2020年2月26日水曜日

ジョージア、キャッシング手数料無料のATMをクタイシ空港で発見!



初ジョージアはLCCのWIZZエアークタイシ空港から入国だった。

入国を済ませてまず必要なのは現地通貨。

新興国ではまだまだクレジットカードより現金が必要だ。
特に自分は(現金商売の)安宿が多いので、けっこう現金を確保しとかないといけない。

しかしヨーロッパのマイナー国で日本円が良いレートで両替できるとは思えない。

そこで手数料無料のATMがあれば、最大限効率的に現地通貨を手に入れられる。

ジョージアにはそういうATMはあるのだろうか?

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■ジョージアの通貨と物価

ジョージアの通貨はラリで、表記はGEL。

ラリは英語読みで現地読みではジェルだそうな。

ラリとテトリ

ジョージアの通貨の現地読みはジェルだが、外国人相手であればジョージア人でもラリ、と発音する。

1ラリは日本円にしてだいたい40円前後。

お札で5、10、20、100ラリがある。

コインは1ラリ、2ラリが見たことある。


もっと少額のコインもあり、それがテトリ。

100テトリ=1ラリで、まあ1セントみたいなもんですね。

ジョージアの物価

ジョージアの物価は安い。

東南アジアやモロッコに似ている。

ホステルはモロッコより安く、東南アジアと同じくらいな感じ。
だいたい3ユーロ前後で、ワンコイン出せばまずドミトリーは見つかる。
自炊できる宿が多いのが助かるね。


レストランはドリンク入れても5~10ユーロ出せばまあ食べられる。

ヒンカリというジョージア小籠包みたいのが安く、1個1ラリ前後。


ただ1個だけでは出してくれず、3~5個が最低限という感じ。

有名なハチャプリは300円~ワンコインくらい。


そして自炊すれば100円ご飯は全然可能である。


パスタの最安が400gで80円て感じかな。

■クタイシ空港に手数料無料のATM!

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ジョージアでは空港で手数料無料のATMを発見した。

空港にそういうATMがあるのは本当に助かるね。

クタイシ空港のATMコーナー

というわけで降り立ったクタイシ空港のATMだが、まずホールに出るとバスやSIMのカウンターがある。


で、このカウンターの右に行くとATMコーナーがある。


ずらっといくつかの銀行ATMが並んでいます。

有料と無料のATM

まず最初に試したのが、ジョージアの代表的な銀行と思われるBank of GeorgiaのATM。

しかし残念ながら有料であった。


ただ手数料2ラリは80円程度で、先進国で何かというと5ユーロとか請求されるのに比べれば激安ではある。

で、隣のTBCという銀行のATMを試してみたところ、


こちらはFEEの表示がなくいきなり現金が出てきた!

レシートを見てもクレジットカードに上がってきたのを見てもATMの手数料はかかっていない。

なのでジョージアではTBCのATMをまず試してみるのがオススメですよ。

■ジョージアはUSドルのキャッシングも可能!

ちなみにBank of Georgiaでは、なんとUSDのキャッシングも可能である。

これはバトゥミのカジノの中にあるBank of GeorgiaのATMだが、見ての通りGELとともにUSDがあるのがわかる。


選べる額は$50~500で、手数料は$1と有料だがとても安い。


任意の金額も引き出すことができ、左上を見ると


  • $100札で
  • 最高25枚まで


と出ている。


実際にキャッシングしてないのでわからないのだが、その表示を見る限り最高$2,500というかなりの高額をキャッシングできることになる。

知る限りUSDをゲットできるのはBank of Georgiaだけだが、他にもあったら教えて下さい m(_ _)m

■トータルでどれくらいの手数料だったのか?

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キャッシングにかかるのはATMで取られる手数料だけではない。

クレジットカード会社が取る各種手数料があり、その全部がキャッシングのコストということになる。

キャッシングのコスト

知ってる人も多いと思うけど、キャッシングでかかるコストは通常、以下の4つだ。


  1. ATM設置業者(銀行など)が取るATM使用手数料
  2. クレジットカード会社が取る為替手数料
  3. 同じくクレジットカード会社が取るキャッシング手数料
  4. 同じくクレジットカード会社が取る、キャッシング返済日までかかる利子


今回無料だったと言ってるのは上記の1.のことである。

実際にかかった手数料

上記の4つのコストのうち、2.~4.のコストは普通にかかっている。

では結局全体でどれくらいかかっているのだろうか?

まず今回キャッシングしたのは1,200ラリ。

クレジットカードに上がってきたのは日本円建てで47,952円。
為替レートは39.96円/ラリの計算だった。

キャッシングした日のレートは39.663なので、日本円にして約47,596円。
為替に356円、0.75%程度の手数料が乗ってる感じだ。

で、繰り上げ返済したのが7日後で、返済額は48,069円。

結局、1,200GELに対してトータルで

為替356円+カード側手数料220円+利子117円=693円

の手数料がかかっていることになる。

手数料率1.5%

手数料693円、これは手数料率にして1.5%というところ。

外貨の両替では手数料2%が標準的なところかなあ、というのがあちこちの国で両替してきた自分の実感値。

なんでそこそこのレートだと思う。

また返済がぼーっとしてて7日後だったんで、翌日返せばもっと率は良い。

USドルだとどうなる?

