同じ1晩の距離が3,000円以上するのだから(^_^;)
しかしルーマニアの鉄道は種類により値段が違い、遅い列車はとても安い。
長距離でなければそれほど時間も変わらず、これは活用したいところである。
ブカレストからブラショフに関しては、RとIRという2種類の便が運行している(知らんだけで他にもあるかも)。
- R:Regional
- IR:InterRegional
の略だと思われ、Rのほうはおそらく鈍行である。
IRのほうは地域をまたぐ列車で、途中駅を飛ばす分早くなるのだが高い。
ブカレスト→ブラショフだとRの倍額で、その代り1時間早く着く。
ブカレスト-ブラショフ間は170km程度であり、鉄道で半日くらいの距離。
なので鈍行でも大して時間は変わらず、3時間が4時間になるのが気にならなければ半額で動けるのだ。
■ルーマニア鉄道、ブカレストはNord駅が玄関口
ブラショフ行きの列車はブカレストの市内北方にあるGara de Nordから出ている。Garaは駅、Nordは北という意味で、北の駅というそのまんまのシンプルなネーミングだ。
Nord駅までは地下鉄が出ており、アクセスは特に難しくない。
Nord駅には地下鉄ですぐ
Nord駅は多くの長距離便が出発する。ブルガリアやオーストリア(!)まで行く国際列車もここからだそうな。
自分の泊まったアンティーク・ホステルからだと最寄りのPiaţa Unirii駅からM1線で一本、30分もかからなかったと思う。
注意点はこの駅からはM1とM3が途中まで路線を共有してるので、間違ってM3に乗るとNord駅に着けない。
DRISTOR 2行きのほうがM1なのでちゃんと表示を確認しましょう。
M1とM3はエロイラー駅で枝分かれするので、M3に間違って乗ったらここで乗り換え。
同じホームからM1も出ているので、DRISTOR 2行きを待ちましょう。
昼間は特に危険を感じない
またNord駅周辺はブカレストで1番治安が悪く、置き引き・スリに注意との情報を見て警戒していた。しかし昼間の駅はごく普通に旅客が行き来し、危険な感じはまったくなかった。
街歩きするわけでもなく、地下鉄から直結の鉄道駅に出るだけならそこまで気にしなくてもいいのかもしれない。
でもまあ油断せずにね。
■ブカレストNord駅で半額の鉄道チケットを買う
Nord駅で聞いてみたところ、やはり情報通り、RはIRの半額というか半額以下の値段であった。
売り場はでは英語も通じるので、Rの安いチケットある?と聞けばよろしい。
チケット売り場はこんな感じ
ネットではRとIRでチケット売り場が違うという情報もあったのだが、実際には同じところでどっちも買えた。ネットで書いてたRのチケット売り場はもう使ってない感じだったので、何かシステムが変わったのかもしれない。
売り場↑はみんな並んでるのですぐわかります。
Rは半額以下、24レイ
窓口で聞いてみるとやはり列車によって額が全然違うのは本当で、- IR:49レイ
- R:24レイ
とRは思いっきり半額以下。
なんとなくRは本数も少ない感じ?だけどそんなもん絶対そっちでいいっすよ。。
売り場では英語も通じ、簡単にゲットできたこれがチケット。
この便は終点がブラショフなので乗り過ごさないのが地味に良いと思う。
■初のルーマニア鉄道でブラショフへ移動
というわけで首尾よく半額チケットもゲットし、あとは乗るだけ。
ルーマニアの鉄道はこれが初めてで、ブカレストからブラショフへ4時間の旅は実はかなり暑かった(^_^;)
同時に電源があるなどけっこう便利でしたよ。
鈍行列車Rの所要時間
自分が乗ったのは14:20-18:10だから4時間弱、列車は2階建てだった。ちなみに鈍行なので掘っ立て小屋みたいな駅も含め全部停まる感じです。
便利なルーマニア鉄道
そしてこの列車、なんと全コンパートメントに電源が付いていて、充電できるのがチョー便利。また駅はたまにフリーのWifiが飛んでるところもあり、長く停まるときには繋いで使っていた。
日陰側の席を確保せよ!
で、初めて乗ったルーマニアの鉄道だが、夏の昼間は太陽が差し込む側の席が暑い!!クーラーは入っているのだが、窓にシェードが無いので焼け石に水。
ブカレストを出るときには満席に近く、涼しい日陰側の席から埋まる。
夏は早めに行ってそっちを確保するのがオススメだ。
日向の席はみんな逃げて誰もいなくなる |
ちなみにクーラーは座席のトレイと席の下から出ています。
途中通り過ぎるルーマニアの郊外は美しく緑が溢れ、涼しい側に座って景色を眺めていれば4時間とかすぐっすよ~~^^
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