2018年6月30日土曜日

FLIXBUS、謎のエラーでクレジットカードが使えない!さあどうする?!



ヨーロッパ行では本当にFLIXBUSにお世話になった。

安いし便は多いし、たいていのところに路線があり、ネットで簡単に予約できる。
チケットの印刷もいらない。2,000円もあれば夜行に乗って隣の国に行けてしまう。

しかしそれだけにトラブルで使えなくなるとかなり焦る。

実はFLIXBUS、アプリで突然クレジットカード決済ができなくなるというよく知られた問題があるのだ。

そして去年はなぜかメールアドレスを変えることで対処できていたのだが、今年に入ってそれでは対処できなくなった。

その場合はPaypalを使うことで回避できる。

というわけで以下詳細を見ていこう。


■ついに来た!恐怖のエラーAD04

そんなわけで自分もめでたく(?)遭遇した有名なクレジットカード決済のエラーだが、本当にびっくりする。

そしてぐぐってみても「どうしようもない」みたいな情報ばかり出てきてかなり困った(^_^;)

クレジットカードが通らない!これがAD04だ

あれは確かプラハだったか。。

次の町へ移動しようといつものようにFLIXBUSのアプリでよさげな便を購入した。いやしようとした。

いつものように便を選び、クレジットカードで決済、カードのVISA認証も済ませ決済完了を待っていると。。

こんなエラーが!


これが悪名高いAD04エラーで、他の決済手段で決済してねと出ているが、他のクレジットカードでも全く同じエラーになる。

サポートが阿鼻叫喚

なんだこりゃ?とびっくりして英語でぐぐってみると、どうもあちこちでこのエラーは出ているようだ。

FLIXBUSのFacebookページでも質問が殺到していて、サポートが technical issue で、、と回答してるのに対し、

いつそのtechnical issueなおんねん!

という大変もっともなツッコみが入っていた(^_^;)

だって何年とこの問題は出続けているようなのだ。

しかし技術的な問題だとこれはもうFLIXBUSが対処しない限りムリなわけで、今後俺は2度とこの安くて便利なバスを使えないのか?とちょっと絶望的な気分になった。

アプリ以外の購入手段

ちなみにFLIXBUSのチケットはアプリが使えなくても


に行けば買えるのは買える。

しかしFLIXBUSはアプリ価格がかなり安いのでウェブなどでは買いたくないのだ。

ネット上で困ってる人たちはみんなそれでぶーぶー言ってるのである。

後述する方法でたぶん購入できると思うが、どうしてもダメなら上記の2つを試すしか無い。

ただそれだともう安くないので、普通にバスターミナルで別のバスを買ってもいいかもしれない。

■2018年のAD04対策:メールアドレスを変えよ

サポートもお手上げ状態に見えるこのAD04エラーだが、冒頭書いた通り去年はアプリに設定してある、

メールアドレスを変える

だけで、なぜか対処できてしまっていた。

自分はメイン以外にフリーのメールアドレス(hotmail)を持ってたので、それを設定したらすんなり購入できてしまった。

今年も場合によってはこの対処で動くかもしれないので、ヨーロッパに行ってバス移動する人は一応メールアドレスを複数用意しておくとよいかもしれない。

■2019年のAD04対策:Paypalで決済せよ

去年までは上記のメールアドレス変更で対処できていたため、自分はサポートに連絡することもなく自己解決できていた。

が、今年はそれもダメでついにサポートに連絡。

言われるままにPaypal決済することですんなり買うことができた。

FLIXBUSサポートはTwitterがおすすめ

いくつかサポートにコンタクトする手段はあるが、FLIXBUSのTwitterアカウントが非常に対応が早かったのでオススメである。

で、サポートの言うことには

  • Paypalを使えばOK
  • Paypalアカウントがなくてもゲストとして決済できる

とのことであったが、残念ながらゲストというオプションは出てこなかった。
見ての通り、アカウントにログインするか新規にアカウントを作るかである。


サポートに聞くと、地域によってゲスト決済できないのかも。。とのことだった。

携帯認証がいらなくなった?Paypal

自分はPaypalアカウントを持っていたが、PCを新しく買ったので端末がこれまでと違うということでセキュリティに引っかかっていた。

使おうとするとパスワードが合っていても「登録してある日本の携帯でSMS認証しないと使えない」というメッセージが出て諦めていたのだ。

しかし今回ダメもとでアクセスしてみたところ、なんとSMS認証無しでアカウントに入ることができた。

セキュリティポリシーが変わったのだろうか?
とにかく問題なく買えたので助かりましたよ :)

Paypalの為替レートに注意せよ!

ところでPaypalで決済するときには1つ注意点がある。

Paypalで海外通貨を決済する場合、そのままだと為替レートに極悪な手数料が乗るのでえらい高くなってしまうのだ!

Paypal公式ページにも為替手数料が乗っているが、だいたい4%くらいの手数料率となる。
FLIXBUSはユーロベースの決済だが、ユーロも4%の手数料だ。

以下の決済画面に出ている「Paypalのレート:」となっているのがその手数料が乗ったレートである。


対処は簡単で、「通貨換算オプションを表示する」のリンクから「カード発行会社の通貨換算レート」を使うように変更すればよい。

クレジットカードの為替手数料なら最高でも2%台のはずである。

✓Paypalは登録キャンペーン中!