ついでに実際にはキャッシングしてないのだが、USドルを最高額でキャッシングしたらどうなるかも試算してみる。


  1. ATM手数料:$1
  2. 為替手数料:0.75%
  3. キャッシング手数料:220円
  4. 利子:翌日返済で年率18%の1日分


で$2,500キャッシングしたとする。

利子が

$2,500×18%÷365≒$1.2

で、$1=108円とするとキャッシング手数料が

220÷108≒$2

である。

よって手数料総額は

1+$2,500×0.75%+2+1.2=$22.95

手数料率にして

22.95÷2,500≒0.9%

とかなり安い。

ちなみにカンボジアの両替はもっと安い(0.75%くらい)ので、カンボジアってすごい(゚∀゚)

■ジョージア、円の両替もそこそこ良い

また一応ジョージアで実際に円を両替したひとに話を聞けたのでついでにどんな感じかまとめておく。

ちなみに率のいいところで両替すれば、上記のキャッシングの手数料率1.5%よりも悪いが、そこまでひどくはない。

街なかの両替所

だが街なかでの両替は最悪のようだ。

公式レートで1万円で268ラリのとき、トビリシの両替所ではなんと200ラリだったという。

1万円の両替の手数料が68ラリということは約2,500円もかかっている。

また円の両替がそもそもできない両替所も多い。


USドル、ユーロ、トルコ・リラ、ルーブルなんかはたいていできます。

銀行のレートはそこそこ

それに対し銀行の両替は意外にもそう悪くないらしく、トビリシのBank of Georgiaで1万円を替えたら260ラリ以上だったそう。

それだと手数料率は2%台で、円からヨーロッパ圏のマイナー通貨の両替としてはかなりの好レートだと思う。

キャッシングよりちょっとレートは悪いことになるが、繰り上げ返済など面倒がなくていいというメリットもある。

レートよりも手間の楽さを取るなら銀行の両替レートはチェックして良いかもしれない。

■ジョージアではTBC銀行でキャッシングせよ

そんなわけでジョージアでも現地通貨を手数料無料でキャッシングできるATMを発見できた。

ジョージアは円からの両替も悪くないが、最高のレートでラリをゲットするならやはり無料ATMでキャッシングがよろしい。

TBC銀行は空港にあるくらいだからメジャーな銀行だと思われ、実際、町中の便利なところにけっこうある。

Google Mapで「TBC bank」で検索すれば出てきます。

他にも手数料無料のATMはあるかもしれないので、ご存じの方、教えて下さいねm(_ _)m


その他、ヨーロッパのキャッシング情報はこちら

スペイン、手数料無料でキャッシングできるATMはこれ!
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2020年2月25日火曜日

【2020年】WIZZエアーの手荷物、チェックイン、ビザチェックの実際 ~バルセロナークタイシ搭乗記~



スペインのバルセロナから、ハンガリーのLCC・WIZZエアーでジョージアのクタイシに出た。

WIZZエアーは前回ウクライナからのフライトでものすごいペナルティを払わされ煮え湯を飲まされていたのだが、


>> WIZZエアー、地獄のチェックイン・フィーと荷物制限にやられた!


今回はちゃんと手配したおかげでとても安く飛ぶことができた。

今度こそWIZZエアーで間違いなく安く飛べる方法がわかったのでシェアしたいと思う。
ポイントはタイトルにもあるが、手荷物、チェックイン、ビザチェックの3点だ。

ちなみに例によってスカイスキャナーで見つけ、公式サイトで予約した。

みんな使ってると思うが、スカイスキャナーはほんま使い倒したほうがよいぞ^^

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■激安のWIZZエアー・クタイシ便

どうも最近就航したようなのだが、LCCのWIZZエアーはクタイシとヨーロッパ各地をものすごく安く結んでいる。


今回乗ったバルセロナークタイシ便も驚きの50ユーロ未満!
直通なので時間も4時間45分と短い。


後述する「プライオリティ」というのを追加したので、この基本料金にプラス9ユーロで乗れた。

ヨーロッパからはトビリシにもイスタンブール経由でペガサス航空というLCCが飛んでいるのだが、そちらだと安い便で100ユーロくらい。
しかも乗継便なので10時間以上かかる。

ジョージアに行くならWIZZが圧倒的に安く、便利なのであった。

■手荷物追加!WIZZエアーはプライオリティを買え

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WIZZエアーは荷物に本当に厳しい。

なので最低でもPRIORITYというのを買って、持ち込み荷物を追加するのがよい。

荷物制限の厳しいWIZZ

荷物の制限には大きく2つ、


  • 重量
  • 個数


の制限がある。

WIZZは特に個数のほうがめっちゃ厳しく、それで自分は以前5千円くらいのペナルティを食らった。

当時は重量10kgのバックパックが1個OKだったのだが、重さはクリアしてて大丈夫だろうと思ってたら本当にちょっとしたバッグがもう1個あるのもダメであった。

今はさらに荷物の制限が厳しくなり、座席下に入るような小さな持ち込み荷物しか基本料金には含まれていない。
実質値上げということだ。

PRIORITYで手荷物追加

座席下に入るような小さなバッグだけで放浪はやはりムリだと思う。

なので最低限の荷物しか無いバックパッカーでも、基本料金だけで乗るのはとても難しい。

そこでWIZZエアーで最低限の荷物を追加できる「PRIORITY」オプションを知っておきたい。

大きな機内持ち込みサイズのバッグを追加でき、優先レーンから搭乗できるというオプションで、預け入れ荷物を追加するよりこのほうが安い。


自分が乗ったバルセロナークタイシではプラス9ユーロである。

※ちなみにメンバー登録してないと10ユーロになってたと思う。

基本料金が49.99ユーロだったので、合計58.99ユーロでスペインからジョージアまで飛べたのであった。

■オンライン・チェックインを忘れずに

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WIZZエアーで安く飛ぶために注意すべきなのは、荷物とともにチェックインだ。

