その料金が最低でも1,000円とか2,000円とかかかるので、せっかくLCCで安いチケットをゲットしても、バゲージを買うと今イチおトク感がない。
LCCはいろいろあれど。。 |
今回、いくつかのLCCを使い分ける中で10kgくらいまで持ち込ませてくれる、ゆるいキャリアが見つかったので記録もかねまとめておく\(^o^)/
追加バゲージの値段は基本、フライトの距離に比例すると思われる。例えばこれは関空-クアラルンプールの某LCCの最低限(20kg)のバゲージ価格。
7時間程度乗るのだが、実に3,900円!セールで1万円程度のフライトを買うとすると、ほぼ4割増しになるのである!
さらにクアラルンプールからバリに行くと、
4時間程度のフライトだが、やはり最低1,500円はプラスとなる。クアラルンプール-バリは最低で4,000円で乗れたことがあった。なのでやはり最安値に対しては4割増しの値段となってしまう。
自分はいつもLCCの手荷物制限に合わせて荷物を最低限にしているので、20kgなんて絶対に行かない。間違ってオーバーしても2kgもあれば十分である。
なんとか2kgで390円とかにしてくれたら利用するのだが、バゲージはLCCにとって重要な収入源なのか、そういう細かいのはない。とにかく追加するなら20kgからである。
何度もフライトする放浪者には、これはなかなかバカにならないのだ。
■機内持ち込み10kgまで無料のLCC
そこで重量制限のゆるいLCCである。
まず今回、大阪→高雄で使った国産LCCの雄、ピーチ。ここは機内持込み手荷物が10kgまでOK。さらに国内線では、ノートPCは別途にしてくれたこともある。
もう一つの国産LCC、バニラエアも、メインの荷物1点にプラスして、身の回り品1点が持ち込める。それらの合計が10kg以内であればOKだ。
シンガポール→香港で使ったスクートは、持込み手荷物は7kgなのだが、それとは別途ハンドバッグやラップトップバッグを3キロまで持ち込ませてくれる。最大で10kgの計算だ。
そんなわけで、一部のLCCは10kgまで荷物が無料である。
ピーチに至ってはノートPCの分だけさらにゆるい?のかもしれないが、規約上どうなのかは確認したほうがいい。たまたま大目に見てくれただけかも(^_^;)
■7kg+αで持ち込めるLCC
10kgまでOKなのかどうかは分からないが、絶対に7kg以下でなくてもいいLCCもある。
今回KL→バリで使ったのだが、LCC族なら誰でも知るエア・アジアがそういうキャリアの一つ。7kg以下の手荷物にプラスして、パソコン用バッグやハンドバッグを一つだけ持ち込むことができる。
これまで何度も使っていたのに知らなかったのだが、これからは少し大らかな気持ちで乗れそうである(笑)
セブパシフィックもAsk Cebで確認してみたら、"How many pieces of carry-on bags may be allowed on board?"というFAQみたいのがあって、上記のエアアジアと同様のadditional itemsを持ち込んでいい、と書いてある。
実際一度どこかの空港のでチェックされたのだが、ノートPCを出した上で、まだ少しオーバーしているのをOKにしてくれた。ノートPC+バッグ分くらいは7kgを超えていてもいいということなのだろう。
さらに香港→羽田で乗った香港エクスプレスも、7kg以内の鞄ともう一つ、手回り品を認めてくれている。
これらの”もう一つOK”というのがどれくらいの重量なのかは曖昧だが、絶対に7kg以内でないといけない、というプレッシャーが無いだけでもありがたい(笑)
おそらくこれらのキャリアも合計10kgくらいは認めてくれるのかな?と思っている。でも油断しないように(^_^;)できるだけ7kgに近づけましょう。
■優良キャリアを応援する
この7kgか10kgかはタイトさがぜんっぜん違う。10kgなら自分はほぼ悩むことなくそれ以内に収められる。むしろそれ以上だと重いからイヤなくらいである( ̄▽ ̄
自分の荷物はこんなもん |
特に香港エクスプレスはフラッシュセールが多い印象があり、あるとき突然48時間限定セールとかが始まる。そうするとSkyscannerが追っつかないので出てこない。一度など香港-東京便が6,000円台で安く買えたと喜んでいたら、後からまったく同じ便が半額で出たことがある(^_^;)
ちなみに昔は確かジェットスターも10kgまでOKだった。ぜひ初心を取り戻してほしいものである( ̄▽ ̄
■バゲージに厳しいLCC
逆に厳しい印象のLCCはタイガーエアだ。制限は多くのLCCと同じく7kgなのだが、チェックがとても厳しい。オーストラリアで乗ったのだが、(チェックイン・カウンターではなく)搭乗口で、ボーディングの際に全員を完全チェックする。
そうなると仲間内で荷物をうまく分散させたいところだが、一度計ってしまうとその後の再調整をさせないルールのようだ。例えば先に行った一人が3kgで、次に10kgだったとすると、荷物を3kg分、最初の一人に持ってもらえば2人とも問題なく搭乗できる。しかし、いったん計ると再度の計り直しは断られる。
なんと厳しい、と思ったものだ。正直、あれを見て以来タイガーエアは敬遠するようになってしまった(^_^;)
いつも思うのだが、俺の数倍は燃油を食ってると思われる巨大な外人のおっさんと、こんなキュートでちっさいアジアのおっさんが同じ料金というのがナットクいかない。
そこまで厳しくチェックするなら、ついでに体重含めた全重量を計ってくれれば、俺なんてたぶん20kgくらいヨユーで無料になるはずだ(愚痴ですw
ただオーストラリアではけっこうどこのLCCも厳しく荷物の重量チェックをしていて、ジェットスターやセブ・パシフィックも全員ではないがかなりチェックしていた。だからタイガーエアも厳しいのはオーストラリアだけなのかもしれない。やはり物価が高い国ではいろいろタイトになるのだろうか?
もちろんチェックしなかったらOKというわけではないので、オーバーしないよう気をつけましょう。
そんなわけでLCCのメリットを最大限活かせるバゲージのゆるいキャリア、そういうところを応援したいものである。バゲージのメリットゆえに搭乗者が増えたりすると、他のLCCも考え直してくれるやもしれませぬよ( ̄▽ ̄
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