これからFLIXBUSを利用する上で必須な感じがするPaypalですが、実は現在登録&利用で500円もらえるキャンペーン中です。 
以下のリンク↓から登録して500円以上Paypal決済すると、500円の割引クーポンがもらえます!
>> Paypalに登録しよう!
500円の決済なんてFLIXBUSチケット買えば一瞬で達成だし、突然AD04エラーになってワタワタしないで済むように、この機会に登録しくとよいと思います ;)

■役に立たなかった対策

ちなみに上記の対処法にたどり着くまで、他にもいろいろ試した。

例えば:

  • クレジットカードを変える
  • ログアウトして再ログイン
  • アプリの再インストール

といったものだが、どれも同じAD04エラーになってダメであった。

アプリの再インストールに至っては昔のチケット購入履歴が消えたので、何か思い出が無くなった感じがして寂しかったものだである( ̄▽ ̄ トオイメ

今年はこれらに加えてメールアドレス変更もダメになったわけだ。

というわけで2019年からは:

  • とりあえずダメもとでメールアドレスを変えてみる
  • それでダメならPaypalを使う
  • 地域によってはPaypalアカウントがなくてもゲスト決済できるかも

という感じの対処になると思う。

運悪くAD04エラーが出てしまったときは、ゼヒ試してみてください。


その他のクレジットカード関連のトラブル情報(^_^;)

日本のクレジットカードが使えなかったヨーロッパのサービスまとめ
インドネシアの予約サイトTiket.com、日本のクレジットカードで購入に成功


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2018年6月28日木曜日

チェコのキャッシングは銀行へGO~両替詐欺とEURONETを回避せよ~



ウクライナでは手数料無料だったEURONETのATMなのだが、チェコでは事情が違う。

チェコではEURONETが手数料を取るのだ。

しかもチェコは路上や両替所でいろんなひとが両替詐欺をかましてくるとも言う。

ではどうすればいいのか?

銀行でキャッシングせよ。

というお話です。


■両替もEURONETも使えない?チェコ

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チェコでは特に観光客が行きそうなところの両替所が詐欺的レートのことが多いという。

となるとクレジットカードのキャッシングを使いたくなる。

そこでウクライナで手数料無料だったEURONETを探し出したのだが、残念ながらチェコでは有料だった。

両替詐欺がサイドゴー(横行)

チェコは、特にプラハでよく聞くのだが両替詐欺が多いらしい。

ネットで見た中では観光地ど真ん中の大きな店で4割抜かれたというのが1番すごかったが、多くの両替店が店頭に出しているレートでは交換してくれず、しれっと悪いレートで計算してくるという。

なんのこっちゃ!

またWesternUnionみたいな大手でも手数料はけっこう大きいらしい。

路上で両替してやると近寄ってくる詐欺師もいるようで、わからないと思って無価値なデノミ前のベラルーシ紙幣や、旧ロシア紙幣に替えてくるという。

観光名所で多い路上両替詐欺

文字がキリル文字だったり紙面にKORUN(コルナ)という字が並んでないので知ってればわかるのだが、初めて行く外国の紙幣なんか普通知らんもんねえ。

チェコのEURONETは有料

そんな両替リスクが高い国であるので、プラハで参加したウォーキングツアーのガイドさんも注意するように言っていて、

「とにかく銀行へ行け」

とのことであった。

しかし銀行ATMはどこも数ドル程度のキャッシング手数料を取る印象があり、あまり使いたくない僕様。

チェコには田舎町ブルノから入ったので、ウクライナでも世話になったキャッシング手数料無料のEURONETはないものか?探し回ってみた。

で、見つけたのがブルノの町で1つだけ(?)のEURONETのATMだ!


しかしクレジットカードを入れてみると、まさかの75コルナ手数料取りますで~~という表示。
75コルナは約$3.5くらいとそこそこのお値段。OMG!であった。

■チェコの銀行ATMを使ってみる

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両替もEURONETも使えないとなると、やはりガイドさんの言う通り銀行ATMでキャッシングするしかなさそう。

ではチェコの銀行ATMではどれくらい手数料がかかるだろうか。

チェコの銀行はキャッシング手数料無料?

頼みの綱のEURONETが有料なのを目の当たりにして、これは地元銀行のATMも試してどっちの手数料が安いか調べてみねば。。と他のATMを探し始める僕様。

ブルノの中心の広場に大きな銀行があったので、手数料はともかくとりあえず安心だろうと使ってみることに。

看板にもあるがKBというとこです。何の略やろね。


するとこれが手数料の表示がなく、金額を選んだらそのままキャッシュが出てきた!

ということはこれは手数料無料?!

クレカを確認!

そこでクレジットカードを確認してみると、降ろしたのは6,000コルナになっていて、確かに銀行ATM側で手数料は取られていないようだ。すばらしい。。

もちろんカードの方で為替手数料やキャッシングの手数料は取られていて、計算してみると


  • 為替手数料:約1.2%
  • キャッシング手数料:一律216円なので約0.7%


で、計1.9%かかっていた。カードはVISA。
まあこれはキャッシングしたら絶対かかるのでしゃあないね。

そんなわけでプラハのガイドさんが言う通り、チェコではEURONETも両替商もいらない。
とにかく銀行でキャッシングせよ!なのであった。


ただKB銀行以外も手数料無料かはわからないので、都度確認してね。


その他、東ヨーロッパのEURONET情報はこちら

両替不可のウクライナ・キエフでキャッシング手数料無料のATMを探し出す
ルーマニア・スチャバ、町歩きパーフェクト・ガイド
ハンガリー・ブダペスト、初日に空港から最安移動したらここに泊まるがいい!