通常やるような空港でのチェックインは有料で、予約時に10ユーロ追加するか、空港で高額のペナルティを払ってしかできない。

無料でチェックインするには事前(搭乗の3時間前まで)にオンライン・チェックインしておく必要がある。

座席指定を買ってなければ48時間前から

オンライン・チェックインはHPやスマホアプリからチェックインし、搭乗券発行と座席割当を済ませておくというものだ。

自分のように座席指定を買わず最低限の値段にするなら、搭乗の48時間前からオンライン・チェックインが可能となる。

これを搭乗の3時間前までに済ませておかないと空港でのエアポート・チェックインが必要となる。

その場合、予約時にエアポート・チェックインを選択して10ユーロ払ってない限り、30ユーロだか50ユーロだかの高額ペナルティを払わされるハメになる。

オンライン・チェックインできない空港

ただ空港によってはオンライン・チェックインに対応していないところがある。

そういう空港では、空港チェックインが無料でできる。

WIZZのHPでオンライン・チェックインに対応してるかどうかチェックできるので、ONLINE CHECK-INの項を見てみましょう。

今(2020年2月末)見たところでは、以下の空港が未対応だ。


  • Dubai (to Budapest only)
  • Corfu
  • Palma de Mallorca
  • Tirana (to Budapest only)
  • Zaragoza
  • Moscow
  • Marrakesh Menara Airport


時間に空港に行くだけなのでそのほうが楽ではある(笑)

■搭乗券の印刷は必要?モバイル対応空港とビザチェック

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オンライン・チェックインを済ませると、搭乗券(Boarding Cardと呼ばれる)をウェブやスマホアプリで表示できるようになる。

搭乗券は印刷して持っていかないといけない場合と、スマホアプリで見せるだけでOKな場合がある。

スマホアプリの搭乗券

これはオンライン・チェックインを済ませたあとのスマホアプリの画面だが、「SHOW BOARDING CARD」というのをタップするとバーコード付きの搭乗券が表示される。

搭乗券はオフラインでも表示できるが、事前にこれをタップして搭乗券を生成しとかないといけないのかもしれない。


自分が乗ったバルセロナークタイシ便ではチェックイン・カウンター等でこのスマホの搭乗券を見せればそれでOKだった。

スマホアプリ未対応の2つのケース

ただ、空港によってはスマホアプリでのチェックイン(モバイル・チェックインと呼ばれる)に未対応のところがある。

その場合はウェブから搭乗券を印刷して持っていかなければならない。

もう1つ注意なのは「ビザチェック」が必要な場合で、その場合も紙で搭乗券を印刷して持っていかないと、スマホアプリでは搭乗できない。

ビザチェックは行き先の滞在資格がちゃんとあるかのチェックらしく、カウンターでチェック後、紙で印刷した搭乗券にチェック済のスタンプを押してくれる。

ヨーロッパのシェンゲン内外を行き来する場合に必要となることがあるらしい。

しかしシェンゲン圏を越えると必ず必要となるわけでもなく、実際自分もバルセロナ→クタイシのフライトではスマホアプリで搭乗でき、紙の搭乗券は必要なかった。

搭乗券の印刷が必要か確認する

というわけで、


  • モバイル・チェックインに対応してるか
  • ビザチェックが必要か


は必ず確認して、必要なら搭乗券を印刷して持ってかないといけない。

自分のフライトがモバイル・チェックインに対応しているかは

WIZZのHPのMOBILE CHECK-INの項

で確認できる。

またビザチェックだが、ビザチェックが必要な場合スマホアプリでは搭乗券が表示されず、ウェブで印刷用の搭乗券を見ると

バーコードの上に「VISA CHECK」という文字が書いてある

のでそれで判断できるという。

でも一応印刷してしまった(^_^;)

というわけでたぶんだが、


  • スマホアプリで搭乗券が表示される
  • ウェブの搭乗券でVISA CHECKと出ていない


のであれば搭乗券の印刷は必要無さそうに思う。

ちなみに自分のバルセロナークタイシ便の場合は上記のどっちも大丈夫だったが、不安だったので一応印刷していきました(^_^;)

バルセロナのCasa Kessler Barcelona Hostelという安宿は無料で印刷してくれるので助かりますよ。

でも結局必要なかったんだけど(^_^;)

■実際の搭乗まで

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というわけで一応紙でも持っていったものの、実際にはスマホアプリで搭乗券を表示するだけで問題なかった。

ここでは実際に搭乗までどこでアプリの搭乗券を使ったかをレポートする。

チェックイン・カウンター

ネットではアプリに搭乗券があるのだから直接ゲートに行って構わない、みたいな情報を散見した。

が、自分はそれも怖かったのでチェックイン・カウンターに並んだ。

スマホの搭乗券をチェックインカウンターで提示したら、職員がバーコードをピッとやってたのでやっぱりカウンターで何か処理してる感じではあった。

そして何か他の職員とジャパン?クタイシ?とかひそひそ話し始めて不安になった(^_^;)
特に問題は起こらなかったが何だったんだろう。

WIZZのHPのMOBILE CHECK-INのところでバルセロナークタイシ便はMobile boarding card enabledと出ていたが、実際ビザチェックなし、紙の搭乗券にスタンプもなしだった。

