アリとの戦いに続き、去年やったお米作りのきろく。
去年はアリにも悩まされましたが(というかほぼ完敗しましたが)、バリの土にも苦労しました。
バリの土はなんというか、超のつく粘土質なのです!
おかげでいろんなことが重労働。
教えてもらったバリ式では、まず周囲に溝を掘る溝切りをやります。これは日本と同じ。
で、掘った土はというと畦の上にどんと乗っけてならす。畦の補修を兼ねてるのですな。
溝切りと畦塗り |
鍬で掘ると土が剥がれない!どん、と勢い良く畦に置いても落ちてくれない!
下手くそだからもあるんですが、何度手で剥がして畦に置き直したことか。。
さらに日本だと水が漏れないよう、畦塗りってのをします。でもバリの手順だとそんなのないの。
バリは水が貴重な土地です。乾季はともすると水不足になるので、それに対応して毛細血管のように全島に張り巡らされた用水路とそれを管理する水利組合が、スバックです。
だから日本の畦塗りってひょっとしたらバリで普及したらけっこう意味があるかも?と思って頑張ってやってみました。
すると終わった直後はちょっとしたチョコレートケーキみたいできれいにできるんです。
完全にチョコケーキ。田んぼのパティシエと呼んでくれ( ̄▽ ̄ |
なんか水が止まってる感がないんですよね。
水を湛えた田んぼ。でも常に入れていないとすぐ抜ける。 |
こっちで畦塗りやらないのは、塗っても意味がないからなのかもしれません。
なので水はスバックによる管理で常に対処し続ける、そういう前提なのかなと。
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