中欧とは何かと言うと、東欧より物価の激高いところだ。
というわけでその首都ウィーンは東欧圏から入るとほんまに地続きかと思うほどの値段落差にショックを受けることになる( ̄∇ ̄
なのでBimboの民としては少しでも安い宿に泊まらねばならないが、そういう宿はまた少し中心からは離れたところにあったりする。
しかしウィーンには公共交通機関乗り放題の割引パスがあるので、外れたエリアの安宿でも問題ないのだ。
というわけでここではウィーンの
- 少し外れたエリアの安宿
- 安宿エリアの治安・利便性
- トランスポート乗り放題パスとその注意点
について紹介してみたい。
■安宿はウィーン西駅(ウェストバーンホフ)に
ウィーンにはホステルもいっぱいあるが、ルーマニアのように1,000円を切るようなものはない。2,000円以上が平均値だろうか。
そんな中、中心から少し西にずれたウェストバーンホフ(ウィーン西駅)近くには安い宿が点在している。
ウェストバーンホフのおすすめ安宿
ウェストバーンホフ近辺にある安ホステルの1つがDo Step Innで、ドミトリーなら1泊14~15ユーロくらいとウィーンとしては最安値圏である。
なおドミトリーは隔離された場所にあるので、ホテルから外にいったん出ないと行けない。
同じ通り沿いの黄色いドア↓が目印。
この隔離感と、狭い部屋に2段ベッドが詰め込まれた見事な部室感で、なにやら格差的なものを味わえること請け合いでもある( ̄∇ ̄
近所のスーパーで食材を買って自炊♪
最安とはいえキッチンも備品がちゃんと揃っていて自炊には事欠かない。近くにスーパーもあるし、やはり外食は高いので大勢の宿泊客が毎日自炊している。
ちなみにウィーンの水道はアルプスの雪解け水らしく、実際とてもおいしいと思う。
ウィーン自炊の隠れた魅力ですな。
■便利なウィーン西駅エリア、治安も問題なし
ウィーン西駅は、実はオーストリアで一番美しい駅と言われている。
隣にトラムも来てるし、駅ビルや周辺にお店もいろいろある。
ちょっと外れのエリアではあるが、特に治安も問題ないと思う。
便利なウェストバーンホフ
駅ビル内はオサレな店やスーパーが入っており、とても便利。また駅周辺にもぽつぽつレストランやスーパーがある。
なので外食する人もホステルで自炊する人も問題なし。
またウェストバーンホフの駅ビルにはウィーンで唯一の(?)1ユーロで買えるコーヒーもある。
ウィーンの観光エリアはStephansPlatz周辺に集中しているが、ウェストバーンホフからそこまでは地下鉄1本、ほんの数駅、7分程度だ。
クリムトで有名なベルヴェデーレ宮殿に行けるトラムも来ている。
とまあウェストバーンホフ周辺は本当に何にも事欠かないので、以下に書く乗り放題パスがあれば中心地の高い宿に泊まる必要はまったくない。
治安は特に問題なし
また駅ビルにはたくさんの店が入っていていつも人で賑わっている。周辺も中心部の賑やかさは望めないがレストランやホテルもぽつぽつある。
夜もちょっと寂しいものの、歩いていて危険を感じることはなかった。
先に書いたホステルも女性もたくさん泊まっており、治安は特に問題ないんじゃないかと思う。
■ウィーンの乗り放題パスを使いこなせ!
ウィーンでは地下鉄の片道チケットが2ユーロ以上する。よって中心地から外れたエリアで少しくらい安いところに泊まっても、どこかに往復しただけで差額が吹っ飛んでしまう。
そこで活用したい公共交通機関乗り放題の割引パスだ。
クレジットカードで購入可能
自分は割引パスを駅の自動販売機で買ったが、クレジットカードも使えるのがとても便利だ。もちろんこれは公共交通機関だから、おそらく海外旅行保険の裏技にも使えるはず。
旅人に使えそうな使い放題パスとしては、
- 1日券
- 2日券
- 3日券
- 1週間券
があり、3日券と1週間券は同じ17.1ユーロである。
3日券なら1日あたり3回以上乗るならモトが取れることになる。
使い放題パスは本当に必要なのか?
先に書いたウェストバーンホフは観光エリアからは外れているので、必ず地下鉄などに乗る必要が出てくる。またウィーンは見どころが本当にたくさんあり、中心に泊まってもどうせ何かの公共交通機関は使いたくなる。
いちいちチケットを買ったり、いくらかかるかとか考えなくて済むのも旅行者には大きなメリットだ。
ここは四の五の言わずやはり乗り放題券を買っておくべきであろう。
1週間券の開始日に注意
自分的にはウィーン観光には最低でも3日以上がオススメなのだが、そうすると3日券買うくらいなら同じ額の1週間券でええやん、と思うかもしれない。しかし1週間券とは買ったその日から1週間ではなく、その週の月曜から日曜までというものなのであった。
自分は水曜から3泊4日だったので1週間券を買い少しだけオトクになったが、土曜とかに買うと2日しか使えないのに3日券と同じ額を取られることになるので注意が必要だ。
■西駅の安宿と公共交通機関パスでウィーンに格安滞在
というわけで何かと高くつくウィーンだが、
- ウェストバーンホフ周辺に泊まり
- 乗り放題パスを駆使すれば
この高額セレブ都市を極力安く、そして快適に滞在できる。
特に月曜にウィーン入りすると乗り放題パスの1週間券を使えるので、長めに滞在する人はとてもおトクになる。
日程をうまく合わせるとよいかもしれませんね(・∀・)
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