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2018年6月22日金曜日

ウィーンの物価に対抗!大観光地をギリギリの低コストで楽しみ尽くす方法~無料・格安のウォーキングツアー、オペラ、コーヒーほか~



前回も書いたが、ウィーンは物価が高い。

自分はハンガリーから入ったが、ブダペストのように$2で食べられるご飯など存在しない。

定番のシュニッツェルとかツーリスティックなものを食べに行こうものなら簡単に20~30ユーロくらい飛んでいくのである。

とは言えせっかく来てホステルに引きこもっていてもしょうがない。
Bimboの民的にはなんとかギリ安の楽しみ方を見つけ出さねばならないのだ!

というわけでここではウィーンの滞在コスト削減のため、わたくしが現地で利用した


  • 無料のウォーキングツアー
  • ワンコインのオペラ
  • 1ユーロコーヒー
  • ヨーロッパでは希少な無料のトイレ


を紹介してみる(・∀・)

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■ウィーンのウォーキング・ツアーに行ってみよう

ウィーンには無料のウォーキングツアーを提供しているツアー会社がある。

自分が参加したのはホステルで紹介していたGood Vienna Toursのツアーで、サイトから予約もできる。

自分は予約しなかったが、当日いきなり行っても大丈夫であった。
人数次第で断られるかもしれないので予約したほうがいいのはもちろんだ。

ツアー集合は美術館前

集合は朝10時にAlbertinaという、これ自体がすでに素晴らしい美術館の前。
黄緑の傘が目印だ。


話しかけると、定員に空きがあれば整理券をくれる。

ちなみに他の色の傘もぽつぽつ見るので、たぶん他の会社の無料ツアーもここが出発点なのだと思う。

リングに沿ってウォーキング

ウィーンの観光エリアはBergringというリング型の道で囲まれている。
昔城壁でもあったのかな?

そのリングを辿るように3時間、本当にあちこちに連れて行って説明してくれる。

ほぼ外から見るだけで中には入らないのだが、気になるところは後で自分で訪れればよい。


無料とは思えない網羅的なツアーで、ウィーンを安く手っ取り早く観光する上でまじでオススメである。

なお一応ゆっとくと無料でもいいがドネーション制なので、気に入ったらいくらかチップを渡しましょう。

■音楽の都ウィーン、オペラ座の立ち見チケット

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ウィーンと言えば音楽の都。
Saatsoper(オペラハウス)は外せない訪問先の1つだ。


しかしウィーンでオペラ?それは高いんとちゃうの。。と思うかもしれない。

もちろんいい席だと万円単位の値段なのだが、実はオペラハウスでは格安の立ち見券を上演の確か80分前から売り出している。

チケット・ブースは連日大行列!

プログラムは公式HPで確認できるので、観たい公演がある日に直接現地へ行けばよい。

ちなみに自分は立ち見券の販売開始時間に合わせて90分前には行ったのだがすでにかなりの行列。


しかしこの行列に耐え、1時間半待てば、、


なんと4ユーロで立ち見券を買えるのである!!

けっこうしんどい立ち見(^_^;)

直前の売り出しであるので、買ったらそのまま立ち見エリアに誘導される。


憧れのウィーン・オペラをワンコインで観られる素晴らしさ。
なによりお金がなくても見れる、文化を大事にする気風が素晴らしいね。

なお立ち見券の行列付近ではダフ屋が14ユーロの席を売っている。
それでも十分安いので、座って観たい人はそっちでもいいかもしれない。

実際、1時間半並んだ後に立ち見で2~3時間というのはかなりしんどいです(^_^;)

服装はカジュアルでOK

ちなみに建物の雰囲気やウィーンのオペラなんて響きからするとドレスコードが気になるかもしれない(俺だけ?w)。

しかし服装はみんな普通の格好で見に来ている。

自分もジーパンとTシャツだったがぜんぜんそれで問題なかった。

というかタキシードとか来ていったらむしろ笑われそうな気がするので、ホンマ普通でいいですよ(笑)

■ウィーンなのに1ユーロのコーヒー

ウィーンはカフェも高く、有名なところだとアイスコーヒーが1,000円くらいするところも。
まあその分アイスクリームが入ってたりと立派なんだけども。。

しかし前回書いた安宿のあるウェストバーンホフ駅の売店では、ウィーンでは考えられない価格の1ユーロでコーヒーが売っている。


自分はここで初めてメランジュを飲みました。

安いのにインスタントではない美味しいコーヒーで、旅疲れを癒やし観光プランを考えるのに最適である。
酔っ払って帰って最後のシメにも最適である(・∀・)

■ヨーロッパでは珍しい、ウィーンの無料トイレ

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また自分はハンガリーから国際バスでウィーンの国際バスターミナルに着いた。
そのターミナルは地下鉄のERDBERG駅の隣である。

そしてこのERDBERG駅のトイレは本当にヨーロッパには珍しい、無料トイレなのである!


