2016年9月19日月曜日

LCCと世界の無料ホテル



LCC、それは安い分だけいろんな不便を耐える、いや楽しむシロモノ。

その一つが時間帯。
早朝だったり深夜だったり、とにかくヘンな時間に着くLCC便は多い。

今回もシンガポール、香港と連続で深夜便。

しかし知られていないが、そういうときのため世界の各地には便利な無料ホテルが用意されている。

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■シンガポール空港の無料エアポート・ホテル

まずはシンガポール、チャンギ空港。
いろいろと設備充実で、使ったことはないが遊園地やプールまであるという。

謎のオブジェもある

ジェット○ターで到着は深夜12時、もう電車もなく移動するとしたらタクシー。
もちろんそんな財布の余裕は無い。

よって久々にシンガポール・エアポートホテルを利用することにした。

高級芝生ベッド

チャンギのエアポートホテルは高級人口芝生ベッドにより他と比べてもっとも寝心地がよく、普通に眠れるのでお気に入りである。

チャージング・ステーションが近くにあり、充電も思うがまま。
スマホだろうがノーパソだろうが思う存分充電するがよい。

なお芝生は1等席であって、ときに満員になっている。その場合は2等を利用するしかない。

2等・ベンチベッド

手すりをわざわざ付けてあるのがイヤらしいが、隣のベンチとの間には無いので、そこに上半身を、手すりの中と外に足を差し入れると横になることができる。

この知識があれば、日本で家なき子になった場合にも応用がききそうである。

■香港の無料パークホテル

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そしてシンガポール滞在後はス○ートで香港に飛んだ。

これまた深夜便だが今度は出発が深夜2時。
早朝6時前に香港空港到着である。

この時間なら電車は動いているので、朝食だけ食べて市内のホステルへ。

テーブルにある食べる辣油みたいの入れるとうまい

カンボジアでもよくある短いpin noodleに、パンとコーヒーという中洋折衷のご飯が初香港メシであった。

しかし予約した九龍のホステルはチェックイン午後2時だと。
そして今入るならデイユース代かかるよ、と聞き取りにくい英語で言っている気がする。

仕方あるまい。

ちょうどこのホステルは目の前が九龍公園であるので、九龍パークホテルを利用することとした。

市民の憩いの場、九龍公園

これが本邦初公開、九龍パークホテルである!

固い

九龍公園は公園なのに芝生のエリアがあまりなく、横になれるのは石造りのベンチだけなのであった。

チャンギ・エアポートホテルに比べ固いベッドとなるが、何しろほとんど寝ていないボケボケボケボケなので大丈夫である。

マイナスイオンと香港市民の怪訝な視線を浴びつつ、緑あふるる木陰ですこやかに眠りに落ちる。


そして日も高くなり暑さで目が覚めるとちょうどチェックイン・タイム。
このサンシャイン目覚ましもパークホテルでは無料である。

夏の香港はことさらに暑く、ホステルに向かう前にまずは起き抜けの一杯。


なんというかダメ感が半端ないがビールくらい飲まねーとやってられねーんだよこの野郎。

■タイのステーションホテル

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そしてエアポートホテル、パークホテルと来れば最後はもちろんこれ、ステーションホテルである。

※画像はイメージです

しかし自分の経験ではステーションホテルはある意味一番レベルが高かった。

タイの深夜便でアユタヤだったかな?に夜中着いて、とりあえず夜明かししようと思ったのだが、あの夜の駅の暗さがかなり怖い!

そして東南アジアの鉄道は料金がとても安いので、空港と違いわたくしと同じ、あまり裕福でないおっさんもけっこういる。

駅構内は日本と違って外と筒抜けだし、いつ誰が寝てるところにやってくるか分かったもんじゃないのである。まあ公園も夜はムリだが、、

とまあ、いろいろリスクももちろんある無料ホテルだが、深夜に着いてホテルで数時間寝るだけで1泊分取られるのもやはり悔しい(俺だけ?w)。

深夜便はホテル代を浮かせるチャンスでもあり、LCC族の皆さんには結構あるあるではないだろうか。

でもこれLCCあるあるじゃなくてビンボーあるあるじゃ。。聞こえません( ̄▽ ̄


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