2015年11月1日日曜日

棚田に水を巡らせる



なんとなく畦もでき、今やってるところはほぼ完成かなー。

と思っていたらとんでもない!

今の田んぼは夕方に水量が増えます。だからその時はすべての田んぼにきれいに水が入る。でも昼間は本当にちょろちょろ。。という感じ。

時間帯により水が枯れる
で、そうなってみると分かるんだけども、下のほうの田んぼに水が全然いっていない。自然農田んぼですですので、これでは草ボウボウになってしまいます。

一応、高低差に合わせて田んぼを分けたつもりなんですが、水を通してみると水の溜まる田んぼとそうでない田んぼができてしまう。


同じ田んぼでも水が溜まるところとそうでないところがある。


これは高低差を本当には活かせていないことを意味しています。水がそれを教えてくれているのです。

やっていて分かってきたのですが、取水口のところで段差がないと(当たり前だけど)水は入ってこない。その段差もそれなりにないと水の勢いが無く、入りにくいように見える。


段差をきちんと作らなければならない
さらに(当たり前だけど)その取水口の段差と同じかそれより低くないと、田んぼに水は巡らない。

では深くすればいいのかというと、それも違う。必要以上に深く掘ると、それより下の田んぼはもっと掘らねばならなくなり、労力的に限度を超えてしまう。畦も明らかに巨大化していく(^_^;)

一部肥大化した畦( ̄▽ ̄
そんなわけで

  • 取水口に必要十分な程度の段差
  • その低さに合わせた最低限の深さ
で田んぼを作ってくといいみたい!と気付きました。深くせんと水が入らないと思って、無駄に深くしてたところは段差以上には掘らない!ということで埋め戻し。それに従って畦のサイズも正常になってゆく(笑)

やってみると、昼間のちょろちょろ水量でも少しずつ水が入っていく!!

取水口を改善し、少しずつ水が入り始める
でもよく考えると、農園主さんが最初の田んぼを作って見せてくれたとき、取水口の周りをそうやって掘ってたんですよね。無造作にやってましたが、あの作業にこれだけの意味があったとは!

見てたけど見てなかった。そのことも、水が教えてくれたように思います。

スポンサーリンク


スポンサーリンク


0 件のコメント:

コメントを投稿