何がいいって自炊できるのがいい。ただ新たにアパートなど入ると、やはり日用品がない。とは言えいろいろ買いすぎるとどうせ次に移るのでもったいない。
というわけで最低限、何が必要か考えて、無駄を削ぎ落とさねばならない。
今年は日本の拠点を探す中、九州某所の知り合いの空き家に住まわせてもらえた。寝具以外をいろいろ揃える必要があったので、100円ショップで最低限必要なものだけ買い揃えた。
まず買ったのは、お風呂用品に洗面器と足ふきマット。洗面器は必ずしも必要ないが、洗濯機がない場合はこれで手洗いできるので必須(今回、なかったのです)。
足ふきマットも風呂上がりに床がびちゃびちゃにならないというだけでこれだけ違うかというくらいQOLが向上するので、自分的に必須。
後は自炊グッズ&食器。ナベ、麺類にも使える大きめの椀、皿。
そしてマグカップ、まな板、包丁。
これだけあればとりあえずラーメンだの焼きそばだの、パスタだのといった簡単なものは作れる。米を炊くのもできる。
さらにキッチン用品としてふきんとスポンジ。ふきんは2枚組のものだと台拭きと食器拭きに使えるので便利。
また自分はバリの汚染された川を見て以来、洗剤が嫌いであるのでできるだけ使わない。このスポンジは水だけで洗えるとのこと使ってみたが、実際油ものも洗剤無しでかなりきれいに拭き取れた。でも将来的にはヘチマにするのだ(・∀・)
ちなみにシャンプーや石鹸も、ここ数年は基本的に使っていない。
なお、住んでるところがかなりカビが付きやすい感じで、洗剤無しで油ものを拭いたスポンジはすぐカビてしまった。油ものでなければいくら拭いてもカビなかったのだが。
前に40年前の食生活でストレス軽減や体脂肪率低下の効果が、というのを読んだことがあるのだが、
この油ものが少なく煮物中心の食生活は、テクノロジー無しでもカビで悩まされないという意味もあったのかもしれない。なんというかパーマカルチャーの機能多重性の話をどうしても思い出すな。
しゃもじにスプーン、ナベをも一個。箸は自前のを持ってるので買う必要はない。これで自炊したものをおいしく食べることができる。ちなみに、しゃもじ無くてもおタマや箸で何とかなるんじゃと思っていたが、じぇんじぇんダメでした(笑)
そしてナベを2つ買うのは湯を沸かしたり、並行して何かを作ったりできる用に。湯を沸かす方は基本的に油ものには使わない。
1つはフライパンでもいいのだが、行った100円ショップでは大きめのフライパンは400円と高く、小さいのは強火NGと実用性が疑問なので、今回はナベを2つ買った。ちなみにナベは150円。ああ節約生活( ̄▽ ̄
そんなわけで新生活にあたり、
- 風呂グッズ 2点 (洗面器、足ふきマット)
- 自炊グッズ 4点 (ナベ×2、まな板、包丁)
- 食器 5点 (マグカップ、皿、大椀、スプーン、しゃもじ)
- キッチン用品 2点 (ふきん、スポンジ)
大した額ではないが、数え上げるとけっこうな数になるものだ。自炊して作ったものを食べるということに、意外といろいろなモノが必要なことが分かる。
ちなみに家具が全然無い場合は、本とか服を放り込んどく用に、さらに折り畳みの段ボールボックスを3つほど買うことが多い。また、その場になければハンガーや洗濯ロープも要るかな。それでも税別1,900円。
でも段ボールやハンガーに関しては、今度必要になったら近所のお店でもらおうかと思っている。何しろびんb。。いやホラ、パーマカルチャー的にさ( ̄▽ ̄
部屋を出て旅を続けるときに持っていけそうなのは、スプーン、洗濯ロープくらいかなー。あとは誰かに預けるか、あげてしまいましょう。
で、記念すべき今回の初自炊は焼きそば。安売りの玉ねぎ入りで、タンパク質は削り節で^^
冷蔵庫も無いのだが、今いるところはかなり涼しい山あいなので、この季節(10月)はけっこう生ものがもつ。これも生麺を日陰とはいえ、丸2日置いてて心配だったが大丈夫だった。
この焼きそばはいろいろ合わせてたぶん100円くらい。日本でも100円飯は可能なのであった( ̄▽ ̄
この辺りで外食したら最低600円、お弁当でもワンコインくらいなので、1,400円の投資はほんの2~3食で取り返せる、ヒジョーに良い投資であろう。何より自分で作るのは楽しいのじゃ^^
今回は寝る場所だけでなく、寝具まで貸してもらえて本当に助かった。そして期せずして冷蔵庫も洗濯機も無い生活を試せて、けっこういろいろな発見があった^^
余計なもの全然いらん。あ、そんなん無くても暮らすってできるんや~というね。今回の経験で、生活に本当に必要なものが何か、見極めることができたと思う。
東京にいたころ、一体どうしてあんなにモノを持ってたのかもはや理解できない(笑)住むとこと寝具があったら、後は1,400円で暮らしの基本は整うんだよ!
何かが「無い」生活は、その条件下でどれくらい楽しく美味しく暮らせるか、探求できるチャンスであったのだ\(^o^)/
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