よってバスで隣国に出入りする際、ターミナルの有料トイレを使う必要はまったくないのであった。

最後に大変セコい情報で恐縮である。いや全部か( ̄∇ ̄

■ウィーンの物価に楽しみつつ対抗せよ(・∀・)

適当に街歩きし、無料ウォーキングツアーと4ユーロオペラに行くだけで1日2日はほとんどお金をかけずにウィーンを楽しむことができる。

ウェストバーンホフ近くで安宿を取れば、先に書いたウィーンでおそらく最安の薫り高いコーヒーを楽しむこともできる。

それで浮いたお金で自分は高級レストランのヴィーナー・シュニッツェルを食べたり、

これはいろいろ合わせて30ユーロ(・∀・)

クリムトで有名なベルヴェデーレ宮殿の美術館(拝観料20ユーロ)に行ったりした。


前回書いた乗り放題パスを使えばどこにも動きやすいのでまじで買っといたほうがいいよ。

せっかくのウィーン、何もかも節約するのもつまらない。

だから抑えるところは抑え、使うところは使うようにメリハリを効かせて、物価高のウィーンをリーズナブルに楽しむのだ!


その他のウィーン格安情報はこちら

ウィーンは西駅(ウェストバーンホフ)周辺の安宿が便利だぞ


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2018年6月21日木曜日

ウィーンは西駅(ウェストバーンホフ)周辺の安宿が便利だぞ



オーストリアは中欧だ。
中欧とは何かと言うと、東欧より物価の高いところだ。

というわけでその首都ウィーンは東欧圏から入るとほんまに地続きかと思うほどの値段落差にショックを受けることになる( ̄∇ ̄


なのでBimboの民としては少しでも安い宿に泊まらねばならないが、そういう宿はまた少し中心からは離れたところにあったりする。

しかしウィーンには公共交通機関乗り放題の割引パスがあるので、外れたエリアの安宿でも問題ないのだ。

というわけでここではウィーンの


  • 少し外れたエリアの安宿
  • 安宿エリアの治安・利便性
  • トランスポート乗り放題パスとその注意点


について紹介してみたい。

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■安宿はウィーン西駅(ウェストバーンホフ)に

ウィーンにはホステルもいっぱいあるが、ルーマニアのように1,000円を切るようなものはない。
2,000円以上が平均値だろうか。

そんな中、中心から少し西にずれたウェストバーンホフ(ウィーン西駅)近くには安い宿が点在している。

ウェストバーンホフのおすすめ安宿

ウェストバーンホフ近辺にある安ホステルの1つがDo Step Innで、


ドミトリーなら1泊14~15ユーロくらいとウィーンとしては最安値圏である。

なおドミトリーは隔離された場所にあるので、ホテルから外にいったん出ないと行けない。
同じ通り沿いの黄色いドア↓が目印。


この隔離感と、狭い部屋に2段ベッドが詰め込まれた見事な部室感で、なにやら格差的なものを味わえること請け合いでもある( ̄∇ ̄

近所のスーパーで食材を買って自炊♪

最安とはいえキッチンも備品がちゃんと揃っていて自炊には事欠かない。


近くにスーパーもあるし、やはり外食は高いので大勢の宿泊客が毎日自炊している。

ちなみにウィーンの水道はアルプスの雪解け水らしく、実際とてもおいしいと思う。
ウィーン自炊の隠れた魅力ですな。

■便利なウィーン西駅エリア、治安も問題なし

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ウィーン西駅は、実はオーストリアで一番美しい駅と言われている。


隣にトラムも来てるし、駅ビルや周辺にお店もいろいろある。

ちょっと外れのエリアではあるが、特に治安も問題ないと思う。

便利なウェストバーンホフ

駅ビル内はオサレな店やスーパーが入っており、とても便利。
また駅周辺にもぽつぽつレストランやスーパーがある。

なので外食する人もホステルで自炊する人も問題なし。

またウェストバーンホフの駅ビルにはウィーンで唯一の(?)1ユーロで買えるコーヒーもある。

ウィーンの観光エリアはStephansPlatz周辺に集中しているが、ウェストバーンホフからそこまでは地下鉄1本、ほんの数駅、7分程度だ。

クリムトで有名なベルヴェデーレ宮殿に行けるトラムも来ている。


とまあウェストバーンホフ周辺は本当に何にも事欠かないので、以下に書く乗り放題パスがあれば中心地の高い宿に泊まる必要はまったくない。

治安は特に問題なし

また駅ビルにはたくさんの店が入っていていつも人で賑わっている。

周辺も中心部の賑やかさは望めないがレストランやホテルもぽつぽつある。
夜もちょっと寂しいものの、歩いていて危険を感じることはなかった。

先に書いたホステルも女性もたくさん泊まっており、治安は特に問題ないんじゃないかと思う。

■ウィーンの乗り放題パスを使いこなせ!

ウィーンでは地下鉄の片道チケットが2ユーロ以上する。

よって中心地から外れたエリアで少しくらい安いところに泊まっても、どこかに往復しただけで差額が吹っ飛んでしまう。

そこで活用したい公共交通機関乗り放題の割引パスだ。

クレジットカードで購入可能

自分は割引パスを駅の自動販売機で買ったが、クレジットカードも使えるのがとても便利だ。
もちろんこれは公共交通機関だから、おそらく海外旅行保険の裏技にも使えるはず。


旅人に使えそうな使い放題パスとしては、


  • 1日券
  • 2日券
  • 3日券
  • 1週間券


があり、3日券と1週間券は同じ17.1ユーロである。
3日券なら1日あたり3回以上乗るならモトが取れることになる。

使い放題パスは本当に必要なのか?

