^_^;)

ただ郊外に出るとマイルドな価格の宿も見つかる。
また最安の宿は北の外れにあるので、空港が近いというメリットもある。

今回はそんな郊外ホステルについていろいろレポートしてみたい。


■ヘルシンキで断トツの安宿

ヘルシンキで週末でも10ユーロ台のホステルはここくらいじゃないだろうか。

それでいて設備はきれいで、セキュリティもしっかり。
朝食まで付いている。

立地が郊外であることと、徹底した効率化でその価格を実現しているようだ。

スケールメリットを活かした巨大ホステル

このホステルだが、CheapSleep Hostelというそのまんまな名前である。


平日で1泊17ユーロ、週末で19ユーロと、ヘルシンキの他のホステルが20ユーロ台後半はいくのに対し非常に安い。しかも食べ放題の朝食付きである。

数フロアに分かれた大きなホステルで、スケールメリットを最大限活かして安くしているのだと思う。
自分のいたドミトリーも10数人の部屋であった。

ただ居室はベッド間に仕切りがあるのと、できるだけ対面にベッドがない配置のおかげでギュウギュウ感は特になかった。

奥まったベッドだとかなりプライベート感があり、シーツで目隠しすればほぼ個室である。

効率管理で安宿を実現

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システマチックに管理されているのもこのホステルの特徴だ。

ビル、フロア、居室それぞれにロックがかかっており、カードキーで出入りできる。
またロッカーもちゃんとあり、それもカードキーで開け閉め。


スタッフはカードを渡して何回の何番の部屋のこのベッド行ってね、ロッカーもベッドと同じアルファベットのやつね、と伝えれば後は客が自分で全部やれる。

何もかもが効率よく管理されたホステルなのであった。

安宿とは思えない広くきれいな共用スペース

CheapSleep Hostelはヘルシンキいちの安宿でありながら、設備は近代的できれいだ。
キッチン兼共用スペースも広々。


なにしろ人間が大量にいるので置いていったフリー食材が豊富で、油はもちろんオリーブオイルもあったし、パスタも大量にあった。

しかしこういうホステルでいかにもありそうな無料のコーヒーやティーは無い。
経費節減ですね(^_^;)

そして共用スペースにはなぜかゲーセンコーナーがあり、なんとバーチャファイター2がある(笑)


客層も悪くない感じで、居心地は悪くなかったっすよ。

■ヘルシンキのスーパー、S-MARKETも徒歩圏

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周辺にあまり店などはないのだが、歩ける距離にスーパーマーケットがある。
S-MARKETというやつで、自炊の食材がほしければ行けばいい。


またリサイクルコーナーもあるので、デポジットをここで回収できる。


そしてスーパーにはフィンランドとは思えない安いビールなどもある。
最安のものだけ買うならタリンとそう変わらないものも。


このビールも1ユーロを切る値段。
ただタリンで売ってるのと同じものを買うと3ユーロとか倍くらいする(^_^;)

フィンランドでは何もかも高そうなのでタリンでいろいろ買ってきており、あまり買い物はしなかった。
タリンに行ってビールを大量に買って帰る現地びともおるそうな。

■ヘルシンキ市内へのアクセスは良好

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CheapSleep Hostelは郊外の立地ではあるが、すぐ近くまでトラムが来ている。

そのトラム路線は港にも市内の主要観光ポイントにも1本で繋がる便利な線である。

また空港へはトラム乗り場近くのバス停から空港バスが出ている。
郊外であるので空港とも近く、市内より短時間で着けるのも便利だ。

ヘルシンキ市内とはトラムで1本

タリンからのフェリーが着く港からは7番トラム1本で近くのトラム駅まで来れる。

ヘルシンキ南端の港から北の外れなので20~30分かかった気がするが、バス停からは交差点を渡ってすぐだ。


また7番は市内の主要ポイントをだいたい周るのでとても便利だ。

交通費はかかるが、ヘルシンキではどうせ公共交通機関の使い放題パスを買うと思うので同じことである。

ヘルシンキ空港も近い

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また郊外の隠れたメリットとして空港の近さがある。
市内からヘルシンキのバンター空港はバスで45分くらいはかかるのだが、この宿からは30分で着く。

トラム駅と同じあたりのバス停から空港バスの615番が30分毎くらいで出ており、これまたとても便利だ。


バス停にあと何分かの表示があるのもとてもいいっすね。


これが空港バスの615番だ。
空港までの運賃は5.5ユーロで、範囲の広い(その分高い)パスを持っていれば無料で乗れる。


空港バスは空港ビルの真ん前に乗り付けるのでとても楽。
ターミナルは1と2があり、最後まで乗ると2のほうである。


そんなわけでヘルシンキ最安宿は平日でも2,200円、週末で2,500円くらいと安くはないが、この高額都市では他より1,000円は安いありがたい宿である。

公共交通機関のパスさえ買えば不便さは全く無いので、自分的にはかなりオススメっすよ。

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エストニア・タリンからヘルシンキへのフェリー情報はこちら

タリン-ヘルシンキの最安フェリーはエケロラインの15ユーロ早朝便だ


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