2018年6月4日月曜日

ヨーロッパで必須のアプリ、Whatsappで新規に番号を追加する~さよならシュナイダー~



キエフで詐欺ポン引きにwhatsappの番号を教えられた。
whatsappはこういう↓アイコンの、ネット通話したりチャットできるアプリね。


自分は使ってなかったのだが、聞くとヨーロッパではwhatsapp使わないとかあり得ないという。

そーなんだ!と思ってスマホにインストールしてみたのだが、何度やっても新たな連絡先の登録に失敗してしまう。

いろいろ調べてみて、そのへんの仕組みが分かったので記録に残しておこうと思う。
要するにwhatsappから連絡先に登録するとき、


  • 登録する電話番号は国番号から
  • 国際電話と同じく頭の”0”は取る
  • 国番号には”+”記号を必ず付ける


ということなのだが、初めて使う人は特に最後のやつがけっこう引っかかると思う。

そんなわけでこの記事を読むと、キエフの詐欺情報とwhatsappの連絡先を新規に登録する方法、両方について知ることができますよ :)

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■初めてのwhatsapp、始まりは営業から

あの詐欺ポン引きに会ったのはキエフの1番開けたところ、マイダンに出る途中の坂道だった。


いわく

  • いつもは親父の不動産業を手伝ってて
  • ドイツはミュンヘンから来て4日だけキエフに休暇で滞在してる
  • 名前はシュナイダー

という設定の、完全にロシア系兄ちゃんが道を聞くふりをして英語で話しかけてきたのだ。

whatsappを持ってない?!で詐欺終了

そこから先は同じ旅行者を装い、彼的に完璧に作り上げたつもりの設定を話しつつ何とかポン引きしようとするというめんどくさい数十分であった。

なんつーかミュンヘンに住む金持ちのドイツ人はたぶん液晶バキバキのandroidは使わない( ̄∇ ̄ せめて小道具にiPhone買っとけiPhone!

で、最終的に俺もう我慢できんさあ(ポン引き先に)行くぞ!とか言い出すシュナイダー先生。

まったく行く気がないので行ってらっしゃいと送り出したら、諦めきれないのかwhatsappかviberあるか?と言ってきた。

使ってなかったのでいいや、と答えたらビックリしていた。
まさかwhatsappの交換にまで失敗するとは思ってなかったらしい。
完全に彼の営業活動が潰えた瞬間であった。

それでも後でwhatsapp登録しといてくれ、と電話番号を渡された。
頑張るなあ。

とりあえずインストール

でもまあこっちではwhatsappがデファクトなのであれば使えるようにしておいたほうが良いだろうと、暇な時にスマホに入れてみた。

携帯の連絡先にアクセスさせろというのが出てきてウッとなったが、まあ使わざるを得ないならしょうがないと許可。

連絡先からwhatsappを入れている人が見つけ出されてリストされ、この人たちとネットで通話やチャットができるようになるらしい。ふむふむ。

でもwhatsapp持ってる人と新たにつながるにはどうするのだ?

■whatsappで新規に友だちを追加する方法

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新しく知り合ったひとの連絡先をwhatsappに登録するのはけっこうめんどくさい。

まずwhatsappの初期画面には友だち追加をするボタンが無い。
どの画面に行けば友だち追加できるのかがまずわかりにくい。

また実際に新規登録するときも、電話番号をどう表記するかきちんと知っておかないとwhatsappに出てこない。

まあ冒頭書いた通りで、要するに+記号を付けろということです。

whatsappで新規に連絡先を登録する

というわけでヒジョーにわかりにくいと思うのだが、whatsappでは起動して最初に出てくる画面に新規の連絡先登録機能が無い。

ではどこに行けば出てくるかと言うと、


  • チャットか通話の画面に行って
  • 実際にチャットや通話するためのボタンを押して
  • コンタクトする連絡先のリストを出す画面に行って


初めて友だちの追加のアイコンが出てくる。

例えばチャット画面に行くと、右下にこの↓ボタンが出てくる。


で、このボタンをタップするとチャット先を選ぶリストの画面になるのだが、その画面上部に友だち追加のアイコンが出ているのだ。
こういうの↓


で、これを押すと連絡先アプリが呼び出され、そっちのほうで電話番号を登録する。
登録した番号の人がwhatsappを使っていれば、whatsappでもリストされるようになる。

国番号から登録。。おーっと?!

何かで見て「登録する番号は国番号から入れないといけない」というのは知っていた。

アプリなんだから当然国に関係なくネットでやりとりするわけで、そりゃそうだろうなという感じ。

なので国番号からちゃんと入れて登録してみたのだが、どうしてもwhatsappでリストされない。
もちろん頭の”0”は取っている。なんでだかわからずかなり悩んだ。

で、ネットを徘徊して見つけたのだが、要するに

”+”記号を頭に付ける

ことが必要と判明。さっそく連絡先で国番号の前に”+”を付けた瞬間。。


ばばばっと連絡先にwhatsappのアイコンの付いた項目が増えた!
whatsappをようやっとまともに使えるようになった瞬間であった。

■whatsappを使う意味

ちなみに電話番号を介して登録するなら、そもそもその番号に電話したりSMSすりゃええやん、と思うかもしれない。
しかしもちろんwhatsappを使うメリットはある。

海外でSIMが無くても、


  • 電話番号を教えてもらえれば
  • ネットがあれば
  • 相手もwhatsappを入れてれば


その番号にアプリでネット通話したりチャットしたりできる。
無料で通話もSMSも(ネットさえあれば)代替できるようになるわけだ。

※アプリ自体は2年目から微々たる年会費がかかるらしい

アプリ独自のアカウントがいらない(というか電話番号そのもので管理してるので意識しないですむ)のも何かと増え続けるアカウント無限地獄では朗報だろう。

またウクライナのvodafoneのSIMだとwhatsappとviberはチャットのみだが無料であったので、持っとけばウクライナ国内のどこにいてもモバイルネットワークで無料チャットできることになる。

そんなわけでちゃんと使いこなせるようになった僕様、これからはどんどんヨーロッパのwhatsapp友を増やしていく予定である。

教えてくれてありがとうシュナイダー。登録はしないよ、シュナイダー。


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