先に書いたウェストバーンホフは観光エリアからは外れているので、必ず地下鉄などに乗る必要が出てくる。

またウィーンは見どころが本当にたくさんあり、中心に泊まってもどうせ何かの公共交通機関は使いたくなる。

いちいちチケットを買ったり、いくらかかるかとか考えなくて済むのも旅行者には大きなメリットだ。

ここは四の五の言わずやはり乗り放題券を買っておくべきであろう。

1週間券の開始日に注意

自分的にはウィーン観光には最低でも3日以上がオススメなのだが、そうすると3日券買うくらいなら同じ額の1週間券でええやん、と思うかもしれない。


しかし1週間券とは買ったその日から1週間ではなく、その週の月曜から日曜までというものなのであった。

自分は水曜から3泊4日だったので1週間券を買い少しだけオトクになったが、土曜とかに買うと2日しか使えないのに3日券と同じ額を取られることになるので注意が必要だ。

■西駅の安宿と公共交通機関パスでウィーンに格安滞在

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というわけで何かと高くつくウィーンだが、


  • ウェストバーンホフ周辺に泊まり
  • 乗り放題パスを駆使すれば


この高額セレブ都市を極力安く、そして快適に滞在できる。

特に月曜にウィーン入りすると乗り放題パスの1週間券を使えるので、長めに滞在する人はとてもおトクになる。

日程をうまく合わせるとよいかもしれませんね(・∀・)


その他のウィーン格安情報はこちら

ウィーンの物価に対抗!大観光地をギリギリの低コストで楽しみ尽くす方法~無料・格安のウォーキングツアー、オペラ、コーヒーほか~


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2018年6月20日水曜日

FLIXBUSは直前には倍額に!なるたけ事前に買い、高くなったら刻むのだ



ルーマニアでもFLIXBUSは有名で、明らかに他のバスより安い。
下手したら半額以下だし、国外に出るならつかいなよとクルージュ=ナポカで出会った女子も言っていた。

バスターミナルに近いクルージュ=ナポカの駅

しかしバスチケットは余っていれば直前で投げ売りすることがある。

実際、ポーランドのクラクフからウクライナのリヴィウに出たときは、おそらく投げ売りと思われる激安でバスを買うことができた。

なのでFLIXBUSもひょっとしてと思ったのだが、そういうポリシーなのか、人気なのでそんな必要がないのかはわからないのだが、日が近づくにつれチケットの値段は下がるどころかどんどん上がり、前日にはえらい額に!

ここではFLIXBUSが


について書いてみる。

■どんどん高くなるFLIXBUS(;▽;

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ルーマニア国内には進出していないFLIXBUSだが、北西の街クルージュ=ナポカから出る国際バスはある。

ブダペストまで乗って7時間くらいで、バスはさらにウィーンとかまで行く。
深夜11時台の夜行があり、7時間だからちょうど1泊浮いてよい。

しかしみんなそれは考えるのは同じのようで、こういう便は売れ行きもいいようだ。
そのせいか当日が近づくにつれどんどん高くなる。

自分もウィーンに出ようと数日前に見たときには17.99ユーロで、2,300円くらいとまあ妥当な値段。
それが2日前には32.99ユーロに跳ね上がり、前日にはついに42.99ユーロの高値に!!

日本円にして約2,300円→4,200円→5,500円という高騰ぷりで、最終的に約2.4倍と買う気が失せまくる値段になってしまったのであった。

■主要地点で刻めるFLIXBUS

しかしFLIXBUSは終点まで直通で行ってしまうわけではなく、途中の主要なところにはしっかり止まってくれる。

先に書いた通りウィーン行きバスは途中ブダペストにも停まるわけだから、これはブダペストでいったん刻んで1泊し、1日後の安い便と組み合わせると安いのではないか。

そう思いつき検索してみると、1日刻むことによって


  • クルージュ=ナポカ→ブダペスト(7時間夜行):24.99ユーロ
  • ブダペスト→ウィーン(4時間昼行):8.9ユーロ


となり、合わせて約34ユーロと直通で行くより1,000円以上安いことが判明!

11時間もバス乗んのもなあ~と思っていたので、これはブダペストで刻もう、と予定変更することにした。

まあほんでも17.99ユーロに比べたらほぼ倍額なわけで、素直に数日前に買っとけばな~~トホホ~~というのには変わりない(T▽T

■FLIXBUSのクオリティでも長時間はキツい

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そんなわけで急遽買ったブダペスト行きのバスは定刻通りクルージのターミナル、Autogara Betaに到着。


車内はWiFiも電源もあってとても便利で、やはり長距離バスはFLIXBUS以外の選択肢は無いなあ~と実感する僕様。

で、その後はネット見たり途中で入出国したりウトウト仮眠したりしつつ、朝6時ごろブダペストのNepligetターミナルに到着。

地下鉄もすでに動いており、市内に出てチェックイン時間までひたすらぼーっとする。


次の日はまた同じNepligetに戻ってきて、ウィーンに向け出発である。

そんなわけで教訓としては:


  • FLIXBUSは早めに予約する
  • 高くなった場合は途中で刻んでみる


という感じです。

でも新しくてきれいなFLIXBUSでも7時間移動は十分しんどかったので、ウィーンまで一通で11時間乗らずにすんでそもそも良かったのかもとも思いましたよ。


その他のFLIXBUS情報はこちら

FLIXBUS、謎のエラーAD04でクレジットカードが使えない!さあどうする?!
初FLIXBUSはブダペスト→クラクフの夜行便だったよ :) ~バスで行くクラクフと到着初日に便利な安宿情報~


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2018年6月19日火曜日

ヨーロッパの全自動洗濯機はヒジョーに長く難しい



東欧を長めに放浪してるので、もちろんときどき衣類は洗う。

東南アジアだと$1前後でランドリーに出せるのだが、ヨーロッパの安宿では宿の洗濯機を有料で使わせてもらうのが多い印象。


しかしつくづく思うのだがヨーロッパの洗濯機は使いにくい!

なんというか、操作がわからん上に何とか動いたと思ったら今度はぜんぜん終わらないという状態によく陥るのだ。

知っておかないと地味にハマると思われるので、ここではヨーロッパで普及してる?感じがする機種を通し、




について考えてみたい。

■使い方がわからないヨーロッパの洗濯機

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ルーマニアになるのだが、よく見たのはFinluxというメーカーの洗濯機。
見た目にはごく普通のドラム式洗濯機で、全自動だからボタン一つで簡単だろう。。

と思ったら大間違いで、まず英語表記が無いのでどうやったら何をしてくれるのかサッパリである(^_^;)

正解は、右のダイヤルでプログラムを選び、


真ん中あたりにあるスタート/ポーズボタンで開始したり一時停止したりする。


ダイヤルにはいっぱいプログラムがあり、洗濯だけでも普通、弱め、早仕上げ、とかいろいろある感じ。
それ以外にすすぎだけとか脱水だけみたいの、そしてなんだかわからないのもある。

まずここで正しいプログラムを選ぶのが一苦労である。

■洗濯プログラムが長い!止められない!

で、ルーマニアのある宿に置いてあったFinluxでなんとなく1番普通そうなのを選んで動かしたのだが、これが2時間経っても終わらない orz

そんだけ洗ったらもう十分だろう!

と思うので途中で止めて洗濯物を取り出そうともしたのだが、ポーズにしてもオフにしても(!)ロックがかかっていて開けられない。

このときはスタッフもよく操作が分かっておらず、これ、壊れててもう出せへんのちゃうか?わしいつ出かけられんねんと絶望的な気分になったものだ。

で、しょうがないので書いてある機種名を頼りにネットで探したら、


まったく同じではなさそうだがマニュアルがあった!

>> Finlux QPO1042CB1 manual

この12pに書いてあるのだが、上記のFinluxの機種は、


  • ポーズしてオフにする
  • DrainかSpinを選んで、それをスタートし終わらせないと開かない


のであった!

オフにしたら強制終了せいよフツー!と思うのだがFinlux様はとにかくプログラムが完了まで行かないと天の岩戸を開けてくれないのだ。

さらに何かのプログラムが終わって2分後まで扉は開かない。
何なのその無駄なセキュリティ!!

■ヨーロッパで洗濯機を使うときの注意点

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また他の宿で使わせてもらった洗濯機で、基本的に乾燥までプログラムに入っているので、一度始めたら乾燥完了まで数時間かかるというものもあった。

なんでそんなに念入りなのヨーロッパ洗濯機。。

なので教訓としては、なるたけ早仕上げぽいプログラムで洗うというのがいいと思う。
Finluxだと人がダッシュしてるアイコンのプログラムがあるのでたぶんそれだ。
そして乾燥は外す!

また止めてみても洗濯物を取り出せない場合は、


  • 洗濯より短いであろう脱水プログラムに切り替え
  • その上でそれが終わるまで待つ


というのをやると、いつ終わるかわからない通常洗濯の完了を待たずに済む。
Finluxでは渦巻きみたいなアイコンが脱水のはずだ。

なんつーか目安が何もないのが1番の問題で、20分コースとか、なぜ時間でメニューを書かんかと小一時間言って聞かせたい僕様である( ̄∇ ̄


その他、ヨーロッパの洗濯事情はこちら

東ヨーロッパ、洗濯無料の宿5選


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2018年6月17日日曜日

ルーマニアのおすすめ安宿3選~ブカレスト、ブラショフ、クルージュ=ナポカ~



ルーマニアを転戦して、ホステルだったらここしかないな~~というところを各地に見つけた。

自分がホステルで気にするのは安さとともにセキュリティや自炊ができるか?など。

しかしルーマニアで自分の求める条件を満たす良宿は街ごとに少しずつしかない。

ので、

  • ブカレスト
  • ブラショフ
  • クルージュ=ナポカ

で足で探したナイスなホステルを紹介してみるぞ(・∀・)

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2018年6月13日水曜日

ルーマニア、ブラショフ→クルージュ=ナポカの最安バスは65レイ



そんなわけでルーマニア旅は続く。

ドラキュラ城のブラショフからさらに北西の地方都市、クルージュ=ナポカを目指し動く僕様。
時間的にバスで5時間、鉄道だと遠回りするのか7時間の距離だ。

鉄道は夜行もあり、それで1泊浮かすということもできるのだが、今回は先を急ぐのでバスを選択した。

ここではネットで安いバスを探す方法や、ブラショフからクルージュ=ナポカの最安バスにつきレポートしてみます。

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■ルーマニアのバス検索サービス

ルーマニアの移動はやはり高く、宿で聞くとクルージュまでのバスはだいたいどこも100レイ≒$30弱くらいするという。

しかしルーマニアにはバス比較のサービスがあり、宿の人が検索してくれた。

>> Autogari.RO - Bus companies

すると唯一65レイという格安の便を発見!!