ついでに言うと荷物重量のチェックもなく、ジョージア出国のチケットについても何も聞かれなかった。

セキュリティチェック

次にスマホアプリの搭乗券を使ったのはセキュリティチェック前のゲート。

バーコードをかざす機械があるので、搭乗券を表示させてスマホをかざすとゲートが開いた。

職員もいるが、職員がチェックはしてなくて機械の使い方を教える係だった。

出国審査

出国審査でもスマホの搭乗券を使った。

パスポートとともに搭乗券を表示したスマホを提出し、普通にパスポートにスタンプしてもらった。

搭乗券にもスタンプとかよくあるが、バルセロナではやらなかった。

なので完全にスマホだけでOKだった。

ひょっとしたらオンライン・チェックインやモバイル・チェックインができない空港や便というのは、出国で搭乗券にスタンプが必要なのかもしれませんね。

搭乗口で最後のチェック

そしていよいよ搭乗口だ。

しかしWIZZエアーの搭乗ゲートは直前までわからない。

バルセロナ空港のWゾーンというのだけわかったので、とりあえずそのゾーンに行く。
で、ゲートが決まると電光掲示板に表示される。

ゲートに並ぶと、PRIORITYとそうでない客が別の列に分けられる。

で、職員が順にスマホの搭乗券でPRIORITYを付けてるかをチェックして、さらに荷物を目視チェック。
このチェックは全員だった。

ちゃんとバックパックと小さなリュックの2つにまとめていたのでパーフェクト!とか言われた。

そんな感じで荷物の個数や大きさはチェックしてたが、重量のチェックはなし。
あからさまにオーバーしてそうだったらハカリでチェックされるのだと思う。

自分もそうだが、周りの人も荷物の個数や大きさを厳格に守ってる感じだった。

■我WIZZエアー搭乗に成功セリ

そんなわけでついにちゃんとPRIORITYを買うことで、ペナルティなしでWIZZエアー搭乗に成功したわたくし。

例えば東京ー福岡の2時間のフライトでも、LCCのプロモでやっと5千円というところ。

それが4時間45分のスペインージョージア国際便で50ユーロ台なのだ!

ルールをきちんと守れば本当に安く飛べる、これからはWIZZエアーをビビらず使い倒したいと考えている!^^


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2020年2月24日月曜日

エアアジア超絶プロモを、楽天ペイでポイント使ってゼロ円に!



2020年2月24日から、エアアジアがワンコイン・チケットという超絶プロモをやっている。

しかも今回気付いたのだが、エアアジアの支払いに楽天ペイが使えるようになっていて、なんと楽天ポイントで支払いができるのだ!!

このプロモでは2千円台のバンコク便などというあり得ない価格のフライトがあり、これは自分の少額しかない楽天ポイントでも払えてしまう額。

そして実際、本当に、ポイントを使ってゼロ円でエアアジアのバンコク便が買えてしまった!

本当に感動したのでその勢いに乗せてレポートしてみたい(≧∇≦)b

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■エアアジア、ワンコインセール!

この超絶セール、普通にエアアジアの公式ページに行けば参加できる。


↑を見るとわかるが、諸税込み


  • クアラルンプール:2,480円
  • シンガポール:2,828円


等々、考えられない値段のフライトが売っているのだ!

セール期間は日本時間の2月27日午前1時まで、対象旅行期間は2020年3月1日~2020年10月31日であるらしい。

自分が見たときは成田や関空からの安い便はかなり売り切れていた。

が、狙い目は福岡。

福岡ーバンコク便ではぽつぽつ2千円台という考えられない値段のフライトが残っていたのだ!

■エアアジアが楽天ペイで支払いできる!

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というわけでちょうどいい時期に2千円台の福岡ーバンコク便を見つけ、震える手で購入を進めるわたくし。

本当にそんな値段で帰るのか?壮大な釣りじゃないのか。

とどうしても思ってしまうが本当に最後のページまで行っても2,500円くらい。

そして驚いたのだが、いつものクレジットカードとかの支払いに加え、楽天ペイが選択できるようになっていた。

支払手数料が激安

使ってみるとエアアジア&楽天ペイのタッグは本当に最強だった。

まずクレジットカードだと数百円もする支払手数料が、楽天ペイだとほんの160円!

しかも支払いに楽天ポイントが使えるという!
しかも期間限定ポイントであってもOK。

なんだそれ最高かよ。。!

海外が多いと楽天はKOBOくらいしか使わなくなるので期間限定ポイントは失効させがち。

それが無駄なく使えるのは地味に素晴らしいと思う。

楽天市場と同じ要領

楽天ペイの使い方も簡単で、要するに楽天IDでログインし、購入をすすめるというだけ。

購入をすすめると、楽天市場で買い物したことのあるひとにはおなじみのこの画面が出てくる。


ポイントを充当するとここから指定したポイント分が普通に差っ引かれる。

自分は全額ポイントを使ったのだが、フィニッシュすると最終的にエアアジアのサイトに戻ってきて、


↑のように「お支払いに成功しました」というメッセージが出る。

本当にゼロ円でフライトが買えた!

というわけでこれがエアアジアから送られてきたEチケット。


エアアジアには普通に支払われたことになっている。

そしてこれとは別に楽天ペイから通知が来ていて、


ワカるかい?ポイント利用で-2,652円、お支払い金額0円になってるのが!

