そこに書いた通り、最初に10万円も投資すれば、普通の日本人にも住みよい快適な場所にしてしまうことは可能である。
ただ10万も出すのであれば、いろいろ設備が整った一軒家を借りて住むのも選択肢になってくるだろう。
知り合い同士で、なんとか安い家を探しだしてシェアすれば、さすがに家賃2,000円はムリだが一人あたり5,000円くらいは不可能ではない。
だから普通はそっちでいいのかもしれない。
しかし月2,000~3,000円という値段で、ひと月あれだけのスペースを押さえられるのは、新興国とはいえものすごいこと。これは何とか活用できないだろうか?
■激安コスを有効活用する
というわけで2,000円の6畳1間をビジネスとして有効活用する方法を考えてみる(・∀・)まずベタだが、安宿にするというのは考えられるだろう。
コスをローカル宿に改装する
まず居室を一つ押さえて、壁紙を貼り、寝具、扇風機くらいは置くとそれらしくなる。ちょっとした改装で殺風景なコスも居心地良くなる |
安いコスも前の住人が投資したのか、トイレが洋式になってるところも少ないがある。
ので、そういう部屋を使うといいかもしれない。
自分が見たことあるのは、洋式ではあるがプッシュで流れたりはせず、自分で水場の水を汲んで流すタイプ。
それでも足腰の強さが求められるアジア式よりはものすごく楽である。
共用スペース部屋を作る
また、寝泊まりできる部屋と別に共同で使える共用スペースを作って、有料で開放するというのもいいかもしれない。ホットシャワーとキッチンを付けて、宿泊客には無料で、その他外部の使いたい人に1回いくらとかで貸す。
バリはものすごく外食が安いこともあり、特に単身者などキッチンは毎日使うものではない。
だから自分の部屋に投資してキッチンを付けるというのはちょっと負担だ。
しかしみんなで使う場として、使いたい人で集まって投資し、さらに有料で貸して回収すると割に合う。
コスト的にも冷蔵庫など共用スペースに置いて共有すれば電気代が段違いに安くなるので、プラスマイナスでかなり早く投資回収できるような気がする。
冷蔵庫は一つ置くだけで電気代が4倍に |
こういう共用スペースが使えるドミトリーなら1泊500円くらいは取れるんではないか。
立地のハンデ
コスはローカルな住宅街にあるので、旅行者にはちょっと来にくい。来るにも観光に出るにもバイクが必須となる。
だからそれも貸し出しすればいい。
バリを本格的に楽しもうと思ったらどっちみちバイクは必須だから、場所が中心から遠いのはそこまでハンデにならないと思う。
日本人はバリと日本を行ったり来たりすることが多いから、帰国してる間にバイクを貸せばちょっとした小遣い稼ぎにもなる。
そういう橋渡しの場にしてもいいね。
■「ビジネス」の留意点
大きな問題は「外国人はそもそもお金稼いじゃダメ」ということだ。
なので法的な問題に引っかからずに投資を回収するためには、現地人と組んだり、あくまで自分の住む住居として使ったりという工夫が必要だ。
外国人はお金稼げない(^_^;)
外国でビジネスをやるには、それ相応のビザや労働許可がいる。しかしインドネシアで労働許可を取るのは簡単なことではなく、年間ビザ代だけで20万円(!)もかかってしまうという。
インドネシアは外資でも会社を作れる数少ない新興国だが、資本規模は3,000万円から。
無理じゃボケ(T▽T
よってこういうスモール・ビジネスではまったく割が合わない。
かと言って闇でやってると、最近は厳しくなってきたので摘発されて罰金&強制送還&しばらく入国禁止のトリプルコンボを食らうハメになる。
※摘発されなきゃいいということではないので念のため(^_^;)
この美しいバリに何年も来れないなんて、それだけで人生の損失だ!
あくまで自分の住居への投資として
なのでバリ人や、こちらで既にビジネスしてる日本人などと組んで、あくまで自分たちで使う設備のコストシェアにするのが合法で簡単だと思う。お金を出し合って設備を整える。で、バリ人に運営してもらって収益も、部屋代やメンテを含むランニング・コストもそっちでお任せ。
ただ投資した部屋や設備はもちろん無料でずっと使わせてもらう。
バリに来た際、短期なら自分で部屋を借りずにここに無料で入るのもいいし、帰国してる間の荷物預けに使うのもいいだろう。
お金は稼げないが宿泊費、メンテ費、ランニング・コストなどの分でこつこつと「回収」してると思えば、いずれ最初に出した分くらいは元が取れる。
どれくらいで投資回収できるのか?
コスをそのまま使うよりもずっと快適に過ごせるし、いつでも帰れる場所がバリにできるし、バリ人も儲かるしで言うことなしである。以前計算した自分のバリの生活費からすると、これで家賃と光熱費が無料になるので、月あたり5,500円が浮くことになる。
10万円かけたなら、18ヶ月の滞在で元が取れる計算だ。1年半というと長そうだが、自分みたいに毎年半年くらいいる人間には3年で回収完了なわけで、現実的な期間だと言える。
ただ上記はローカル暮らしが前提で、もし町なかのドミトリー宿で暮らすとすると1泊500円くらいとして、ひと月1万5千円はかかる。
だから10万/1万5千=約半年で回収ということになる。数人でやったらもっと早い。
■日本人コミュニティも作れる?!
さらに少しずつ、数年かけて安コスの部屋が空く度に日本人で押さえていけば、いずれ日本人のコミュニティにすることも可能だと思う。出資した人はベッドが空いてさえいればいつでも無料で滞在できるので、チョー便利なはずだ。
コスのガーデンで日本語で談笑できる(・∀・) |
少しずつ改装していけば、気付いたら洋式トイレとホットシャワーくらいは当たり前、宿泊客の外人と交流もできる、バイクも完備、なのに無料で住める?!なんていう素晴らしい場所に変わっているのではないだろうか。
でもって住民の多くが日本人になったら、格子とかセキュリティちゃんとするから外側に窓付けさーせーて!という交渉もできるかもしれない。
するとバリにとても珍しい風通しのいい家屋ができることになる!
なんてステキ(・∀・)
※バリではセキュリティのため、家の表にしか窓がないので風が吹き抜けず暑苦しいのです。
。。まあ、安いところってなかなか空かないけどね(^_^;)
でも初期投資もお小遣い程度で、けっこう現実的な案だと思うんだけど?!
誰か一緒にやりませんか~~~(笑)
その他のバリのローカル・コス(アパート)情報はこちら
ハングリーに生きろ!これがバリのアパート、ローカル・コスだ!バリ、家賃2,000円のローカル・コス(アパート)にちょこっと投資して快適に過ごす!
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