AXISという会社のバスで、15時発の20時前着というかなり中途半端な時間帯だが、他の4割引きと思うと選択せざるを得ない。

20時というと日が暮れてイヤと思うかもしれないが、夏のルーマニアはその時間はまだ夕方でぜんぜん明るいので無問題なのであった。

■ブラショフの宿から駅前のバスターミナルへ

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というわけで移動の当日、宿から市バスで長距離バスターミナルのある駅前に出た。

ヨーロッパの公共交通機関はセルフでチケットを買い検札するので、それも含め駅前までの出方をここではまとめる。

ブラショフ宿から駅へGO

クルージュ行きのバスは駅前のバスターミナルから出ている。
というわけで泊まっていたEvil Crownからすぐのバス停から駅へ向け出発。


4番のバスで駅前に出られ、運賃は2レイ。
60円弱はウクライナのトラム8円(笑)に比べると高いが、まあウクライナが安すぎやね(^_^;)

ちなみにブラショフのバスはシングル・チケットがなく、2回分からしか買えない。
ブラショフ駅から宿に出るとき買ったのを大事に取っておいたのでそれで行けました。



バスではValidateを忘れずに

またヨーロッパなのか東欧だけなのかは分からないのだが、公共交通機関ではチケットを買うだけではダメで、乗るときにValidateというのが必要となる。

こういうマシンの口が開いてるとこに差し込んで、チケットに印字してもらったり切り込みを入れてもらったりして初めてチケットは有効。


要するに昔、駅員さんが切符を切ってくれてたのをセルフでやるということでんな。

そしてこれをやっとかないと最悪係員に見つかって罰金となる。
罰金はどこの国でも50ユーロくらいかかるそうな。

駅前バスターミナル到着

4番で駅前に着くと、その隣にAutogara 1のバスターミナルがある。



バス検索サイトでチケットはドライバーから買ってねと書いてたので、売り切れないように2時くらいに着いた。

ちょっと早いかと思ったが、バスは大きめのバンみたいなやつで、予約してなければ席は先着順。
早めに行って席を押さえるのが得策です。

■最安バスでブラショフを出発

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最安のバスはけっこう満員になる。

しかしチケット販売は出発直前、車内で行うので早めに席だけ押さえてしばらく待つことになる。

これが激安バスAXISだ

そんなわけでそのバスがこれ!なぜか他のバスより激安のAXIS様である。


行き先を確認すると、確かにCLUJの文字が。
近くにいたドライバーに聞いたら確かにクルージュ=ナポカ行きであった。


しかしちょっとびびったのが、ドライバーの「予約してる?」の一言。
いやしてないけど?と言ったら別の係員に確認しに行き、結局大丈夫であった。

でもひょっとしたら電話で予約しといたほうがいいのかもしれないね。
だったら予約サイトにそう書いといてくれとも思うが。。

チケット購入は発進前

とりあえずちゃんと空きはあったようで、荷物をトランクに入れて座席に何か置いて席を確保するように言われる。

で、チケットを買おうとしたら、後だ、とのこと。
チケット販売は出発前に全員まとめてやるのであった。

というわけで席にパーカーだけ置いて確保し、しばらく駅前をぷらぷらし、出発前にバス内でチケットを購入。
サイトにあった通り65レイ≒1,800円くらいであった。


ちなみに途中でヨーロッパでは非常に珍しい無料のトイレが使えるガスステーションに立ち寄るので、逃さず使っておくよーに。

駅前はスリに注意

ちなみに駅前はジプシーぽいひとが物乞いをしているので注意が必要だ。


物乞いだけならいいのだが、子どもジプシーがスリを試みてる感じもする。
自分も気づいたら背後に子どもがいて、気づいて振り返ったらびくっとしていたので。。

ジプシーの文化は尊敬に値するものもあるので、もしスろうとしてたんだとしたら残念だ。

■クルージュ到着!

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出発後バスは快調に進み、情報通り5時間かけてクルージュのバスターミナル、Autogara Betaに到着。


市内のあちこちにバスやトラムが出ている駅前には少し歩くが、まあ5分くらいで着く。
8時過ぎでも全然明るいので安心やね。


自分的にクルージュで1択と思っている安宿、Ove'sもここから101番のトラムで行けます。

ちなみにAXISのバスはクルージュのマクドナルドを過ぎた辺りでも停まるのだが、そこで降りればOve'sに歩いて行けそうにも思う。

初めてでそんな微妙なところで降りるのもアレで見送ったのだが、誰か勇気のある人は試してみてください(^_^;)

そんなわけでブラショフ-クルージュは確か夜行の鉄道もそんなに高くなかったと思うのだが、なぜかバスは高いので昼に動きたい場合にはこのAXISバス1択であるように思う。