期間限定ポイントが使える

そして先に書いた通り、充当されるポイントには期間限定ポイントも含まれる。

これが実際にポイントで支払ったあとの楽天ポイントだが、


いくばくかあった期間限定ポイントが使い切られて0になっているのがわかる。

いやー無駄なく使えてこれはうれしい!

■付帯の海外旅行保険はどうなるのか

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今回はどうしてもゼロ円にしたかったので全額ポイントで支払ったのだが、支払いをゼロにすると1つ大きな問題がありそうだ。

ゼロ円だと付帯保険が使えない?

自分は楽天の支払いには楽天カードを登録している。

なので、楽天ペイを通したとしてもエアアジアの決済に使えば付帯の海外旅行保険が有効になると思われる(たぶんだけど)。

しかし支払いをゼロ円にすると楽天カードの方に決済がいかない(必要ないから)ので、おそらく付帯保険が有効にならない。

また確認してみるが、まさかゼロ円でカード明細に上がってくることはないと思われるので、もし付帯保険を使いたいのであれば

ポイントで全額充当せず、1円だけでも決済されるように使う

のがいいように思われる。

楽天ペイ決済でも保険は有効になるか?

自分の場合も2,652円全額でなく、2,651円分だけのポイント利用にしておけば、エアアジアのフライト代として1円の決済がカードの方に上がってきたはずだ。

ただ、


  • そもそも楽天ペイを通してもちゃんとフライト代の決済としてカード側に認識されるのか?
  • 本当に1円の決済でも付帯保険が使えるか


というのはまだわからない。

たぶん大丈夫と思うのだが、これから実際の事例が出てくるのだろうと思う。

このへん、わかるひとは教えて下さいm(_ _)m

■まじで便利な楽天ペイ決済

そんなわけでカード付帯の海外旅行保険は使えなくなったものの、本当にポイントを使ってゼロ円で決済できたのは感動であった。

2,652円のバンコク便というだけで感動なのに、こんな2重の喜びをくれてありがとうエアアジア!と楽天ペイ!(笑)

ちなみに自分はエポスカードで自動付帯の海外旅行保険を使えるので、必ずしも楽天カードの保険が有効にならなくても大丈夫なんだもんね。

✓自動付帯の海外旅行保険とは?
海外旅行保険の自動付帯とは、要するにフライトの決済などをしなくても、そのカードを持ってるだけで保険が有効になるということ。
自分も持ってますが、エポスカードは年会費無料のクレジットカードとしてはめずらしく海外旅行保険が自動付帯します。

旅するひとには必須のカードの1つだと思うので、持ってないひとは申し込むのがオススメですよ :)

まあカードが1枚だけになるんで補償の金額は減るわけですが(^_^;)

エアアジアのこの超絶セールもすぐ終わるので、この機会にゼヒ楽天ペイも使ってみてください^^

もっぺん書いとくと、


  • セール期間:日本時間の2月27日午前1時まで
  • 対象旅行期間:2020年3月1日~2020年10月31日


忘れず参加しとけ!(^▽^


その他のLCC情報はこちら

【最新版】バンコク発ヨーロッパ行きLCCの衝撃!最安2万円以下!~ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、ウクライナ~
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2020年2月20日木曜日

長期滞在にぴったり!スペイン、バレンシアのおすすめホステル



寒さを避けてスペインのバレンシアに2月中滞在した。

バレンシアは冬でも暖かく、街並みも素晴らしく、それでいて落ち着くとても良い街であった。

長めに滞在したおかげで、カーテンが付いててプライベートが保てたり、安いのにチョー立地が良くて朝食がついたりと個性的な宿をいくつか発見した。

しかも1泊8ユーロ~という格安!

みんなバレンシアは好きになると思うが、長く滞在するにはこういう安くて便利な宿が必要になる。
ので、オススメのところを紹介してみるぞ(・∀・)

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■旧市街に徒歩圏、居心地のいいドミトリー

バレンシア旧市街は観光エリアど真ん中なのだが、そこから少し外れると一段安い宿を見つけることができる。

1泊6.5ユーロの宿もあり、スペインでこの値段はなかなかお目にかかれないと思う。

自分が泊まったところはドミトリーでもベッドにカーテンが付いていて、プライベートが保てとてもリラックスできた。

8ベッドドミトリーが狙い目のホステル

まず1番長く泊まったのが、旧市街の外縁あたりのクアルトというエリアにあるQuart Youth Hostelだ。


ここはバレンシアで泊まった中では1番安く、日によって変わるが1泊8ユーロのときすらあった。

ここは8ベッドのドミトリーが狙い目で、


見ての通り壁とカーテンで完全にベッドを仕切ることができる。

ベッドの中には電源とライトがあり、棚になるスペースもある。
カーテンを閉めたときの個室感は本当によかった。

予約サイトの写真を見る限り8ベッド以外の部屋はカーテン付いてない感じ?なので、それだけ注意です。

キッチンもちゃんとあり、コンロもあるので自炊も問題なし。
ちなみにスーパーもほんますぐそこにある。


ただトースターが無いのが惜しかったなーー置いてくれるようレビュー書いとくか。

そして、


キッチン入り口のこれがかなり好きだった(笑)

旧市街中心至近のカーテン付きドミトリー

旧市街の最中心部から少しだけずれたところにもThe River Hostelという安宿がある。

ここも安くて1泊9ユーロ弱。


ここもベッドにはカーテンが付いている。

Quart Youth Hostelに比べると居室は狭く、ギチギチ感はあるがカーテンを閉めてしまえば関係なし。
隣が近い分だけイビキかくやつがいるとうるさいが。。(^_^;)

