柾流美味しいご飯の炊き方
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柾という東京の割烹(?)の主人が教室もやっているらしいのだが、お米がとにかくうまく炊けるらしい。
日本のお店であるので米は日本米が前提だと思うのだが、ひょっとしてバリのお米でもやれるかも?と思って試してみた。
お米は初めちょろちょろ中パッパ、みたいに言うので自分も火の調整をやったりするのだが、うまくやれてるのかどうか自分でサッパリ分からない。
柾式は強火で一気に炊くものなので、そういう悩みがなくていいかなと。
しかも美味しく炊けるらしいので一度試したいと思っていたのだ。
■まず浸水をしっかりと!
これで吸水するからだと思うが、炊くときにただただ強火で一気に炊き上げることが可能になる。
そんなわけで前日に浸水開始。
次の日が楽しみ |
そして一夜明けて次の日。
炊くときには米に対して水が八分目であると。
しかし八分目というのがどれくらいか分からないので、とりあえずいつも炊くときよりかなり浅めにしてみた。
ちなみに八分目というので最初米より水位が低くなり、米の高さの8割になるのかなと思った。
が、米の体積の8割ということなのだから、やはり水面は米より高くなるのだと思う。
これくらいでやってみた |
■そして炊きへ!
ゴォォォォォ |
ずっと強火なのであっという間に水分がなくなり、ものの3~4分で鍋からチリチリ音がし始める。
加減しながら炊くときよりめっちゃ早いから大丈夫か?と思うが水が無いのでしょうがなく火を止める。
で、その後は火を最小に。蛍火というらしい。
柾式ではこれが蒸らしの工程になる。火を止めないのがポイントらしい。
消えるギリギリまで小さく |
炊きあがりはこんなん!
炊きあがったお米 |
実にキレイに炊き上がっております(・∀・)
しかしこれはちゃんと柔らかくなっているのか。こんな短い時間ではめっちゃコワい飯になっているのではないか。
■めっちゃウマい!
ほんのちょっとだけコワ目かな?とは思ったが、インドネシアの長粒種は日本米に比べたらそもそもパサパサ気味。
それも考えたら実にうまく炊けていると言っていいだろう!(・∀・)
今回は牛丼にして食べたので、微妙なコワさがまたいい感じであった。カレーとかにもすごいいいかも。
丼ものにすごく合う |
■洗うのも簡単!
インドネシアでは日本のように高性能の炊飯器は簡単に手に入らない。
炊飯器自体も、たぶん元々は日本や中国の短粒種のお米のためにできたものなんじゃないかな。
そんなこともあるので、炊飯器でインドネシアのお米を炊くと底にめっちゃこびりつくのだ!鍋でやっても同じ。
しかし柾式では炊いてる時間が短いせいか、ぜんぜん鍋にこびりついたりしないのだ!
とくに蒸らしを妥協して火を止めてやると、こびりつきゼロ(その分お米がコワめ)。
火を止めて蒸らすと、まったくこびりつかない |
普通の炊き方だと1割くらい鍋に食われてんちゃうか?と思うくらいにこびりつき、食後に鍋底を洗うのが超憂鬱になるのだが、↑なんてホント水でさっ!と洗って終わり\(^o^)/
微妙に残った米粒は庭の烏骨鶏に |
簡単さ美味しさだけでなく、鍋にもこびりつかない柾式はまさにインドネシア米の炊飯のためにあると言っても過言ではないだろう!(・∀・)
■水は普通、ぴったり閉まる蓋で柔らかく
柾式は水が少なめなのかな?と思っていたが、いつもと同じくらいのほうが柔らかく炊けた。火も強火よりも中火くらいで炊き上げる。
あと初回は写真の通り、ピッタリ合う鍋蓋がなくて隙間だらけ。
それをピッタリ閉まる鍋でやったら柔らかくなった。
ひょっとしたら鍋蓋ちゃんとするだけでうまくいくのかも(^_^;)
また機会があれば試して、自分なりに確立してみたい。何しろこの
- シンプルさ
- 炊きあがりの早さ
- そして後片付けの簡単さ
は、旅先レシピの鏡といっていいものだと思う(・∀・)
ちなみにお米はバリの香り米(Fragrance Rice)を使いました。
牛丼に使うので、日本米に少しでも近いのではないかと思い。いつか普通のインドネシア米でも試してみたいと思います。
香り米のお値段は普通のお米の3倍(・∀・) |
バリもいろんな種類の米があるので、いろいろ試してみてくらはい(・∀・)
関連リンク:
柾式炊飯を、さらに楽ちんな手抜き式炊飯に(・∀・)炊飯器がいらず、数分で炊きあがり、お米もこびりつかず鍋を洗うのもラクで、ご飯もピカピカふっくらなスグレモノ炊飯術とは
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