ただ出発時には完全に満席だったので、やはり電話で?予約はしておいたほうがいいのかもしれない。


その他、ルーマニアの移動に関する情報はこちら

ルーマニア、スチャバ→ブカレストの移動はバスが最安だぞ
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2018年6月11日月曜日

鉄道でルーマニア旅!ブカレスト→ブラショフ移動は半額のR列車で



ウクライナの寝台800円という激安に慣れてると、ルーマニアのある意味まっとうな鉄道価格はかなり高く感じる。
同じ1晩の距離が3,000円以上するのだから(^_^;)

しかしルーマニアの鉄道は種類により値段が違い、遅い列車はとても安い。
長距離でなければそれほど時間も変わらず、これは活用したいところである。

ブカレストからブラショフに関しては、RIRという2種類の便が運行している(知らんだけで他にもあるかも)。


  • R:Regional
  • IR:InterRegional


の略だと思われ、Rのほうはおそらく鈍行である。

IRのほうは地域をまたぐ列車で、途中駅を飛ばす分早くなるのだが高い。
ブカレスト→ブラショフだとRの倍額で、その代り1時間早く着く。

ブカレスト-ブラショフ間は170km程度であり、鉄道で半日くらいの距離。
なので鈍行でも大して時間は変わらず、3時間が4時間になるのが気にならなければ半額で動けるのだ。

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■ルーマニア鉄道、ブカレストはNord駅が玄関口

ブラショフ行きの列車はブカレストの市内北方にあるGara de Nordから出ている。

Garaは駅、Nordは北という意味で、北の駅というそのまんまのシンプルなネーミングだ。
Nord駅までは地下鉄が出ており、アクセスは特に難しくない。

Nord駅には地下鉄ですぐ

Nord駅は多くの長距離便が出発する。
ブルガリアやオーストリア(!)まで行く国際列車もここからだそうな。


自分の泊まったアンティーク・ホステルからだと最寄りのPiaţa Unirii駅からM1線で一本、30分もかからなかったと思う。

注意点はこの駅からはM1とM3が途中まで路線を共有してるので、間違ってM3に乗るとNord駅に着けない。
DRISTOR 2行きのほうがM1なのでちゃんと表示を確認しましょう。

M1とM3はエロイラー駅で枝分かれするので、M3に間違って乗ったらここで乗り換え。


同じホームからM1も出ているので、DRISTOR 2行きを待ちましょう。

昼間は特に危険を感じない

またNord駅周辺はブカレストで1番治安が悪く、置き引き・スリに注意との情報を見て警戒していた。
しかし昼間の駅はごく普通に旅客が行き来し、危険な感じはまったくなかった。


街歩きするわけでもなく、地下鉄から直結の鉄道駅に出るだけならそこまで気にしなくてもいいのかもしれない。

でもまあ油断せずにね。

■ブカレストNord駅で半額の鉄道チケットを買う

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Nord駅で聞いてみたところ、やはり情報通り、RはIRの半額というか半額以下の値段であった。

売り場はでは英語も通じるので、Rの安いチケットある?と聞けばよろしい。

チケット売り場はこんな感じ

ネットではRとIRでチケット売り場が違うという情報もあったのだが、実際には同じところでどっちも買えた。

ネットで書いてたRのチケット売り場はもう使ってない感じだったので、何かシステムが変わったのかもしれない。


売り場↑はみんな並んでるのですぐわかります。

Rは半額以下、24レイ

窓口で聞いてみるとやはり列車によって額が全然違うのは本当で、


  • IR:49レイ
  • R:24レイ


とRは思いっきり半額以下。
なんとなくRは本数も少ない感じ?だけどそんなもん絶対そっちでいいっすよ。。

売り場では英語も通じ、簡単にゲットできたこれがチケット。


この便は終点がブラショフなので乗り過ごさないのが地味に良いと思う。

■初のルーマニア鉄道でブラショフへ移動

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というわけで首尾よく半額チケットもゲットし、あとは乗るだけ。

ルーマニアの鉄道はこれが初めてで、ブカレストからブラショフへ4時間の旅は実はかなり暑かった(^_^;)

同時に電源があるなどけっこう便利でしたよ。

鈍行列車Rの所要時間

自分が乗ったのは14:20-18:10だから4時間弱、列車は2階建てだった。


ちなみに鈍行なので掘っ立て小屋みたいな駅も含め全部停まる感じです。

便利なルーマニア鉄道

そしてこの列車、なんと全コンパートメントに電源が付いていて、充電できるのがチョー便利。


また駅はたまにフリーのWifiが飛んでるところもあり、長く停まるときには繋いで使っていた。

日陰側の席を確保せよ!

で、初めて乗ったルーマニアの鉄道だが、夏の昼間は太陽が差し込む側の席が暑い!!
クーラーは入っているのだが、窓にシェードが無いので焼け石に水。

ブカレストを出るときには満席に近く、涼しい日陰側の席から埋まる。
夏は早めに行ってそっちを確保するのがオススメだ。

日向の席はみんな逃げて誰もいなくなる

ちなみにクーラーは座席のトレイと席の下から出ています。


途中通り過ぎるルーマニアの郊外は美しく緑が溢れ、涼しい側に座って景色を眺めていれば4時間とかすぐっすよ~~^^



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