2018年7月3日火曜日

ドイツのPfandに気をつけろ!カン・ビン・ペットボトルはリサイクルだ!



国にもよるのだが、ヨーロッパでドリンクを買うと、正味の値段以外に少し乗せられている分がある。酒に限らずコーラや水でも同じである。


これまでで気付いたのはポーランド、チェコ、リトアニア、エストニア、あとはドイツだ。他でも気付いてないだけで取られてるのかもしれない。

ポーランドでは確かドリンク1本あたり0.3ズウォティ(約9円)、エストニアは10セント(約13円)、チェコとリトアニアは忘れたがドイツでは店により8セント(約10円)だったり25セント(約33円)だったり。

特にドイツが高額で、気をつけないといつのまにかけっこうな額になっている。

で、これは何かと言うと、ドリンクの缶や瓶をリサイクルさせるためのデポジットである。買うときにいくらか取られ、飲んだ後の缶や瓶を店に返すと還ってくる。

ドイツではpfandと呼ばれ、スーパーだと25セント、小さな商店などだと8セント取られる。大手スーパーは特に回収責任を課されているのか、こういう専用の回収マシンがあったりする。


これに空瓶などを入れると、自動的に識別して奥に回収されていく。パネルに入れた分に応じた返還額が表示され、最後にボタンを押すとレシートが出てくる。

で、そのレシートをレジに持っていくとデポジットが返金される。買い物と一緒にやるのも可能で、その場合はこんな感じ↓で会計から返金額が減額される。


毎日ビールを飲む身としては、これは着実に返しておかないと積もり積もってそれなりの額になる。その1本が、東南アジアに帰ったときの1食に化けるのである。

またホームレスぽい人がえらい集めて持ってきてることもあり、インセンティブを付けることで自動的に町がきれいになる。頭いいなあって感じである。

ところで瓶やペットボトルといったものは、ホステルというところにいると捨てられているものがいくらでもある。旅行してる人はいちいち返しになど行ってられないのだ。

しかしこれは持っていくとお金になるのでは。。?と思って試しに持っていったら、当たり前だが普通に返金!

特に巨大ホステルは宝の山である。気合い入れてやったら毎日数ユーロくらいいくんとちゃうか。


てゆーかそれ以来しばらく、なんか瓶とか道で落ちてるのが無いか気になってうつむいて歩くようになってしまった( ̄∇ ̄

そんなわけで、いつかヨーロッパでホームレスになったときの準備は万全な僕様である( ̄∇ ̄

でもなんというか、慣れると持っていって回収してもらうのが気持ちよく感じるよ。


関連リンク:
エストニア タリンの缶・ビン・ペットボトルのリサイクルはここでできるよ


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