1Fのカフェ兼共用スペースはかなり居心地が良かったなあ。


ただ、周辺が夜はちょっと暗くて何もないのが玉にキズ。
スーパーも微妙に遠いのよね。

中心部が近いほうがいいひとはQuart Youth Hostelよりこっちがいいかも。

最安1泊6.5ユーロのホステル

また日程の関係で泊まれなかったのだが、バレンシアではまれに1泊6.5ユーロになる宿まである。


ちなみにArt&Flats Bed&Breakfastという宿。
上に書いたQuart Youth Hostelの近くです。

ここはカーテン付きではないみたいだが、写真を見る限りかなり居心地はよさそうだった。

いつもではないが6.5ユーロなんて宿はスペインではまず見ないので、ぜひ各種予約サイトでチェックしてみてください。

■バレンシア最中心部の朝食付きホステル

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サンタ・マリア大聖堂がある広場がバレンシア観光エリア最中心部だと思うが、そこから本当にすぐのところに1泊8.5ユーロの安宿がある。


それがCenter Valencia Youth Hostelで、ここはそんな値段なのになんと朝食が付く!


コーンフレーク、パン、マフィン、そしてコーヒーとフルーツジュース!


あの思いっきり中心部の立地で、朝食まで付いて8ユーロ代というのはけっこう奇跡的な気がする。

ただ先に書いたホステルと違い、ベッドにカーテンはない普通のドミトリーです。

でもできるだけ互い違いにアサインして隣に人がいないようにしてくれてる感じで、そういうところも好感が持てたなあ。

ちなみに共用部は24時間開いているので、


夜中に集中して仕事もできます。

なんでバレンシアまで来て仕事してるのか俺よ(T▽T

■海辺近くのハイクオリティなホステル

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バレンシアの海辺に近いあたりにはUrban Youth Hostelという新しい?ホステルがある。

13ユーロと安くはないが、どこも高くなる週末でも同じ料金なので、週末に使うのにいいと思う。

ここは居室のみならずロッカーまでカードキーで、各ベッドにはロールカーテン付き。


ベッド内には小物置きと電源、ライトが完備。


こういうちょっとしたものを置けるというのがかゆいところに手が届く感じでよいやねえ。

1Fは共用部圏バーでかなりオサレです。


値段がなーもう少しだけ安いともっと泊まったんですが。

ビーチ行きたい人はちょうどいい立地だと思いますよ。

■宿が安く居心地のいいバレンシアで長期滞在を

バレンシアは居心地の良い街で、特に観光しなくても日々散歩してるだけでとても楽しい。

適当に歩いていてもこんな光景が次々飛び込んでくる^^


ご飯もとても美味しいし、


中華街のレストランではほんの5ユーロで美味しい中華が食べられる!ラーメンもあるよ。


自分はなんの用事もないのに結局2週間くらい滞在してしまったが、それくらい居心地が良いのだ。

ゼヒこの記事で紹介した宿に泊まりつつ、長めに滞在してみてほしいのである^^


その他のスペイン情報はこちら

スペイン、バレンシアのラーメンは中華街がオススメだ :D
スペイン、手数料無料でキャッシングできるATMはこれ!

✓バレンシアの安宿はagodaで!
今回自分が泊まったいい感じのホステルは、予約サイトのagodaで見つけました。
そしてagodaは現在、10%オフで泊まれるクーポンを配布中!
ただでさえ安いのがさらに安く泊まれるので、よかったら使ってみてね ;)


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2020年2月7日金曜日

モロッコをぐるっと陸路移動!~CTMバス、民営バス、鉄道など~



1月~2月にかけて初めてモロッコを周遊し、陸路での移動方法がだいぶわかった。

今回はマラケシュから入って各地を周りカサブランカからOUTという旅程で、

マラケシュ
→ フェズ
→ シェウエン
→ メクネス
→ ラバト
→ カサブランカ
→ アル・ジャディーダ

と動き、最後はカサブランカに戻って飛行機で出国した。

各旅程ごとにバスや鉄道の移動方法をまとめるので、参考になれば :)

