2015年10月16日金曜日

初上陸!インドネシア・スラウェシ島はこんなとこよ



バリに戻る前にはいつもインドネシアの行ったことないところを経由して行っています。

今回は赤道直下に限りなく近い島・スラウェシに行ってきました。
インドネシアの東の端くらいにあるK字型の島ね。

スラウェシ名物・船型の伝統家屋

インドネシアは多民族国家なので、場所が違うと文化も全然違います。
スラウェシの中でさえ山の方と街では部族が違うらしい。

今回はそんなスラウェシの

  • 玄関口・マカッサル
  • ハイライト・タナトラジャ

を中心に、この島の多様性あふるる魅力をレポートしてみます。

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■スラウェシの気候と物価

スラウェシは赤道に近いだけあって日差しが本当に強い!です。

高原地帯でも日なたにいるととても暑い。日陰だと涼しいんだけど。
あっという間に日焼けして、現地の人に現地の人みたいとか言われてた(笑)

またスラウェシは他の島に比べて、微妙にローカル物価が高い印象です。
わたくしの愛してやまない10,000ルピアチャンプルーも全然見つかりません。

チャンプルーに限らず大抵のメニューが15,000~25,000くらいの値付け。
タナ・トラジャのパサールにあったギリギリな感じの屋台のミー(麺)が唯一10,000で食べられました。

あと豚を食べる文化なのかBAKSO BABIがとても多い。

スラウェシの主食?BAKSO BABI。たいてい15,000ルピア

宿も100,000ルピア切るところはあまりなく。
最安でその値段で、そういうところだとWiFi無かったり朝食付いてなかったりします。

なので朝食いらんから安くして攻撃もしづらい(笑)

■スラウェシの見どころ

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スラウェシのハイライトは独特の土着文化が息づく高原地帯タナトラジャ。

州都マカッサルからバスで9時間くらい、のんびり揺られて行きましょう。

スラウェシの玄関口・マカッサル

スラウェシの玄関口は空港のあるマカッサルです。

マカッサルの町はまあ、よくあるインドネシアの都市部です。
ジャカルタやパダンに比べるとちょっときれいかな?


安宿はJl. Jampeaにいくつか。その辺はどうもチャイナ・タウンらしい。

オススメ宿は120,000/泊のWisma Jampea。通りに入ってすぐで、

  • WiFi
  • 朝食
  • エアコン

が付いています。そして朝食いらんから安くしてと言ったら即座に力強くノーーー!と言われます(笑)

Jl. Jampea入り口。CHINA TOWNと書いてある

大きなビルやショッピングセンターがあったりしますが、特に見るものはないかな(^_^;)

ここから島のあちこちに出かける拠点という感じです。

なお都市部であるマカッサルでは泥棒やひったくりもいまだ多いらしいので夜歩く時は気をつけましょう。

携帯手に持って路肩を歩くとか、原チャに乗った泥棒にひったくってくれーと言ってるようなものです(^_^;)

スラウェシのハイライト・タナトラジャ

マカッサルから9時間のタナ・トラジャは町から外れたエリアに素朴な里山があったり、山中の村や棚田がとても美しい高原地帯です。


タナ・トラジャの圧倒的な棚田と美しい山村

できたらオジェッで通りすぎるのではなくトレッキングしてみるといいと思う。
冒頭載せた船型の家、岩窟墓、生け贄の習俗など文化的にも面白いです。


岩窟墓には死者人形・タウタウ

ちなみにこういう観光ポイントは本当にどこもチェックポイントが設けてあって、入場料を取られます。

現地人が普通に行き来してるのにちょっと悔しい(^_^;)

また公共交通機関が発達していないので、オジェッ(バイタク)などを帰りまでチャーターしておかないと、帰りの足がなくなったりしてかなり困ります。

トラジャには温泉もあるのですが、ガイドブックではペテペテ(ミニバス)が行ってるとのことだったのに、夕方には無くなっていて往生しました(^_^;)

■人が本当に優しい

そんな個性的なスラウェシですが、何よりも魅力は人です。
人がとても優しい!んです。

オジェッ(バイクタクシー)を頼んでも、本人が行く方向だったらとても安くしてくれます。
山を延々と登ってだいぶ乗ったのに20,000とか。

それどころか、道を聞いただけなのに遠いから送ってやるよ!とか行ってタダで乗せてくれることまであります。

先に書いたトラジャで温泉行った帰りなど、たまたま帰りが一緒だった人が

「もうベモないぞ、俺はWisma Maria(自分が泊まってた宿)の近くに住んでるから一緒に車乗れ」

向こうからヒッチさせてくれたこともありました。

店の人に道を聞いて、その後またその人に町で会ったのでちょっと話したら「ウチ泊まってけよ」と誘ってくれたり。。

本当に暖かい気持ちになるんだよなあ。自分も日本でアジアの人に会ったら優しくしよう。
日本でも原チャ2ケツできればいいのにね。

■その他のスラウェシの魅力

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他にもスラウェシと言えばダイビングで有名なマナドがありますが、今回は時間の関係で行けませんでした。

またあまりガイドブックには乗ってないですが、マカッサルから東に2時間行ったところにマリノ(Malino)という避暑地もあります。


本数の超少ないペテペテ(ベモ)でしか行けないところなんですが、かなり綺麗なところでした。

知り合いのJICAコンサルさんに聞いたんですが、やっぱ知ってる人に聞かんとあかんねえ。

マリノの美しい森林

トラジャもよかったけど、今回はマリノが一番気に入ったなあ。
町も人も自然もとてもよかった。

次行くときはもっと人と知り合いたいすね。
環境系のNPOとかないかなあ。


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