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■モロッコのバスと鉄道

モロッコ国内の移動は、飛行機を使うような距離はないような気がする。

実際自分はバスか鉄道しか使わなかった。

国営バス、国鉄バス、民営バス、鉄道

知る限りモロッコのバスは


  • 国営バスのCTM
  • 国鉄が運営するSpratours
  • 民営バス


があり、鉄道は




がある。

実際に使ったバス・鉄道

バスはCTMが良いとよく聞いたが、実際ハイクオリティだったし値段も高いとは思わなかった。


なので自分はバスに関してはほとんどCTMで、CTMがない路線だけ民営のバス会社を使った。

また鉄道はメクネス→ラバト→カサブランカで使ったが、バスのほうが安い印象なので次はなるたけバスを使うかな。

おそらく1番安いのは民営バスかな?という印象。

■マラケシュの空港バスでフナ広場へ

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まずマラケシュ空港から市内に入った。

空港から外に出ると駐車場があり、その奥に空港バスのバス停がある。


駐車場入口あたりはタクシー乗り場で、ドライバーたちがバスでも同じ料金だとかまだバスはないとかをついてくるが騙されずに突っ切りましょう( ̄▽ ̄

バスはスペインでおなじみのALSAで、モロッコもそうなんやーと少し驚いた。
19番バス、料金は30DHです。


フナ広場近くのバス停に30分とかからず到着。


よほど荷物が多いとかでないとタクシーの必要性はないんでないかなあ。

■マラケシュ→フェズは夜行のCTMが便利

マラケシュからフェズ、世界遺産から世界遺産への移動はCTMの夜行バスだった。

Spratoursや民営バスは夜行がなかったのでパス。

ただマラケシュのCTMのバスターミナルは安宿のある旧市街からは少々遠いので注意だ。

CTMの夜行バス

CTMが出しているフェズ行きの夜行バスは23:30発。

運賃は170DHと言ってたのがやっぱり175DH、となった。
どうも通しで席が取れず、途中で座席を変える必要があったせいみたい。

ということはこんな冬のオフシーズンでも夜行は人気ということで、なるたけ早く予約しとくのをおすすめします。
ちなみに自分は前日の予約だった。

またモロッコのバスは荷物代が別にかかる。
CTMでは5DHです。

で、23:30定刻出発で着いたのは8時過ぎ。

7時間と言ってたが8時間半ほどかかったことになる。

CTMのバスターミナルは遠い

マラケシュ旧市街近くにあるバスターミナルは、どうも民営バスのターミナルのよう。

CTMも入っているがチケットオフィスだけで、ターミナルは別の場所にある。


これがマラケシュのCTMのバスターミナルで、新市街が近い。


旧市街からはけっこう歩くので荷物が多い人はタクシーが必要かもしれない。

なおターミナルでは深夜でも併設のカフェが24時間開いてるので安心だ。
スタッフもいます。


またCTMのターミナルでは充電ステーションまであって、


確かにすべてがハイクオリティやなあ。

フェズのバスターミナルから市内へ

夜行で朝にフェズのCTMのバスターミナルに着いたら、さらに安宿のある旧市街への移動が必要だ。

フェズのCTMターミナルは旧市街から遠く、徒歩ではムリ。

ターミナルでは早朝でもタクシーが待ち構えていて、それが1番楽ではある。


ターミナルで聞いたら20DHで、タクシーの言い値は30DHだったので頑張って交渉しましょう。

しかし自分はもちろんローカルバスを使った。

近くの大通りのこのへんにあるバス停には旧市街の東側、R'cif(ルシフ)というところに行く29番が停まる。


バスはバンみたいなミニバスで、運賃は3.5DH。
タクシーとは段違いの値段だ。


これが終点、旧市街のR'cifです。


眠かったけど、早朝の旧市街は美しかったなあ。。

その他のフェズのローカルバス

他にもターミナルから徒歩圏の、アッサン2世通りのバス停から旧市街へのローカルバスは出ている。

ここからだと旧市街までの運賃は2.5DHだ。


上記の29番と同じくR'cifには19番が行き来している。


また9番で旧市街の西側、Batha(バタ)に行ける。


BathaはGoogle Mapでバーサと表記されているが、それでは通じないので注意。

バーサ、メディナとか言ってると新市街のバルセロナ・メディナホテルに連れて行かれるぞ(←連れて行かれたひとw

この9番、19番、29番は旧市街-新市街の行き来に使えるので覚えておくと良いと思う。

■フェズ→シャウエンはCTMの午前便が便利

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世界遺産のフェズから有名な青の街シェウエンもCTMで動いた。

フェズの旧市街近くには民営バスのターミナルがあり、そこにCTMのオフィスもあるのでチケットはそこで買える。


しかしフェズもCTMのバスターミナルはここではなく、旧市街からローカルバスでそこまで動かねばならない。

ただ日に数本あるCTMのバスのうち、1本だけがこの民営バスターミナルを経由する!ので通常はその便を使えばいいと思う。

フェズ発のCTMは10:30発の一択

シェウエン、タンジェ行きのCTMバスは1日に数本あるが、朝10:30のみ旧市街近くのバスターミナル近くに寄ってくれる。


その後、さらに新市街近くのCTMバスターミナルに立ち寄ってフェズを出発する。

たぶん人気の便だと思うのでこれも早めに予約をおすすめする。

運賃は80DH、例によって荷物代は別で5DH

時間は4時間と言ってたが5時間半はかかる。
10:30に出て着いたのは4時前くらいだった。

だいたいどの路線も言ってる時間のプラス1時間半が相場?なのかもしれない。

シャウエンのバスターミナルから市内へ

というわけでこれが青の街シェウエンのバスターミナル


旧市街へは徒歩で行ける距離だ。


ただ坂がけっこうあるので、荷持つが多い人はタクシーがいいかもですね。

■民営バスのみのシェウエン→メクネス

シェウエンからは世界遺産のメクネスへと動いた。

この区間はCTMでは便がなく民営バスのみ。
今回モロッコで初めて、そして最後の民営バスとなった。

なおメクネスはフェズの隣なのでそっちからでもバスはあると思う。

不便な時間のメクネス行き

シェウエン発メクネス行きのバスは日に2本しかない。

それも朝6時か15時半で、メクネスで時間を取りたいなら朝出るしかない。

というわけで朝5時に旧市街で泊まっていたHotel Souikaを出てシェウエンのバスターミナルへ向かったが、人通りもなくかなり怖い(´;ω;`)


特に何もなかったが、女性などは男性も含め複数人で行くとか、タクシー手配(できるかどうかしらんけど)したほうがいいかもしれない。

というわけでこれが民営バス。


運賃は70DHで、荷物代と早朝対応のスタッフ代??で10DHが別にかかった。

時間的には4時間くらいでした。

メクネスでは途中下車

メクネスではバスがこのへんで停まって客を降ろしだした。


終点ではなさそうだったが、予約していた旧市街のDar Merzougaというリヤド(伝統的な宿)に近いかと思って自分もそこで降りた。

メクネスの民営バスターミナルは旧市街近く、南西あたりにあるのだが、たぶんそこまで行くのだと思う。


ちなみにラバトやカサブランカ行きの民営バスもここから出ています。

■メクネス→ラバトの鉄道

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メクネスからラバトは鉄道で動いた。

メクネス旧市街近くの民営バスターミナルからバスも出てるのだが、鉄道のほうが安いかも?と思い。

実際は鉄道のほうがぜんぜん高かったのだが、新市街も見れたんでよしとします(^_^;)

メクネス旧市街から新市街へのローカルバス

メクネスは情報が少なく、風の道の途中にGoogle Mapにも載っていない観光案内所もあるのだが、外国語はフランス語しか通じない( ̄▽ ̄

のでローカルバス情報もぜんぜん無いのだが、偶然王宮近くの門を出たあたりにバス停を発見!


たまたま来た14番バスで、ドライバーにアブドゥルカデ!ステーション!ラガール!と聞いたらうなずいたので乗ったらアタリでした。
運賃は3.5DHです。

ちなみにアブドゥルカデ(Gare Al Amir Abdul Kader)はメクネス新市街にある2つの駅の1つで、旧市街から近いほう(なので旅行者は普通こっちを使う)。

新市街では駅まで行かず中央市場前で降りたが、


これらのバスが停まるので上記のバス停でなくてもこの番号のバスが出るならOKと思われる。

旧市街の広場近く、たしかこのへんでもローカルバスは発着してたので、こっちで探してみるとよいかも。

メクネスからラバトへ

というわけで初のモロッコ国鉄ONCFでメクネスからラバトへ。


運賃は安い方の2等で77DH

時間は3時間くらいなのでけっこう高く、民営バスなら40DHでほぼ半額だった。

だが近代的な新市街をついでに見れるんでそういう意味では鉄道もいいかも。

到着した首都ラバトの駅も近代的でとてもきれい。


ちなみにラバトも2つ駅があり、自分は旧市街の宿が近いRabat Villeで降りた。

もう1つは新市街にあるRabat Agdalで、こっちまで行っても同じ値段(切符も同じ)です。

■ラバトからカサブランカも鉄道で

ラバトからカサブランカも鉄道を使った。

バスのほうが安いかもと思ったが、ラバトのCTMのターミナルが遠そうだったので。
ただSpratoursのほうは今調べると遠くないみたいで、そっち使えば安かったかな?

ラバトの最終日は新市街のホステルに泊まったので、その近くのRabat Agdalから乗った。


旧市街に泊まっているならRabat Villeのほうに歩いていける。

またメクネス→ラバトは指定席だったが、ラバト→カサブランカは自由席だった。
同じ2等なのだが区間によって違うのだろうか。

カサブランカは2つ駅があり、自分が降りたのは旧市街が近いCasa Portのほう。


時間にして1時間くらいとあっという間、運賃は40DHでした。

■カサブランカーアル・ジャディーダをCTMで往復

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カサブランカ滞在中に、ポルトガル統治時代の様式が残るアル・ジャディーダに日帰りで行ってきた。

カサブランカのCTMターミナルは中心部から徒歩圏なので便利だった。


ちなみに英語がめんどうでしょうがないという感じで、カサブランカのCTMは対応最悪であった( ̄▽ ̄

カサブランカから日帰り可能

日帰りだったのでカサブランカのCTMで往復のチケットを買った。


  • 行き:8:30
  • 帰り:16:45


で、それぞれ


  • 39DH
  • 43DH


の計82DHであった。

移動時間は2時間かかるので、上記のチケットだと現地では10時半~16時の5時間半くらいしかない。

が、自分にはそれくらいで時間が余るくらいだった。
宿も高めなんでカサブランカから日帰りで十分やと思う。

アル・ジャディーダはバスが便利

アル・ジャディーダのバスステーションは中心部から徒歩圏で近い。


これが鉄道だとアル・ジャディーダ駅がかなり遠いので、中心部から中心部に移動できるバスがオススメだ。

アル・ジャディーダではCTMと民営バスが同じステーションだが、CTM専用のコーナーがある。


だがこの眼の前にバスが来るかと言うと来ないので、時間が迫ってきたら周辺を探しましょう(^_^;)

ちなみにカサブランカでもらったアル・ジャディーダ発カサブランカ行きのCTM時刻はこちら。


けっこう遅い時間まであるが、あんま暗くなってからカサブランカ戻りたくないっす(^_^;)

■そしてカサブランカ空港へ

というわけで最後はカサブランカ市内から空港に出て出国。

空港へは泊まっていたYouth Hostel Casablanca InternationalからすぐのCasa Portから鉄道で出た。


自分は例によってLCCの深夜便だったので最終便で空港へ。

最終は22:50、2等で50DH、時間的には45分だった。


深夜のカサブランカ空港は普通に人もいて夜中も普通に稼働している。


まだ開いている両替所もあったので余ったディルハムをユーロに両替した。

開いてる中で1番良いレートは10.96DH/ユーロだったが、ひょっとしたら市中の両替所で事前に替えたほうがいいのかもしれない。

と、いうわけで今回のモロッコ旅の陸路移動はこんな感じ!

同じルートを行く人はご参考に(・∀・)


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